INFORMATION
top-red

石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
石好きさんも、これから石好きさんになる方も、どうぞ覗いてみて下さい。

※これまで楽天ブログを利用してきましたが、最近、KUROのパソコンで楽天関係の表示が非常に遅く、更新作業にも支障が出ているため、楽天ブログをストップし、こちらに移行することにしました。 過去記事は今まで通りご覧いただけますが、掲示板や記事へのコメントもストップしておりますので、こちらにコメントいただくか、画像掲示板web拍手の一言メッセージ等をご利用ください。

石好きサイトを結ぶ近道リンク(別館サイト内) 


石の素材サイト 5・23       ブログの保存版別館サイト。 11・1
  

画像掲示板です            どんどん増えてます!
  

ブレスなどハンドメイドのためのセカンド・ブログ



※当サイトの文章・画像等の無断使用、転載は固くお断りいたします。
 バナー以外の画像への直リンクもご遠慮ください。

いろとりどり

mix

……ブラジル産トルマリンです。
色美しく、結晶の形もなかなかにおもしろく……しかし、ハマると怖い宝石鉱物。
それがトルマリン。
だって、きれいなものは、小さいくせに高いんですもん。

だから、結晶は頭(先端)がなければ、とか、単結晶はおもしろくない(失礼……)とか、できれば水晶とくっついて、とか、いろいろ条件を付けて、手を出さないようにしてるのに、それでも時々負けます。

今回のトルマリンは、速攻で陥落しました。
大きさは2.5cmほどですが、この色!

一応説明しますと、途中まで芯はピンク。その上を青と緑のグラデーションの層が覆い、(ここまではウォーターメロン?)さらにその上を黒……またはそれに近い濃色が覆っているようです。
一番外側の濃色層のために、普通に見ると、色合いはあるけどどす黒い感じに見えてしまってます。

しかし、私は透明感のある石は、一応透かして見る癖があるので、透かしてみて一発KO。
だって、写真のように見えるんですよ〜。

この色の変化は、水晶にはありません。
これはもう、トルマリンの勝利。フローライトならちょっとは張り合うか……いやトルマリンの勝ちかも。

さて。
腐っても鯛、小さくても宝石鉱物。
財布にはかわいげのないこの手の石を、少しでも安く買おうとするなら、策を講じなければなりません。
一品ものの石をセレクトして仕入れてくるようなお店は、きれいな石に出会える確率は高いけれど、比例して値段も高い。
玉石混淆でごそっとまとめて仕入れてくるような店は、きれいな石率は低いけれど、値段も低め。

高確率をねらうか、可能性に賭けるか。

それとは別に「専門外」をねらうという方法があります。

たとえば、化石や翡翠を主に扱う店が、ついでに仕入れてきた他の種類の石。ルース屋がたまたま持っていた原石。エスニックのアンティークショップが石を売っていた例もあります。
それらは主力商品ではないので、店はそれで儲けようとは思っていません。
それでも、石を扱う店の人が目を留めて仕入れてくるので、玉石混淆よりはグレード高め。
その割に安いことが多いのです。(逆に相場を知らなくて高く付けてしまう場合も)

これらの場合はここに石ありと掲げているわけではないので、とりあえず覗いてみるこまめさと、自分で石の質と相場を見分ける労力が問われます。
そして時の運も。

実はこの石も「専門外」の裏技で見つけた石。
手間と時間と労力はかかるけれど、見つけたときの喜びは最大級です。

絹の輝き

シルキー

ブラジル産のシルキー・クォーツです。
名前の由来は一目瞭然。

水晶の中に絹糸のような繊維状のふわふわ内包物が入っているから。

このふわふわは角閃石(アンフィボール)と言われてますが、アンフィボールも細かく分ければいろいろなので、詳しくはどういう鉱物になるのかはかなり不明。

たいてい日記を書く前には、「間違いないよね?」という確認の意味を込めて、ネタにする石を検索してみることにしています。
たとえばファーデンのクラスターを登場させようとして、個人的にはあんまり見かけないように思うので、「珍し目のクラスター」と書くつもり……でも本当に珍しいのか一応は検索、というわけです。
たまたま私が見てないだけで、実はたくさんあったりするかもしれないし、最近どっと出た(だから自分も買えた)のかもしれないし。

今回もシルキー・クォーツで検索。
……意外に、というか、やはり……というか、少ない

意外に、というのはアンフィボール(角閃石)入りというと、けっこうあちこちで見かけるために、少ないという印象がないから。
やはり、というのはシルキー・クォーツは我が家でふたつめ。(ひとつめはこちら
好きな内包物なのにふたつめで、思い返してみればブラジル産水晶を扱うあのお店でもこのお店でもミネラルショーでも、見かけないことの方が多いような……そんな記憶があるからです。


角閃石入り水晶は、さほど珍しくもないはずなのに、シルキー・クォーツはどうして少ないか。

思うに、「シルキー」の名前の幅が、思ったよりも広くない……逆に言うと「シルキー」は、けっこう条件の厳しい名前なのだと思います。

まず。
ルチルと間違われるくらい、しゃっきりした針状では、シルキー……絹とは言えない。


ラン水晶と呼ばれるタイプは、色が付いていることが多く、質感もフェルト状に見えることが多いので、これもシルキーの範囲外。
そもそもシルキー(絹のような)ではないから、ラン(ポルトガル語で羊毛)という名前で呼ばれているのでしょう。


つまり「シルキー」の条件は、針状ではなくあくまでも繊維状で、しなやか。
色は白〜クリーム色。あまり濃い色は不可。


しかし、柔らかそうで白かったらそれでいいかというと、もうちょっと条件が厳しそうです。


白くて柔らかくて角閃石だけれど、こういう状態では「シルキー」な繊維っぽい質感が足りません。
これはエンジェル・クォーツとかエンジェル・ファントムと呼ばれてます。

ヒョウ柄
細くて淡い色でも、太さがバラバラでまとまりがないと「シルキー」っぽくないし。

このほどさように「シルキー」の条件は微妙。
個人的なわがまま条件も入ってますが、「シルキークォーツ」の名称でヒットしてくるものが意外に少ないのは、やはりシルキーの条件が厳しいことを意味しているのではないでしょうか。
(産出量も少ないのだと思いますが)

その点、今回のシルキーは、かなりシルキー度高し。

白さ、細さ、しなやかさ、柔らかさ、上品なかがやき。
うむ、シルキー。


ところで、シルキー・クォーツを検索していて、いくつか「?」なものも見かけました。
ひとつは
イエロー・ミルキークォーツとも呼ばれるこれ。(……に見えるもの)
イエロー・ミルキー

スターが出るので、細かい細かい針状結晶が内包されているようですが、繊維状ではないし。
ふわっとにじむような輝きがシルキーだとでも?
でも……これはミルキーであってシルキーではないと思います。

もうひとつは……
オパルセント

オパルセント・ガラス。
オブシディアンオパールとかオパライト、変なところでは人工ムーンストーン(←人工と言えるほど似てないので、これをムーンストーンの人工ものとは認めたくありません)。
これのどこがシルキー!

ああ、チェリー・クォーツ(ストロベリー・クォーツではない)をシルキー・クォーツと呼んでいたところも……。



隕石伝説

メテオラ

”メテオラ・クォーツ”です。
コロラド州Ouray郡で採れる個性的なミルキー・クォーツで、1997年コロラド上空を通過した隕石が地上に落下したように思われたので探したものの、隕石は見つからず、代わりに水晶の露頭を発見し、その晶洞をメテオ・ポケットと名付け、そこで採れた水晶がメテオラ・クォーツと呼ばれるようになったようです。

最初にメテオラ・クォーツが見つかったのがこのメテオ・ポケット。
他にないかと探した第2次の採集で見つかったのがバーガーキング・ポケットとオハイオ・マイン。
今回の石は、オハイオ・マイン(鉱山)のものです。

ところが……隕石が落ちたかも、という話と「メテオ・ポケット」という名称が一人歩きしたらしく、私がこの水晶を知った当初は、隕石のクレーターから見つかった。アリゲーター・スキンと呼ばれる独特の表面のようすは、隕石の衝撃に起因するものだ……という何ともわくわくする説明でした。

まあ、クレーターを作るほどの隕石が墜落したら、いかに地中の水晶でも割れてしまうでしょうし、クレーターができたすっとあとに水晶が成長したのなら(そんなことはないと思いますが)、隕石と結晶の個性を結びつけることはできません。

コロラド州にクレーターなんかないみたいだけど……?

から始まって、実は隕石の代わりに見つけた水晶と言うことがわかり、コロラド州よりさらに詳しい山地がわかり、同じ山地でメテオラの名前が付いていない、そのためにずっとお値打ちな水晶を探すことができたり、この水晶にはいろいろ楽しいエピソードがたくさんあります。


さて、海外サイトの説明では「アリゲーター・スキン」と表現されていたこのミルキー・クォーツの表面は、実はいくつかタイプがあります。
一つは今回のように小さな米粒状結晶が表面を覆ったドゥルージー・タイプ

もう一つは小さな錐面ががぎゅっと固まって一続きの面を作っているような「鱗風」


さらにもうひとつは、きめ細かいキャンドル状というか、柱面を半透明の小さな結晶が羽毛のように覆っているタイプ。


ふつう、ミルキー・クォーツというと白は白でも半透明、例えて言えばカルピスのような半透明白であることが多いんですが、メテオラと呼ばれるこの水晶たちは、際立って白いです。
20センチを越えようかというビッグ・ポイントの写真を見せていただいたり、お店にあった実物をしみじみ見たことがありますが、それだけの大きさの純白のポイント、しかも表面が前述したような鱗やドゥルージーや羽毛のような結晶に覆われている……という風情は、隕石云々の話をきれいさっぱり忘れても十分以上に魅力的。

目指せ、いつかはビッグ・ポイント!なのです。
メテオラ・クォーツの正体追跡行のおかげで、Ouray郡のメテオ・ポケットやオハイオ・マインだけでなくだけでなくその周辺や、お隣のサン・ジュアン郡などでも個性派ミルキー・クォーツが出ることがわかっているので、ちょくちょく水晶の産地に注目しています。

ただ……なぜだか高いんですよ、この水晶!

新たな希望は、キシコでも同じような水晶が出るメこと。
そっちにも期待です。





ワイルド・ルチル

荒ルチル

ルチルの輝き、華やかさ、繊細さ。
それらをすべて裏切るように……それでもルチル(入り)。

荒ルチル2

ルチルにあるまじきつや消しグレーのルチルは、やや灰色がかった水晶の中に埋もれ、光に透かすことでやっとルチルらしい姿を現します。

そのようすの、なんと荒々しいこと。

一般的基準で言えば、決してきれいではないけれど。
この荒々しさがこの石の魅力。

持ち主の思いが石のパワーになるのなら、堂々と言っちゃおうじゃありませんか。

カッコイイ……。

私が石の浄化をするとしたら

注:ものすごーく長い、まとまりのない話なのでご注意下さい


私は、石の浄化をしません。

しない理由は、まず、私の石の入り口はパワーストーンだったけれど、石に興味を持った頃は浄化という概念はなかったので、なじみがないから。
私にとっては「浄化」は、いつの間にか持ち込まれた後発の概念で、あとからやってきたのに「必ず浄化しましょう」「浄化が足りないから○○だ」といわれたって、まったくピンとこないのです。

もうひとつは、石の鉱物としての側面にも興味があるので、物理的に石にダメージがあるかもしれない行為は嫌だということ。
私の石は、時に土が付いていたり、しかもそのワイルドな風情が好きだったりするので、物理的に浄化という行為が無理な石もあります。

そして……これが最大の理由かもしれないのですが、ちまたで言われている浄化の説明が、どうも納得できないのです。

最初に「浄化しない」と言っておいて「納得できない」というと、私が鉱物系石好きだから否定しているのだと思われるかもしれないので、逆説的に「私が浄化をするとしたら」という方向から話を進めてみます。
その方が「納得できない」と思う理由がはっきりすると思うので。
どちらかというとイメージ的な理由なのです。


私が浄化をするとしたら。
なぜだか知らないけれどそんな気分になって、やってみるとしたら。

まず。
浄化は「洗浄」ではありません。指紋がついたから拭こう、ワイルド好きといってもこの土だらけは困るから洗おう。
そんなことなら今でもやりますが、これは「浄化」ではないでしょう。
水で洗い流すという行為は同じだったとしても。

第一条件として、浄化は、どのような行為であれ、本人がこれは浄化であるという認識を持っていてはじめて浄化である。
そういうことにします。

当然、実際の行為を伴っていても「浄化」はイメージに根ざす行為です。
ですから、こうすれば「浄化」できる。本人がそう思う、思えなければ浄化にはなりません。
「これでいいのかなあ……」と迷いながらやったり、やったあとで「あああ、石にダメージが!」では、浄化も何もあったものじゃない。

ここで第二条件。納得できる方法で。

私の場合は、石にダメージが出る方法は論外。
塩はだめ、塩水などもってのほか。直射日光も避けたいです。
しっかり浄化するなら塩で! と力説されたとしても、だったら少々浄化しきれなくてもいいから塩は避けます。
他人事ながら、塩水に長時間つけ込みはやめましょう!と逆・力説します。
そんなコトしたらクラックに塩水が染みこみます。塩が中に入ります。
へたすると「塩吹き石」になっちゃいますよ。
※ずっと昔、塩の結晶を作ろうと黒い陶器の器に塩水を作って蒸発させたら、陶器の器のひびに塩水が染みこんでしまい、洗い流したあとも、ひびに添って塩が吹き出てきて困ったことがあります。

私が浄化に持ち出すとしたら水晶ですが、石によっていろいろダメージが出ることが考えられるので、とにかく調べて、やばそうな方法は避けます。

石好き危うきに近寄らず。

まあ、ダメージがないだろうと思われる方法で、一般的なものは、
(1)セージ
(2)音(シンギングボールなど)
(3)月光
(4)クラスター
……でしょうか。

ここで、第二条件の「納得できる方法」をさらに掘り下げます。
ダメージが出たら嫌だ、というほかに「これなら浄化できるだろう」「なるほどこれは浄化だろうと納得できるのも第二条件のうちだからです。

そこで、ちょっと順序が前後してますが、改めて考えます。考えてみなければなりません。

「浄化」って何を浄化するんだろう?

えーと、これは、私だったら、何を浄化したくてその気になるんだろう……という意味です。
たいてい以下のケースでは「浄化しましょう」と言われていますが、どのケースでその気になるか。


●石が手元にやって来るまでにいろんな人に触れられて影響を受けているから。

……石が手元にやってくるまでには、誰かが掘り出し、運ばれ、売られてこなければなりません。
当たり前です。
逆にたくさんの人が関わってくれたからこそ、私の手元にやってきてくれたんです。
そんなことを気にするなんて、触れただけで(悪い)影響が出るなんて。
そういうことがあったとしても、ここはひとつ、ハッタリ込みで……そんなことに私、負けません、と言いたい。
どっちかというと、これは、皆さんのおかげでこの石を手に入れることができました。ありがとう。
……じゃないでしょうか。浄化しなければという気分にはなりません。
ま、軽く洗い流すぐらいはしますけど、浄化と思っていないので浄化ではありません(第1条件)。

お店に並んでいる間に、いろんな人にさわられて……。
いろんな人が気になって取り上げた。それは、それだけその石が気になるいいい石だったということ。
でも、そういう人たちの所に行かずに、私の所に来てくれた。……ラッキーじゃありませんか。
「欲しい〜でも買えない」そう思われたことが何だと言うのでしょう。どっちかというと褒められたに等しいような気がします。(みんなにそう思われた石を買っちゃった〜←性格悪いかも)


●石を買ったら体調が悪くなった、悪いことが続く。
 何か良くないものが入っているかもしれないから浄化しましょう。
 
……以前にも述べましたが、私の場合、新しい石が手元に来て体調が悪くなったら、
「さあ、お近づきになりましょー! それでも好きなのよー!」
と、逆にべったり身につけちゃうので、浄化対象にはなりません。
買ってすぐぴったりフィットする石ばかりではないでしょうし、それくらいのことに適応できなくてどうするか。「石が」合わないではなくて、「人が」合わせるもありなのです。
こういう場合は、人間の方が小回りがきくでしょう。

悪い出来事が……そんなもの、「石のせい」にしなければいい。
石があってもなくても運が悪いことはあります。
……ということで、だから浄化しなければという気分にはなれません。
下手に石のせいにすると、石が「悪いことの記念品」になりそうです。そんなのは大却下。


●いきなり他人にさわられて。あるいは嫌な人にさわられて邪気が入ったかも。

……私、自分から人に手渡す口なので、さわられて嫌と言うことはないです。
だからこれも浄化対象ではない。
そもそも「きれいね」とさわったことを、悪意のようにとらえてしまうのは失礼です。

邪気が……についてははっきり反対
邪気が入ったかも、というのは「邪気は存在する」「自分の石は邪気に負けてしまう弱い石だ、さあ大変」と考えること。持ち主がそう思っていたら、世の中は邪気に満ち、石はとても弱い虚弱石になってしまうでしょう。
そんなことでいいのでしょうか?
私は嫌なので、邪気が……とは考えません。自分で自分の石を邪気まみれの虚弱石などにしたくない。


さて、世間一般で「〜だから浄化しましょう」「こんな時は浄化しましょう」というケースがことごとく当てはまりません。
「浄化しましょう」「とにかく浄化しましょう」では納得できないし、納得せずにやったのでは第一、第二条件に反します。

ああ、こういうのもありました。


●石が疲れている
●持ち主のマイナスの気を吸ってしまった。


……石は疲れるもの、と考えることこそが石を「お疲れ石」にしてしまうと思うんですが……誰だってどんより落ち込んだり、ぐったり疲れたりすることはあるわけで、そんな持ち主のそばにいたら、石だってお疲れしちゃうかも。
本来なら持ち主が元気になることが石を元気にすると思うんですが、思いっきりヘコむことだってあるし、ここはひとつ石に元気になってもらって、それに釣られて自分もすっきりしたい。
そんな気分転換式浄化なら……まあ、やってみようという気になるかもしれない。

ということで、私がやるとしたら、持ち主のせいでお疲れかもしれない石に気分転換浄化

そこでさらに考えます。
考えるのはタダ。浄化もパワーストーンもイメージの話ですから、考えることこそ真髄です。

この場合の石のお疲れは、どうやったら回復するだろう?

ここで話は先に挙げた
(1)セージ
(2)音(シンギングボールなど)
(3)月光
(4)クラスター
に戻ります。

私はセージ、いやクラスターでやりたい、誰それが月光がいいと言っていた……そんなのは選ぶ理由にはなりません。

浄化の第二条件は「納得できる方法で」です。

ここでしつこく、さらに突っ込んで考えます。

「石の何を浄化するか」を考えたのですから、次なる問題は、「浄化の方法」として知られる行為は、どうして浄化できるのか、ということ。

たとえば、他人の影響を受けている(かもしれない)から……という、「外的要因を浄化」という場合と、かろうじて私がその気になるかもしれない、持ち主がどんより気味だから石もしんどいかもしれない……という「内的要因を浄化」という場合では、同じ浄化でも違うと思いませんか?
内科と外科では治療方法も薬も違いますって。

だから、どんな方法だったら私がやりたい浄化に適しているか。
そのためには、その行為がどうして浄化になるかを考え、それに納得できなければなりません。

まず、セージ
何でもインディアン(ネイティブ・アメリカン)が行うスマッジングという浄化の儀式に由来するんだそうですが……。

うーん、実際に行われた浄化の儀式ではあるけれど……。
ここで「う〜ん」と唸るのは、それで本当に浄化になるのか、という疑いではなくて、ネイティブアメリカンのスマッジングの儀式がどのようなときにどのように行われる儀式であるか全く知らないのに、へー、ネイティブアメリカンがやったんだって、という軽いノリでセージを炊いても、私自身がそれでは効き目はないだろうなと思ってしまうだろうからです。

調べてみると、この儀式ではいくつかのセージが使われ、「清める」意味での浄化にはシダー・ウッドが使われるのだそうです。
どうせだったら、セージよりシダーウッドをつかってみたいし、それになにより、(ネイティブアメリカンの儀式を体験する機会などたぶんないけれど、少なくともイメージとして、クリアに思い描けなければ……ああ、こうやってネイティブアメリカンの人々たちは浄化されるという実感を得たのだろうな……としっかり想像できなければ、私は自分がやるセージの浄化に効力を持たせることができないだろう。

あ、これは第三条件かもしれません。
行為だけでは浄化にならない。

私は、思えばそうなるというのがイメージの世界だと思っています。
石にはパワーがある。それが心に影響を及ぼす。そう考えるから石はパワーストーンになり得るし、「うわ〜、これはすごい!」と心ふるわせる石ほど、パワーがあるということになる。
イメージ的な「実感」が力になり得る。

だから、逆にどんな著名なヒーラーががこれはすごい石だと言おうとも、ふ〜ん、と思って興味がなければ、その人にとってその石のパワーは存在しない。
同じようにその行為を行うことで石が浄化されていくのだとイメージできる行為、あるいは行為によってイメージすることで、それは浄化になり得る。
イメージできない形だけのまねごとは、同じ行為でも浄化の効果は期待できない。

イメージという点を注目すれば、そうなります。

話を元に戻します。
セージによる浄化は、たぶん私がそのイメージ的な力をまだ実感できない。だから私がやっても浄化にならないでしょう。
それにスマッジングという儀式を考えるに、これは「心身の浄化」。むしろ持ち主が自分自身を浄化することで元気になり、そのことで石も元気になる。そういうイメージがあります。
だから、「石を」浄化するのに適しているかどうかは、KURO的に微妙。
一番儀式っぽくはありますが。

次に
シンギングボールやティンシャ(チベタン・シンバル)などは有名ですね〜。
クリスタルチューナーという専用の音叉もあるそうです。
音叉は持ってないですがシンギングボールやティンシャの音は好きで、持ってます。
あの何とも言えない音が浄化になるなら、いいですねえ〜。

ただし。
これについてはとても個人的な思いで納得しきれません。自分でも惜しい〜と思ってるんですが。
だって……シンギングボールは、仏教の法具です。
木のスティックで縁をこすって音を出すのは、ニューエイジの人々が勝手にやっている方法だそうで、現地では普通にごーんと打ち鳴らすのだそうです。
人間が自ら作り出した宗教のための用具を、これまた宗教とは関係ない人が勝手に使って出した音は、果たして浄化に役立つや否や。
すごくきれいな音なので、使う人がこれを元に浄化されていくイメージを思い描けるなら、十分浄化になりえると思います。
しかし個人的には、浄化……今回の場合の石のお疲れ解消というよりも、石を何かの目的のためにチューニングするイメージがあります。
法具は祈りの道具です。祈りは願いでもあるでしょう。
音とともに祈り、心を深め、神(仏)に祈り(思い)を届けるのなら、これを用いることは、石の中に自分の思いを響かせることではないか。
そんなイメージがあるからです。

石のお疲れ解消のためには……別の方法はないかな。

ここでもう一度改めて。

持ち主のどんより気分のせいで疲れてしまった「お疲れ石」を元気にするために、気分転換になる浄化をしたい。そういうことであれば、私も浄化をしてみようとい言う気分になるかもしれない。

目的は「石が元気」になるように。

石が元気になるためには……逆に石が元気な状態とは、どんなものだろう?

私の答えは単純です。
持ち主が石を手にしてうれしく思い、心が生き生きとしていれば、石も元気。
極端に言えば、「きれいだね〜、今日も一緒にがんばろう!」のような状態であれば、石も輝いている。そう思ってます。
だから、本当は持ち主が気分一転ヘコみから脱却して元気になれば、それが一番なんですが、とりあえず、今回は持ち主が自前ではどんよりから抜け出せない状態だったら……ということで。

持ち主の要因抜きで石が元気な状態……それは「自然な状態」……まだ大地に抱かれ、人の手に渡る前の状態ではないでしょうか。

掘り出されて、人間の世界にやってきて、いろんな人に触れられたり、持ち主のどんより気分につきあったり、そういうことで浄化が必要になるというなら、それ以前は石は元気だったということになるのではないでしょうか。
今さら、石が生まれた土地に戻すことはかなわないけれど、石と大地をもう一度(イメージ的に)つなぐことができるなら、それは石の力になるのでは……。
人(持ち主)のためにお疲れならば、自然の力で回復する……なんだかいいかも。

いいかも、と思えることは、(私にとって)意味があること。

では、石と大地を(イメージの力で)つなぐには、どうしたら。

そういう視点で考えると月光やクラスターは自然物を使うという点で、石と大地をつなぐと言うイメージに近そうです。

もっと言えば、月もいいけど、月は空のものなので、大地ということで今回の場合は、クラスターが良さそうです。
石は……私の場合はたぶん水晶はたいてい、クラスターの状態で産出します。
クラスターはより産出状態に近いと言えるわけで、そんなクラスターと一緒にしておくことで石も元気になったりしないかなあ……(乗せるのは、ダメージの危険があるので、そばに置く方法を採用)。

思う力がパワーとなるなら、クラスターはできれば大きめ、なるべくワイルドで「採りたて」っぽいの。
違う鉱物と共生していたりすると、なおいい雰囲気ですねえ……。
たとえばこういうの。

これは国産の尾太水晶です。(パイライトと共生してます)

浄化(元気回復)しようとする水晶と産地をそろえてもいいけど、大変そうですね。

……なんだか、いつもの石選びになってきたので、私が石の元気回復に何かしようと考えるなら、クラスターのそばに置く方法かな……と。
それを一応の結論にしておきます。

とりとめもなく書いてしまいました。
何をぐちゃぐちゃ考えてるんだと思われたかもしれません。
でも、私はやるなら考えてやりたい。

浄化というのは鉱物趣味とは違う、イメージの世界。
だったらイメージを大切にするのは当たり前です。

正しい、間違いというのではなくて、私は自分自身が納得したい。
イメージの世界でそれが力になるはずだからです。

「浄化というものが必要です」
「浄化には○○という方法で」
と言われて、浄化が何かもわからず、その方法が何を意味するかもわからず「浄化」なるものを行ったとしたら。

私は、自分の石に何をすることになるんでしょう?
それがわからないのがとても怖い。


だから、やるとしたら、何をどうするか、それはなぜかとしつこく考えました。

「元気回復」なので、石と大地をつなぐためにクラスターと考えましたが、違う浄化が目的なら、違う方法がふさわしいと考えるでしょう。
同じ石の元気回復でも、別の人だったら別の方法を良しとすることでしょう。

でも……「やるとしたら」という前提なのがすでに変。
私の考えはこうです。

まず、「石好き!」であること。
持ち主の「好きだよ〜」という心が、何より石を元気にするでしょう。
元気な石に、浄化が必要なものが入り込む隙などないはず。


なので、私は浄化をしない。
石の元気には自信があります。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
10 | 2009/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
検索フォーム
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ