表面デンドライト風

昨年末の池袋ショーでは仲間内で局地的ブームだった内モンゴルの石です。
フローライトの上に水晶がちょこちょこ生えています。
私は、基本水晶好きなので、この産地の水晶に惹かれていたんですが、この石の場合は、ちょこちょこ生えている水晶ではなくて、フローライトの方が主役。
すでにこの産地の石にいくつか「落ちた」あと、またもや最終日に見つけてしまいました。
……これを。
フローライトは、よく立方体の結晶が集まった感じになりますが、これはピラミッドが底面で二つくっついたような形……八面体タイプのようです。
八面体というだけで、フローライトの中ではちょっぴり少数派にカウントしてしまうんですが、この石にはさらに見逃せない特徴がありました。
ではアップにします。

ずい。

ずずい。

ずい。
なんだろう、このデンドライトっぽい模様。
デンドライトというのは、石灰岩の表面とか、水晶のひび割れの中にマンガンがしみ込んで木の枝のようになっているもののこと。

似ているけどデンドライトはいえないような……でも、フローライトでこんな模様、見たことない。
3枚目の写真でもわかるように、これはフローライトの表面あるいは薄皮一枚内部についているようす。隣り合っている面にはありません。
写真でアップにした面にだけみえているものでもなくて、いくつかの面で見えています。
やはり隣り合った面には見えていません。
フローライトは成長の途中で色が変わることがあり、水晶で言うところのファントムみたいにかつての結晶の形が色の変化で分かる場合もあります。
(フローライトの場合はファントムと言わず、ゾーニングとか塁帯構造とかよばれているようです)
この色変化の初期段階、濃い色が付き始めた、ちょうどその時ってこんなかんじになってるんだろうか、もしかして。
でもそうだったらもっと結晶に由来するような模様になりそうですけど、このデンドライト風模様は、八面体の結晶とあんまりかかわりがないようにも見えます。
とにかく、こんな模様は初めてだ!
……ということで。
アップにしないと気が付きにくいのが玉に瑕。

石好きサイトを結ぶ近道リンク(別館サイト内) 




















