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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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まりもファントム覚書

旧ブログに登場している……って、まだ別館サイトに収録してなかったのか! ヤバい!……ブラジルのまりも・ファントム

817-marimo-phantm.jpg

磨きのポイントですが、ファントムの上にうっすら緑色のまりもっぽいインクルージョンがぽつぽつ乗っかっていて、とってもキュート。
今の季節、クリスマスツリーにも見えてきます。

この「まりも」が何であるかは不明です。

まりもといえば、日本の大分県・尾平鉱山のものが有名ですが、こちらのまりもは緑泥石の一種クーカイトであるといわれていて、見た目もまん丸、この石の内包物のようにふわふわした感じではありません。
marimo_20151224131631f79.jpg

ブラジルのまりも風・インクルージョンはもう一つ持っていて、


これは、もうちょっと緑っぽく、その色あいとネットで見かけた画像からクロム白雲母(フックサイト)ではないかと想像していました。

……がこのたび新しい説を発見。
こちらの石がとてもよく似ています。
説明を拾い読むと、「Albite balls inside. 」……つまり、ボール状のアルバイト(曹長石)。

長石か!
そういえば、ファントムの白いふわふわ(角閃石ではないもの)も長石だと聞いたことがあるし、石英と長石とくれば地殻部分に多い鉱物のトップクラス組。
紛れ込んでも不思議でもなんでもない。
うっすら緑も、ビーズで「グリーンフェルドスパー」で売られているのがあるくらいだし、長石で緑? と不思議に思うまでもないでしょう。

長石というと、ムーンストーンなど宝石扱いされるのを除くと、結晶の形としては四角っぽいというイメージがあって、クラスターなどにくっつけば「脇役」、申し訳ないけど地味なイメージだったんですが、そうか、インクルージョンになるとけっこう面白いのね。

探せば「知らずに長石」もけっこうありそう。

これはアート

art-amethyst.jpg

ブラジル産のフラワー・アメジストです。
フラワー・アメジストは、分離したものが多いけど、これは珍しく母岩付。

これはもう、自然の芸術でしょう。
母岩コミのバランスの妙……この美しさ。

art-amethyst2.jpg

透かすと、フラワー・アメジストが半分透けます。

最初は、半分母岩が剥がれたのだと思っていました。
よくぞ母岩に残っていてくれたものだと。

しかし、よく見ると違います。

art-amethyst4.jpg

art-amethyst3.jpg

分かるかな……このフラワー・アメジスト、薄い板状の母岩を挟み込むよう結晶しているんです。
両側に……というより、この薄い母岩は層状になっていて、フラワーアメジストは層の間に結晶して、たまたま層の間隔が狭かったので、2層にまたがる状態になったのではないかと思われます。

いや……この様子を見るに、後から母岩が割れたのではなくて、フラワーアメジストができる前に、母岩は割れていたっぽい?

art-amethyst5.jpg

この、導火線のように行列した小さいアメジストも魅力的。
保管するのに気を使いますが、この造形には勝てません。

ワイルド・アクチノ!(再録)

前回は黒背景で撮った石を、今度は白背景で。

wild-actino.jpg

ブラジル産の(たぶん)アクチノライト入り/付水晶です。
前回登場時は「エピドート」にしていました。
ブログに載せてから「アクチノライトでは?」とのメッセージをいただき、よくよく眺めてみると結晶の断面がひし形っぽい。
エピドートだったら長方形だと思うので、これはアクチノライト……?

しかし「アクチノライト、水晶」で検索すると、間違いも甚だしい「グリーンルチル(緑ルチル)」の名前で見かける細い針状アクチノライト入り水晶ばかりがヒットしてきます。
「Actinolite、Quartz」と英語で検索してもだいたい同じ。

こういう、「ごん太」なアクチノライトがぶっ刺さった水晶がヒットしてこないのは、あまりないものなのか、見た目があんまりよろしくないので、売られてないからなのか。
思い起こせば、アフガニスタン・パキスタンもので、水晶……というか、塊状の石英にアクチノライトが刺さった(あるいは「生えた」)感じのを見たことがあるので、太いアクチノライトと水晶が一緒になることはありえないということはないはずですが、「ああ、これと似ているからなるほどアクチノライトか」とすっきりしないのも確かなのです。

今回白背景で撮ったことで、内部に入り込んだアクチノライト(たぶん)がさらに綺麗に見えるようになりました。
だけど、その分、外にくっついている結晶の形がわかりにくく。

前回、「精進します」と言いましたが、まだまだ道半ばです。

ふわり(再録)

内包物でエンジェルヘアーとかヴィーナスヘアーとかラビットヘアーとかいうのがあります。
時にはそんな太いのはヘアーと言えない!……というのもありますね。
特に針状のルチルで「ヴィーナスヘアー」なんて、そんな剛毛なヴィーナスはごめんです。

ということで。

faily.jpg

ふわり。

大雑把に「角閃石」と言ってしまうのが惜しいような、たなびき具合。
どうやって水晶の中に内包されたのか。

エンジェルでもヴィーナスでもなく、フェアリー・ヘアとか言ってみたい。

いろいろ名前がありまして

flower-agate2.jpg

平べったくきくらげみたいな形のアゲートの中心に水晶がフラワー状にくっついています。
同じ種類の石をもう一つ持っていますが、今回の石は、はるかに大きくてフラワー状水晶が二輪なところがポイントです。
これも、いったいどうやって成長していったのかを考えると、かなり不思議。

普通のアゲートは、岩の隙間の壁にアゲートがくっつき、中心に向かって隙間を埋めるように成長したと思われます。
agate-d.jpg

でもこれは、煎餅みたいに平べったいし、中心部分から外側外側へどろどろあふれるように広がっていったように見えます。

どろどろ……?

そういえば、アゲートのジオードにもこんなのがあります。

agate-a.jpg

中心部分は水晶ですが、まわりのアゲート部分は縞模様ではなくてなんだかマーブル。

そしてこういうのもあります。

agate-b.jpg

外側部分が同じくマーブル……そして形も激しくぐにゃぐにゃ。
個のジオードの外側を見ると……

agate-c.jpg

これは、今回の石の超立体バージョン……と言えないでしょうか。
断面のマーブル模様から想像するに、アゲートは細かいミクロサイズの石英が集まったものですが、それは熱水の中に微細な石英が混じっていて、それが岩の隙間の壁に(ひとつひとつ)くっついていった……そういうものだけでなくて、結晶する前にどろどろゼリーみたいな状態になっていたりすることもあるんじゃないか。
そんなどろどろゼリーが一か所から絞り出されるようにあふれて、どんどん外側へ広がりながらアゲートになっていったとしたら、こういう石ができそうです。

だた、こういうできかただったら、成長した環境は温度は高くなさそうで、最後に水晶ができるものかどうかが疑問なんですが……。

実はこの石、透けます。
flower-agate2-2.jpg

ああそうか、まわりがマーブル模様(どろどろゼリー状態のアゲート)のジオードも、内部に水晶が結晶していたりするから、今回の石も真ん中が水晶でも不思議ではないかも。


さて、私は、今回の石をフラワーアゲート、もしくはコロナ・アゲート、もしくはコンシャ・アゲートの名前で知りました。(コンシャとは「貝殻」の意味らしい)
ところが最近は「アモライト(Amorite)」の名前でも知られているようです。

たぶんアンモライトと同じくエジプトの太陽神アモン(ammon)を語源に持つんじゃないかと思うんですが、最初に見た時「アンモライトの誤植?」と思った通り、どうもあちこちで名前がごちゃごちゃになっているようで、

アンモナイト……より宝飾用のアンモナイトにつけられた「アンモライト」が名前ごちゃごちゃになっています。
アンモライト(Ammolite)に対してアモライトと書いていたり、中には綴りも「Amorite」になってしまっているものもあります。
これもそのうち、要注意名前になるのかなあ……。

これを調べている途中で「カルセドニーローズ」の名前で呼ばれているのも見つけました。
つまりこの石は
フラワーアゲート
コロナアゲート
コンシャアゲート
アモライト
カルセドニーローズ
の名前で呼ばれているということ。
名前多い。





プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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