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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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影のピラミッド

すっかりさぼり癖がついていますが、毎年ちょっと気合を入れる冬至なので。
先だっての池袋戦利品です。

ああもう、ここでも叫んでしまいましょう。
名古屋にもっとミネラルショーを!

池袋で補充したけど、石成分が足りないッ!
新しくどんな石が出て、どういう動きをしているか、情報がないのも切ない。

……と、愚痴はここまで。

今回の池袋は、終わってみたらアポフィライト祭りでした。

その中で、見つけて思わずニンマリしたのがこれ。

hematite-apo.jpg

そびえる黒きピラミッド。
念のために言いますが、アポフィライトです。

アポフィライトの結晶としては、(たぶん)大きめで5センチくらいあるかなあ?

それだけでも迫力なのに、アポフィライトらしからぬ色。
黒と言うよりチョコレート。

アポフィライトらしいピラミッド型なのに、色が違うだけで全く印象が変わってしまいます。
その他もろもろのアポフィライトと一緒に並んでいて、こういう色があるのも知っていて、たまたまもう一つ持っているので即座にアポフィライトとして手に取りましたが、これが初見で、単独で見ていたらすぐにはわからないかも。
←ブラウン・アポフィライト一号

そしてさらにおもしろいのは、この石がグリーンアポフィライトでもあるということです。
hematite-apo2.jpg

手前の部分が何となく緑なのがわかるでしょうか?

底面だともう少しわかるかも。

hematite-apo3.jpg

つまりこれは、一昨年あたりから見かけている、ディープグリーンとブラウンのアポフィライトの仲間ということ。
……ということは、このチョコレート色はヘマタイトの内包によるもの(グリーンはセラドナイト)ということになります。
産地はインド、マハラシュトラ州のサクル。

池袋戦利品 サチャロカ in タッパー

見つけたのは池袋最終日。
当たるときはウハウハ掘っちゃう穴場になり、はずれるとひっかかるものがほとんどないという当たり外れが大きい店。
今回は残念ながらはずれのようす。
何度か覗きましたが、これと思える石はなく、いよいよ大外れかと思っていた最後の最期で、店の入り口近くの床の上に置いてある大きめタッパーが目に留まりました。
何気なく覗いてみると、中には透明水晶が入っていて、小さな紙も一緒に入っていました。
書かれていたのは……

「Satyaloka Quartz」

……へ?
サチャロカ?
サチャロカって、アゼツライトだとかいや、アゼツライトじゃないとか言われている……要するにスピリチュアル系のお高いめ水晶で、南インドのサチャロカで採れるといわれながら場所がどこだかよくわからないアレ?

しかもその紙にはグラム30円と書かれてるじゃないですか。
ヒマラヤ水晶などではグラム100円とか言っていたりするので、30円というとむちゃくちゃ安いとは言わないけど、けっこうふつう価格?……少なくともアゼツライトかもといわれる石とは思えない。

ここで誰しも「本当にサチャロカ?」と思うのではないでしょうか。
私が石のパワーがわかる人なら、「うん、サチャロカのパワーを感じる」もしくは「全然感じないよ!」とか簡単に判断できるのでしょうが、あいにく私は、自他ともに認めるさっぱりわからん人。

安すぎる、サチャロカであるはずがない。
……もあり得るし、
ここはスピリチュアル系の店じゃないから、あり得る値段
……とも言えるかもしれない。

それにしても、入っているのがタッパー。いちおう、水晶を平らに並べて、フェルトのようなものを敷いてさらにその上に並べて……と石同士が縦横無尽にぶつからないようにしているけれど、タッパー入り。
しかも、床の上。
ふたも閉まったままで、売れた様子もない。

何なんだ、これは。

水晶であることは見ればわかるけど、サチャロカかどうかはわからない。
ちょっと考えてお店の人(インドの人)に聞いてみました。

私「サチャロカ?」
店「イエス、サチャロカ」

まあ、サチャロカと書いてあるからサチャロカというでしょう。

問題はここからです。
私「アンドラプラデッシュ?」
店「ノー、タミル・ナードゥ」

ふむ。

実は、以前にサチャロカの位置を調べたことがあります。
サチャロカが登場した当時はさっぱりわからなかったのに、再び調べるとするする情報が出てくる……そういうタイミングがあるようで、海外サイトで「サチャロカへ行こう!」みたいなページが見つかり、最後にはグーグルマップのようなページで衛星写真でサチャロカと呼ばれるコミュニティのようなものも見ることができました。

くわしくはリンク先の記事を見ていただくとして、私が見つけたサチャロカの位置はここ。
satyaloka3.jpg

地図の上ではアンドラプラデッシュ州なんですが、しっぽみたいにタミル・ナードゥ州に突き出している部分で、ぱっと見タミル・ナードゥ州に見える場所なのです。
最近新しい州もできていたり、知らないうちに地図が変わっていたりするので、もしかして今はタミル・ナードゥになってたりして。
そういうことも考えると、お店の人の「タミル・ナードゥ」という答えも気にするに値します。

予想外の値段に、思わず興味をひかれてしまい、ごそごそタッパーの中を漁ってみると……
大きいの小さめなのいろいろあったのですが、やや小ぶりながら程よい大きさで、目をひく石を見つけました。

satyaloka_20141220224405263.jpg

まるで、レムリアンシード!
……私はレムリアンシードは、見かけだけでなく産状もかかわる名前だと思っているので、すっきり単晶一面おきに横筋付というだけでレムリアンと呼ぶ気はありませんが、この清楚な美しさは、思わずレムリアンの名前で呼びたくなります。
(色は無色透明……横筋のせいで白っぽく見えていて、ブラジルのレムリアンのようにうっすらピンクではありません)

サチャロカかも? では理由としては物足りないけど、この美しさはいいぞ。
ということで、「もしかしたらサチャロカ?」というおまけつき水晶ということで買うことに。

……この石が真実サチャロカなら、タッパーに入っていても「石のパワーがわかる人」にはわかってもいいんじゃないかなあ? それが最終日まで売れた様子なし(タッパーの中に隙間がなかった)ということで、「もしかして」くらいのおまけ程度が妥当でしょう。

素直にきれいです、この石。



池袋(ちり積も)戦利品 連続インド

連続インド。

連続でアポフィライト。

おかげで「アポフィライトにはまってるよね」と言われています。
ハマっているのかもしれない……でも面白いのよ、アポフィライト。

acrobat-apophyllite.jpg

おなじみ、インドのぐにゃぐにゃカルセドニーの先端にアポフィライト。
この組み合わせはよく見かけるめずらしくないものだけど、何もそんなところにくっつかなくてもいいじゃないか、と言いたくなるアクロバティックな形が魅力。

まるで透明な花のつぼみです。
全体を見ると、アポフィライトに怪しげな足が生えているようにも見えます。

こんな石を、ぽきっと折らずに掘り出し、遠い日本まで持ってきてくれたことに感謝。
見つけた時は、「うわー、折れそう!」「持って帰るのが怖い」……とか言いながら、手から離れなかったんですよね……。

この店以外でも華奢で変な形の石はいろいろあって、見ていると「コレ○○円」とかおすすめされて「壊しそうだからダメー」と断ったりしてたのに、これは買っちゃった。

さて、どうやって保管しよう。

池袋(ちり積も)戦利品 

cal-on-apop.jpg

やっぱりちり積もってしまったインド産。
ふつう、石屋めぐりをしていると(最近はイベントが増えてきて、店を回る機会が減ったけど)、ブラジルや中国やアフガニスタン・パキスタンと比べてインド産の……特にアポフィライトとか沸石に出会う機会は少なめ。
あってもそんなに種類が多くなくて、やっぱりミネラルショーでインド屋(インドの人が出店してるブース)で買った方が嬉しいのです。

なので、ミネラルショーではついついプチプライスのものをちり積も。
大きさもかわいく、形も面白く、写真を撮るのもはかどるので、登場するのも早くなります。

大物はじっくりとカメラで挑み中。

今回のちり積もは、アポフィライト・オン・カルサイト。

ほんのり黄色……というよりクリーム色のカルサイトの上に、淡いグリーンのアポフィライトが載っています。
肉眼では、もうちょっとアポフィライトはグリーンだし、全体的にふんわり可愛いパステルカラーなんですが、写真に撮るとなると、パステルすぎてきれいに写りません。

「実物はもっとかわいい」と脳内補正でご覧下さい。

さて、アポフィライトとカルサイト……この組み合わせは別に珍しくないけど、こんな具合にグリーンのアポフィライトがカルサイトの上にぽつぽつくっついているのは、「そういえば見かけない?」と思う程度には少ないような気がします。
カルサイトをアポフィライトが覆っているのはあるけど、それはアポフィライトがもっと小粒で透明タイプ。

この石は、アポフィライトの粒が大豆サイズで、淡いグリーンなところがポイントです。

これ、500円コーナーにあったのを買おうとしたら、お店のスタッフがなぜかお店のオーナーにお伺いをたて、
「すみません、これ800円です。ときどきお客さんが間違っておいてしまうんですよ」
※石には値段や目印は貼られていない
え~? じゃあいいです、といったんはもどしました。

それから何時間後か。
会場内を回遊して何度目かにこの店に戻ってくると、なんとこの石、またもや500円コーナーにいるじゃないですか。
さっきとは違うスタッフの方に「これをください」とお願いすると、すんなり500円。

……そんなこともあります。
cal-on-apop2.jpg

うーん、今、傍らに実物を置いて書いているんですが、写真の色がかわいくない。
そのうち撮りなおしてみよう。


池袋(ちり積も)戦利品 濃緑!


去年10月のIMAGE展でアポフィライトとは思えない濃いグリーンに出会ってびっくりしたものですが、今年もいました、濃緑アポフィライト!

deepgreen-apo.jpg
持っているのにまだ買うかと言われそうですが、違うんですよー。形が。
IMAGE展で見つけたアポフィライトは、色もさることながら形がアポフィライトに見えなくて、「本当にアポフィライト?」と首をひねったものですが、12月(2013年)の池袋で

同じ色の小さい石を見つけて、なるほどこういうタブレット型の結晶で、IMAGE展のはこれが大きくなって縁の部分だけが群れている感じなのか……と納得。

でも今回のは、タブレット型ではありません。
アポフィライトらしい、断面が四角の太短い……そのためにキューブ状に見える結晶が、おそらくスティルバイトと思われる結晶が群れた上にころころしています。

太短いといえば、同じく去年(2013年)の池袋で見つけたこれもそうですが、

こちらはどちらかというと緑泥系の、内包物による色であることがよくわかる色と透明感をしています。

今回の緑は、セラドナイトによる、鮮やかなグリーン。
部分的に透明なところもあるので、内包物の緑であることがわかります。
deepgreen-apo2.jpg

しかも、これまで見てきたグリーンアポフィライトでキューブ状のものは、

これのように、母岩に柱面(側面)でくっついていることが多いのですが、今回の石は母岩から「生えている」感じ。
そのせいで、ちょっとフローライトのようにも見えます。

アポフィライトは柔らかく劈開もはっきりしているためか、ビーズで見かけることはほとんどありません。
そのためでしょうか、ブレスレット人気の現在は、アポフィライト人気はいま一つ……というか、原石分野でもあまり注目されている感じを受けないのですが、ひそかにどんどん新しいタイプが出てきて、見逃せない石だと思っています。

なんだか、最近とみに新しいタイプの産出頻度があがってきてるような……現地でアポフィライトが出るあたりの開発が進んでいるのでしょうか。
こんなにいろいろ出て来るなんて……デカン高原の底力!



プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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