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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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アトラスレッド

anti-atlas-red.jpg

モロッコ産です。
真っ赤です。
新しく見つかった水晶のようです。

今回の池袋ショーでは、少なくとも3つの店で売っているのを目撃しました。
これまでにもモロッコ産の赤はありましたが、
 
のように、柱面が発達してない「つくつくタイプ」。

でも、今回の赤は、柱面がしっかりあり、よく見ると半分はカクタス・クォーツ(スピリットクォーツ)のように細かい結晶がびっしり覆っています。(錐面まで覆っているので、フェアリー・クォーツと言いたいかも)
その半面をさらに水晶が覆って平らな結晶面を作っている、半分普通の水晶半分カクタス(むしろフェアリ・クォーツ)という感じ。
そのせいか、国内サイトで「レッドスピリッツ」と呼んでいるところがありました。

面白いことに、この石、光に透かすと、写真にも写っているように何やら「芯」のようなものが見えるのです。
別の石で見てみると、中心部は透明……というか赤くない水晶で、その上をかなり濃い赤(赤黒い)層が多い、さらにその上を透明感のある赤の層がドゥルージー状に覆い(ここでカクタスorスピリットクォーツ化)、半分がさらに結晶して平らな面になっているようです。

anti-atlas-red2.jpg
こんな感じかな?
内部の濃い層が、芯のように見えているのでしょう。

買った水晶ではラベルが「Anti-Atlas Mts.」になっていました。

つくつくタイプの赤水晶の産地はAouliなので、違う場所です。
検索してみると「Izizauen Alnif , Tarhbalt Morocco」の地名が出てきました。
しかし、これで検索してみるも、地図上の位置が出てこない。
さらに検索してみるとTarhbalt, Er Rachidia Province (Errachidia Province), Meknès-Tafilalet Region, Morocco」が出てきて、さらに検索して Er Rachidia の位置がわかりました。

細かい地名はわからないけど大雑把な位置がわかることは多いのです。
まあ、とりあえずこの近くなんだろう……と思って地図に落としてみると、あら?
Anti-Atlasというより、その北のHigh-Atlasと言いたい場所になってしまいます。

慌てて検索しなおしたら、やっとTarhbaltの位置が出てきました。
今度はなるほど、Anti-Atlasと言っていい場所のようです。

なるほど、ここかー……と、地図を眺めていて、ふと気になりました。
最初の検索でこの赤水晶の産地として出てきた地名の中のAlnif 。どっかで見たことあるぞ。
なんだったっけ……と過去の石を見てみると。

これだ!

マラカイトやアズライトをくっつけた鉄さび水晶!

この産地が「Near Alnif」でした。

地図に落としてみると、Tarhbaltとけっこう近い。
しかも鉄さび水晶の方は「Near(~の近く)」なのですから、今回の赤とマラカイト・アズライト付鉄さび赤は、かなり近いところの産地なのかもしれません。


morocco7.jpg


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池袋戦利品 オレンジ!

振り返ってみれば、びっくりワンコイン価格とか、初日からの強力呪文(=ハーフ・プライス)などに後押しされて、意外に買ってたアフリカ産。
こんなことでもなければ複数買えたりしないので、この機会を逃すまじ。

orange-red_20141219235811dff.jpg

ラベルはレッドクォーツでしたが、もう、産地名もかねて「オレンジ水晶」でもいいかも。

オレンジリバー産です。
ここは、カラフルでワイルドな私好みの石の産地。
……ところが、ネットでもさほどたくさん見かけないのと、見かけてももれなくお高いので、ご縁は深くありません。
でも今年は、先に述べた理由でゲット。

綺麗だぞ!

写真ではわかりにくいかもしれないので説明すると……ざっくり言えば、この石は天然鉄さびコーティング。
中は透明で、表面を鮮やかな赤っぽいオレンジの酸化鉄が天然コーティングしています。

ただし、全面をべったりコーティングしているのではなく、先端部分はコーティングされていないし、側面もくっついていた結晶を外した(はずれた?)痕が窓のようになっています。
そのうえ、そういうコーティングされていない部分とコーティング部分の境目が黒く縁取りされたようになっているので、何ともスタイリッシュ……というか、大胆で鮮やかなアフリカの布地のようにも見えるのです。

真っ赤にコーティングされたのもきれいだけど、こういうまだら模様も面白い。
ふつう、結晶を外した痕というのは一種の瑕……ダメージに数えられるもののはずですが、この石にでは、表情の一つになっています。

砂漠色

morocco-stromatolite.jpg

モロッコ産のストロマトライトです。

ぐにゃぐにゃした不思議な模様ですが、これは本来の姿ではありません。
本来は、これをぱたっと上下逆に伏せた状態です。
morocco-stromatolite3.jpg

ストロマトライトは化石です。
シアのバクテリアという生物が、昼間は光合成で生活し、夜には活動を休止する。
その時に砂粒などが降り積もり、シアのバクテリアが出す粘液などで固定される。
再び昼間になると、シアのバクテリアは積もった砂粒層の上でまた光合成を始める……。
それを繰り返し、夜の間に積もった砂粒層が年輪のように重なりもこもこと大きくなったもの。

最初の写真の不思議な模様は、ストロマトライトの断面で、層の柔らかい部分が削れ、硬い部分が残ってできたものです。
シアノバクテリアの光合成が地球に酸素をもたらしたといわれています。

このストロマトライトの産地は、モロッコ。
細かい産地を地図で見つけることができませんでしたが、Erfoudを探すと、モロッコとアルジェリアの国境近くでした。
ラベルによるとこのErfoudの東ということですから、さらに国境に近いあたりなのでしょう。

morocco6.jpg

画像検索をしてみると、かなり砂漠……岩石砂漠っぽいかんじのところのようです。

そういえば、この色は同じモロッコのデザートローズと同じ色。
desert-rose-1.jpg
こちらの産地は詳しくわかりませんが、もしかして産地が近いのでしょうか。

こちらのブログ様こちらのサイト様を拝見すると、まさにこの色をした石ゴロゴロの荒野。ブログの方の写真の左下をよく見ると、転がった石の一部が割れて層状構造が覗いています。
……もしかしてこのごろごろ全部がストロマトライト?

なんでも、あまりにたくさん採れるので安く、かえってほかの国では売られてないとか……。
去年の新宿ショーで買ったときは、「珍しい」「なかなか売られてなくて、見かけたものを全部仕入れてきた」と言ってたけど、採れなくて珍しいのではなくて「売られてなくて珍しい」だったのか。

年代については「白亜紀」も見かけるし先カンブリア時代の説明も見かけるけれど、どっちだろう?

ミルキー・リビアン

新宿戦利品ではありません。

libyan-desert-glass.jpg

リビアン・グラスです。

ビーズなどで見かけるリビアン・グラスは、淡黄色で透明(つぶつぶのクリストバライトが入っているのもあります)のものが多いですが、これは白濁タイプ。

私も最初は透明なタイプあるいは透明な中につぶつぶクリストバライト入りが好きでしたが、そこはそれ、「変な石好き」なので、スタンダードからずれたものも面白いと思うようになりました。

淡黄色というよりは緑っぽい色の濃いものなども見つけました。(そういえば、今回の新宿ショーは色が緑っぽくて透明度も高い素敵なリビアングラスがありましたが、さすがのお値段でした)

そういう流れて白濁バージョン。
リビアングラスなど隕石物はミネラルショーがねらい目です。
やはりというか、白濁バージョンは透明バージョンより質が低いとみられるのか、値段もお手頃価格です。

さて。
実際見て、さわってみると、遠目で見ていた時とはやはり感じるものが違います。
パワーが……とかではなくて、白濁というけれど、これは、細かい気泡がたくさん入っていることで白濁しているのだと思われます。
その分、透明タイプより若干軽く、手触りもやわらかいような。

インドシナイトやモルダバイトと違う、滑らかな表面は、砂に磨かれたためかもしれません。
モンゴル産の、砂漠で採れたと言われるカルセドニーの滑らかさと通じるものがあります。

見て、さわって、確かめる。
そういう楽しみ方もあります。

紫だちたる雲の

やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。
……と、思わず引用したくなる。だけど産地はアフリカなこの石。

brandberg-ame3.jpg

ブランドバーグ産水晶です。
買ったのは結構前。だけど、この紫がきれいに撮れなくてお蔵入りしていた石でした。

無印良品の半透明プラスチックボックスを使えばとれるじゃん!……と思い出し、さっそく撮影。
やったぜ!

透明感と、鮮やかな紫の色がまるで煙か雲がたなびくように立ち上るさまの美しさ。

表面の艶は控えめで、つやピカ透明がっつり紫という特上ブランドバーグではないのですが、私が手にできるのはこれくらい。ブランドバーグ産のきれいなのはさすがのお値段なんだもの。

でも、内部の色合いはきれいなので、これを何とか写したいと思っていたのです。
これまでの黒背景では、なまじ透明なだけに背景の黒が出てしまい、紫がきれいに見えないという葛藤がありました。白背景では紫が沈み、透明部分もわずかに紫なので全体的に暗くなってしまいがち。

その点半透明プラスチックならば、背景によけいなものは写らないし、いわば障子越しの光とでも言いたいやわらかな光で石を透かして写すことができます。

さて、この紫の色合い、別角度から見ると、どうやらファントムらしいのですが、この角度から見ると、紫の靄が立ち上っているよう。
紫の濃淡は、カラーセンターのばらつきというかムラによるものだと思うんですが、どうしてそういうムラができたのか、考えると不思議。

二酸化珪素という水晶の成分の珪素の一部が鉄と置き換わり、置き換わったつじつまを合わせようと電子が動いて、天然の放射線があたったことで、黄色~黄緑の光を吸収する仕組み(カラーセンター)ができた。カラーセンターが黄色~黄緑の光を吸収しているので、通り抜けた光はその残りで紫に見える。
……ざっくりいうと、アメジストの色の仕組みはこんな感じ。
そのカラーセンターがムラになっているとするなら、そもそもカラーセンターができる原因になった珪素と鉄の置き換わりがムラになった状態でおこっていたということで……。

これが、

こういうファントムだったら、混じる鉄イオンが多くなったり少なくなったりを繰り返してたんだな……と思えるけれど、今回のような色むらはどうやって生まれるんだろうか。


プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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