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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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よくぞアメジストと

pink-ame.jpg

アルゼンチン産「ピンクアメジスト」。
なるほどピンク。

まずは、これが「ストロベリークォーツ」と呼ばれなかったことに驚き。
ストロベリークォーツと遜色ない色合いなのに。

もう一つの驚きは、よくぞこの色合いでベースがアメジストとわかったな、ということ。
普通に呼ぶならまずストロベリーでしょ? といいたい色合いなのにアメジスト。

ストロベリークォーツと呼ばれているメキシコ産は原石で、アメジストのニュアンスがわかります。
mexico3.jpg

カザフスタン産も、原石では部分的にスモーキーの色合いが確認できます。
strawberry-5.jpg

だけど、アルゼンチン産のこれは、じろじろ見てもアメジストの色合いが確認できません。
まだ、見た数が限られているせいかもしれませんが。

もしかしたら、中にはアメジストの色合いを残しているものが出ているのでしょうか?
それとも、形態が福島県産の「かぐや姫水晶」に似ているので、こういう形態で出るのはアメジストと推測されたのでしょうか?

他のストロベリーは、ルーペで見れば色のもとであるゲーサイトが見えますが、ピンクアメジストはルーペで見ても見えません。
ミクロサイズのヘマタイトだということですが、ルーペで見ても見えないくらい細かいとは。
視認できなくて分析したら鉄が出たからヘマタイト……なのか、本当にヘマタイトの形状で入っているのかもわかりません。

「ピンクアメジスト」で売られたから、ピンクアメジストなんだよね、で済ませてしまうのはもったいない気がしてきました。



覚え書き。

mizutama_20171122180936f40.jpg

mizutama2_20171122180938748.jpg

この「水玉アメジスト」にそっくりな石をminndatで発見!

これ。

産地は、私はブラジルと聞いたけど、mindatの方はウルグアイのアルティガス。

説明は、
「Plate of purple amethyst quartz crystals with small pseudomorphs after an unknown mineral coated with micro colorless quartz crystals. Very attractive specimen. Originally acquired in 1983. Overall size of mineral specimen: 7x3x3.5 cm. Size of individual crystals: micro to 15 mm.」
(引用:mindat https://www.mindat.org/gallery.php?cform_is_valid=1&frm_id=pager&min=198&loc=&u=&potd=&pco=&d=&showtype=1&phototype=0&checkall=&filtcountry=Uruguay&loctxt=&keywords=&orderxby=&submit_pager=Filter+Search&photoclass=1&cf_pager_page=4 より)

ええーと、 pseudomorphsは仮晶だから……名前不明の鉱物の仮晶を微細な水晶が覆ってる……?

とりあえずメモ!

多分同じ産地

peru-huwahuwa.jpg

ペルー産水晶です。

淡いけれどたぶんシトリン。

そしておそらく、
yellow-p22.jpg
これ
とか
citrine-p50.jpg
これ
と同じ産地。

どうして「たぶん」シトリンで「おそらく」同じ産地、とぼやけた書き方をしているかというと、まずこの石のラベルは「水晶」で「ペルー」でした。
お店の人は、淡いけどシトリン、とは言ってましたが。

最初に買ったのは
yellow-p22.jpg
これで、
ラベルにはクォーツ&サルファーと書かれていました。

じゃあ、これは硫黄入り水晶? と思っていたら、同じ産地の
citrine-p50.jpg
こちら
はベースはシトリンで、ものによっては黄色いしみみたいな酸化鉄や褐色の鉄明ばん石の微小結晶を内包するとありました。

……とすると、これはシトリン?

そして今回ペルーとしかわかっていなかったので、「ペルー シトリン」で検索して、似た形のものがないか調べてみると。

普通はなかなか出てこないことが多いんですが、今回はあっさり似たような石を発見。

しかもパワーストーン系の店です。こういう店は細かい産地まで書いてくれないのが切ないんだよなあ……と思いつつ説明を見ていくと。
◇スノーボールシトリンファントム(インカロードシトリンファントム)
◇雪のように白い斑点状の粒がファントム状にインクルージョンされています。
◇通常のシトリンよりも明るいレモンイエローがかった黄色
◇ほとんどのクリスタルにホワイトファントムが見られ、アバンダンス型になっています。
 ※アバンダンス:大きめの主結晶の根元を細い結晶が取り巻いている形
とのこと。

たしかに、先に買った二つはさわやかなレモンイエロー。
一つ目の石にはばっちりファントムで白い球状内包物。
yellow_201406240004523c5.jpg

二つ目(これはラベルで一つ目と同じ産地と確認済)で全部にファントムが入っているわけではないことがわかります。

そして今回三つめ。
ペルーで、淡いシトリンで……そしてこいつはいわゆる「アバンダンス」な形。

二つ目と三つ目は中のふわふわ白い感じが似ています。
これだけそろっていたら、多分同じ産地でしょう。

今回は2つめよりも顕著に内部に白いミストがふわふわしているところが面白くて選んだものです。
ペルーだからインカうんぬんはわかるとして、どうしてレムリアンというところが説明されていないし、レムリアンシードが各地で増殖している流れが個人的に嫌なので、レムリアンシードうんぬんは無視の方向です。

最後にもう一枚。
こっちの方がふわふわがよくわかるかも。

peru-huwahuwa2.jpg

内包物なのか、水晶によく見られるミスト(白い濁り)なのか、いまいち判断できませんが、このふわふわな感じはこの石の特徴です。



やっぱりシトリン?

ペルー・シトリン

先だっての某即売会で買いました。

ペルーのシトリンです。
ただし、ラベルは「Quartz」でした。
お店の情報によると、ベースはシトリン、濃い黄色いしみのようなものが入っているものもあり、それは塩化鉄(液体状でインクルージョンされているらしい)、やや褐色なのは鉄明ばん石の微小結晶とのこと。
私が買ったのは黄色のシミも褐色のものも入っていないので、普通にシトリンということになります。

ただし、ブラジルのシトリンに比べると、スモーキーがかってもいないし、アメジスト加熱のシトリンのように山吹色が買ってもいません。
さわやかなレモン色系という感じです。
透明度も高く、結晶面もつやつや。

ご覧の通り(パワーストーン的に言うところの)ツインでもあります。

そういえば、私、ペルーのシトリンをもう一つ持っていたはず。
こちらです。
産地を比べてみると同じ。

最初に買ったものは白いつぶつぶがファントム状に入っていますが、今回のものにはありません。
最初のものにはラベルにサルファーとあり、その白いつぶつぶが硫黄なのか、黄色い発色そのものが硫黄によるものなのかが不明でした。
レモン色っぽい色合いからサルファーによる色?
……と考えていましたが、今回の情報によると、ベースの黄色はシトリンということになります。

まあ……硫黄による黄色だったら、こんなに透明黄色になるとは考えにくいですもんね。

ミニ・コロンビアン

数年前からコロンビア・レムリアンと呼ばれる水晶が出回っています。

曰く、
最初はコロンビア産。
エメラルドの鉱山で採れた。
ムゾ産。
サンタンデール産。
そして最近知ったのが、ペーニャス・ブランカス産。

ペーニャス・ブランカスは鉱山名のようで、ムゾ鉱山の近くにあります。
その産地の水晶が売っていたので買いました。

ブランカス

地図で言うと産地はここ↓
コロンビア地図・b

真ん中あたりにペーニャス・ブランカスがあります。

実を言うと、
←エメラルド鉱山で採れた(どの鉱山かは不明)

←ムゾ産

←サンタンデール産(コロンビアレムリアンと呼ばれる前から持ってる)

……と、話題になるごとに小さいのを一つずつ手に入れてるんですが。

というのも、こういうのは誰がどういいだしたかが不明で、ゆえに何でもかんでもレムリアン……と名前がルーズに使われる傾向があるので、「初登場、これがそうだ」と出てきたときに見ておかないと、あとで追いかけにくくなるからです。

詳しくはこちらを読んでいただくとして、私は、コロンビアとレムリアを(イメージ的にも)結び付けられずにいるので、いったいここの水晶の何が、レムリア(私の意識ではほかの水晶と区別しての特別扱いという意味で)と言わしめたかを考えるにも、実物を見て、できれば触っておきたい(パワーなんかはわからないけれど)。

ということで、実は持ってたコロンビア・レムリアンいろいろなんですが……。
「ちょっと見たい」と財布の事情で小さいものを選んだせいでしょうか。こうして写真にとってもごく普通の透明水晶です。

一方、ミネラルショーで海外業者が売っていたのは、先細りのシャープな形状(横筋付き)に、圧倒的な照りと透明度を備えた無色透明の水晶で、変な水晶好きの私でも素直に「おお、きれい」と思えるものでした。

レムリアンシードやほかのブランド的ネーミングの水晶も、「この産地だけ」「この鉱山だけ」と言われますが、私としては、「その中でも特にきれいなもの、特徴的な物だけがその名前に値する」のではないかと思いたい。

コロンビア・レムリアンならば、ムゾやサンタンデール、ペーニャス・ブランカス(……鉱山はどうせ人が彫ったものなので、ここはマグダレナ川流域でもいいかも)で採れたものの中から、際立って透明で照りのいいもの……とか。

これでヒマラヤ水晶というなら、ヒマラヤは場所の名前ですからヒマラヤの範囲内が条件となりえますが、レムリアンシードはイメージの名前。その石の何がそう呼ばせたかという「存在感」が問われると思うのです。

もちろんこれは個人的な感覚の差が出るでしょう。
私がすごくきれいだ、レムリアンシードと呼ばれてもおかしくない、と考えたとしても、別の人にとってはこれくらいは大したことない……かもしれない。
それでもいいと思います。
店がレムリアンシードと言って売っていたからレムリアンシードではなく、「そう思える(思えるに足る雰囲気を持っている)」「何か特別な名前で呼びたい」であるほうが、イメージの名前にはふさわしいと思いませんか?

……ということで、コロンビアレムリアン(できればもっと違う名前で呼びたい)にふさわしい、透明度・照りの美人水晶は、我が家にはやってきてくれそうにありません。さすがのお値段でした。

プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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