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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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多分同じ産地

peru-huwahuwa.jpg

ペルー産水晶です。

淡いけれどたぶんシトリン。

そしておそらく、
yellow-p22.jpg
これ
とか
citrine-p50.jpg
これ
と同じ産地。

どうして「たぶん」シトリンで「おそらく」同じ産地、とぼやけた書き方をしているかというと、まずこの石のラベルは「水晶」で「ペルー」でした。
お店の人は、淡いけどシトリン、とは言ってましたが。

最初に買ったのは
yellow-p22.jpg
これで、
ラベルにはクォーツ&サルファーと書かれていました。

じゃあ、これは硫黄入り水晶? と思っていたら、同じ産地の
citrine-p50.jpg
こちら
はベースはシトリンで、ものによっては黄色いしみみたいな酸化鉄や褐色の鉄明ばん石の微小結晶を内包するとありました。

……とすると、これはシトリン?

そして今回ペルーとしかわかっていなかったので、「ペルー シトリン」で検索して、似た形のものがないか調べてみると。

普通はなかなか出てこないことが多いんですが、今回はあっさり似たような石を発見。

しかもパワーストーン系の店です。こういう店は細かい産地まで書いてくれないのが切ないんだよなあ……と思いつつ説明を見ていくと。
◇スノーボールシトリンファントム(インカロードシトリンファントム)
◇雪のように白い斑点状の粒がファントム状にインクルージョンされています。
◇通常のシトリンよりも明るいレモンイエローがかった黄色
◇ほとんどのクリスタルにホワイトファントムが見られ、アバンダンス型になっています。
 ※アバンダンス:大きめの主結晶の根元を細い結晶が取り巻いている形
とのこと。

たしかに、先に買った二つはさわやかなレモンイエロー。
一つ目の石にはばっちりファントムで白い球状内包物。
yellow_201406240004523c5.jpg

二つ目(これはラベルで一つ目と同じ産地と確認済)で全部にファントムが入っているわけではないことがわかります。

そして今回三つめ。
ペルーで、淡いシトリンで……そしてこいつはいわゆる「アバンダンス」な形。

二つ目と三つ目は中のふわふわ白い感じが似ています。
これだけそろっていたら、多分同じ産地でしょう。

今回は2つめよりも顕著に内部に白いミストがふわふわしているところが面白くて選んだものです。
ペルーだからインカうんぬんはわかるとして、どうしてレムリアンというところが説明されていないし、レムリアンシードが各地で増殖している流れが個人的に嫌なので、レムリアンシードうんぬんは無視の方向です。

最後にもう一枚。
こっちの方がふわふわがよくわかるかも。

peru-huwahuwa2.jpg

内包物なのか、水晶によく見られるミスト(白い濁り)なのか、いまいち判断できませんが、このふわふわな感じはこの石の特徴です。



やっぱりシトリン?

ペルー・シトリン

先だっての某即売会で買いました。

ペルーのシトリンです。
ただし、ラベルは「Quartz」でした。
お店の情報によると、ベースはシトリン、濃い黄色いしみのようなものが入っているものもあり、それは塩化鉄(液体状でインクルージョンされているらしい)、やや褐色なのは鉄明ばん石の微小結晶とのこと。
私が買ったのは黄色のシミも褐色のものも入っていないので、普通にシトリンということになります。

ただし、ブラジルのシトリンに比べると、スモーキーがかってもいないし、アメジスト加熱のシトリンのように山吹色が買ってもいません。
さわやかなレモン色系という感じです。
透明度も高く、結晶面もつやつや。

ご覧の通り(パワーストーン的に言うところの)ツインでもあります。

そういえば、私、ペルーのシトリンをもう一つ持っていたはず。
こちらです。
産地を比べてみると同じ。

最初に買ったものは白いつぶつぶがファントム状に入っていますが、今回のものにはありません。
最初のものにはラベルにサルファーとあり、その白いつぶつぶが硫黄なのか、黄色い発色そのものが硫黄によるものなのかが不明でした。
レモン色っぽい色合いからサルファーによる色?
……と考えていましたが、今回の情報によると、ベースの黄色はシトリンということになります。

まあ……硫黄による黄色だったら、こんなに透明黄色になるとは考えにくいですもんね。

ミニ・コロンビアン

数年前からコロンビア・レムリアンと呼ばれる水晶が出回っています。

曰く、
最初はコロンビア産。
エメラルドの鉱山で採れた。
ムゾ産。
サンタンデール産。
そして最近知ったのが、ペーニャス・ブランカス産。

ペーニャス・ブランカスは鉱山名のようで、ムゾ鉱山の近くにあります。
その産地の水晶が売っていたので買いました。

ブランカス

地図で言うと産地はここ↓
コロンビア地図・b

真ん中あたりにペーニャス・ブランカスがあります。

実を言うと、
←エメラルド鉱山で採れた(どの鉱山かは不明)

←ムゾ産

←サンタンデール産(コロンビアレムリアンと呼ばれる前から持ってる)

……と、話題になるごとに小さいのを一つずつ手に入れてるんですが。

というのも、こういうのは誰がどういいだしたかが不明で、ゆえに何でもかんでもレムリアン……と名前がルーズに使われる傾向があるので、「初登場、これがそうだ」と出てきたときに見ておかないと、あとで追いかけにくくなるからです。

詳しくはこちらを読んでいただくとして、私は、コロンビアとレムリアを(イメージ的にも)結び付けられずにいるので、いったいここの水晶の何が、レムリア(私の意識ではほかの水晶と区別しての特別扱いという意味で)と言わしめたかを考えるにも、実物を見て、できれば触っておきたい(パワーなんかはわからないけれど)。

ということで、実は持ってたコロンビア・レムリアンいろいろなんですが……。
「ちょっと見たい」と財布の事情で小さいものを選んだせいでしょうか。こうして写真にとってもごく普通の透明水晶です。

一方、ミネラルショーで海外業者が売っていたのは、先細りのシャープな形状(横筋付き)に、圧倒的な照りと透明度を備えた無色透明の水晶で、変な水晶好きの私でも素直に「おお、きれい」と思えるものでした。

レムリアンシードやほかのブランド的ネーミングの水晶も、「この産地だけ」「この鉱山だけ」と言われますが、私としては、「その中でも特にきれいなもの、特徴的な物だけがその名前に値する」のではないかと思いたい。

コロンビア・レムリアンならば、ムゾやサンタンデール、ペーニャス・ブランカス(……鉱山はどうせ人が彫ったものなので、ここはマグダレナ川流域でもいいかも)で採れたものの中から、際立って透明で照りのいいもの……とか。

これでヒマラヤ水晶というなら、ヒマラヤは場所の名前ですからヒマラヤの範囲内が条件となりえますが、レムリアンシードはイメージの名前。その石の何がそう呼ばせたかという「存在感」が問われると思うのです。

もちろんこれは個人的な感覚の差が出るでしょう。
私がすごくきれいだ、レムリアンシードと呼ばれてもおかしくない、と考えたとしても、別の人にとってはこれくらいは大したことない……かもしれない。
それでもいいと思います。
店がレムリアンシードと言って売っていたからレムリアンシードではなく、「そう思える(思えるに足る雰囲気を持っている)」「何か特別な名前で呼びたい」であるほうが、イメージの名前にはふさわしいと思いませんか?

……ということで、コロンビアレムリアン(できればもっと違う名前で呼びたい)にふさわしい、透明度・照りの美人水晶は、我が家にはやってきてくれそうにありません。さすがのお値段でした。

レムリアというよりも

レムリアンシードと呼ばれる水晶があります。

私個人としてはレムリアンシードというとブラジルはミナスジェライス、カブラル山脈産のうっすらピンクで表面はふんわりマット、くっきり横筋付きの美しくスタイリッシュな水晶であると思ってます。

レムリアなんてのは伝説ですから何でもいいといえば何でもいいんですけど、「レムリアンと名前がついていたからレムリアン」「横筋がついていたらレムリアン」より、レムリア大陸が太平洋にあって、それが海に沈む時にレムリア人(もしくはレムリア人の精神)が南米に逃げ延びた……という説(※)があり、それを踏まえてのレムリアンシードという、いちおう筋の通ったバックボーンを持っている方が「らしい」んじゃないかと思うんですよね。
※詳しくはこちら

私にとっては、レムリアンシードなどの「特別な名前」は一種の「称号」だと思うので、適用は慎重に……というイメージなのです。

ブラジルのレムリアンシードには、特別な「おはなし」がくっついているのだから、他の産地でもレムリアンシードを名乗るなら、それなりの「おはなし」が欲しいじゃないですか。
なのにブラジルに続いて世に出た「ロシアンレムリアン」はいちおう「ブルー・エンジェルの伝説」とやらがくっついていて、名づけた人もわかっていますが、ペルーやコロンビア、モザンビークあたりは、誰がどんな理由でレムリアンシードということになったのかが不明。

なので、私としては「よくわからないけどレムリアンシードの名前がついてる水晶」……と、カブラル山脈のレムリアンシードとは、ちょっと区別しています。
正直に言うと、別に、レムリアンじゃなくてもいいんじゃないか、という気分。

レムリアンでなくてもいいならどう呼ぶか。
そんなネタでおひとつ。

コロンビアンレム

「コロンビアン レムリアンシード」として買った石です。
いちおう、ムゾー産とのこと。

コロンビア産のレムリアンシードの産地については、
◇エメラルド鉱山で見つかった
◇ムゾー産(※ムゾーは有名なエメラルドの鉱山)
◇サンタンデール(州)産
という説明を見かけていました。

それが、最近
◇Peñas Blancas, Boyaca, Colombia
◇ここで採れるものだけがコロンビアンレムリアンシード
……という情報が。

Peñas Blancas, Boyaca, Colombiaを訳す(?)と、
コロンビア、ボヤカ州、ペーニャス・ブランカス。
さらに調べると、ペーニャス・ブランカスは鉱山名でもあるようす。

出た、鉱山限定。

これでインカローズあたりだと、アルゼンチンのカピジータス鉱山のだ!と鉱山限定説を唱えてみたりしますが、あれはカピジータスがインカ帝国の範囲内にあって、インカ帝国の時代から稼働していたという「立地と歴史」という理由があるから。
レムリアという「伝説」……しかもどうしてここでレムリアという理由が明らかでないものでは、鉱山というのは、たまたまそこを人間が掘っていて水晶が出た……というだけの話ではないでしょうか。
それも見るからにペーニャス・ブランカス産は特別だと思える特徴があるならともかく、透明ピカピカ横筋付き……だけでは、他にあっても不思議じゃない。

何でもペーニャス・ブランカスはムゾーと50キロ程度しか離れていないということなんですが、いったいどういう位置関係か。

ちまちま検索を繰り返し、場所をさがして地図をおこしてみました。

どん。

コロンビア地図


ムゾー鉱山とペーニャス・ブランカス鉱山はボヤカ州にあり、サンタンデール州はボヤカ州のお隣。
予想以上に地図が大きくなったのは、いずれの地点も近くて、大きくしないと落とせなかったからです。

ちょっと引いて広い範囲を見てみると、いずれも東アンデス山脈のなかにあり、
傍をマグダレナという川が流れています。
さらにしらべていくと、ボヤカ州の南端にはチボールという、これも有名なエメラルド鉱山があるんですが、同じ州にあるけれど、ムゾーは山脈の西斜面でマグダレナ川流域、チボールは東斜面でオリノコ川流域になり、それぞれの流域を代表する鉱山である……というような説明に行き当たりました。
ペーニャス・ブランカスも大きくはムゾー地区と見られるようです。

ふーむ、共通項は、東アンデスの西斜面、あるいはマグダレナ川流域か。
ブラジルのレムリアンがカブラル山脈という範囲を持っているように、ここでもある程度の範囲があってもふしぎじゃない。
むしろ州とか鉱山とか、人間が設定した範囲に限定する方が難しいのでは。

ここで「マグダレーナ川流域を代表するムゾー鉱山」という説明が印象的だったので、マグダレナ川で検索していくと……。

おや。

この川の名前は、新約聖書の外典「マリアによる福音書」などに登場するマリア・マグダレーナに由来する。(Wikipedia)だそうですが、そのほかにも

◇マグダレナ川の上流にはサン・アグスティン遺跡群がある。
 南米でも最大規模の遺跡群で、紀元前500年にさかのぼるものもある。
 ※サン・アグスティン遺跡群(Wikipedia)

◇アマゾンの奥地にあるとされた黄金郷:エルドラドを求めて、スペインのヒメネス・デ・ケサダは、マグダレナ川をさかのぼり、チブチャ(ムイスカ族)を征服して、1538年にボコダ(現在のコロンビアの首都)を建設した。

◇ボヤカ地方に興ったムイスカ文明は農耕的な民族で、優れた金細工技術と陶芸技術を持ち、族長は毎年1回、祭りの際に全身に金粉をぬって湖で沐浴する儀礼をおこなっていて、その話がエルドラドの伝説になった
http://www.colombia.travel/jp/turista-internacional/colombia/historia

◇「エル・ドラドの真の姿は、ムイスカ族の宗教と切り離せない関係にあった。シャーマニズム的な宗教を信じるムイスカ族は、物質的な世界よりも霊的な世界を重んじる傾向があり、太陽や自然を崇拝していた。」
http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/hi_06_01.html

などなど……おおう、よくわからないレムリアを持ち出さなくても、この地には魅力的な歴史や物語があるではないですか。

むしろ、エルドラド・クリスタルとかマグダレナ・クォーツとか、ムイスカ・クリスタルとか……そういう名前で呼んだ方がいいんじゃないだろうか。

ブレッチア

ブレッチアオパール

オパールビーズです。
ペルー産との説明を見かけます。

私がこのオパールを知ったのは、たしか……2010年。
粒売りで買って、しばらくしてからこのブレスレットに一粒使ったのが最初です。
ぐるり天珠

その後、このビーズがブレッチアオパールの名前で売られていることを知り、連で買ったのは去年。

ブレッチア(breccia)とは「角礫岩」のこと。割れてバラバラになった岩が別の成分がしみ込むことで隙間が埋まって固まったものです。この割れたかけらが丸くなると礫岩(コングロメレイト)になるようです。
この場合は、岩じゃなくてオパール(遊色がないのでオパライト?)が割れて、ひびが埋まって固まったもの……ということになりますが、確かにひびはあるけれど、単なるひびなのかブレッチアの名前の通り角ばったかけらになって固まったのか、微妙なところ。

写真はオレンジ~ブラウンですが、もっと淡い色のも、緑がかったものもあるようです。

オパールだけあって軽く、肌触りがやさしいのも魅力。
こういう温かいオレンジ~ブラウンで透明度のある石は、実はありそうでいて少ないような気がします。

ところで、breccia opal、brecciated opalで検索しても、海外サイトではこの石を見かけません。いったいどういう名前で出回っているのだろう……。


プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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