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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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水晶ガード

stibnite-romania.jpg

スティーブナイト入り水晶、ルーマニア産です。
いただきものです。
ありがとうございます!

小さな水晶ですが、透明な中に浮かぶスティーブナイトが浮かぶように内包されています。

ビーズではスティーブナイト入り……と書かれていながら石墨入りのものをときどき見かけますが、これはちゃんと金属光沢が見える、スティーブナイト。
金属鉱物入り♪

スティーブナイト(輝安鉱)はそのままでは表面が酸化して、せっかくの金属光沢が薄れてしまうのですが、これは水晶によってがっちりガードされているので、その心配がありません。

検索してみたら、クラスターもあるようですが、さすがのお値段……。ルーマニア以外ではネバダ州でも出ているようです。
クラスタータイプを見ると、水晶の結晶の長短にかかわらず、だいたい同じ位置に内包されているようなので、いったいどういう状況で内包されたのかをしみじみ考えたくなります。

水晶は熱水の中で結晶しますが、熱水と言っても熱いだけのさらさらのお湯とは限りません。
以前、長さに関係なく一定のラインまで緑泥が内包されている水晶について、地中の熱水の中が緑泥混じりのどろどろのかきたま汁とさらさらの湯の2層になっていて、そこに水晶が結晶したのではないかと考えたことがあります。

もしかしてスティーブナイト入り水晶も同じことがいえるのではないか。

以下は想像ですが……。

souzou.jpg

地下の熱水がその含まれる成分の沈澱(?)などによって濃い、薄いの2層に何となくわかれていて……

souzou2.jpg

ちょうどその中間あたりに針状のスティーブナイトが浮かぶように結晶したとしたら。
(そんなことが可能かどうかわかりませんが)

souzou3.jpg

スティーブナイトの層を貫くように……スティーブナイトを取り込みながら水晶が結晶し、

souzou4.jpg

その後、水晶に取り込まれなかったスティーブナイトが無くなってしまう……

こういう出来事があったとすると、水晶の長短に関係なくだいたい同じ位置にスティーブナイトが内包されている理由が説明できるような気がするのですが、どうでしょう?

水晶か、カルセドニーか。(再録)

再録です。



ハンガリー産のアメジスト……として売られている石です。

歯切れが悪いのは、この小さい小さい結晶のあつまりが、いったい水晶なのか、カルセドニーなのか、疑問だから。

軽くおさらいすると、カルセドニーも水晶も、成分や結晶系が同じです。
違うのは、カルセドニーは目に見えないくらいの小さな結晶の集まり(潜晶質)で、水晶は目に見えるくらい大きい結晶(顕晶質)だということ。

いちおう、この石も結晶の形がちくちく見えているんですが、同じくらいのちくちくでインド産の色のないものだと、カルセドニーと呼ばれていたりします。時にはもっと結晶の形がはっきり大きなものまでカルセドニー扱いです。

とりあえず……アメジストとして売られているし、小さいとはいえ、結晶の形も見えてるし、水晶……?
と思っていたんですが、このたび考え方を変えました。

これ、カルセドニー扱いの方がいいかも。

この石を再び写真に撮っていたら、こんなふうに写りました。

hun.jpg

ホワイトバランスを取って写し、そのあとは色はいじっていません。

なんだか、紫と、より赤(ピンク)っぽい紫に写っているような……この色合い、覚えがあるぞ?

hun2.jpg

インドネシアの、パープル・カルセドニーです。
これは染めではなくて、天然の色。発色のメカニズムはアメジストと同じらしく、アメジストのカルセドニーバージョンということです。

これも、普通に見ると紫……藤色なんですが、光に透かしたりすると、ピンク紫に見えるところが出てきます。

これを何というのかわかりませんが、石の厚みなどによって、夕日が赤く見えるのと同じようなことがおきている……それは石がミクロのつぶつぶ構造であることに起因しているんじゃないかと思うのです。

同じような色合いの変化が、ハンガリーの「アメジスト」におこっているなら、この石は実はミクロ結晶の集まったつぶつぶ構造なのではあるまいか。
小さい結晶の集まったアメジストはほかにもありますが、このようにはくだくしていたり、色合いが変わって見えるものは覚えがありません。






カルセドニーとクォーツの境目

何年も前から見てはいたけど、なかなか手に入れられなかったもの。

hungary_201407052336092dc.jpg

ハンガリーのアメジストです。

とても細かなドゥルージー状で、柔らかな藤色(写真は透明感を写すため、やや淡く写っています)。
細かな結晶の集まりと言えば、国産・万珠鉱山のアメジストもそうですが、ハンガリーの方が結晶が細かく、色合いもふわっと半透明な感じ。

 

ここで、疑問が一つ。
これは、カルセドニーとは言わないんだろうか。

ちょっとおさらいしますと、水晶(石英)とカルセドニーは同じ仲間。
水晶(石英)が目に見える大きさの結晶であるのに対し、カルセドニーは目に見えないくらい細かいミクロの水晶(結晶)が集まってできています。

そういう意味では、小さくても結晶の形が肉眼で見えるのだから、水晶(紫なのでアメジスト)と言っても変ではないけれど……。

india-blue.jpg

一方で、こちら↑のような、結晶の大きさで言えば、ハンガリーのものよりずっと大きいのに、カルセドニーと呼ばれていたりすることもよくあります。

インドネシアの方に、アメジストと同じような発色原因で色づいた、パープルカルセドニーがあるのですから、紫だからアメジストと言わなくてもよさそうです。

どのくらいの結晶の大きさだと水晶と呼ばれ、どれくらい小さいとカルセドニーになるという基準はないんだろうか?
案外、初めて掘った人がアメジストと呼んだからアメジストで出回っている……という単純な理由のようなきもしてきました。

hungary2.jpg

hungary3.jpg

側面(断面)を見ると、結晶一つ一つの境目もあいまいで、よけいにカルセドニーっぽく見えてきます。






山を喰らう

ルーマニア産をもう一つ!……と思ったら産地が違いました。

madan.jpg

ブルガリア産です。

おっかしーなー、買った店はブルガリア鉱物専門店(@新宿ショー)だし、もらったラベルで「やっぱり産地はマダンかー」と納得していたのに……。
どうやらこの石、ルーマニア産に似ています。
ルーマニア産は、もっと太い……アーティーチョークとか砲弾型と言われる形のものがありますが、こっちはそれに比べるとやや細く、しかし、柱面が小さな結晶が集まったような形状になっているところと、金属鉱物が絡んでいるところが似ています。

ふつう、ブルガリア産といったら、方鉛鉱や閃亜鉛鉱の上に細くて短い水晶がチクチク生えそろっているイメージなので、比べるとルーマニア産に似てる。

だけどブルガリア産。間違えてはいけない。

この石に絡んでいるのは、黄銅鉱(チャルコパイライト)
半透明白でマットな質感の水晶にところどころ黒く、ところどころ黄色っぽい金属光沢に輝くチャルコパイライトくっついているようすは、荒々しくも美しく見えます。

madan2.jpg

内部にも食い込んでいるのか、石の根元の方は内部に黒い影が見え、同じ大きさの水晶クラスターと比べるとずっしりとした重さ。
普通の水晶の重さを予想して持つと、その重さに驚きます。

madan4.jpg

madan3.jpg


気難しい白・2

昨日のルーマニア産のようなのは、大きさにかかわらず撮りにくい。

ちょうど同じように、先端~中心部透明・柱面半透明、しかし大きさは昨日の石の倍以上。

kosobo2.jpg

それでいて、やはり、結晶を真上から覗き込むとベンツマークみたいに見える。

この石のラベルは「コソボ」。
あまり見かけない産地の石だと思う。
少なくとも、まとまった数が一度に売られているのは見たことがない。
検索したら、少しだけど流通はしているみたい。黄鉄鉱付きのものもあったので、産状がルーマニアに似ているのかも。

ただし、こちらは柱面の不透明さはやや控えめで、一方方向から吹き付けたように細かい結晶がくっついている。
こういう感じはアポフィライト付のダルネゴルスク産にも似ている。

上の写真を見ると、そこそこ整った形のクラスターに見えているけど、実は、この写真、底面を斜めに……後ろから支えて立て掛けるような感じで撮っている。
実物は平面的でやや結晶の向きが暴れた形状で、これも撮りにくさの要因の一つになっているのです。

kosobo.jpg

この方向からだと、けっこう印象が違うかも……でも、柱面の半透明具合は、こっちの方が良くわかる。

石の写真を撮り始めて10年……それでも手こずる石はいっぱいある。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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