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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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この青。

去年あたりから、デュモルチェライトの針状結晶入り水晶が出回ってます。

それとは別に、もっと以前からデュモルチェライト入り水晶と言われる石があるのも聞いていました。
……と言っても自結晶の水晶の中に入っているのではなく、石英またはクォーツァイトの中に交じっているもののようでした。

かと思うとよく似た見かけの青いタンブルが「染め」表示だったり。

そんな中で思い出したのがこの石。

blue_20150802224059e23.jpg

若干灰色がかった石英もしくはクォーツァイトを花の形に削ったビースです。

かなり前、浅草橋のビーズショップの外のテーブルに、練りのターコイズとかチェリークォーツなどと一緒に売られていて、確か練りのターコイズのルースと一緒に買ったのでした。
たぶんその時の気分は「染めの見本にひとつ」。

でも今見てみると、これは染めじゃない。

blue-2.jpg

クラックが染料で染まっているのではなくて、青い鉱物が内包されているようです。
いったいこれは何だろう?

これもデュモルチェライトとか?

ビーズなので産地も不明。
ビーズはこういう時にかなり不利。



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紫霞

victoria-2.jpg

ヴィクトリアストーン!

たまたまこの石を知ってから、それを探しているお店の方と知り合いになって「あそこで見かけましたよー!」「(売っている卸の店が)あそこに出店してましたよー」とお話させていただくこのもあったりして、この石に注目する機会が増えました。

このルースは、そのお店から「いつも売ってるところを教えてもらってお世話になっているので」とご厚意でいただいたもの。
ありがとうございます!

この中からどれでも好きなのをどうぞと言っていただいて、
「こ、これ、いいですか……?」
と厚かましく選んでしまったのがこれ。

淡い紫色のヴィクトリア。
ヴィクトリアストーンは、私が見たものでは水色、はっきり青緑(やや青み強め)、葉っきり緑、小豆色、白……この淡い紫色は少ないです。
どちらかというとくっきりはっきりした……ズバリ言うと「派手」な色味が多い印象のヴィクトリアストーンの中で、この色は異色かも。

写真に撮ったら、こんなに幻想的に写りました。

ヴィクトリアストーンは、飯盛博士という方が考案した人造宝石(自然界には存在しない)。博士はその製法を明かさずに亡くなられたとのことですが、ミネラルショーや宝飾展ではルースの他に、加工する前の原石(……というのも変ですが、スライスしたものや塊状のもの)を見かけたりします。
お店の人の話ではデッドストックだということですが、1982年に亡くなった飯盛博士は30年たっても残っているくらいたくさん作っておられたのでしょうか……。
もしかして、どこかで製法が復元されたとか、全然別の方法で見た目そっくりの石が作られるようになった……なんてことがあったりしないでしょうか。
不安だなあ。


故郷はホータン?

chert.jpg

いただき物の石です。

失礼ながら。見た目はなんだか普通に川原などに落ちていても不思議ではないような石です。
実際落ちていて、見かけたとしても「あ、ちょっと縞模様きれい」くらいで済んでしまうんじゃないでしょうか。

くれた人のお話によると、この石は「チャート」なんだそうです。

おお、チャート。
持っているぞ。これです。

何かと言えば、チャートという石は、成分としては二酸化珪素……水晶と同じ(今回の石の場合は不純物も結構混じっていて不透明なんだと思います)。
でも石英族ではなく、二酸化珪素の殻を持つ超ミクロサイズのプランクトン「放散虫」などの死がいが海底や湖底に積もってできた「堆積岩」なんだそうです。

でも、「岩」ですから、まとまってたくさん見つかるもののはず。上記リンク先のポーランドのチャートのようにきれいな縞々ならばともかく、今回の石は結構地味。
それがどうして?

「チャートって硬い岩でしょう。それがこういう丸い礫になるのは、けっこう珍しいんだって」
……なるほど。
そういえばチャートは緻密な構造なので硬く、そのためにフリント(火打石)に用いられるんだっけ。

「この石の産地は、詳しくわからないんだけど、○○店さんが持っていたホータンの礫のなかにそっくりなのがあったから、そっちの産じゃないかと思ってる」
……ほほう。

「もしかして」ではありますが、ホータンと聞いてがぜん興味がわきました。

ホータンの位置はここ。

わかりにくいので、まず「カイラス」を探してください。
そのうえに「チベット高原」、さらにその上に「崑崙」。この「崑」から左上のところに「ホータン」があります。

そう、ホータンはシルクロード上にあったのです。

そしてホータンと言えば「玉(ぎょく)」の産地。ホータンは「和田」と書き、ホータン玉(和田玉)、その中の羊脂玉(ようしぎょく)と言えば、「玉(ぎょく)」の最高峰といわれるものです。
古くからこの地を流れる川の中から丸石状の玉を採取していた……というのですが、この石も玉と一緒に川の中をコロコロしていたんだろうか。

地図で見るとタクラマカン砂漠の近く。
ウイグル語で「入ると出られない」という厳しい名前を持つこの砂漠に、硬い石を丸くするような流れがあったんだろうか。

調べてみると、タクラマカン砂漠はもとは湖の底だったとか。……そこでチャートができたとか?
それに、崑崙山脈が近くにあるので、川があってもおかしくはない。
……実際調べると、地図では崑崙山脈から流れ出る川沿いにあるようです。
川があり、水が得やすかったから、シルクロードのオアシスになった。
なるほどー。

すごく地味な石だけど、機械磨きの石にはない手触りを楽しみながら、歴史や地形に思いをはせるのも面白いです。

高感度石

産地は不明。でもたぶんブラジルだと思う水晶玉。
大きさは、ちょうどビー玉くらい。

star1.jpg

見た目はほぼ透明。
でも、黒背景で撮るとうっすら白濁しているのがわかります。

star2_201407112227356c7.jpg

しかし、スポットで光を当てると……

star6_20140711222740d80.jpg

スター!

スターと言えばローズクォーツが良く知られていますが、実は他の色でもスターが出る物があります。
ほぼ透明(ほんのりミルキー)なこれ。スモーキーも見たことがあります。
アメジストは……見たことないかも。

スターは結晶の中にルチルの微細な結晶が規則正しく並んでいて、それを丸く磨くことで、内包物に光が反射し、髪の毛の「天使の輪」みたいな筋となり、それが三本交差することで「*」状のスターになるといわれています。
詳しくはこちら

ルチルでなくても細い針状内包物が規則正しくカゴメ状に並んでいればスターになるはずですが……。
アメジストに(通常の針状の)ルチル入りを見たことがないので、アメジストとルチル(チタン)は同時に存在できないのかと想像しているんですが、だから、アメジストにスター入りがない(私が知らないだけかも)とか?

このほんのりミルキーのスターもルチルによるスターなのかもわからないし。
でも、ローズのスターより、こちらのスターの方が神秘的に見えるのは、単に見慣れているか否かの違いでしょうか。

スターの正面に回り込んでみます。

star4_20140711222737026.jpg

おっと、角度がずれると、きれいなスターにならないようです。

角度を調整すると……

star5_20140711222739eb8.jpg

この通り、端正なスター!

白濁ミルキーのスターは、角度が決まっていて出るスターと、どの角度でも出るスター(透過光で出るスター)があるんですが、こっちは角度が決まっていて出るスターです。

アンラッキー石が好き。

turquoise3.jpg
ターコイズです。

ターコイズ(も)、好きです。
ただ、ブレスレットにするには、どうも私の肌色と合わないのが多いので、アクセサリーとしてはペンダントヘッドが多め。

このペンダントヘッドは、やや大ぶりで、水色の部分がとろりと柔らかい感じで、それをグレーのマトリクスが引き締めている感じ。
水色一色だったらたぶん買ってないでしょう。

困るのは、このボリュームに見合うチェーンがないこと。
細いチェーンだとバランスが悪いし、ビーズショップで売っている銀色のチェーンは色合いが違う。
……細いチェーンを何本か通すとか、シルバーのビーズをチェーン代わりに使ってみようか。

さて、ターコイズ、私の星座のアンラッキーストーンだそうです。
私は、アンラッキーを味方につけたら無敵じゃん! 気合を入れて(石に)好きをアピールするぞ!
……でおしまいなんですが、mixiで話の流れでアンラッキーストーンの話をしたら、「そういうのは知らなかった」と、やや心配ニュアンスの声が返ってきました。

どうして、そこで心配になるのか、不思議です。

誕生石ならともかく、星座の石はそれに比べてマイナーだし、アンラッキーストーンはさらにマイナーです。
知名度が低いので、知らずにアンラッキーストーンを持ってる人は多いでしょう。

で、このアンラッキーストーンというのが、気をつけなければならない、自分の星座のアンラッキーストーンは持っていてはいけない……という強いタブーなら、知らずに持っていてもアンラッキー効果(どんなものかわかりませんが)てきめんのはずです。

本当にヤバいものだったら、、知ってから「どうしよう?」なんて心配できるほど悠長なものではないし、知っていようといまいと同じように結果が出るはずで、それがはっきりわかるものなら……それが重大なトラブルなら、いくつか事例が出た時点でその石は売られなくなるか、「この星座の人は持ってはダメ!」とどこを見ても同じ注意書きがされていて、店も「お客様の星座は?」と確認していることでしょう。

知らずに持っていたけど、知ったので心配、というのは結局心配しすぎです。

パワーストーンにはいろいろ心配があるようですが、質問する前にこのように考えてみることをお勧めします。

「これ(心配な情報)が本当だったらどうなるか。」

たとえばよくある「○○石と××石と△△石でブレスレットを作ろうと思います。相性は大丈夫でしょうか?」という質問。
石には組み合わせに相性があって、相性が正しくないと効果が出ないとかなにかよくないことがある。それが本当だったら。

組みあわせ一覧表みたいなのがあって、それ以外は作ってはいけないことになる。
ビーズショップにはその一覧表を完備。
それに反するブレスレットは売られていない。
などなど、いろいろ考えられますが、どれひとつとして現実にそんなことが行われているというものはありません。

いくら心配でも、そう考えていくとその心配が、本当に心配すべきかどうかわかると思います。





プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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