fc2ブログ
INFORMATION
top-red

石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
石好きさんも、これから石好きさんになる方も、どうぞ覗いてみて下さい。

楽天ブログは更新を停止しています。 掲示板や記事へのコメント欄は開いておりますが、見落とす可能性が高いので、こちらにコメントいただくか、web拍手の一言メッセージ等をご利用ください。

石好きサイトを結ぶ近道リンク(別館サイト内) 


ブログの保存版別館サイト。 


どんどん増えてます!


石好きが高じてブレスレットやワイヤーラップ・ペンダントを作ってお店に置いていただいてます。
パーフェクトストーンさん
 ※KUROのページはこちら
※当サイトの文章・画像等の無断使用・転載・直リンクは固くお断りいたします。
 使用される場合は、画像を改変せず、出典を明記、当ブログへリンクして下さい。

今度はちゃんと入ってる

アナターゼ2

昨日に続いてアナターゼ入り。
今回はばっちりガンメタ色。形もとんがり鋭錐石。
やはり全体磨きの水晶に内包されているものですが、全体的なバランスはとれているので、固まりの石英から削りだしたのではなくて、ある程度結晶の形をしているものを磨いたのだと思います。

なぜかというと、結晶の形というのは結構微妙で、一から形を削って作ったり、結晶の先端が大きく壊れているものをそれらしく削ったりすると、どうしても不自然な感じになるからです。
たぶん、原石好きさんならなんとなーく変だと思うはず。
それがないからには、元の結晶の形がある程度あったのだろうと想像するわけです。

もうちょっと説明すると、茶色いもやもやした内包物の中に埋まるようにアナターゼが結晶していて、それが見事に水晶の中に入っています。
茶色い内包物の下も透明な水晶なので、水晶が結晶していく途中で、アナターゼが結晶したんだと思います。(もしかしたら、他から流れてきてくっついたのかも)
昨日も言いましたが、アナターゼは低温で結晶するらしく、そのために水晶の表面にくっついていたり、表面に半分埋もれたようにくっついていることが多いです。
それが、こうもすっぽり内包されるかなあ……。
アナターゼじゃないのかなあ……。
どう見ても、アナターゼに思えるんですけど……。

鉱物好きさんには、磨きというのはちょっと敬遠されてしまうことがあり、磨きもOKな石好きさんには、見た目地味に写るかも知れないこの石、実はちょっとおもしろい。
磨きも実は侮れません。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
10 | 2008/11 | 12
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
検索フォーム
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム