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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
石好きさんも、これから石好きさんになる方も、どうぞ覗いてみて下さい。

楽天ブログは更新を停止しています。 掲示板や記事へのコメント欄は開いておりますが、見落とす可能性が高いので、こちらにコメントいただくか、画像掲示板web拍手の一言メッセージ等をご利用ください。

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輝きでもなく、きらめきでもなく

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全体像はすでに一度登場しているエッチング・クォーツです。
http://plaza.rakuten.co.jp/voidmark/diary/200806040000/
一部分結晶面は残っているけれど、大部分は見事に溶けてごつごつ凸凹。

これが、とても綺麗に見えるのだから、とても不思議。
なめらかな結晶面が光を反射する輝きでもなく、きらめきとも違う、光の表情。

私にとって写真を撮ることは、その石をじっくりみること。
見るたびに新たな美しさに、うっとり……。

”だんご三兄弟♪”

利口なようで時々お馬鹿なパソコンを相手に、日々、「石」「医師」の攻防に苦しんでおりますが、本日のタイトル「だんごさんきょうだい」(古……)は難敵だったようで、一括変換したら、しばらく考え込んだあげく「団子山峡台」と変換しやがりました。なんだこりゃ。

さて、「だんごさんきょうだい」とは何者か。

こいつです。
だんご

パキスタン産のガーネット。たぶん、スペサルティン
2008年の池袋ショーで、ガーネット入りアクアマリンを他人に勧めまくって完売させたところ、お店の方に「サンキュー!」といただいてしまいました。

けっこう鮮やかなオレンジ色の、直径1センチほどの結晶が仲良く並んで縦三つ
ガーネットは、たくさんの結晶が集まって、まさしくザクロのようにごちゃごちゃごちゃっと固まっているのはよくみかけますが、こんなふうに縦にだんご三兄弟の結晶は、あんまり見かけないように思うんですけど、どうなんでしょう?

結晶の形も綺麗だし、こんな石をいただいちゃって良かったのでしょうか、ありがたや。
よく見ると、「だんご三兄弟」よりもサーティーワン・アイスクリームのトリプルのようにも見えてきました。

Golden Drops

先日、日蝕ブレスを作りましたが、一端活性化すると継続するのが「ものづくり症候群」
「この石も使ってみようかな~」
「この間はこれがうまくいかなかったんだよね~」
とビーズを手に取り、作り始めてしまいます。

「そうだ、これがあった」
取り出したのは、ちょっと訳ありビーズ。品質に何か傷があるわけではありません。

最近、「レモン・クォーツ」がお気に入りです。
淡い透明黄色の水晶ビーズで、シトリンよりもさわやかな、まさに「(淡い)レモン・イエロー」。
日蝕ブレスにも二粒使っています。

レモン・クォーツは、やや白濁したタイプと、透明なタイプがあって、できれば白濁タイプ希望。
白濁タイプは、たぶんスターか方向を問わない光の筋が出そうなものが多く、個人的に「イエロー・ジラソル」と言いたい感じなのです。


レモンイエローだからレモン・クォーツと呼ばれているのですが、実はレモン・クォーツにはもう一つ……原石好きの立場から言えば、こちらこそ本家レモン・クォーツだろうと言いたいものがあります。

ご存じ、硫黄内包のレモン・クォーツです。

こちらの方が古くから知られていて、レモン・クォーツで調べると硫黄入りレモンがヒットします。
ビーズで「レモン色・クォーツ」を仕入れて、説明を書くために「レモン・クォーツ」で検索したら「硫黄入りレモン・クォーツ」がヒットした。
……というわけで、硫黄入りではないのに、呼び名が同じということで間違った説明が付けられたレモンクオーツをたくさん見かけます。ご注意を。
見分け方は簡単。

硫黄入りは、その通り硫黄を内包しているので、完全透明にはなりません
たとえて言えば果肉入りレモン・ジュース。もやもやしたような硫黄のインクルージョンが見えます。
ですから、(白濁していても)もやもやのない透明なものは、レモン色・クォーツ。
硫黄入りレモン・クォーツは、ビーズにするほどたくさん産出するとは聞きません。


さて、「レモン色」の方のレモン・クォーツですが、このビーズ、妙にお高い。
ラリマーなどの人気レア石に比べれば、安いですけれど、水晶系としては高い方。
気軽に連では買えません。
産出が少ないのか、加熱なり放射線照射なりの加工を施しているのか、詳細は不明です。
でも淡い色合いと絶妙な透明感は捨てがたい。
レモン・クォーツとして買えば高いけれど、どこかで何か別の名前で安く売られてないだろうか。

そんなことで探していたら、別のビーズを見つけました。


……スモーキー・クォーツです。
でも、明らかに黄色い。

スモーキー・シトリン……といいたい感じですが、実物はさらに黄色く……緑がかってもいるようで、むしろ「オーロ・ベルディ」とさえ呼びたい感じなのです。

なのになぜスモーキーと言い張るかと言うと、スモーキーの連に混じっていたから。普通にスモーキーの色合いのビーズの中で、これだけが違う色だったのです。

何とも言えない深みのある色合い、角張っているような丸いような変なカット(磨き)。
大きさは幅2センチ、長さ1.5センチほどと大きめ。

このボリュームをどうするか……。

ゴールデン・ドロップ

こうなりました。
ビーズの間に小さな真鍮色のビーズを挟みビーズの間隔をあけることで、大きなビーズでも重苦しく見えなくなります。
日蝕ブレスにも使った繊細な透かしパーツで軽やかさをアップ。

インパクトのある色合いですが、そのままではややぼやけるので、黒いビーズで引き締めます。
手前のカットが入った黒いビーズがショール、脇の小さめふたつぶがテクタイト、奥の方でごちゃごちゃ固まっているのがテクタイト(原石ビーズ)です。

テクタイトの原石ビーズは、私の趣味(テクタイト♪)と、黒に、スモーキー・シトリンに負けないボリュームを持たせるため。

ショールが直径1センチですから、全体のボリュームは推して知るべし。

たっぷりと「夜を含んだ金色」とでも言いましょうか。
何とも言えない豊かな色合いを、心おきなく楽しむブレスになりました。


石屋はしごレポート

思い出したこと、最近見かけたこと。

某チェーン展開のビーズ&パーツショップにて。
ここは「石屋」と言うよりビーズ・ショップに近いところではありますが……。

インプレッション・ストーンサーペンティン表示。
この石は、いったい何かいまいちわからない石ではあります。
「タルクベースのステアタイトかソープストーン(海外サイト)」
「鑑別に出したが粘土鉱物で鑑別不能(国内ビーズショップ)」
「カオリン(l国内ビーズショップ)
※カオリンとは、カオリナイト、ナクライト、ディッカイトという3つの鉱物の総称で、磁器の原料でもある。……ということは「粘土鉱物」という鑑別結果と同じこと?
というさまざまな説が出てますが、サーペンティンではないでしょう。たぶん。

ちなみに、このインプレッション・ストーン、わざとらしい緑に染められているものもあります。

まだあります。
緑の繊維状の内包物を持つ水晶(石英)ビーズらしき物が「エピドート」
緑の繊維状の物が、エピドート(エピドートで繊維状になった物はビソライト)だったとしても、それをエピドートと言ってしまうのは誤解のもと
ルチル入り水晶を「ルチル」と略すのも、口語(会話)では許されても、商品名ではだめなのと同じです。

そして目が点の一品。
ジャパー(染)
……これ、ハイパーシーンですけど。もちろん染めではありません。
それに、ジャスパーではなく、ジャパーって何?
名前を間違い染めと言い、そのくせ並んでいる石の中では飛び抜けて高額!
わけわかりません。

そのうえ、石の説明パンフレットを出しているんですが、もちろん石の名前を間違ったまま。
店は天然素材のビーズくらいの認識でも、パンフレットに石の意味を書いている以上、パワーストーンとして買っていく人もいるだろうと思うと、これでいいのかと心配になります。


困った表示はまだあります。

ちょくちょく出かける御徒町は問屋街。小売りしてくれるところもあるけれど業者専用、小売り不可の店も多いです。
私は業者登録はしていない(できない)ので、そういう店では買えませんが、こっそり入り込んで眺めてくることはあります。

そういう卸の店にて。

パープル・ジェイド
……どう見ても、アメジスト(ラベンダー・アメジスト)。
同じような石をパープル・クォーツァイトとして売っている店あり

クラスター
水晶クラスターとして売っている中に普通のポイント
たぶん、ロット(箱売り)でまとめて仕入た中にクラスターもポイントも混じっていて、それをクラスターとして仕入れたのだから……とそのまま売っているのでしょうか。

骨董天珠・老天珠
これらは、天珠の中でも「古い時代の物」を表します。
どれくらい古いかは実はしっかり決まってないのですが、もっとも新しくても100年以上前2000年以上前に作られたものを指すのだとする説明もあります。
少なくとも大量生産品ではないもののはずです。
それが、どうみても現代の大量生産品に骨董天珠・老天珠。
まあ、あまりにもバレバレ過ぎてこれが本当に古い天珠だと間違える人はいないと思いますが(……と信じたい)、つまり全然わからずに売っていると言うことは確かです。

卸が鉱物や宝石などについて専門家であるべしとは思いませんが、わかってない店から買って、店の表示をそのままで小売りされると、間違いは広がる一方です。


一方、え? と思ったものの、私程度では見分けが付かなかった石も。
無色透明からブランデーカラーまで(グラデーションではなく)色とりどりの、大きさもさまざまの小さなタンブルカットのビーズ。

そこに「トパーズ」

いわれてみれば、水晶よりも輝きや照りがシャープな気がする。
形がそろった綺麗なビーズではないけれど、このつや加減はいいかもしれない。
心動きましたが、トパーズにしては軽くないか?
トパーズは水晶よりも比重が高い「重い石」。見た目が似ているので水晶のノリで手にすると、意外な重さにびっくりします。
小さいビーズだから重く感じないのかもしれないけれど、連を束で握っても重さがちょっと頼りない。
見た目はトパーズでもおかしくないけれど、重さが不安で判別できず。


違うのは明らかだけれど、何かわからなかった石も。
某ショップで見かけた「ストロベリー・クォーツ」
違うも何も、全く赤くない。クリーム色と飴色がまだらに混じった石で、よく見ると中に針状の内包がわずかに見えます。
これ……クォーツですらないかもしれない。
どこをどう見たらこれが「ストロベリー」なんだろう? 
針状の内包物があるから……なんて理由だったらどうしよう。
違うのは火を見るよりも明らかで、これにのせられて間違う人はいないと思われますが、では何の石かと言われると不明。
一番似ていると思ったのは、別の店で売られていた「ミックス・プレナイト」。


間違いや困った表示ではなく、こんなこともありました。
私が某ショップで石をみていると……ふらりと入ってきたお客さんが、店員さん(日本語ができる外国人)に「玉(ぎょく)ありますか?」と聞きました。

「ギョク? 鉱物の名前はなんですか?」と店員さん。
「えーと、中国の人がよく持っている石なんですけど」
どうやら石はあまり詳しくないようすのお客さん。
「名前がわからないと……チョット」
と、言いよどんだ店員さんと、思わず目が合ってしまい、無言でヘルプされました。
(なじみの石屋さんなので、たま~にそういうことがあります。特にパワーストーンが絡むと……)

げ。

玉(ぎょく)か!
思わず身構えました。

さっきから玉(ぎょく)と書いているように、玉(たま)、球体の話ではありません。
古来中国で好まれてきたある種の石の話なのです。

何がややこしいって……「玉(ぎょく)とは○○○(鉱物名)のことです!」と言いきれないことがまずひとつ。
玉(ぎょく)というのは、鉱物名に関係なく、中国の人が美しく徳(またはある種の霊力)があると感じた、半透明でやや緑がかったような淡い色合いで、磨くとしっとりとしたつやが出る石のことです。

「これが玉(ぎょく)」と言われた石を無理矢理調べれば、大部分がネフライトであると思いますが、じゃあ、ネフライトだったら全部玉(ぎょく)かというと、そうではないし、ネフライト以外でも半透明で……という先述の条件に合えば玉と呼ばれていたりする。

さらに翡翠と言えばジェダイトネフライトの二つの鉱物ですが、じゃあ玉は翡翠なのか? と言われると、これまた難しい。

そもそも玉(ぎょく)は、成分と結晶系で区別する鉱物とは違う分野のもの。
中国の長い歴史の中で、愛でられ、尊ばれ、その石を美しく思いそこに徳や霊力があると感じられる(霊力を感じるのではない)感覚を持っていて初めてわかるものではないかと思うからです。

玉(ぎょく)はネフライという石が多いですけど、ネフライトならば全て玉(ぎょく)かというとそうではなくて……。
玉は鉱物の分け方と違うので……。
……という話をしつつネフライトを探しましたが、幸か不幸か玉っぽいネフライトはそのお店にはありませんでした。

「中国でみたのに近いような気がするなー」
……と、お客さんはグリーンのアベンチュリンを手に取ります。
「玉(ぎょく)なら、まだしもこちらの方が……」
と、ビルマの翡翠(ジェダイド)を勧めてみましたが、アベンチュリンが1000円以下、ビルマ翡翠5000円。
「ずいぶん違う物ですねー。相場はどうなんでしょう」
「この店は、まだ安い方だと思いますけど、石の値段なんて需要と供給でどうとでもなるので、相場なんてあってなきがごとしですよ。パワーストーンというお守りのノリだと、占い師がいいと言った石は人気が出てあっという間に高くなったりしますし」
そばにたまたま金ルチル入り水晶のブレスがあったので、
「これ、金色の針のような物が入ってますよね、金色の線が入る、金銭が入るの語呂合わせで、金運の石と言われて、お守り石系のショップではここの倍、3倍してることもあります」
……と言ったら、
金運か……
と、興味津々。アベンチュリンとルチル入り水晶ブレスを買って行かれました。

……私、見ず知らずの人に「悪魔のささやき」しちゃったんじゃ……。

がぶり、丸飲み?

スモーキー・エレスチャル


以前に一度登場した石ですが、もう一度。
方向を変えて撮ったら、何だかおもしろかったので……。

はい、くるりとターン。

丸飲みエレスチャル

この石は、スモーキーが混じっているけれど内包物なし。
機会を捉えてしつこくしつこく繰り返しますが、色が混じっているから、たくさん内包物があるからエレスチャル……ではありません。
あくまでもごつごつした形に対して付けられた名前です。

つまり、内包物入ってます、色混じってます、だからエレスチャルですというビーズは、本当にエレスチャルなのかわかりません。
ごつごつエレスチャルは色混じり内包物ありの石が多いですけど、今回の石のように内包物なしもあります。逆に、色混じり内包物入りですっきりした形や塊状の水晶もあります。

まったく見当違いなビーズ版エレスチャル定義が広まりすぎです。
願わくば、これが正統派意見になったりしませんように!

さて、今回の石は、方向を変えると内部は透明結晶で、その外側をややまだらスモーキーな層が覆っていることがわかります。

その覆い方が……なんだか、スモーキー・クォーツが透明水晶をがぶりと丸飲みしているように見えませんか?

活躍! ルチルブレス

一昨日に登場した日蝕ブレス2号、ゴールデンシーン・オブシディアンと真鍮色金具の色合わせと、金具の繊細さのおかげで、ゴムに通して結んだだけなのにけっこう様になっているので、ちょっとお気に入りです。
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このブレスに、意外に合うブレスがあります。
それは、日蝕ブレスの兄弟、「金環食」とタイトルを付けたルチル入り水晶ブレス。
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ルチルだけだと肌に馴染みすぎるので……と、金属パーツやヘマタイトを挟んで、ちょっとハードな雰囲気に仕上げたつもりでした。
これが……意外に日蝕ブレス2号に合うのです。
2号のトータルカラーである「(鈍めの)金色」とルチルの金色が、2号ブレスの黒とヘマタイトが釣り合います。
しかもよくよく見ると、ルチル入り水晶は透明水晶にルチルが入っているのではなくて、若干スモーキーがかったかげりのある色合いのようす。そのためにルチルの金色がやや鈍く沈み、それもこの2つのブレスを結びつけているようです。

ルチルブレスだけではややおとなしめ。
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二つを一緒にはめると、2号ブレスの黒が存在感を、ルチルブレスが透明感ときらめきを補って、地味にゴージャス
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しかもこのルチルブレスと仲がいいのは2号ブレスだけではありません。
最初から対で作ったヌーマイト(じゃないかも)・ブレスはもちろん、「天然石が合わない!」と叫んでいた、パムテック・ブレスと好相性。

たとえば、パムテック1号とルチルブレス。
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はめてみるとこんな感じ。
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パムテック2号とルチルブレス。
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はめてみると……。
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パムテックビーズが大きいので、写真ではちょっとアンバランスに見えますが、日蝕2号ブレスと同じように、デザインは全く違うにもかかわらず、合わせるブレスにはない透明感ときらめきを補い、しっくりおさまる実は名脇役ブレスなのです。
パムテックの場合は、ブレスの中に組み込むと合わないのに、別ブレスで一緒に着けると相性がいいのが不思議。

私は、ブレスを見た目で組むので、着けるときも見た目重視。(あるいは話題のために)
してないと不安……ということも、石の意味や願い事のために着けていたい着けなければならないと言うこともないので、こういう脇を固めてくれるブレスは、ありがたいです。

憧れの淡い色

新ブログに移ってから、ちょっぴり「看板に偽りあり」になってますが、私はヒマラヤ水晶好き、ロシア水晶好き
ロシア水晶ではダルネゴルスク!
なんたって、実に私好みのへんてこ水晶のメッカ
おのれが水晶であることを、実は忘れているだろう……と言いたい、水晶とは思えないようなへんてこ水晶が続々の産地です。

そんなへんてこ水晶の本場にあって、形ではなく「色」で選びたい水晶があります。
ひとつは「赤」
人参とかカニとか呼ばれる○赤い水晶です。

もう一つは紫……アメジスト
実はダルネゴルスクには比較的大粒で、実に美しい淡い紫のアメジストが出ます。
淡い紫なのでラベンダー・クォーツとも呼ばれるようです。

写真でその石を見て以来、美しさにうっとり。いつか手に入れるぞ!……と決心。
幸いどこぞのアホーアイト入り水晶のように、探せど探せど見つからず……のような少ない物ではなく、少ないながらにちょくちょく見かけます。
だったら買えよ……なんですが、ちょくちょく見かけるというのがくせ者で、ついつい選んでしまうのです。

ネットショップや国内ショップでは、見かけても超・強気価格。
これだったらミネラルショーでねらうさ!……果たして、ミネラルショーでも見かけるのですが、今度は自分の好みとの戦い。
というのも、どうやら表面に付着物が多いらしく、よく見ると錐面が磨いてあったりするのです。

「磨きか~。ナチュラルで、この色だったら!」
と思わず贅沢な呟き。
ちょくちょく見かけるという頻度が、この贅沢を許してしまいます。これで、二度と見られないかもしれないと言うなら、迷うことなく買っているはずですが。

「高い」
「磨きはいや」
そんなことを言っている中で見つけた石がこれ。

ラベンダー・クォーツ

お値段そこそこ、形はキャンドル状、しかもクラスター。
ややざらついたマットな表情が物語るように、研磨なし。

ただ……写真では綺麗なラベンダーカラーなんですが、実物は写真よりグレーがかってます。
つまり、色がやや鈍い。

惜しいっ、実に惜しいと思いながら、研磨なしと全体の形に惚れ込みました。
まだ、きれいな色のラベンダークォーツは探し中ですが……よっぽど色が綺麗か、トータルでこの石を超える物でなければ、手を出さないでしょう。

さあ、出てこいラベンダー・クォーツ。ハードルは高いぞ。









Eclipse・2

今日は、日本で46年ぶりの皆既日食でした。
あいにく、私が住んでいる所では曇りで、太陽の姿を見ることはできませんでしたが……。
それでも、日蝕の間、ちょっと外が薄暗くなったような気がするんですけど、雲が厚くなったせい? それとも日蝕?

せっかくの日蝕を見ることができなかったので、テレビで日蝕の中継を見ながら、ブレスレットを作ってみました。
日蝕の時間中、……テレビで、光が消えて一瞬の夜が訪れる映像を見ながら作ったのですから、もちろん日蝕をイメージした日蝕ブレス

日蝕の名前を付けたブレスは3つめです。(ひとつめふたつめ

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今回は、ゴールデンシーン・オブシディアンに、オニキスショール(黒トルマリン)、レモン・クォーツ(硫黄入りではない)を合わせて作りました。
メインのオーバルと丸ビーズがオブシディアン、ボタンカットがオニキス、奥でややぼやけている黒いカットビーズがトルマリン、透けているのがレモン・クォーツです。

ゴールデンシーン・オブシディアンは、黒の中に金粉のような光を散らした、とても美しくて魅力的な石ですが、遠目に見ると黒。他の石もほとんど黒。
そこで、必要以上にごつくならないよう、ビーズの間に小さな金属パーツを挟んで、ビーズとビーズの間隔を空け、ビーズキャップも繊細な透かしのものを使って、繊細さ、軽やかさをプラスしました。

メインのオーバル(楕円)ビーズは、ビーズキャップを二重に使ってちょっとゴージャスに。
この石は、ゴールデンシーンのおかげでオブシディアンなのに黒く見えず、動きに合わせて光が動く表情豊かな石。月が太陽を覆い隠したときに見える、ゆらめくコロナのイメージです。

古来、不吉の前触れとも、吉兆ともいわれた日蝕は、つまり人の心を揺り動かす、非・日常の一瞬
星の動きが生み出す魔法的な時間をイメージしてみました。

blog拍手が変?

このブログには「blog拍手」という機能が付いています。
記事を読んで「おもしろい」と拍手ボタンを押していただけると、管理画面で何時頃にいくつの拍手が送られたか、どの記事に拍手していただけたかがわかる仕組みになってます。

ところが……このblog拍手がちょっとかも。

……というのは、どの記事に拍手が送られたかを示す画面で、ラインナップされた記事は4つ、それぞれ一つずつ拍手をいただいたことになっているんですが、その下の合計数は5つ

残る一つはどれ?

そのうえ、集計画面では拍手をいただいたことになっている記事に、拍手数が表示されていません。

せっかく拍手をいただいたのに~。

いったいどうなっているんでしょう。

追記:
この記事への拍手をたくさんいただき、ありがとうございます。
いただいたはずの拍手数が表示されない件は直ったようです。
しかし、ラインナップが件、各一つずつの拍手で合計という変な表示はそのまま。

おまけに、記事の管理画面では、さっきアップしたEclipse・2の記事が3つアップされたことになってます。

変だ……。

ちょっぴり。(今後に期待)

関東が梅雨明け……といったとたん、梅雨らしい天気続きです。
おかげで今日は涼しくてうれしい~。

今にも降りそう&小雨の日には、逆に太陽を思わせる色合いの石を登場させたくなります。

カルサイト/カバンサイト

インド産のカルサイトです。
1センチほどの小さな石ですが、見事に金色。

そしてカバンサイト入り

画像左下、矢印の先のちょっぴり青いのがカバンサイト。ちゃんと内包されてます。
カバンサイトというと、「青いウニ状」か、スティルバイトの上に「ふりかけ状」になっているのが有名ですが、最近、ごく少数ながらカルサイトの中に入っているのを見かけます。

昨年(2008年)の新宿ショーでは、さわやかなレモンイエローのカルサイトの中にオケナイトやカバンサイトが半ば飲み込まれた状態の、大変美しくおもしろい石が出ていました。
「おお!」
と思ったものの、超・強気値段の前に敗退。

そして今年(2009年)の新宿ショー。
超・強気値段のお店とは別の店で、発見!
実は知り合いの石好きさんが見つけて買われたのを見て、「他にもないか」と探してみたら、かけらみたいなこの石があったのです。

しかし……先に知り合いの石好きさんが買われたのは、小さいながら二クラスター。
私のは、クラスターのかけら。水晶で言えばクラスターからはずれたポイントです。
なのに、値段がクラスターの三分の二とは!?

一瞬どうしようかと思ったのですが、2008年に見かけた石(レモン・イエローのカルサイトにカバンサイトorオケナイト)が、2009年にもうちょっとたくさんやってくるかと思ったら、全くなし。
以前から、カルサイトに内包されたオケナイトを探しているんですが、滅多に見かけないので、もしかしたらカルサイト内包ものは少ないのかもしれない。

できれば、もうちょっと派手に内包されているか、クラスター状のが欲しいけれど、今回は静観すると次がない……かもしれない。
(同じように分析したインドの球状フローライトが、後年、たくさん出回りましたが)

クラスターとの値段差を考えるとくやしいけれど、ワン・コインだし……ということで。

でも、写真に撮ってみれば、なんて派手なゴールド・カラー!
そこに真っ青なカバンサイト~(ちょっぴりだけど)。
これがボリュームアップしたら、さぞかし美しいでしょう。

いいかね、かけらくん。綺麗に撮ってあげるから、さらなるお仲間を呼ぶのだよ。
……と、今後に期待中。

双晶!?

コランダム・双晶

昨日に続いて日本式双晶……じゃなくて、コランダムです。サファイアです、これ。
結晶の上端に、ちょっぴり青い部分があるのが見えるでしょうか。

これが、今回の新宿ショー最終日、「おもしろい石があるんですよ!」と教えていただき、見事陥落してしまった「ミネラルショーの魔物・第1弾」

たしかにコランダムも水晶も六方晶系という、同じ結晶系ですけど、こんなに日本式双晶そっくりなのもあるとは!
(※水晶は、厳密には高温型水晶は六方晶系、低温型は三方晶系らしい)

コランダム・双晶2

裏側から見ると、もうちょっとコランダムらしく見えます。

……で、これは双晶なんでしょうか。
これ一つではなく、4、5個、同じような日本式双晶そっくりさんがあったので、たまたまこれだけがこうなったのではなく、何か理由やしくみがあってこういう結晶になったのだと思われます。

双晶か。
双晶だとしたら、名前はあるのだろうか。
双晶について調べてみても、コランダムについての資料は見つけられませんでした。

何かご存じの方、情報プリーズ!





名前の通り

その昔、日本でたくさん見つかったことからその名がある「日本式双晶」
せっかく、「日本」の名前がついているのに、これまで私が持っていたのはペルー産でした。
いつか「日本産」「日本式双晶」が欲しい!
……と思っていたのが、先だっての新宿ショーで達成!

我が家にやってきました、国産!

奈留島

ペルー産に比べれば小さいですけど、でも国産。
いくつもある中から形の良い者を選ばせていただき、
「小さいし、割れやすいから……」
と、お店の人に丁寧に厚紙でカバーしていただきました。

もって帰るのもどきどきで、今度から、ミネラルショーには小さくてもろい石を買った時用の、小さいケースを持っていこうと思いました。

せいぜい2センチ弱の小さいものですが、写真に撮れば、ほれぼれするような造形美
うっとり。

ご存じ日本式双晶は、なぜか平板状の結晶の結晶軸が84度33分の角度でくっついたもの
(平板条ではないものもあります)
「日本式」ですから、日本で最初に見つかった……と思ってしまいますが、実は、最初に見つかったのは、フランスなんだそうです。
そのためか、フランスでは「日本式双晶」とは呼ばず、別の名前で呼んでいるとかいないとか。


ところで……ご存じの方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただきたいことが一つ。
水晶以外の鉱物で、日本式双晶そっくりの結晶になっているものは、何と呼ぶのでしょう?

赤き魔物

いつもお世話になっている石屋さんがあります。
その石屋さんは、時々、石にオリジナルのネーミングを付けていることがあります。
もちろん、売利上げアップをねらったものではなくて、その石の特徴をうまく表した、オリジナルだけれどもなるほどと頷いてしまう名前ばかり。

たとえば、水晶の表面を別の鉱物がうっすらコーティングしているために、虹色の皮膜で覆われたような水晶を「アルケミスタ」
英語で言えばアルケミスト(錬金術師)ですが、いわば天然のアクアオーラを錬金術師とは、なかなか心憎いネーミングではありませんか。

そんなオリジナル・ネーミングの中でひときわ目をひいたのがこれ。

レッド・デビル

その名も「レッド・デビル」

「何ですか、コレ!? どうしておどろおどろしい名前!」
「いやー、そんな感じ、しない?」

レッド・デビルな感じ……ですか?
どんな石かをもうちょっと説明すれば、これも一種の天然コーティング。
わかりやすく言えば、鉄分によって表面がオレンジ色にコーティングされた、タンジェリン・クォーツの一種。
ただ、普通のタンジェリンと違うのは、中身がスモーキー・クォーツだということ。
スモーキーは、ほぼ中間的な色合いで透明感もあるのですが、やはり地に色が付いていると、オレンジ色のコーティングも、黒いというか、妙に色濃く、押しの強い色に感じられます。
普通のタンジェリンは、明るい色合いで、華やかな感じもするのに、これはなんだか「逞しい」。

それより、アメリカ・コロラド産で、やはり鉄分で赤黒くなった水晶に「レッド・デーモン」と言う名前が付いていましたっけ。
なぜ、デーモンなのかわからなかったんですが、赤黒くて逞しく見える水晶は、人にデビルとかデーモンという印象を与えるのでしょうか。

いや~、確かに存在感のある色だけれど……と手に取り眺めていて、納得しました。

この水晶は、天然コーティング。
天然コーティングは、絶妙な厚みになると虹色の被膜となって石の表面を覆います。

そしてこの石も、どうやら被膜がちょうどいい厚みであったもよう。

レッド・デビル2

「濃い」オレンジ~茶色だなーと思っていたら、そこには何との輝きも。

うっわー、あやしい色!
なんだかやっぱりデビルかも。





レムリアンといわれたけれど

ルチル・レムリ

ミネラルショーで買ったルチル入りブラジル産水晶です。
ご覧の通りのルチル入り。
ちょうどたくさんルチルが入っている部分で割れているので、結晶の底部にルチルが敷き詰められているように見えます。

店の人は「レムリアンシード」といっていたけれど……。
確かに、ほんのりピンク~オレンジで、横筋付き。レムリアンシードらしいといえばらしいけれど、ブラジル産とわかるだけで、詳しい産地は全く不明。

ルチル・レムリ2

これがレムリアン・シードなら、ルチル入りレムリアンで、それはそれでうれしいけれど、ただのルチル入りでも十分綺麗。
私はレムリアンシードを見た目と産地で規定するので、ブラジル産というだけじゃ、レムリアンとは言えないなあ……残念ながら。

石を厳しく規定すれば、当たり前のことだけれどそれだけレムリアンといえる石は少なくなります。
しかも、自分では最終確認できない情報に基づいて(産地が明らかでもそれが正しいかはわからない)判断するので、レムリアン判定も微妙といえば微妙。

そんなに厳しく言わなくてもと思われそうですが、逆に「横筋があればレムリアン」というのもどうかと思います。
中には横筋そのものをレムリアンシードと思っているところもあるようで、「(柱面に)レムリアンシードが出ています」という、何じゃそりゃとつっこみたい変な説明も見かけます。
(注:水晶の柱面の横筋は成長線または条線。クリスタル用語ではときどきバーコード。レムリアン・シードのものはレムリアン・リッジと呼びます)

そのうえ、最近多くないですか、レムリアンと名前が付いていても「なぜレムリアンか」が全く明らかではないレムリアンが……。

ブラジル、カブラル山脈のレムリアンは、採掘状況(白い砂の中に何者かが並べたように埋まっていた……等)がヒーラー(K・ラファエル)にレムリアの遺跡を連想させたためでした。
ロシアン・レムリアンはキャサリン・クラコリーチェのリーディングによるものでした。
しかし、その後のレムリアンの多くはインスピレーションやリーディングという理由さえはっきりしないものが多いように思います。(私が知らないだけ?)

「横筋があればレムリアンシード」があるかと思えば、「レムリアンシードのビーズ」「レムリアンシードを割って中だけ取り出しました(←画像をみると、もともと結晶形だったとは思えない)」とか……。

じゃあ、自分でレムリアンという名前を無視したらいいじゃないか……。
そうなんですけど、こっちがそこに注目していなくても「これ、レムリアンなんですよ~」と説明して下さるお店が(ミネラルショーですら)多々。
そういうとき、
「なぜ、どうして、レムリアンなんですか?」
と突っ込んだら……無粋ですね……でも、ときどき聞き返したくなる誘惑と戦います。



C面?

先だってのミネラル・ザ・ワールドで買った石。

パンダ1

中国産のクラスターです。
全体的にほんのりクリーム色、部分的に内包物によって黒くなっています。

パンダ2

これだけならば、中国産でよく見かけるタイプなんですが……。

私がこの石に目を付け、買う決心をしたポイントはまさにピンポイント。
「ここが、ほらほらほら!」
……と指摘したら、
「そういうところに目を付けますか!」

そうなんです、わはははは。

私が目を付けたのは、上の全体写真のほぼ真ん中、黒くなっているあたりの小さな小さな結晶の一つ。
それをよーく見ると。

パンダ3

こんな風になってます。
水晶の基本スタイルは六角柱で頭とんがり。そのとんがり部分を途中ですっぱり切り落としたように、平らになっています。

これがおもしろい!

ちょーっと面倒くさい話なんですが、水晶の各部分には専門的な名前が付いてます。



水晶の先端部分を作る斜めの6つの面は錐面(すいめん)。もっと専門的に言うと「r面」「z面」
水晶の側面にあたる6つの面は柱面(ちゅうめん)。もっと専門的には「m面」。
そのほか、ウィンドウとかタイムリンクとか名前が付けられる、錐面と柱面の間に現れる面は「s面」
柱面の角をちょっと削った感じに現れるのが「x面」
水晶に普通に見られるのはこれらの面です。

「難しい」といわず、「錐面」「柱面」あたりを覚えておくと、ちょっと鉱物的な話の時もわかりやすくなります。

さて、今回私がおもしろい! といった結晶の、先端を切り落としてできたような面は、何面になると思いますか?

錐面ではありません。s面でもありません。

「c面」といいます。
水晶の縦軸を専門的には「c軸」といい、そのc軸に垂直に現れる面を「c面」といいます。
要するに水晶の先端にできた平らな面。

C面図

このc面、ふつうは水晶には現れないものなのだそうです。
そうですねー、普通水晶の先端はとがってます。タビュラーのように平べったい形でも、先端はとがってます。
それが現れているなんて、おもしろい!

水晶でc面といえば、アイスクリスタルの名前で知られるインド、マニカラン産の触像水晶は、先端が平らに溶け落ちていることから、鉱物ショップでは「c面付き水晶」として売られていました。

アイスーc

しかし、これは、細かな凹凸の集まりで平らではなく「面」とは言いがたいことから、「c面」というのは正しくないのではないかという説もありました。

でも、今回の水晶は真っ平ら。これなら「面」といえるでしょう!
……ただし、周りの黒くなっている結晶を見ると、本来の結晶面ではない角度で結晶が途切れていて、何かに成長を邪魔されたような雰囲気があります。
おそらく、ちょうどいい角度で成長がじゃまされたために、綺麗に頭が平らな結晶になった……と思われるんですが、こういう場合もやはり「c面が出ている」と言うのでしょうか。





石屋はしごレポート

某研究所の即売会を覗きつつ、石屋、ビーズ屋をはしごしてきました。

某即売会は、いつも初日をはずす(休日の初日は逆に不便なので)せいで、私個人との相性がいまひとつ。今回も収穫なしで会場を後にしました。

せっかく遠出したので、それだけで帰るのは残念。そこで、いくつかの店をはしごしました。
こういうときに「石酔い」なるものと無縁な体質は大変便利。
石のパワーを感じてみたいなーと思わないでもありませんが、石屋に行ってたくさんの石に囲まれると石酔いしてしまうというのだけはご遠慮申し上げたい。
私、たくさん見たいのです。(←単なるわがまま)

石を買うにはまず「信頼できる店を」というのがセオリーですが、私はあえて逆を行きます。
石の名前を間違っていたり、フェイクも含めて怪しいものが並ぶ店、石専門店ではない雑貨店が実は穴場。
石の名前を間違っているということは、実は正しくない石を高値で売っている可能性もあるけれど、それと同じくらい、他ではもっと高い値段が付く石が意外に安かったりするからです。

掘り出し物探しは、自分の見る目の試験場でもあります。
もちろん、ネタ探しもできます。

いましたいました。今回も怪しいのが。

「スーパーセブン」として売られていた、「ちょっと赤いルチルだけが入った透明水晶」

「イエローレースアゲート」……は、これはアゲートではなくてアラゴナイト

そして今回見かけて目が点だったのが、パムテック・ビーズ
このブログにも何回かブレスで登場している、一見木のビーズに見えるものです。

実はオパール化した木の化石をビーズの形にして、天珠と同じような方法で模様を焼き付けた、天珠の兄弟のようなビーズなのですが……。

その「模様なし」のものがパムテックとして売られていたのです。
模様なしですから、模様ありに比べてさらに「木」にしか見えません。
さわると硬くてちょっと冷たいので木ではないとわかりますけど……これをパムテックといっていいの?
天珠は模様が描かれているから天珠であって、模様がなければただのカルセドニーでしょう?
ひょっとして模様が薄れたのかと思いましたが、じっくり見ても「無地」でした。

そしてもう一つ、これは私も頭を悩ませたもの。

モルダバイト

元からガラスなので、模造品が作りやすく、ビーズなどに加工されたら、素人にはまず見分けがつきません(もちろん、私も)。
なので、モルダバイトビーズは要注意なんですが、実は原石……あのごつごつ凸凹した状態のフェイクもあります。

以前、それを見かけて「うっわー、あやしい」と、思わず怪しさのために買いそうになりましたが、その「原石フェイク」はそれきり見かけなくなってしまいました。
今思えば、買っておけば良かったかも。

そして今回、同じ店でモルダバイト。
値段は、ミネラルショーを含め市場で見かけるものより、安い。

ただし、値段というのはあくまでも目安であって、「高いから」「安いから」偽物という判断はできません。
特に「安い」はその店が独自ルートを持っているとか、営業努力によるものもあるからです。
外国の石は、為替相場でも値段が変動します。(仕入れたときに円高だったら、安くなったり)
判断する決め手やあくまでも石。

その、石なんですが……以前「原石フェイク」であやしいと感じた
●全部が同じような大きさ
●形のパターンが同じ(楕円形っぽい感じ)
●全部平面的な形(ひねった形や大きなへこみがない)
●表面の縮緬状凸凹が同じような感じでバリエーションがない
●すべての石が微妙になめらかで微妙につやがある
●すべての石がちょっと緑すぎる

……という点はすべてクリアしていました。
大きさも形も色々あるし、妙にてかてかしていたりしないし。

ここでポイントですが、石の判断をする際、「これ、欲しい」と思ったその石だけを見て判断するのは難しいです。
その石に本物である、あるいは偽物である特徴が必ず出ているとは言えないからです。
同じ種類の石が複数あった場合、一つだけ加工やフェイクが混じっているということは少なく、加工されているならすべてが加工されている可能性が高いので、同じ種類の石が複数あれば、それらを全て見る。
できれば店の品揃えも見てみるなど、周りの状況も参考にするのがコツ。

今回の場合……お店の品揃えはには「あやしいかもポイント」加算。
産地は中国・ブラジルもの。鉱物というより「飾り石」系。加工・明らかなフェイクもあり。
そんな中でモルダバイト……一つだけ、ヨーロッパ系。失礼ですが、ちょっと唐突……かも。

しかし、20個ほどあったモルダバイトは、前回「あやしい」と感じたフェイクの特徴を示していません。
その点では、「本物?ポイント」加算なんですが、部分的に……微妙に違和感を感じるものが。

前回フェイクを見つけたという先入観なのかなあ……。
先入観では見たくないんですが、自分の目が信じられなかったので買わないことにしました。
その代わり、天珠を購入。
ちゃんとカルセドニー製。製法もまじめ。でもネットショップで見かけるものよりかなり安かったので。

自分で石を見分けて買うのはしんどいですが、ネタ探しもかねていると思えば楽しいです。




大蛇の眼

すっかりさぼってしまいました。
今日も、某石のお店でばったりであった石好きさんに「最近更新がないので心配してました」……と。

すみません。一日は確かに忙しかったのですが、残りはさぼってましたーっ!
……というか、別館サイトの天珠コーナーリニューアルにかまけていました。
あれも書いてこれも書いて、あ、ここがだぶっているから消して……どうしてでしょう。現在3ページのコーナーが10ページ以上になりそうなんですが。
未だにまとまらないし。

それはさておき石雑記。


今頃ですが、先日のミネラル・ザ・ワールド戦利品です。

サーペント・アイ

オブシディアンです。
メキシコ産です。
今までのオブシディアンでは見たことのないような色合いです。

それにしてもメキシコは、どうしてこうも個性的なオブシディアンが出るのでしょう!
レインボー・オブシディアン、

ベルベット・オブシディアン

シルバーシーン・オブシディアン、

ゴールデン・シーン・オブシディアン、

スパイダーウェブ・オブシディアン


全部メキシコ産ですよ。
黒い石が好きなこともあって、ここまで集めてしまったので、今回のオブシディアンを見たとたん、コレクター魂発動!
オブシディアンにしてはお高めでしたが、スパイダーウェブ・オブシディアンの時の経験では、あっちこっちでころころ出回るものでもないように思ったので、この機会に。

今回のオブシディアンは、その名も「サーペント・アイ」
サーペントとは「大蛇」の意味。蛇ものも好きなので、そそられるお名前です。

先に書いたように、見た目オブシディアンに見えませんが、手に取るとなるほどオブシディアン。
ひとつひとつ微妙に色合いが違うので、「大蛇の眼」というなら、それっぽい、一番特徴が現れているものが欲しい。
いったい、どこが大蛇の眼なんだろう?
石全体? それとも黒っぽい斑点に見えるところ?

わからなかったのでお店の人に聞いてみましたが、仕入れ先が付けた名前で、理由はわからないとのことでした。
うーん、残念。

仕方がないので、個人的に一番蛇っぽいのを選んでみました。

母岩付き

石は、特に鉱物標本の場合、母岩が付いているものが良いとされます。
母岩が付いていることで、産状が……どういう地質のところで、どういう鉱物と一緒に育つのかがわかるからです。
母岩が鉱物の産地を特定する手がかりになる場合もあります。

鉱物標本にこだわらなくても、母岩付きの石には「風景」があるのが魅力。
たくさんの結晶が塊になっていればいたで立体的でおもしろいし、他の鉱物と一緒になっているのもおもしろい。
母岩の上に結晶がころんと一つ……でも様になってしまうのは、母岩という舞台があるからでしょうか。

一方、単独の結晶は、その形をじっくり手にとって楽しむことができるのが魅力。
母岩付きは、触りたおし、時には持ち歩いたりする楽しみ方には不向きです。

どちらにも長所・短所があるので、私の場合には、その時々によって母岩きに眼がなかったり、単独の結晶ばかり手に取ったり、いろいろです。

今回の石は、母岩付きモードの時に買ったもの。

母岩付きリチア輝石

スポデューメン(リチア輝石)の母岩付き♪
真ん中やや右よりで、百校で輝いて見える頭とんがりの結晶がスポデューメンです。
クンツァイトもリチア輝石ですが、これをホワイト・クンツァイトとか言うのはやめましょう。
スポデューメンの中でピンク~紫の色のものがクンツァイト。
ピンク・クンツァイトというのも、ちょっと変。(ピンク・「ピンク~紫のスポデューメン」ということになります)

クンツァイトもヒデナイトも、繊細な色合いと微妙な透明感が魅力の石ですが、「退色」という宿命があります。
クンツァイトもパワーストーンとして人気ですが、アメジストが退色するとか言うくらいなら、クンツァイトの退色の危険をもっと強調してもいいのに~。
それとも私が知らないだけで、ビーズになってるクンツァイトは退色しないとか?

とりあえず、私の頭の中では「退色」。
写真の石も、買ったときはもうちょっとほんのり緑だったように思うのに、今ではほとんど白いです。

でも、スポデューメンの母岩付きは、あまり見ないように思うんですけど。
写真では、なにやらごちゃごちゃしてますが、実物も同じようにごちゃごちゃしてます。
長石っぽいのと雲母っぽいのと……あとは、何だろう。

このごちゃごちゃの中に、スポデューメンを見つけたときは、ちょっとびっくり&得意でした。

このごろ、個性派

……このごろ、個性派ファーデンを見かける機会が多いような気がする。
たとえば、こんなの。

虫歯ファーデン

ファーデン……といっても、ファーデン・ラインから片側だけが成長しているもの。
片側だけでも変だけれど、それより変なのは、

虫歯ファーデン2

断面というか、厚み……ファーデンの場合は、錐面、結晶の先端に当たるところが、虫歯みたいにへこんでいること。

そういえば、クラスターで、先端が同じようにへこんでいるのがあったっけ。

虫歯3

産地もワジリスタンで、ファーデンの産地とほぼ同じ。
……ということは、この産地には水晶の先端をへこませるような環境があったということ?

アクアマリンでも、へこみではないけれど、ちょっとに多様な形状を示すものがあって、そういう結晶は、白い泥のようなものがくっついていたり、隙間に入り込んでいることがある。

以前、アメリカの産地で先端が剣山のようになった水晶があり、それは、成長していった水晶が柔らかいものに食い込んだためだと思うと言われたことがある。
今回のファーデンも、そのような原因で「虫歯状」になったのだろうか。




実はDT

DT-horan

タイトル通り、実はDTの……ホランダイト入り水晶です。
普通のこの石は、キャンドル・クォーツ状になるんですが、これはDT、つまり両錐……両方に錐面があってとがってます。
はじめてみました、ホランダイト入りのDT。

形で言うならキャンドルでDTもあります。
でも、ホランダイトが入っているのは片方の先端だけ。
うっすら黒いホランダイトがファントム状に内包されているのが見えるでしょうか。
……ということは、DTでも上下の向きがあったということ?

クラスター状のホランダイト入り水晶を見ると、一つ一つの結晶にきれいにファントム状にホランダイトが内包されています。
これは、水晶の成長のある時期、そのひとときだけ、水晶の表面にホランダイトが成長し、それが水晶の成長に伴って内包されたということ。

DTのこの石も、片方にホランダイトがファントムになっているということは、こちらの先端が、DTではない結晶の先端と同じ方向を向いていて、もう片方は……どうしてホランダイトが成長しなかったのだろう?

ホランダイトが内包されていない先端が、実はちょっと不思議。

名前だけ!?

梅雨という割に、雨が少ないような(@私の住んでいるあたり)……、それでも日差しは少なく、湿度は高く、蒸し暑いです……。

ふう。

gilarite2

この湿度で、ついに水晶にも○ビが!……ではなく、銅の鉱物であるギラライトが内包されている水晶です。

以前、ギラライト入りとして水色&緑の水玉模様の石水色&緑の水玉模様の石が登場しています。
それとは全然見かけが違うけれど、こちらもギラライト。
こっちの○ビ・タイプ……もとい、繊維状タイプは、ファントム状に内包されます。

写真の石は、そのファントムを上手に取り込んで磨かれた石で、石の向かって左側に見える色分け部分は、ファントムの境目です。
赤っぽく見えるラインは、ギラライトが銅の鉱物であることを考えると、ギラライトにはならなかっただと思われます。

さて、このギラライト入り水晶、ちまたではパライバ・クォーツとして売られてます。
パライバ・トルマリンの産地パライバで採れるので、パライバ・クォーツなのだそうです。

なるほど、青いし、きれいだし、産地だし。

……と思っていたら、落とし穴
先日のミネラル・ザ・ワールドで石屋さん(出店されてる石屋さんと、出店されてなくて来場された石屋さん)と話をしていたときのことです。
たまたまそこに、ギラライト入り水晶の原石がありました。(最近やっと原石をたくさん見るようになりました)

「この石ね~、なかなか綺麗な石がないんですよね」
そうです、原石で見かけるギラライト入り水晶は、ごつごつしていて白く濁っています。
こういう石がほとんどだとすると、ルースが高いのも頷けます。
「やっぱり、こういうのばかりですか」
「綺麗なのは磨きますからね」
……と石屋さん同士のお話が続き、その中で
「パライバ・クォーツといってるけど、パライバじゃ採れないんですよね」
……という一言が。

「え? パライバで採れるからパライバ・クォーツじゃないんですか!」
……と私。

「採れない、採れない、名前だけだよ、銅の青だから」
「パライバじゃないよ、セアラ州
……と石屋さん。

パライバ産という意味じゃなくて、パライバ(トルマリン風)・グリーンですか!?

ちょっと待て。
この話、知り合いの石好きさんから来たことがあったような。
たしか、繊維状のタイプの方がセアラ州産だと言っていたような。

慌てて調べてみると、ここにも落とし穴。
ギラライトそのものが2003年に見つかったばかりの鉱物なので、ギラライト入り水晶となると、資料が少ないのです。
出てくるのはルースばかり。

でも、わずかにセアラ州だとする資料がありました。
少なくともこの繊維状タイプはセアラ州らしいです。

……となると、最近見かけるごつごつ原石も、ファントム状にギラライトが入っているからセアラ州産?
部分的にはつぶつぶギラライトも入っているし。
今度のIMAGE展で確かめよう。

犠牲の青

アフガナイト2

アフガナイトです。
ラピスラズリと同じ産地で取れる青い石。
調べてもあまり資料が出てこない、青い石。
白い母岩に生える青が心わしづかみにする、レアな石。

ところで、石が石を呼ぶ、というのは意外に当たっているかもしれません。
「欲しい」と思って探していてもなかなか見つからず、やきもきしていた石が、やっと最初の一つを手に入れると、その後不思議なくらいに眼にする機会が増え、ついつい二つ目2つ目を買ってしまう。

類は友を呼ぶ、ならぬ、石は仲間を呼ぶ。

欲しい、のきっかけは、たいて「○○という石が出たんだって」という話を聞いたとか、海外サイトで見かけたとかそういうことが多いですから、欲しい欲しいと注意していたことで日本に入ってきたタイミングを逃さず手に入れ、その後流通量が増えて見る機会も増えたとか、そういうことだと思いますが、もうひとつ、実物を手にすることで探し方が変わったという点もあると思います。

やはり、写真と実物は違います。
写真ではわからない質感微妙な色微妙な光沢を知ることは大きな手がかりです。
さらに、私の場合は実店舗やミネラルショーで買うことが多いので、どういう品揃え……他にどういう鉱物が並んでいる中で売られているかというのも、「掘って」探す身としては、実は重要な情報だったりします。

そんなわけで、探すならばアフガニスタン・パキスタンの鉱物を持っている店(あたりまえ)。

どちらかというと各地の石をセレクトして幅広く持ってきている店よりも、アフガニスタン・パキスタン石ばかり、ラベルも付けずにごそっと持ってきている店。
そういうところで、白い母岩に青い……ラピスラズリよりも淡い青を探すべし!

「アフガナイト、アフガナイト……アフガナイトないですか~」と騒いでみるのも一つの手。
いつの間にかミネラルショーの常連となり、お店の人と顔見知りになると、「今、この石探してるんです~」と訴えることで、「ここにあるよ」と取り出してくれることがあります。

今回の石も「必殺、アピール法」が功を奏した石。
我が家のアフガナイト一号はこちらですが、このあとも密かにアフガナイト探しは続いていて、先に挙げた「アフガナイト出現率」が高そうな店で
「アフガナイト欲しい~、でも高い~」
と言ってみたところ、
「小さいけれど、きれいなのがあるよ」
と、出して下さったものです。

確かに小さい石で、母岩の大きさ3センチほど、移っている一番大きい結晶が5ミリ弱。

でも!
小さいからこその透明感。
結晶の形の美しさ。
大きさを犠牲にして得た青。
小さいので手が届くお値段。

そしてこの石はアフガナイト2号になりました。

1号は石の質感を。2号は「ありそう」な店のようすと、透明感のある青の美しさ、そして、小さければ青く美しく、高いアフガナイトでも手が届くということを教えてくれました。
こうして石探しのコツは増えていき、石は石を呼び、着々と仲間を増やしているのです……。



ミネラル・ザ・ワールド レポート

行ってきました浜松町のミネラル・ザ・ワールド
新宿ショー後の石イベントですが、時期、出展ともに微妙……かも。

新宿ショー後1ヶ月なので新しい仕入れはありません。
これまでは、新宿ショーや池袋ショーに参加していない業者さんが出てくるイベントという感じでしたが、今回はどうも、そこここで見たことのあるお店が……。
となると、どうしても目新しさが減ります。(このイベントのみの参加店さん二も見慣れてしまったのかもしれませんが)

まあ、規模も適度で、会場の通路の広さに気を配っているらしく、けっこう人がいたように思うのに、混雑しすぎには感じませんでした。

全体の傾向としては意外にビーズ類が少なめ。ルースが多め。
私個人の戦果はといえば、まあ、買わなかったわけではないけれど、という感じです。
でも、会場でお会いした石好きさんの中には、かなりの戦利品があった人もいたので、これは人それぞれでしょう。

原石では、国産水晶をお手ごろ価格で売っているお店があるので、探している人にはいいかも。
アフガニスタン・パキスタン系の業者さんが3店ほど出ています。

それから……、あ、クラスターが安い印象でした。アメジスト、クリアそれぞれ掌(指含めず)くらいで1000円前後。

それから、デンドチリック・ターコイズのルースを置いている店を発見。その名前では売っていませんが、これと同じ感じなので、デンドリチック・ターコイズだと思いました。
あと、きれいなサイロメレーン(リボン・ヘマタイト←ヘマタイトじゃないけど)のルースが半額のところとか。
探すヒントはとりあえずお店の隅々まで見ること。

隅々まで見ていると、変な間違いも見つけます。

マディラ・シトリン ブラジル、マディラ産

赤オレンジ~茶色っぽいシトリンをマディラ・シトリンと呼ぶことがあります。
……で、ブラジルのマディラって……。

マディラとは、マディラ・ワインのこと。赤っぽいお酒に似ているからマディラ・シトリン。
マディラの名前は、このワインが北大西洋のポルトガル領・マディラ島で作られていることに由来します。
それをブラジルのマディラとは!(ブラジル産だと思いますが、マディラという地名はないはず)

ああ、ルースじゃなくて原石のマディラ・シトリンが欲しい。特に赤い「フォーゴ(炎)」と呼ばれるのがいいなあ……。

会場ではオーラ写真撮影会というのがありました。会場内で1000円買い上げごとに補助券がもらえ、
補助券5枚でオーラ写真を撮ってもらえるのだそうですが、コレがかなりの人気だったらしく、昼過ぎには1時間待ち、2時間待ち、午後半ばには本日分が締め切られていました。

明日行くぞ!
と、お考えの皆さん。明日は今日よりも早い3時終了。
補助券をもらっても今日できなかった人が朝からチャレンジする可能性もあります。
のんびり買い物して補助券を集めて……だと、締め切られているかもしれません。
それから、買い物をしても補助券を忘れているお店もあります。
私、1000円以上の買い物をしてますが、そういえば1枚ももらってませんでした。
オーラ写真目当ての人は、時間と、待ち時間、早期締め切り、補助券もらい忘れにご注意を。

私は、今回は今日でおしまい。

鳥玉

名前を覚えている、そういうものがあることを覚えているだけで、思わぬ出会いをすることがあります。
今回の出会いはビーズ。

天珠やパムテック、あるいはそれらをブレスにするのに合いそうなビーズや素材を求めてネット上をうろつき回っていた時にそれを見つけました。

なかなか模様がおもしろく、かんじがいいビーズでしたが、ものはアンティークでかわいくないお値段。
その時はあっさりあきらめました。

そして、つい先日のこと。
1、2度パーツを買った雑貨店にふらりと入り、ビーズやパーツが並べられた引き出し状の棚をのぞきこんでいたときです。
棚の奥の目立たない所にあったビーズに目が留まりました。

「あ、これは……なんとかブルン」

名前もおおぼろでしたが、見覚えがある。
値段を見るとネットで見たのとは比べものにならない庶民価格。
もしかして、いやたぶん時代がずっと新しいもの。
しかし、色合いや雰囲気はなかなか良いではないか。

庶民価格に味方されて買ったビーズはこういうの。

マニックブルン

マニック・ブルンというそうです。
片面に鳥を、もう片面に太陽または星を描いています。

トンボ玉、つまりガラス製だそうですが、このビーズも、ネットで見た一部のビーズも、ガラスではなさそうだし……なんだろう。

このビーズに惹かれたのは、その素朴な雰囲気とモチーフです。
太陽(私が買ったのは星に見えるけど)と鳥。
これで思い出したのが八咫烏(やたがらす)。JFA(日本サッカー協会)のマークにもなっている三本足のカラスです。
八咫烏は、日本神話では太陽神を意味する神聖の象徴と考えられているそうなので。

インドネシアと日本では遠く離れているから、偶然の一致である……と考えるのは早計です。
たとえば本州の大平洋沿岸には遠く沖縄の祭りと共通点を持つ祭りが伝わっていたりしますし、日本人……縄文人のルーツは東南アジアにあるという説もあります。
三本足のカラス自体は中国の神話に出典があるようですが、鳥と太陽の組み合わせは、もしかしたら、先祖の遠いつながりとともにもたらされていたかもしせません。

dZiな今日この頃

ただいま、別館サイトの天珠コーナーを新しくしようと、あれこれ調べて作成中です。
考えてみれば、別館サイトスタート以来、手を入れていない……。
写真も古いし、新しくわかってきたこともあるし、書きたいこともあるし。
資料をひっくり返し、検索し、久しぶりに頭を使ってます。

その結果は、新しいページを見ていただくことにして(まだまだかかりそうですが)、コーナーの内容からはこぼれそうだけど、新たにわかっておもしろかったことを取り上げてみようと思います。

ここ1,2年で新しく見かけるようになった模様だなーと思っている天珠に「財神天珠」というのがあります。

kuvera

こういうのです。(実物を持っていないので、イラストで失礼)

何というか一度見たら忘れられないようなけったいな……もとい、ユニークな……実にシンプルなお姿。
その名も「「財神」というのですから、この不景気の折りに是非とも一つお願いを……といいたい感じですけど、いったいコレはなにもの。

他に観音天珠などがあり、一般に天珠の「意味」は仏教がらみのものが多いです。
でも、財「神」だし。

私が実際に天珠を手にとって集め出したのが2003年頃。
特に注意して見ていたわけではありませんが、ちょっと思い返してみても、2003年から現在までのわずかな間に、新しい模様、新しい加工の天珠が登場しています。

天珠は2000年以上の歴史を持ち……と説明されていますが、現在目にする天珠の種類すべてが2000年前から変わらずあったわけではないと思います。
いわゆる現代デザインの天珠もたくさんあるようす。(星座マークの天珠があったりします)

「財神」もその一つと見ているんですが、いったいどこから出てきたんだろう。
仏教系の説明が多いのだから観音天珠(これも新しい方だと思うんですが……)というのは、何となくわかるけれど、あからさまにおめでたい「財神」。

そのルーツは?

皆さんご存じでしょうか。私はこのたび初めて知りました。
少なくともコレかな? と思う「正体」を見つけました。

その正体は……毘沙門天……らしいのです。

アレのどこが毘沙門天!
……と思われるかもしれませんが、まあ、お聞き下さい。

天珠についていろいろ調べるのに、(英語が苦手なくせに)海外サイトを芋蔓検索していたら、財神天珠と呼ばれているあの模様が「Jambala(Kubera)Dzi Bead 」と表記されているではありませんか。
もちろん英語圏では九眼天珠などと呼ばれているわけがなくて、「9-eyes-dZi」とか書かれています。

だから、見慣れない表記であっても不思議ではないけれどJambala(Kubera)って何?
わからなければ早速検索。
Jambalaではよくわからなかったんですが、Kubera(Kuvera)ではヒットがありました。
ややこしいのでなるべくさくっと言うと、クベラ(クベーラ)はインドの財宝神
仏教に取り入れられて毘沙門天になったのだそうです。

クベラはヒマラヤ山脈に住むとされ、インドから見て「北」の神。毘沙門天も北方の護り。
そういえばおなじみ七福神のメンバーでもあります。

まあ、なぜ「毘沙門天」でもクベラでもなく「財神」なのかという謎は残りますが、クベラはインドの神様だし、日本人にはマイナーだし。毘沙門天というには模様が「アレ」ですからね。
そこで、見るからにおめでたく好かれそうな「財神」……になったのかも。

仏教系の説明が多い天珠にいきなりインドの神様とは意外でも、毘沙門天になると思えば仏教つながりです。
片面に財神、片面に観音を描いた「観音財神」というのもあるようですが、毘沙門天は観音の脇侍にもなるので、財神→毘沙門天なら、なるほどと思えます。
だから財神は実は毘沙門天のことだった!……ということで納得してみたんですがいかがでしょう。

でも……仏像だと、武将のすがたで表されることが多い毘沙門天には、どう見たって見えませんねえ……。(最初に見たとき「何このロボット」と思いました)
ここからは想像ですが……。
毘沙門天の別名は多聞天
四天王の一人としてお祭りするときは多聞天と呼び、単独の場合は毘沙門天と呼ぶそうです。

この毘沙門天、サンスクリット語では「ヴァイシュラヴァナ」。「毘沙門」はこれを音訳をしたものですが、意訳すると「人の話をよく聞く者」という意味になるのだそうで、そこから「多聞天」の名前が付いたとも言われています。

「よく聞く者」……もしかして、頭の横ににょっきり突き出ている、アレは「耳」!?

天珠top





好みがうるさい石

モス

モス・アゲートです。
ルースっぽく磨かれている薄い石です。

緑色の「モス(苔)」の部分は、まさか本物の苔ではなくておなじみクローライト(緑泥石)
クローライトがまるで苔のように、カルセドニーに内包されている石です。
これを模様と見なし、「模様がきれいなカルセドニー=アゲート」ということで、
モス・アゲートになるわけです。

モスアゲートといっても実は色々なタイプがあって、「モス」の部分がぎっしり内包されたもの、今回の写真では半透明な部分が白く不透明になっているもの、オレンジ~赤になっているもの(これは、オレンジの地に緑の「モス」なので、けっこう強烈なイメージ)、「モス」が緑以外のものもあるようです。

国によっては、「モス(苔)」なんだから緑のものがモス、それ以外は「モカ・ストーン」と区別するところもあれば、色に関係なく「モス」と見てしまう国もあるようです。

個人的には、モス(苔)なんだからやっぱり緑を希望。
そしてできれば今回の写真のように地が半透明のカルセドニーで、モスはぎっしりではなくて、石の中に無重力状態っぽくふわふわしているものを。

……と、細かい好みがあるので、探すのがなかなか難しい。
地の透明度とモスのふわふわ具合をきれいに見ようとすると、どうしても薄めのカボションやスライスになってしまいます。

今回の写真くらいきれいに見える丸玉かエッグがあったらいいのに……。
でも、大きくなれば透明度が落ち、たとえ透明度があったとしてもモスのおかげで光を通すのが難しくなるので、帯に短したすきに長し。

みずみずしくて、何とも言えない浮遊感のある、石らしくない石。
マクロ撮影に燃えます。

モス

プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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