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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
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C面?

先だってのミネラル・ザ・ワールドで買った石。

パンダ1

中国産のクラスターです。
全体的にほんのりクリーム色、部分的に内包物によって黒くなっています。

パンダ2

これだけならば、中国産でよく見かけるタイプなんですが……。

私がこの石に目を付け、買う決心をしたポイントはまさにピンポイント。
「ここが、ほらほらほら!」
……と指摘したら、
「そういうところに目を付けますか!」

そうなんです、わはははは。

私が目を付けたのは、上の全体写真のほぼ真ん中、黒くなっているあたりの小さな小さな結晶の一つ。
それをよーく見ると。

パンダ3

こんな風になってます。
水晶の基本スタイルは六角柱で頭とんがり。そのとんがり部分を途中ですっぱり切り落としたように、平らになっています。

これがおもしろい!

ちょーっと面倒くさい話なんですが、水晶の各部分には専門的な名前が付いてます。



水晶の先端部分を作る斜めの6つの面は錐面(すいめん)。もっと専門的に言うと「r面」「z面」
水晶の側面にあたる6つの面は柱面(ちゅうめん)。もっと専門的には「m面」。
そのほか、ウィンドウとかタイムリンクとか名前が付けられる、錐面と柱面の間に現れる面は「s面」
柱面の角をちょっと削った感じに現れるのが「x面」
水晶に普通に見られるのはこれらの面です。

「難しい」といわず、「錐面」「柱面」あたりを覚えておくと、ちょっと鉱物的な話の時もわかりやすくなります。

さて、今回私がおもしろい! といった結晶の、先端を切り落としてできたような面は、何面になると思いますか?

錐面ではありません。s面でもありません。

「c面」といいます。
水晶の縦軸を専門的には「c軸」といい、そのc軸に垂直に現れる面を「c面」といいます。
要するに水晶の先端にできた平らな面。

C面図

このc面、ふつうは水晶には現れないものなのだそうです。
そうですねー、普通水晶の先端はとがってます。タビュラーのように平べったい形でも、先端はとがってます。
それが現れているなんて、おもしろい!

水晶でc面といえば、アイスクリスタルの名前で知られるインド、マニカラン産の触像水晶は、先端が平らに溶け落ちていることから、鉱物ショップでは「c面付き水晶」として売られていました。

アイスーc

しかし、これは、細かな凹凸の集まりで平らではなく「面」とは言いがたいことから、「c面」というのは正しくないのではないかという説もありました。

でも、今回の水晶は真っ平ら。これなら「面」といえるでしょう!
……ただし、周りの黒くなっている結晶を見ると、本来の結晶面ではない角度で結晶が途切れていて、何かに成長を邪魔されたような雰囲気があります。
おそらく、ちょうどいい角度で成長がじゃまされたために、綺麗に頭が平らな結晶になった……と思われるんですが、こういう場合もやはり「c面が出ている」と言うのでしょうか。





プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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