INFORMATION
top-red

石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
石好きさんも、これから石好きさんになる方も、どうぞ覗いてみて下さい。

楽天ブログは更新を停止しています。 掲示板や記事へのコメント欄は開いておりますが、見落とす可能性が高いので、こちらにコメントいただくか、画像掲示板web拍手の一言メッセージ等をご利用ください。

石好きサイトを結ぶ近道リンク(別館サイト内) 


石の素材サイト         ブログの保存版別館サイト。 
  

画像掲示板です          どんどん増えてます!
  

ブレスなどハンドメイドのためのセカンド・ブログ



石好きが高じてブレスレットやワイヤーラップ・ペンダントを作ってお店に置いていただいてます。
パーフェクトストーンさん
 ※KUROのページはこちら
※当サイトの文章・画像等の無断使用・転載・直リンクは固くお断りいたします。
 使用される場合は、画像を改変せず、出典を明記、当ブログへリンクして下さい。

「極める!佐野史郎のなぞの石学」

先日、「極める!佐野史郎のなぞの石学」という番組がありました。
もちろん、見ましたとも!
「石学」なんてわくわくしたタイトルを付けられたら、見ないわけにはいきません。
私としてはサッカーのワールドカップより優先度はですぞ。

で、感想ですが。

今流行のパワーストーンと、古代の「パワーストーン」を一直線に結びつけてしまうのはちょっと違和感がある感じです。
縄文の人々は石に神が宿るのだと感じていた、現在、パワーストーンとして石に惹かれるのも縄文の精神が息づいているからかもしれない……といわれても。
どうして石に神が宿ると感じていたのかというあたりを、もうちょっと掘り下げてもらいたかった感じです。

個人的には、同じく古代人が信じた石であっても磐座と勾玉は微妙に違う……という気がします。
いや、同じなのかな。

なぜ、古代人は石に神が宿ると信じたか。
私なりに考えてみたところでは、ここで「神」……といってしまった時点でズレが生じているような気がしています。
神様というと、神社で柏手を打ってお参りし、「神様、お願いします……」「○○祈願」という感じです。
その「神様」と、古代人が石に宿ると感じた「神」は、多分違うと思います。

考えたキー・ワードは「自分(人間)が持たない(持てない)もの」「自由にならないもの」
「持てない」というのは、持ち上げられないという意味ではありません。
「自由にならない」と合わせて、人間では不可能、人間を超えた大きな力、という意味です。

モノは「大きい」というだけで「存在感」という力を持ちます。
そして石は「不動」「不朽」です。
本当は長い長い年月の内に石も風化していきますが、人間の一生を単位とする時間では「変わらない」ものです。

人は生まれ、そして死んでいく。
四季のはっきりしている日本では、時間とともに風景は移り変わる。
雨が多いので、倒れた木々は腐り土に帰っていく
しかし(大きな)石は、変わらずそこに在る

……それは、在り続ける力を持っているということです。

そしてそれは、人間が持ち得ないもの(力)。
そういう力を持つものを人は特別なものと見なし、「カミ」と呼ぶようになったのではないでしょうか。

一方、磐座と石つながりで一緒くたにされてしまった感がある勾玉は、私の中ではちょっと違います。

「自分(人間)が持たない(持てない)もの」「自由にならないもの」というキーワードは共通しているんですが、人が手を加えて作った形である勾玉には、人間の自由にはならないその力が「欲しい」という意思が関わっているように思われます。

勾玉の形の由来には、胎児説、獣の牙・角説、月の形説、割れた大珠(たいしゅ)のかけら説……と色々あって定かではありません。
個人的には、かなりの想像コミで「胎児」と考えます。
果たして古代人がそれを見る機会があったのか、あったとしてそれが成長して赤ん坊になると理解できていたのかという点が疑問ではあるのですが……なぜ、胎児と考えたかというと、それが、これから生まれる命の形だから。

生まれたばかりの赤ん坊~三歳児くらいまでを「嬰児(みどりご)」といいます。
生まれたばかりの幼い子供は、新芽や若葉のように生命力にあふれていることからそう呼ばれるのだとも、「緑」という言葉そのものが、もともとは色(グリーン)ではなく、生命力にあふれる生き生きとしたものを表す言葉だったのだとも言われます。(例:緑の黒髪=若い女性のつやつやとして美しい髪のこと)

そして勾玉と言われて思い浮かべるのが、緑の翡翠の勾玉。

四季の国・日本では、春もまたはっきりしています。寒い冬を経て一斉に新芽が芽吹くそのようすは、古代の人にも生命力を……木々をみるみるうちに変えていく力を、芽吹いたものが命の糧になることを実感させたに違いありません。
つまり、つやつやと輝く緑はその象徴でもあります。

その色=力を、「いつまでも変わらない」力を持つ石で、命の形に作り、それを身に着ける。
(緑の石でなくても同じ意味でしょう)
それは、命の力をとどめ、我がものにしたいと願ったからではないでしょうか。

自然石である磐座が、力を持つ大いなるものであるなら、勾玉はそのかけらを身に着けて力を得ようとする願い。


あ……磐座の感覚はパワーストーンよりパワースポットに近いかも。
そして勾玉は……パワーストーン……といえるだろうか。

私は、これも一筋縄ではいかないと思ってます。

なぜなら、現代人である私たちは、古代人が信じた「カミ(力/ちから)」を感じるすべを無くして……あるいは忘れてしまったのかもしれないからです。

パワーストーンやパワースポットを語る際、「スピリチュアル」という言葉が用いられます。

スピリチュアルとは「霊性」を表すスピリチュアリティに由来するのだとか、現代的には「より幸せに生きる力」なんだとかいろいろ難しい説明がなされていますが、ごく簡単に言ってしまえば「見えない力を感じる/信じること」ではないでしょうか。
科学という考え方では説明しきれない、機械では計測できない、心に働きかける「何か」。
そういうものがあるような気がする……それをスピリチュアルというのだと。

でも……
「私は、パワーストーンのパワーを信じてます」
「こんな不思議なことがありました」
「パワーストーンで効果ありました」
……私、これは全部が全部、スピリチュアルではない……言えないと思ってます、実は。
偉そうなことを言って、ではおまえは感じるのかと言われたら、とても感じるとは言えないですが、スピリチュアルとは……心に働きかける何かを感じるとはこういうことだろうな、と想像してみます。

「見えない力を感じる/信じること」とは、「これこれこういうことだよ」と人が言ったことを信じることではないと思うんですね。ずばり言ってしまえば「この石にはこんな効果がある」という誰かが言った石の意味を信じることは、スピリチュアルとはちょっと違う。

たとえば古代においてもシャーマンのような人が中心になって祭祀を行っていたでしょうが、そのシャーマンが「この大岩は神であるぞよ」と言ったから人々がそれはすごいと信仰したのではなくて、岩を見てこれは他と違う、この大きさ、形、だたものではない、他にはない何か言うに言われぬ力があるはずだ……という共通認識がまずあって、シャーマンがその思いをまとめ、祭司を行った……のだと思うのです。

人々が特別視し祭司を行うことで、その岩は磐座となり、人々はそこに宿る、あるいはそこに降りる神を思い、想像し、想像することでその姿を、力を作り上げていく。
それが、スピリチュアルじゃないかなあ……。

でも、科学という考え方を手に入れ、いろいろなことが説明されていることに慣れ親しんでしまった私たちは、スピリチュアルな考え方に不慣れだと思います。

パワーストーンの効果は科学の考え方とは違うことはわかっているはずなのに、たとえば
「パワーストーンって本当に効果があるんですか」
「ブレスレットで水晶1個より2個の方が効果は倍になるのか」
……効果があるか、統計を取って証明しようと言うのでしょうか。
水晶一粒で×1、2粒で×2。5粒だったら効果は5倍。効果をどう測るのかという以前に、個数と比例するようなものが、石の効果だというのでしょうか。

「ラピスラズリを持ったら試練がありました」「だったら持つのをやめます」
「○○と△△の相性はどうでしょうか」
……誰かが言ったことを丸飲みにすることは「信じる」ではないでしょう。

「~してもいいんですか」「怖いです」
……怖がるんだったらやめておきましょうよ。

こんなパワーストーンでは、私はスピリチュアルだとは思えないし、磐座や勾玉の直系の子孫だとも思えないのです。

パワースポットも同じで、言ったその場所で何かを感じ、あるいは感動し「パワースポットだ」ともうのは理解できても、有名なヒーラーが……あるいは誰かが「パワースポット」だと言ったから行ってみて、なるほどすごいというのはちょっと違うような気がします。

たとえば美術館で有名な絵画を見たとして、まず、その絵を見て「おおッ」と思うのと、タイトルや作家名を見、解説を読んでから……さらにはこの絵は●億の価値が……なんて聞いてから「すごいなあ」と見るのでは、やはり違うと思いませんか。
解説を読んでからの方が、絵の理解は深まりますが……。
つい、解説を読んでから絵を見る人が多くないですか?

うーん、説明されることになれてしまっているのか、そういうもの(まず意味あり、説明あり、正しい方法はこれと決まっている)だと思いこんでいるのか。

うまくまとまりません。

生えてる~。

g-ファントム3

ブラジル産水晶です。
同じ石を方向違いで写しています。
画像にはグリーン・ファントム&ブリッジ……と入れましたが、わかんないですよねえ……これ。
肉眼で見ても、こんな感じに白濁した上に磨りガラス状、表面に粒々くっついてる、とりあえず、そういう石です。

g-ファントム1
まず、ファントム部分
実葉、この画像に写っている範囲全体に、淡いグリーンのファントムが幾重にも重なっています。
画像でも、がんばれば見えるでしょうか。

次に「ブリッジ」
ブリッジとは、ご存じのように、小さな結晶がさくっと刺さったようになっていること。
アップにしてみます。

g-ファントム2

これでは、刺さっているのか、くっついているのか、微妙。
個人的には、ブリッジとは、結晶の内と外を橋渡しするもの(これが心の内と外、意識と無意識を繋ぐことを象徴する)だと思うので、刺さっているなら結晶の内側部分も見えていなければと考えています。
内側、見えているでしょうか。

では横から。

g-ファントム4

わかりますか?
ここがこの石のおもしろポイント!
画面のほぼ真ん中をくっきりななめに横切っているのが、結晶のエッジ……角の部分。
そこから右側が結晶側面ですが、二層に分かれています。実はこれ、ファントムです。

さらによく見ると、このファントムから、小さい結晶が「生えて」いて、それが結晶表面から突き出ているんです。
しかも何本も!

「刺さっている」ようではなくて「生えている」ので、ブリッジと言うべきかやや微妙ですが、おもしろい!

さらにおもしろいのは、こんなことになっているのがこれ一つではなかったこと。
買ったとき、お店には兄弟石がいました。
水晶から水晶がハリネズミみたいに生えちゃうなんて。
どんな環境だったんだろう……?

ジャングル・クローライト

"KAMMENNYI TSVETOK"の棗さんとおそろいで買った石です。

ジャングル

何度か足を運んでいるお店に、はじめて二人で行きましたらば、「新しい石、入ってマス」とお店の人。
見れば、なかなかきれいな緑の水晶が並んでいます。

クローライト入りと言えば真っ先にネパール産が浮かぶんですが、それよりはもこもこ具合が大きく、若干色も鮮やかめ。
その色合い、内包具合。なかなか魅力的!
すっかり買う気になって選びはじめると、お店の人が、
「クローライトと、ルチルね」
とおっしゃるではありませんか。

なに? ルチルとな?
慌てて見てみると、何やら針……というには太い、棒、いや、棒では太すぎるので「スティック」といいましょうか、そういうものにクローライトがまとわりつくようにもこもこしているらしいのです。

ブラジル産に、クローライトとルチルが一緒に内包されたガーデンクォーツがあるにはありますが、いくら何でもルチルがこんなに太くないです。
失礼ながら、お店の説明をするり丸飲みするのは時に危険なので、
「針状だからといってルチルとは言えないよね」
と、確認です。

最初は、エピドート?……と思ってたんですが。

毎度繰り返しますが、いう購入候補を見つけるためでもありますが、買わない石もチェックすることでその石の特徴を多面的に捉えることができるからです。
お買い得で財布に優しい石ならば、いろんな特徴を示すピースを複数買ってもいいでしょう。(良くない?)

このときも、今回の写真のように、もこもこと見事なガーデンになっているものもあれば、棗さんが買われたようにスティック状内包物にクローライトが絡んだようすが良くわかる石もありました。

このときチェックしたかったのはこのスティック状内包物がルチルかどうかなので、そこを重点的に見てみます。

すると……透けると赤い
ということは、エピドートではない確率大。

中には表面が金属光沢と言えそうな輝きを見せているものもあります。

透けると赤くて金属光沢……KURO的には、これはルチルの特徴です。(これだけでルチルとは特定できませんが)
でも……ルチルと言い切れない点もあります。

一つは太さ
ルチル単体ならば楽勝の太さですが、水晶に内包されたルチルとしては少々太すぎる。

ふたつめは、結晶の長さ
ルチルだったら、全体的にもっと長くてもいいような気がします。理由はありませんがなんとなく。
多分、これまで見てきたルチルに比べると短いんだと思います。

みっつめ。……内包具合。
私の石もちゃんとスティック状内包物が入っているんですが、もこもこの景色を優先して選んでいるので、よく見えません。
棗さんの石を見ていただくと、スティック状内包物が、そう……たとえて言えば茶柱のように「浮いてます」
浮かび方には、方向など何か規則性があるようには見えません。
これも、ルチルとしてはやや「?」
不規則ならば不規則なりに、もっとタテヨコナナメに入り乱れそうなものです。

こんなに太くて短めで、茶柱みたいに浮かんでいるルチルは見かけない。
ルチルっぽくはあるけれど、言い切れません。

棗さんの推理ではドラバイト
一理ある。でもあの赤さが気になる。

さて、なんだ!

最後に……ルチルかどうか判断できないままではルチルと書けないし、画像に何と入れるべきか困りました。
そこで……私はこのもこもこガーデン具合に惚れ込んだんだから、この美しいガーデンに敬意を表し……「ジャングル・クローライト」!
庭(ガーデン)というより木々(スティック状内包物に絡んだクローライト)がそびえているのですから。




ちいさくたって

なんと4年前にこのタイプのファントムはありそうでいて、実はあまり見かけないタイプ。見つけたら小さくてもゲットです♪……と書いていた石を、このたびゲット。
初志貫徹!(?)

ホーン

またしてもおちびな石です。
もしかして、このタイプは、大きな結晶にならないのでしょうか。

以前に手に入れた石と同じく、白い花びらがふんわり漂っているような層状構造。
前回は、アウトラインがファントム……水晶の結晶の形をしていましたが、今回のはとんがり!

層状構造を含む水晶が割れてとんがり、再び結晶が始まって、水晶のなかに飲み込まれた……?
ちょっと無理がありそうです。
水晶には劈開がない……つまり、決まった方向に割れる結晶の癖はありませんが、それでもこんなとんがりに割れるとは思えません。

そんなあたりも不思議でおもしろい。

お好きな方には申し訳ないんですが、昨今のブレスレット……天然石をビーズで楽しむやり方は、意識してないと、石の表情が見えなくなってしまうかもと危惧しています。

私は、原石もビーズも……どちらかと言われたら原石ですが……好きで、おかげでビーズになる前の石も、ビーズになってからも、両方を見知っています。

なので、「原石ではこういう感じが多いから、ビーズになったらこんな感じになるはずだ」とか、原石の方が産地がわかることが多いので、それを頼りにビーズの産地を推理したりもします。

それが、ビーズだけになってしまうと……。
たとえば、今回の石がビーズになったとしたら(小さいのでならないと思いますが、たとえば)ファントムであることはわかりにくくて「ホワイト・ガーデン」と呼ばれて、ガーデンクォーツの効果があると説明されているかもしれない。同時に「ガーデン・クォーツ」として見ていたのでは、「どうしてこんなのができたんだろう!」と言う不思議も見えにくくなります。

原石ではファントムなのに、ビーズにするとそれが見えなくなって、「ガーデン・クォーツ」に分類されてしまう。
間違いと言うより、それでいいか、と改めて聞かれたら、返答に困ります。

ビーズには身に着けられる、組み合わせて楽しむという大きなメリットがありますが、ビーズだけ、意味だけに偏ると、見えなくなるものもあるし、石がとたんに難しくなります。

ビーズは産地がわかりにくく、元の形がわかりにくく、原石に比べて流通名・商品名が多彩なので混乱しやすく、結果として石の種類や石の真贋の区別が付けにくくなって、自分で見分けようとするよりお店の人に頼ってしまう……ということになりがちです。

ビーズが悪いというのではなくて、ビーズにも原石時代があるんだということをまったく忘れてしまっていると、いろいろ不便だということです。
個人的にはビーズの見分けで行き詰まったら、その石(種類)だけでもいいから、原石まで戻って考えてみることをおすすめします。

さて……私は個人的にやっぱり原石。
ビーズも好きだけれど、原石で見ておもしろい石は、原石のままで楽しみたい。

だって……こんなにカッコイイ♪

ホーン2

ラピスネバダとソーシュライトとネフライト

「ラピスネバダ」と言う名前が付いた石があります。
ややくすんだピンクと鶯・グリーンが混じった「桜餅色」の石で、多くはビーズ、まれに丸玉で見かけます。

ラピスネバダ
石友達の桃猫さんちの美しいエッグはこちら


この石は……石と言うより複数の鉱物が集まった「岩石」で、その内訳は「チューライト、スキャポライト、セリサイト(絹雲母)、ダイオプサイト、エピドート、長石、水晶、ゾイサイト、クリノゾイサイト、アクチノライト、アパタイト」……計11種類!。参考サイト:海外
ラピスネバダと言う名前は、鉱物名(岩石名)ではなく流通名(トレード・ネーム)です。

ラピスと付いていても青くはなくて、ラピスラズリとはまったく関係ありません。
ラピスは「石」という意味で、直訳すればネバダ石。その通りのネバダ産。
※ネバダ州のFour Clovers Mineで見つかったらしい

「桜餅っぽい~」というノリで買ったビーズで、時にとても美しく、別の時には地味に見える、気分によって印象の変わる微妙な石。
不思議と連で見かけないビーズだなと思っていたところ、あるじゃありませんか、ビーズ!


ところが……手にとって見ると、な~んか、違う
お店の説明によると、鑑別結果「ソーシュライト」とのこと。
ソーシュライトは斜長石などが変成作用を受けて分解され、細かい曹長石、緑簾石、緑泥石などの集合体に変化した石。(参考サイト ※ページ真ん中あたりの翡翠に類似した鉱物や岩石)のところ)
さらにくわしく言うと、白:カルサイト、白(透明)石英、紫:フローライト、緑(ウグイス色)のところがソーシュライトであるとのこと。
中国では「独山玉」として玉(ぎょく)の一種と見なされていて、この石そのものも中国産とのことで。

カルサイトや石英、フローライトが混ざっているということは、ソーシュライト単体ではなく、ソーシュライトを含む岩石なので、全体をソーシュライトと呼んでしまうのも疑問ですが……。

また、ネバダ産だからラピスネバダなので、中国産のものをネバダ石と呼ぶのは抵抗があります。さらに言えば、色の混ざり方も微妙に違うと思う。
「最初に買ったラピスネバダは、緑とピンクが直接混ざっている感じですが、あとで買った方は白が多く、緑が多い粒も、混ざり方が粗いというか、丸い感じで混ざっている……ドット柄っぽい感じです。

独山玉

ラピスネバダで挙げられた11種類と、あとのビーズの鑑別結果も異なっているし。
ただ、いろいろまざった「岩石」なので、鑑別するピースによっては結果に差が出る可能性はあります。

しかし、見かけも違う(ように見える)となると、これは、同じ石だろうか……?
あとのビーズのタイプはピース・ストーンドゥルマー・ストーンと呼ばれているようす。

そこに、今回画像掲示板でコメントをいただきました。(おっちさん、ありがとうございます)
ラピスネバダ(ソーシュライト)として売られていたビーズが、鑑別結果ネフライトだったことがあるとのお話しです。

たぶん、この結果は、ネットで見たような記憶があります。

もう一度、整理しますと、
 独山玉
……のビーズが、最初鑑別結果「ネフライト」となっていたものが、後に「ラピスネバダ(ソーシュライト)」表記になっていたのです。

コメントによりますと、
鑑別結果の宝石名は「ネフライト」。
しかし、鑑別結果の中に”鉱物名「アクチノライト-トレモライト…」と書かれていて、「多様な成分を含んでいる→混合石「ソーシュライト」ともいえる
「ソーシュライト」という定義が曖昧だから、「ネフライト」を採用し、鑑別結果とした。
ソーシュライトより、ラピスネバダの方が名指名度が高いので販売名は「ラピスネバダ」。

……あ、この話、確かに見覚えがある。


で、これがラピスネバダなのかどうかというと……。
見た目は似ているけれど成分が違うし……という前に、私はこれが同じ石に見えません。色を言葉で説明すると、同じだけれど、混ざり具合がまったく違うように見えるので。

そもそもラピスネバダという名前自体が流通名。

まとめるならば、「ネバダ産のいろいろ混ざっているきれいな岩石」ではないでしょうか。
その成り立ちは、すでに書いたように変成作用によって元の鉱物が違う鉱物に分解・変化したもの。
それと似た石が(たぶん)中国にあり、場所が違うためにいくぶん成分が違い、アクチノライト-トレモライトが検出された。

もうひとつ。
白と緑が混じった下のビーズは「中国翡翠」です。(色の混ざり具合はバリエーションがあります)


従来中国で採れる翡翠は「ネフライト」と言われてきましたが、この「中国翡翠」はソーシュライト(成分的にはアルバイト-エピドート)なのだそうです。(独山玉は;斜長石60~65%、ゾイサイト20~25%、雲母10~15%、スフェーン5%よりなると言う説明もあり。参考サイトさま
こっちだとアメリカの「ラピスネバダ」の成分にも近そうです。

……で、想像するに、これらの石は産地が違っても同じ……少なくとも、大変似ているもので、いろいろ混ざっている岩石だけに、成分もバリエオーション豊か。
アクチノライト-トレモライトが検出された最終結果の成分からするとネフライトとも言えるし、変成作用で分解・変化したという成り立ちに注目すれば、ソーシュライトという結果が採用される……と。
検索すると「ソーシュライト化」という言葉も出てくるように、ソーシュライトは、成分よりも変成による分解・変化でいろいろ混ざった石……という意味なのかもしれません。

そういうことなら、表記がネフライト、ソーシュライトと変化したのもわかります。

でも、ラピスネバダは正式な岩石名ではないし、意味も「ネバダ石」である以上、やはりネバダ産以外には使いたくない気分。

ラピスネバダ
「ラピスネバダ(ソーシュライト)、アメリカネバダ産」

 独山玉
「ピースストーン(ソーシュライト) 中国産」

……を推します。


ニジノユメ

アウロラ

カメラを構えて、
息を止めて、
小さな輝きにせまる。

写し取った石の表情を見て、
この石は、暗い大地の底で、
幾度も虹の夢をみながら、成長してきたのではないかと
そんなことを考えてしまう。



これまでレインボー水晶とか、イリデッセンス・クォーツとか、いろいろな名前で呼ばれてきたこの石に、新しい名前が増えたらしい。

曰く「アナンダライト」

名付けたのは、かのアゼツライトを世に出した、ロバート・シモンズ氏。
良くも悪くも有名な人のネーミングだから、その名前で呼んで、彼が付けた説明を通してこの石を見る人は増えるだろう。

どんな名前で呼ぶのも……数ある名前からどれを選ぶのも個人の自由だけれど、もし、このレインボー水晶をお持ちで、ここで新たなネーミングを知って、どんな意味だろうと興味を持った方がいたならば、どうか、検索してそれを調べる前に、他人が唱えた意味を知ってしまう前に、「知らない状態」で自分の石をじっくりと見て、感じたことを覚えておいていただきたい。

それは、とても大切なことだから。

石の意味が注目される今、どうしても意味を通じて石を見てしまうことが多い。
ある意味、仕方がないと言えばそうだけれど、本当は、石の感じ方は人によって違うはず。
長い時間の中でかたまってきたいいつたえならばともかく、ヒーラーなどの他人が言ったことを通してみるならば……それがどんなに有名な人の言ったことであろうと……石を見る目はゆがんでしまうと思う。
石と自分の間に、他人の考えを挟むのだから。

だから、その前に、自分の目と心で、直接石を見ておいていただきたい。

意味で石を楽しむのはもちろんありだけれど、逆に、パワーストーンとは、石を楽しむとは、まず意味ありきだと限定してしまうのは反対!

ところで、個人的にはロバート・シモンズ氏のネーミングセンスはイマイチに思えます。
アナンダライトなんて、またまたあやしげな鉱物風ネーミング。
アゼツライトで水晶なのに「~ライト」という鉱物名風ネーミングではだめ!……と商標登録を却下されたという噂がありましたが……。
これは水晶であることは明らかなのに、まるで別物と言いたいがごとくに「アナンダライト」
「アナンダ・クォーツ」だったとしてもイマイチ……。

石好き友達と「あ~、何だ~?」ってことか!? と笑ってしまいました。
ごめんなさい、この人のネーミング、石のプロデュース法は、好みじゃないのです。



※blog拍手でコメントいただきました(ありがとうございます!)
ひとつだけ~。
いろんな石にスピリチュアルやヒーリング視点の名前が付けられますが、「マリアライト」はれっきとした鉱物名

いかにもな名前ですが、発見者のドイツ人学者の奥さんの名前にちなみます。

フェイクを買う。

現在、世間的にブーム続行中のパワーストーン。
残念なことに、フェイクが混ざっています。

フェイク……すなわち、模造品。
ずばり「偽物」と言わないのは、これ偽物、これ本物と白黒はっきりつけられるものではないからです。

石自体は天然で、名前も間違っていないけれど、染めてあった場合は?
たとえばラリマーが染めてあったら、「え~っ」という人は多いでしょうし、自分のは大丈夫? あそこで売っているのは? と心配する人、「染めてあるなんて。にせものを売る店とは思わなかった!」と腹を立てる人もいるでしょう。
でも、染めてあるなんてけしからん!と言うならビーズでおなじみのオニキスや、シーブルー・カルセドニーなどにも文句を言わねばなりません。染めてます。

ヒマラヤ産じゃない石をヒマラヤ水晶として売っていた。偽物だ、けしからん!
……気分はすごくわかります。ヒマラヤ産だからこそヒマラヤ水晶なのに!
でも、これに怒りの声を上げるなら、インド産スーパーセブンとか、コロンビアレムリアンとか、中国産インカローズにも、偽物!と、言わねばなりません。
スーパーセブンはブラジルのエスピリト・サントとミナスジェライス、レムリアンシードはブラジルのカブラル山脈、インカローズはアルゼンチンのカピジータス鉱山産のものを言うからです。

染めてあっても、産地がいい加減でもいいじゃないか、とは言いません。言いたくないです。
でも、人気の高額石は染めはダメだけど、安い石ならいいや、とか、ヒマラヤ水晶はダメだけど、スーパーセブンはインド産でもいいんじゃない? と言うのでは、不公平。

でも、それぞれのケースで判断は異なりますし、人によっても違う。
つまり、(残念ながら)偽物・本物のグレーゾーン。このように一筋縄ではいかないのです。
「こうだ!」と言うより「私はこう考える」そういう世界です。

しかし、人工のガラスを天然と言って売る、まったく違う石を染めて別の名前の石と偽る。そんなケースは、偽物と言ってもいいでしょう。
実はガラス、実は練り。
そういうものを「人工石」とすら言いたくないです。
模造品です。フェイクです。

私も、あとでがっかりするのは嫌なので、なるべく情報を集めて自分で見分けられるようになろうと、現在進行形で修行中です。

その一環として、実はわざとフェイクも買うことにしています。安いものなら。

ときどき、「偽物本物の、簡単な見分け方を教えてください」という質問を見かけますが、答えに困ります。
偽物本物には、やっかいなグレーゾーンがありますし、何より素人目には区別が付かないくらいには似ているから偽物? 本物?と迷うわけで。
見るからに似ていない代物なら、偽物であることがバレバレでちっとも売れないでしょうから、作るだけムダになります。つまり、見分け方が問題になるフェイクは、簡単には見分けが付かない前提なんですね~。
それを「簡単に」見分けたいと言われても……。

しかし、石の偽物本物は専門家しかわからない、とは思いません。
専門家でなくたって、ある程度は見分けられます。
慣れれば、思ったよりも簡単です。

そう……ポイントは「慣れれば」

一度わかってしまった立場から「ここがこう違う、そこで区別!」と言ったとしても、言われた方がそれにぴんと来なければ見分けは困難です。

たとえば、丸玉で透明水晶と透明ガラスを見分ける場合、さわったときの「冷たさ」が違う、とか 細い線を透かしてみると、水晶だったら二重にだぶって見える場所があるとか、いろいろ判別ポイントがあります。

でも、冷たさの差といってもどの程度違うのか、二重にだぶって見えるというのはどんな感じか、一度も体験したことがない人に言葉だけでわかってもらうのは難しいです。
私にしても、最初は聞いたりネットで探したりして、冷たさや二重だぶりのことを知りましたが、実際何度もやってみて、「ああ、そうか!」と納得してはじめて見分けられるようになりました。

ですから、自分でも見分けたいと思われる方は、見分けポイントを教えてもらったら、是非とも実際その方法で比べて違いを実感しておくことをおすすめします。

「ガラスだったら嫌だな」→だから見分けたい、ですけれど、見分けるポイントを実感するためには、逆にガラスを手に取る必要があります。

個人的に見分けたい希望の人は、チェリー・クォーツ(ガラス)のブレスをひとつ買ってもいいんじゃないかとおすすめします。
このかわいいガラスビーズは、「ストロベリー」とか「水晶を染めました」などとごまかされていない限りは、そんなに高いものではありませんよね。だったらおひとつ。
買ったらさわりまくり、水晶との温度差、肌合いの違い、できることなら氷の溶け比べもしてみては。
ルーペで泡がないかも見比べるといいですね。

もちろん、私も持ってます(ブレスではありませんが)。
そのほかにもあやしい石をわざと買います。
見分けポイントを実感し、自分で新たなポイントを見つけるため。

そんなことであらたなフェイクを買いました。

fake-2

ちゃんと「人工」と明記されてます。
えーと、「人工……スイカ石」?
中身はこんな感じ。一粒ずつ表情が違うあたりが芸が細かいです。

fake7

ひとつぶずつアップにしてみます。

fake-3

かつては「内包物があれば天然」という見分けポイントを聞きましたが、わかっていなければこれも立派に内包物系に見えてしまいます。

fake-6

チェリー・クォーツに何かがプラスされた感じ?

fake-5

ほぼ内包物無しバージョン。
このちょっぴり具合が逆にリアル。

fake-4
でも、ルーペで見ると気泡が見えます。

「人工」と書いてあるんだから、目くじら立てなくたって……と思われますか?
ここでは「人工」表記でしたが、別の名前(忘れちゃった……)で売っていたパーツ屋さんでは、表記されてませんでした。
同じものが「西瓜石」ではなく「ボルケーノチェリー・クォーツ」の名前で見たことがあります。

おなじみチェリー・クォーツもピンクだけでなくちょっぴり灰色が混ざったバージョンがあります。灰色の部分が母岩に見えて、より天然度アップで要注意。

もうひとつ。

fake-1

「天然石」で「ハウライト」。
違います。これ、練りです。

「天然石 ハウライト」で売っちゃだめでしょう!


ハウライトと言ったらこういうの↓
ハウライト

実際は、灰色のライン模様にも色々ありますし、うっすら色づいたのもありますが、ツヤの感じ、きめの細かさ、何より手ざわりが大違い。

以前買った「練りターコイズ」にそっくりです。
練りターコイズ
fake8

粒ごとに違いはあるけれど、妙に均一な太さのネット模様。
粉っぽく、微妙に粗い質感、つや消しな感じ。
さわると石の冷たさではない変な感触。

色が違うだけでそっくりです。
つまり「練りターコイズ」もターコイズを粉末にして作ったのではなく、「何か」を錬ってターコイズっぽく作ったフェイクということ。
当然、「天然石 ハウライト」で売られていた今回のも、ハウライトの粉で作ってないでしょう。
染めの瑪瑙はベースが天然の瑪瑙ですから、「天然石」と呼ばれても仕方がないと思いますが、これは、天然石とは言えない!(もちろん、ハウライトなんて言語道断)

水晶で練りといったら、いったん水晶(石英)を粉にして不純物を取り除き、溶かして固めたガラスですが、他の石で練りという場合は、多くはその石を粉にして樹脂で固めた物。
溶かしてないで粉を固めるので、こういうつや消しで粗い感じ、手ざわりも変になるのだろうかと想像します。
つまり、こういう質感のものには要注意。

そういえば、これと同じものを「ハウライトトルコホワイト」という奇妙奇天烈な名前で見かけたことがあります。

ハウライトトルコと言えば、ハウライトをターコイズ色に染めたもの。
それの白バージョンなんて意味ないし、ハウライトじゃないし。
何重もの意味不明!

さて、パッケージを見ればわかるように、今回の2つは同じ店で買ってます。
まあ、石ビーズ屋さんというよりガラスも含めていろいろビーズ屋さんではありますが、フェイクを片方は「人工」片方は「天然石」で売っていたわけです。

「ここは人工とちゃんと書いてある! 良心的な店だ(書いてない他の石は大丈夫)」と思ってしまうとはまります。
この店だけをあげつらうわけではなくて、他の店でも同じようなことはあります。
なので、やっぱり買う側も注意した方が良いでしょう。


あ、ここで一つお願いが。
相変わらず「偽ルチル」の噂を聞きます。

「これが人工的に作られた偽ルチルだ!」というビーズを見かけた方。教えてください。
せめて画像が見たいです。
ただし、「もしかしたら間違えるかも」程度には似ているものをお願いします。

追記:
もうひとつ。
ギベオンの偽物の噂を聞きます。タダの金属にあのウィドマンシュテッテン構造を彫り込み、メッキしてあるのだ……と。
あの模様を本物そっくりに掘ったなら、それだけでコストかかりまくりのような気がしますが……。
これも、「ザ・フェイク!」なものがありましたら、教えてください。
↑追記:最近、ネットやイベントなどでギベオンのブレスやペンダントトップがたくさん売られているのを見て心配になってきました。
鉱物と違って、新しい鉱脈が見つかる……というものではないでしょうに、こんなに出回るものでしょうか。


続・ぐにゃぐにゃ (新宿戦利品)

モロッコぐにゃぐにゃ石、続編。

長くなりそうだったのもありますが、実は買ったのが一つじゃなかったから……。

モロッコフリント3

ぐにゃぐにゃ石、第2弾~。
こっちは表面が比較的なめらかで、より国産こぶり石に似ています。
こぶり石


さて、こぶり石やスペイン産はオパールと言われるし、対してこちらはフリント(チャート)だと言われます。
成分はどちらもSiO2(二酸化珪素)ですが、オパールとチャートじゃあ、ちょっと違うような印象です。

さて、見かけが似ていても、実は中身は違うのか。
実はどちらも同じものだけど、言われ方が違うのか。

まずは、見かけの方から考えます。

表面の白く粉っぽい感じはそっくりです。

検索すると、スペイン産は灰色のものもあるようですが、モロッコ産もうっすらピンクやオレンジもあったので、色は多少バリエーションがあるようす。

ぐにゃぐにゃした形も似ています。
なぜ、自然でこんなへんてこりんな形ができてしまったんだろう……。
この形を見ていると、実は違うものが偶然同じような形になったとは思えません。

そして内部。
実は外側真っ白のこのモロッコぐにゃぐにゃ石、中身は茶色。
モロッコフリント5

国産こぶり石も、中身は濃い灰色なのだとか。
http://www15.plala.or.jp/gemuseum/gemus-ncp-jul07qtz.html

さらに、こちらのブログさんによると、スペイン産(オパロと言われるらしい)も、中身は色が付いているようす。

いずれもまんじゅうの断面のように、表面数ミリがまんじゅうの皮のように白、中には餡のように色の付いた部分になっています。
じっくり見ると、白い部分は粉が固まったようで比較的柔らかい感じ、内部はそれに比べると固そうです。

断面もそっくりで実は違うものなんて、あり得るでしょうか?
ますますこれは同じものだろうと考えたくなります。

モロッコ産は、チャート。
繰り返しになりますが、チャートは『二酸化ケイ素(SiO2、石英)で、この成分を持つ放散虫・海綿動物などの動物の殻や骨片(微化石)が海底に堆積してできた岩石(無生物起源のものがあるという説もある)。非常に硬い岩石で、層状をなすことが多い。(wikipedia

層状をなすというのは、ポーランド産フリントを見ると納得です。
みごとにシマシマ。
フリント2

ただ、ポーランド産とモロッコ産(断面)をさわり比べると、若干手ざわりが違うような。
先入観かもしれませんが、ポーランド産は瑪瑙と区別が付かない硬い感じ、モロッコ産はそれに比べると柔らかい手触りに思えます。
強いて言えば、フリントよりオパール?

いやいや、素人の思いこみは当てにならないので、こぶり石の方から攻めてみます。
こぶり石は国産であるだけに、産地情報が期待できます。
それを見てみると……。

「第三期中新世のケイソウ化石を含む地層から採集され奇形を呈する。
(略)
切断して顕微鏡でみると無数のケイソウ化石がみとめられる。
ケイソウの殻はケイサンからできており、これが溶けてコロイドとなり脱水してオパール質の珪乳石 Menilite (メニライト)となったもの。」
(http://www.geocities.jp/shimizuke1955/306takashikozo.html、ページ下部「人形石」のところ)

「珪乳石とは実はオパールの一種です。珪藻土の珪酸成分が分離し沈殿して面白い形になったものです。これがオパールであるとは電子顕微鏡で調べない限り分かりません。(略)
 写真左上の珠洲産珪乳石の破断面内部はやはり濃い灰色の珪石です。」
(http://www15.plala.or.jp/gemuseum/gemus-ncp-jul07qtz.html)

「子ぶり石は、珪藻土層中の珪酸分が集合した結核」
「鉱物種としては蛋白石(オパール)の仲間である。」
「長い間に水分が抜け、表面が”ガサガサ”になり、持った感じが軽いものもあり、”オパール”の仲間であることが実感できる。」
(http://mineralhunters.hp.infoseek.co.jp/koburiisi.html)

えーと。
まとめてみると、こぶり石は、
「珪藻土の中から採れる」
「珪酸成分が分離し沈殿して(溶けてコロイドとなり)面白い形になった」
「脱水してオパールになった」
……ということです。

珪藻土とは、
「珪藻土(けいそうど、diatomite、diatomaceous earth)は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。」(wikipedia
ということなので、二酸化珪素を殻の成分に持つプランクトンからなる岩(土)という点は、チャートとそっくりです。

チャートと珪藻土の違いは、調べても資料を見つけられなかったんですが、珪藻土は「土」と付くように、あまり硬くはないです。七輪は珪藻土の固まりを削って焼いてつくっているそうなので、硬さのイメージが付くでしょうか。

ということは……チャートは珪藻土に比べて硬い。堆積してぐっと押し固められているかどうかの違いでしょうか。

想像するに、これらのぐにゃぐにゃ石は、でき方はおそらくほぼ同じ。
固まり方や、土の元になったプランクトンの大きさなどで微妙にわけられているか、国によって基準が違うために異なって分類されているのではないでしょうか。

モロッコフリント4

ぐにゃぐにゃ(新宿戦利品)

今回の新宿ショーのテーマ(傾向)のひとつ、「ぐにゃぐにゃ」

ぐにゃぐにゃとは何であるか。

……これです。
silex-1

デザート・アートストーン」の名前で売られていた、モロッコの石です。
「砂漠の芸術石」。なあるほど。

この石には見えないへんてこぐにゃぐにゃ(固いですが)石を見て、すぐに思い出したのは、そっくり日本産の「こぶり石」
こぶり石

粉っぽく白いところとか、動きそう、いや、いっそ見てないところで動いてて欲しいような形など、見るからにそっくりです。
そっくりさんでスペイン産があるのは知ってたんですが(←欲しい!)、モロッコにもあったんだ!

国産に比べてモロッコ産の方が表面がざらざらしているように見えますが、これは、私がわざと表面に表情があるものを選んだからで、同じようにさらりとした表面のものもあります。

そんなのを二つ並べて目の前に出されたら、外見で見分ける自信はありません。

国産こぶり石の時に調べたところでは、これは、不純物を含む不透明なオパールの一種で珪乳石ということでした。
メニライト(Menilite)とも呼ばれます。

だったら、モロッコ産のそっくりなこれもオパール……と思っていたら、お店の人は「チャート」だと言うではありませんか。

買ってラベルをもらってみると、「Silex Sahara, Morocco」
Silex……って何だ?

チャートか、「Silex」か?

家に帰って検索してみると、やっぱりそっくりなモロッコ産を「フリント」としているところが!

いったいなんだ。

ここで「わからな~い!」と言っていてもだめなので、順番に謎解きです。
いや、見る人が見れば「何をそんなことでわからんと言っているか」と笑われちゃうかもしれませんが、私の頭の中は落とし穴だらけ。知っていると思われていることでも、実は知らないことはしょっちゅうです。

まず。

フリント(Flint)。
幸いなことに、これはわかります。
ポーランド産のフリントを持っているからです。
フリント フリント2

これ、何だろう~、という、軽いノリで買ったものでも、調べておけば役に立つこともあるもので。
このフリントで調べたところによると、何とこれがチャート(chert)。

チャートという岩は、殻などに二酸化珪素の成分を持つ放散虫などのプランクトンの殻や骨片などが海底に堆積してできた堆積岩で、とても緻密で固いのだそうです。

あ、フリントというのは、本来は「火打ち石」のことで、チャート=フリントではなく、火打ち石としては瑪瑙なども使われるけれど、フリントも使われるということです。

じゃあ、「Silex」は。

Silexで調べると会社名ばかりでてきて、石の情報が探しにくかったので、お店の人が「チャート」だというんだから……ということで「Silex chert」で検索。

すると、ああ、そういうことか。
silexとは、ラテン語で火打ち石のこと。珪素(Silicon)の語源でもありました。
フランス語であるという説も出てきましたが、ヒット数や内容からするとラテン語であたりのようです。

つまり、この場合は「チャート=フリント=silex」。

モロッコ産グニャグニャ石についての情報はこれで一つにまとまりました。
でも、国産(とスペイン産)はオパールで、モロッコのはチャート?

どっちも成分は二酸化珪素になりますけど……?

長くなりそうなので続く。

silex-2


謎の「Swedish Blue」

今回の新宿ショーで見かけて、買い損ねたもの。

初日、会場で合流した石好きさんと、いろいろ見て回っていたときのこと。
テーブルの上に、ルースをいろいろ並べて売っているブースで、青い石が二人の目を引きました。

色味はラリマーよりやや青い青、ほぼ不透明のマーブル模様。
付いていた名前は「Swedish Blue」

スウェディッシュ・ブルーという名前にも、青いマーブル模様にも心当たりはありません。
いや、何となく引っかかりはあったんですが、明確に思い出すことができませんでした。
「なんだろうね、これ」
二人で顔を見合わせ、そのときはそこを離れたのでした。

そしてショー二日目。
あの、青マーブル石、どこかで見た。似たのがあったような気がする。
安かったら一つ買っておこうかな。
そう思っていってみると、20個ほどあったルースが、売り切れているではありませんか。
「え? 人気だったの? それとも私が知らないだけで、何か珍しい石だったとか」
悔やんでも後の祭り。

そしてさらに月曜日。
某お店の方とガラスの話をしていると、別の石好きさんが、
「オブシディアンやテクタイトじゃない天然のガラス、見ましたか?」
というではありませんか。
オブシディアンやテクタイトじゃない、でも天然のガラス?
なんじゃそりゃ。
そういうものなら見なければ。
案内していただくと、行き先はあの店、そして2日目には売り切れていたあの石。

お店の人の話では、なかなか入荷してこないものだそうで、次に入るとしたら12月の池袋は無理で、来年の新宿だろうとのこと。
やっぱりレア?

ものがないので、しっかり話も聞けませんでいたが、天然ガラスといえばオブシディアンのはずだし、オブシディアンだとしたら、あの青は解せない。

似てると思ったあれ、ガラスで……なんだっけ。
石好きさんのブログで、「これ、な~んだ」というクイズがあって「もしかしてオウィー・ブルーオパール?」と答えて、みごとおおはずれだった、あれ。
確か、精錬がどうとか……。

ぶつぶつ言いながら、とりあえずSwedish Blue、glass……で画像検索すると。

おや、青マーブルが。

ページを表示して、わかる単語を拾い読みしてみると……
Deep Blue Sweden - Rare 500-year old Swedish blue slag gives it's name to this unique handmade piece……

slag……スラグ、そうだスラグ・ガラスだ!
見たことがある、精錬ナントカと言っていたような気がする。その記憶はこれでした。
ぱっと見、人工っぽく見えない深みのある色合い(ちょっと他の石も食い込み気味)のかけらの写真を見せていただいたのです。
割れ口がガラスっぽかったので(ガラスだから当たり前ですが)、オパール?と答えて間違えました。
そのとき、金属精錬のスラグとして出てきた物だ……と教えていただいたのです。

スラグというのは、鉱滓(こうさい)のこと。
鉱石を製錬するときに出る不純物があつまった精錬滓です。
鉱石には、有用な金属に混じって石英等が含まれていることがあり、それが溶けるとガラス状の不純物になるわけです。

カスというと、ちょっとがっかりに思うかもしれませんが、説明によると500年もの!?
ある意味軽~くアンティークの域です。
それに、レアだそうですから、なかなか入荷しない、というお話しとも合致します。
「鉄の精製時に出た鉱滓を埋めたところ偶然出できた」という説明も見つけましたが、作ろうと思って作ったわけではないけれど、地中に埋めたことでできたというのではなく、ガラス状の不純物が捨てられて固まった……というところでしょう。
これだとすれば、残念ながら天然……とは言いがたい。

でも、500年前に金属を溶かす高温を得ようとした、人々の努力、技術、炎との戦い。
そういったものを物語るものでもあります。
機会があったらねらうかな。

記事の続きを読む...

サン・ムーンストーンについての覚え書き。

検索していたら見つけたので、忘れないうちにメモ。

サン・ムーンストーンと呼ばれる石があります。
「サン・ムーンストーン」で検索すると、暖色系のムーンストーン、つまり、地色がオレンジなどで白いムーンストーンの光(アデュラレッセンス)が浮かぶ石がけっこうヒットしてくるんですが、私はこれを「サン・ムーンストーン」とは言いません。
単に地色がオレンジだから……それはオレンジ・ムーンストーンです。

なぜなら、サン・ストーンは長石に他の鉱物(ヘマタイトなどのグリッター(きらきらのラメのような内包物)が見られるもののこと
そして、サン・ムーンストーンとは、サンストーンとムーンストーンが一緒になった石のこと。

だったらサン・ムーンストーンの「サン」はオレンジっぽい地色ではなくて、ラメ状のキラキラでなくてはならないでしょう。
もうちょっと贅沢を言うなら、サンストーンとムーンストーンが一緒になった……というなら、サン(ラメ状キラキラ)とムーン(アデュラレッセンス:ムーンストーンの輝き)が同じくらいの割合……つまり、一見ムーンストーンだけれど、よく見るとキラキラしていてサンストーンの要素もあり……ではなく、どちらかの要素に偏ることなく同じくらい特徴を示しているものをいいたい。

さらに個人的には、複数の石を同じ名前で呼ぶのは混乱の元なので、世に出た先着順で、この石をサン・ムーンストーンと呼びます。

太陽・月2

暗色の地に青白い月の光、そして強烈なグリッター!
この石が、私が最初に知った……そして今ビーズで見かけるサン・ムーンより以前から市場にでていたサン・ムーンストーンです。

ロシア産……としかわからなかったのですが、このたび産地が判明。

Potaninskie Mountains, South Urals, Russia

南ウラルだそうです。

そして長石はアノーソクレース(曹微斜長石)。

普通ムーンストーンになるのは、同じアルカリ長石でもカリ長石が多いようで、アノーソクレースがムーンストーンになるというのは、聞いてはいましたがこれがそうだというものを見たことがありませんでした。
これがそうか。

意外なところにいたんだな、という感じです。
http://www.cs.cmu.edu/~adg/adg-psstimages.html

根底の黒(新宿戦利品)

毎度毎度、ミネラルショーではテーマがあるようです。
ショーのテーマではなく、私個人の、戦利品から見えてくるテーマ。
あらかじめ決めているものではなくて、結果から見えてくるのでテーマというより「傾向」でしょうか。

買っているときはわからないけど、お祭りが終わって一段落、気分が落ち着くと見えてくる。
それを拾い出してみると、そのときの自分の興味が向かっていた方向が見えてくるような気がします。

今回のテーマは「ぐにゃぐにゃ(生き物っぽい)」「お得」「国産(これは飯田橋に行ったから)」。
……そして、黒。

先だっての「天使」も、黒が決め手でしたが、これも。

くろドゥルージー

ブラックドゥルージー・クォーツ……とでも呼んでおきましょうか。

ドゥルージー(drusy)は、石の分野では、結晶や母岩の上を密集した細かい結晶が覆って、グラニュー糖をまぶしたような状態になっているようすのこと。
覆っている結晶が大粒になると、バーナクル(フジツボ)と区別されることもあります。

写真の石の場合は、ちょっと粒が大きめのグラニュー糖サイズなので、立派にドゥルージー。

ただし、水晶そのものは透明で、その下に黒い層があって透けてみえるために黒いようす。
黒い水晶(ブラック・クォーツ)のドゥルージーではなく、見た目が黒のドゥルージーなのです。

最初はこの形状から、母岩が透けて見えているアメジストと思いましたが、違います。透明です。
でも、断面を見ても、確かに黒いけど水晶越しにこんなに黒く見えるような黒には見えません。

なんだろう……。


レアの視点(飯田橋戦利品)

先だっての初・飯田橋戦利品第2弾。

産地も同じ神岡鉱山、栃洞坑。
大きさは500円玉くらいの、かわいいサイズの標本です。

いいだ1

わずかに灰色がかったような白い水晶がこんもり一山。
その、ちくちくとした生え具合、さらに小さい結晶が丸くなったそのようす。
小さい小さい石なのに、その「景色」は秀逸です!

ラベルには、「多産するが大きな結晶は少ない」と書かれてましたが……。
いや、産地としては水晶はたくさん採れるもので珍しくなく、書かれているとおりに大きな結晶は少ない……ということなんでしょうが、私はこれを「ありふれている」という意味では見たくない。

同じ産地の、文字通り隣同士で並んでいたもうちょっとで国産・レインボー水晶(かも!)とも違う、他の石にはない、この石だけの魅力がある。

いいだ2

特に、この丸い部分がチャーム・ポイント!
中身はどうなっているんだろう……。


無垢 (新宿戦利品)

今日も新宿戦利品。

フローレッセンス

メキシコ産のカルセドニーです。
大きさは,500円玉くらい。
Fluorescent Geodeというのは、「蛍光する(カルセドニーの)ジオード」という意味らしいです。
短波の紫外線で、緑に蛍光します。

私の持っているのは長波なので、この石の蛍光を楽しむことはできないんですが……。

このもこもこというか、ふわふわというか、微妙な質感と、中心部がほんのりピンクな色合いが実にかわいくて。

カルセドニーも、蛍光も、レアと言うほど珍しくはないけれど、この石を選んだのは、無垢とも無邪気とも言えそうなかわいらしさ。

そういう視点で選ぶこともあります。

in-out (新宿戦利品)

in-out

ブラジル産の透明水晶です。
この石の見どころは、左下。

ちょっと黄色っぽく色の付いた結晶が見えるでしょうか。
この結晶は、「くっついている」のではありません。

埋もれてます。

母胎の水晶が透明なので、かえってわからないかもしれませんが、大部分が埋もれ、一部が外に出ています。
だから、付けられていた名前が"in-out"。
ブリッジ……といってもいいかもしれません。

in-out2


以前にも紹介したように、ブリッジとは小さな結晶が大きな結晶に「刺さった」状態のもの。
なぜブリッジ(橋)かと言えば、それは、結晶の内と外の「橋渡し」だからでしょう。
内と外を橋渡しするのだから、刺さった内部もしっかり形が見えていなければ物足りない。

ところが、内部の形がしっかり見える「刺さり水晶」は、思ったほど多くはないようです。
逆に言えば、ありそうでない少ない形だからこそ、名前が付けられたとも言えます。

この石は、外に出ている部分がかなり少ないので、ブリッジと言うべきかはやや微妙ですが、内部の見え具合、形の美しさは抜群!
ほんのり色が付いている(天然コーティング)あたりも心憎いです。
このままこの石が地中で成長を続けていたら……。
他に類を見ないほどきれいな「マニフェステーション」(小さな結晶が完全に内部に取り込まれている)になっていたことでしょう……。

レインボー水晶までもういっちょ? (飯田橋戦利品)

今回は、新宿ショーだけでなく、飯田橋で行われていたミネラルマーケットにも行ってみました。
国産鉱物中心の即売会です。
第一印象……国産鉱物も熱い!

日程としては新宿ショーの2日目なので、すでに財布はミネラルショーの魔物にかじられたあと。
冒険はできませんでしたが、それでも「うお~、国産水晶~」といくつかかってしまいました。

私としては、初・飯田橋。
その戦利品からコレ。

栃洞2

長野県は神岡鉱山の水晶です。

クラック&濁りが多くて透明度は半分程度ですが、色味のない透明水晶。大きさは3.5センチほど。
不完全ながらもDT(両錐)で、三分の一ほどが破断面です。

ラベルが付いていなければ、どこの水晶といわれてもわからないものではありますが……。
「おっ」
と思ったところが、なかなか写真に撮れなくて……もう一枚。

栃洞

最初の写真の左側の錐面をアップにしました。
結晶面の下で、光を反射している部分が、面の形をしているのが見えるでしょうか。

つまり……この水晶は、面の形がくっきり見え、光を反射するほどシャープなファントムが入っているんです。
ファントムの面が、外側の結晶面と平行であることから、貫入結晶ではないと思われます。

そのようすも

のように、内部に結晶の実体があるというより、光を反射する面だけが浮いている感じ。

これは……インドのレインボー水晶に、似ているかも。
インドのレインボー水晶の虹は、微細なファントムの層に起因するという説があります。
ならば、この水晶のファントムは、白く光を反射してしまっているけれど、もうちょっとがんばれば虹が出たりしないだろうか。
そうすれば国産・レインボー水晶なのに!

期待と夢を込めて、買っちゃいました。

色。 (新宿戦利品)

戦利品というか……、番外編。

お好きな方には申し訳ないんですが、私にとっては、カービング……石で何かを作ったもの……の注目度はかなり低め。
私としては1に原石、2にポリッシュ、その次にエッグや丸玉、ルース……です。

カービングの「形」は、選ぶ理由としてはかなり下になっちゃいます。

なのに、今回はそういうものを買ってみました。

黒天使

水晶で作った「天使」です。
この手の形はよく見かけるもので、いろいろな石で作られます。

普段、「天使」だからと選ぶはずがないのに、今回これに手を出した理由は一つ。

黒いから。

黒水晶ではなくて、何か黒い内包物……角閃石?……による色です。
緑っぽく見える部分もありますが、大部分は黒。

コレひとつ、ひとつだけが黒い。

天使なのに黒い。

黒天使2

なんだか、あやしげでステキ。

無重力石 新宿戦利品

新宿戦利品第2弾。
……あ、これも最終日の「ちり積も石」だ。

初日から気が付いていたけれど、手に取るまではその良さに気づきませんでした。

手に取り……即決!

オーシャン1

半透明のオーシャン・ジャスパーです。
ジャスパーというのは、ミクロサイズの石英の結晶があつまってできたカルセドニーの中で、不純物をたくさん含むために不透明になったもののこと。
透明感があり、模様がきれいなものはアゲートと呼ぶべきですが……マダガスカルで採れる、この美しい模様の石は、不透明なものが多いため「ジャスパー」と呼ばれてます。
その中で「たまたま」半透明というわけなので、一応ジャスパーのままにしておきます。

決め手はなんと言っても半透明であること。
ジャスパーの名前を付けられるだけあって、半透明なものは少ないです。
部分的に半透明のものはあっても、全体となるとさらにレア。

そして、半透明であるために模様が立体的に見え、どのように模様ができているのか、その構造がわかるのです。

まず……内部にぽこぽこ浮かんでいる丸いものは、内部が同心円状、。
オーシャン3

不透明だと、磨いた表面にあるものしか見えませんが、模様は立体的なのです。

さらなる魅力は、原石部分が残っていること。
一番上の写真で言うと、丸いものが浮かんでいるあたりは磨かれていますが、上部や裏面は磨かれていません。

そこを見てみると……。
オーシャン2

上部のもこもこ形状と、内部の丸いものが対応しているのがわかるでしょうか。
この石は、丸いもののまわりにほぼ透明な層がある……あたかもカエルのタマゴのような構造のものがあつまっている構造をしていたんですねえ!

いったい、どんな風に成長したのでしょう!
不思議です!



コバルトピンクの渦 (新宿戦利品)

今回の新宿ショーの最終日、最後に一回りして帰るか……というときに見つけて、「ちり積も」ってしまった石。
私には珍しくあでやかな色、あまり手を出さない種類の石。

コバカル

モロッコのコバルトカルサイトです。
コバルトカルサイトはこれで3つ目ですが、全部同じ店で買ってるなあ……。
新宿ショーに出店するこの業者さんは、なかなか心憎い石を持ってくるので、いつもひっかかってしまいます。

カルサイトは、形もおもしろく色もバリエーション豊かなので、カルサイト専門のコレクターさんがいるほどの人気石。
水晶も好き、カルサイトも好き、とおっしゃる人も多いです。

でも、私としてはその柔らかさがネック。
なんだか取り扱い注意というイメージがあって、なかなか手を出しません。(そんなに神経質になる必要はないかもしれませんが)
それでも、今回は買っちゃいました。

この石を置いていた店に、コバルトカルサイトがあるのは知っていました。
でも、手に取るほどでもなくて、他の石を見ていたんですが、最後の最後に手にとって「おっ!」

無数の結晶が……というか、無数の結晶面があつまり、ちょうど石の中央を中心に渦を巻いているような造形。
表面には酸化鉄……鉄さびがこびりついているようで、それが汚れにも見えてしまうけれど、かわいい一方のピンクに力強さを加えているようでもあります。

きれいな色だけでは買わなかったけれど、この形とたくましさが思わずヒット。
手頃な大きさ・値段も手伝って、我が家にやってくることになりました。

新宿ショー閉幕

石好きの祭典も、今日でおしまい。

東京のミネラルショーといえば、6月の新宿と12月の池袋が双璧。
私のまわりでは、12月の池袋の人気が高いです。(会場の件だけでなく、戦利品についても)
その中で私一人が「え~? 私、新宿のヒット率高いんですけど」と、新宿派だったんですが、今回は低調な印象です。

去年は、「ショーの後半は人に合うのが目的さ!」と言った舌の根も乾かぬ最終日に、思いがけぬ伏兵石に捕まり、「ショーの魔物」に丸かじりされて終えましたが、今年はささやかにちり積もった程度で終幕。
うーん。ちょっと消化不良……。
やはり、ミネラルショーは「買っちゃったあ!」といううれしい悲鳴があってこそという気がしてきました。

いちおう、「これって、石を見る目がぜいたくになったせい?」とも考えてみたんですが、同じような境遇の石好き仲間が口をそろえて「いや、不調」と言いますから、小粒なショーだったのです。
昨年も、「掘れる店」が少ない、アフガニスタン・パキスタン、中国の店が元気がない……と言ってましたが、今年はそれに輪をかけて掘れる店がほぼ皆無、アフガニスタン・パキスタン、中国に加えてインドも元気がない。
少々あやしい石を扱っていようと、そこらへんは日々の研鑽で補い、自分の目を頼りに掘ってこそのショーなのに!


さて、ショーといえば戦利品。
戦利品には「石」と「情報」があります。

今夏もいくつか情報戦利品を手に入れました。
ひとつは「鑑別書作成の規定で、天然のシトリンであったとしても「通常、色の改善を目的とした加熱が行われています」というコメントが付く」という件。
これについては、やはりそう……というか、シトリンやルビーなど、加熱されているものが多い石は、宝石関係では「加熱などの処理がされている前提」で判断するため、通常の鑑別書には「通常、色の改善を目的とした加熱が行われています」というコメントが付くのだそうです。
もっとくわしい検査をすれば加熱・非加熱の判断もできるようですが、それをやると鑑別の費用が石の値段を超えてしまうので、シトリン程度ではそこまでやることはまず無い……とのこと。

これは、宝石での話なので、鉱物の鑑別ではまた違う可能性があります。

情報利品その2。
久しぶりに突撃レポート。
角閃石じゃなくてエピディディマイト? エピディディマイトじゃなくてニオブフィライト? いったい何なんだ~! と叫んだ「マラウィの枯れススキ入り水晶」についてです。


我が家の枯れススキ入り水晶を携え、ショーの会場にいらっしゃったH先生に突撃!

「すみません『水晶の本』に載っていたエピディディマイト入り水晶の写真を拝見しました。
私も同じ産地、同じ見かけの水晶を持っています。(これです)
角閃石と思っていたのが、本を見てエピディディマイトだとわかり、ブログに載せたところ、エピディディマイトは白い六角板状の鉱物で、このような枯れススキ状に見えるのはニオブフィライトではないかという意見をいただきました。
ニオブフィライトという可能性もあるのでしょうか」

すると先生は、「産地は同じですね?」と確認されルーペでしばらく眺めて、
「水晶の内包物は見ただけではわからないので……。どちらの可能性もありますね」

うーん、すっきり解決には至りませんでした。

その後、エピディディマイト入り水晶の一つを買った店が、今回もエピディディマイト入り水晶を持ってきていたことに気づき、エピディディマイト入り水晶を探していた知り合いの石好きさんをそこへ連れて行って、「ニオブフィライトではといわれて……」という話をしていたところ、今度はお店のご主人が教えてくださいました。

「いや、ニオブフィライトなら茶色です。これは白いですから、エピディディマイトだと思いますよ。
外国でもそう判断されてます」

なんと!
そういえば、「枯れススキ」の感じが水晶に内包されたとされているアストロフィライトに似ていたので、だったらニオブフィライトもあり得るじゃないか……と思いこみ、肝心のニオブフィライト単体を調べるのを忘れていました。

ニオブフィライト単体ではこんな感じ
うーん茶色いと言えば、茶色い。
水晶中のアストロフィライトといわれているのも、茶色……黄土色っぽい。
 

今回問題の「枯れススキ」は、枯れススキと形容したことからもわかるように「白」というよりは灰色~ベージュ色。まさしく雨風に晒された枯れススキ色。
でも、アストロフィライトやニオブフィライトの色よりは白に近い。

うーむ。
私にはどちらが本当だと判断できませんが、一応情報として記録します。




ゴボ天、あるいはサキイカ、もしくはゲソ……新宿戦利品

行ってきました新宿ショー月曜日。
ほどほどの人出で、やっとゆっくり見ることができました。
……そのわりに、「しまった伏兵が!」と悲鳴を上げることもなく……一つは「最終日に残っていれば」と保留にした石が買われてしまったんですが……お祭りショーの割にはおとなしめ。

ミネラルショーといいますのは、たいてい、初日は一点もの&人気石ねらいのタイムレース、2日目以降は会場の隅から隅をつつき回し、見逃し、買い忘れ、資料におひとつ……と日によって目の付け所が変わってくるので、「今回はこれで終わり」といいつつ、やっぱり「ちり積も」しますし、時には「しまった、こんな所に(ステキな)石が!」と目は笑いつつ悲鳴を上げることがままあります。

今回もちり積もしたといえばそうなんですけど、今日は結局、取り置き分とワイヤーラップ用アメジストのみ。
いつにも増して「掘れる」店が少なかったせいかなあ……。

収穫なしとは言いませんが、さすが新宿ショー! やったぜ、買ったぜという満足感が薄いかも。
(……と言っていると、最終日にやられたりして)

そんな中で、私も、そして他の人も目を付けたらしい、とても意外な人気石があります。

初日の半ば頃には、初回分が売り切れ。お店の人も忙しく(それに混雑してるので)追加分を出すことができず、追加が出たのは2日目。それも売り切れてしまったほど人気。

まあ、大きさの割に安かったというのもあるかもしれませんが。
でも、絶対に意外な、こんなモノ。

ゴボ天

……これ、水晶なんだそうですよ。
お店の人の話では。

一応説明致しますと、細い木の枝みたいなのが何かの鉱物にコーティングされた、または石に置換した感じ。
とにかく鉱物がこんな形になったのではなく、元は植物だったことは確かだろうと思われます。
太い部分は中が中空です。

角度を変えてもう一枚。

ゴボ天2

これ、水晶?

とりあえず、もらったラベルは「Quartz」。
産地はモロッコ。
でも、今日見てみたら「Quartz Stalactite」と表示されていたので、書き写してみました。

形からしてもとは植物で、それが水晶に……?
水晶というと、結晶形があるものを思い浮かべますが、(お店の人……手伝いらしい日本人スタッフは「水晶」といっていましたが)そうではなくて石英分、二酸化珪素系のものに覆われ、置換したと考えれば、あり得るような気がします。
最初は石英だったら高温が必要で、そんなところに植物が沈むはずがないと思っていたんですが、二酸化珪素でも、カルセドニーやオパールならもっと結晶する温度が低いので、可能性は高まります。

でもー、本当に石英系かなあ。
石灰……カルサイト系ならもっと可能性があるような気がするんですけど。

なんじゃこりゃという造形がツボにヒットしたんですが、他の人が見てもおもしろいようす。
「こんなの買っちゃったあ」…と、会場で顔を合わせた石仲間に見せたところ、

「ゴボウの天ぷらみたい」
「イカのゲソ?」
「いや、サキイカに似てる」と人気でした。。




新宿2010!

いよいよ幕開け、石好きの祭典!
行ってきました初日。

相も変わらずの混雑ぶり。
消防法に則って通路の幅を確保するために店数を減らしたしたと聞きましたが、本当かなあ?
全然広くなってないようなんですけど。

相変わらず通路が狭くて、人がちょっと集まると通行不能。
目指すお店に行くには、人混みをかき分けかき分け、後ろに取り残される鞄を引っ張り、とにかくしゃにむに突破しなければなりません。

で、肝心のお店はといえば。
去年と微妙に位置が変わっているばかりか、期待しているお店は何だか別のお店と混ざってしまって品揃えが期待はずれだったり(どうも、看板のお店が出店せず、看板を借りて別の店が出ていたっぽい?)、いつもよりテーブル数を減らした店があったり。
……ということは店の数が減ったか、新たな店が隙間を埋めていなければおかしいんですが、新しい店が出ていた印象がありません。

しかも、店の位置が変わっていたことが災いしてムダに右往左往してしまい、いつも初日に顔を合わせる知り合いの石好きさんと、危うく合えずじまいになりそうだったり、なんと通路を一つすっぽかし、いつも掘り出し物がある1000円均一を買い逃しました。

唯一の救いは、「暑すぎなかったこと」。
十分暑くて喉が渇きましたが(今年は会場内でお茶などを売っていなかった!)、以前は蒸し暑くて蒸し暑くて、お店の商品棚の陰から漏れ出すクーラーの冷気にほっと一息……ということもあったので、それに比べれば、まだマシです。

品揃えは……全体的に値段はおとなしめ。ただし、質もおとなしめ?
買えないけれど目の保養~、こんな石はミネラルショーじゃないと見えないよね、という石が……ない。

まあ、お店も売れそうな石を持ってきて売って帰りたいわけですから、最初から売れ残りそうな石は持ってこないのはあたりまえ。
ということは、日本の市場はそこそこの石しか売れないと見られているということで、ちょっと寂しい。

それでも探せば色々あるもので、今回は未研磨のストロベリー・クォーツ(カザフスタン産)がグラム200円からあり。
1万円未満のアホーアイト入り水晶あり。
インドのレインボー・クォーツはグラム40~60円。
きれいなアメジストのクラスターや単結晶も、意外とお安いのがあります。
久しぶりにブルー・クォーツもまとまって出ましたが、中のインディゴライトはやや黒め。
池袋ショーでは見かけたDhara水晶は見かけませんでした。

やはりこういうミネラルショーは、きれいにディスプレイされていて目玉商品がわかりやすい店は少ないので、根気よく探して見つけた者勝ちです。

ただし、気を付けたいことが一つ。
ショーは今日が初日ですが、前日つまり昨日はバイヤーズ・デーということで、業者産同士が売り買いをします。その段階で……たとえばこのショーに出店しているB店がA店からロット(箱ごと)で買い入れた石を、自分の店でそのまま売る、というケースがあります。
B店は、おそらく業者価格で買って(業者価格ではない場合もありますが)いるでしょうが、自分お店で売る場合はそこに利益を載せるので、もとのA店よりも高くなったりします。
つまり、同じ石が元のA店(ちょっとお安め)と、B店(ちょっと高め)の二通りの値段で売られていることもあるわけです。
よく見ると標本の箱やラベルが同じです。
業者同士の売り買いは、それは仕方ないですが、同じ会期中にそのまま売るのはちょっとねえ……。

いい石は目を離した隙に売れてしまうことがあるので焦りますが、「あっ、こっちの方が安かった!」……ということもあるので、できれば会場をぐるっと一周、リサーチする余裕を持ちたいものですね。
あるいは、知り合いの石好きさんと顔を合わせたら「いい石あった?」が合い言葉。
耳寄り情報を聞いたら案内してもらいましょう。もちろんこちらも案内しましょう。
自分だけでなく他人の目が加わると、一度見た店でも意外な石が見つかったりします。

さて、私はといえばなぜかアフガニスタン・パキスタン水晶再燃!
複数個買っちゃいましたよ。

買った石は、さっそく仲間と見せ合いするのですが、そこで人気だったのはモロッコの「ゴボ天またはサキイカ石」
どんな石かは後日のお楽しみ~。

そのほか、アレとかコレとか、新しい産地のヌーマイトとか。

見つけたいくつかは「帰る前に残っていたら」と保留にしたんですが、見事に買われて無くなっていました。
ほっとしたような、残念なような。



組体操

ぱき・だいやもんどーQ

時にハーキマーと呼ばれちゃったり(ハーキマーは地名なのに!)、パキスタン+ハーキマーでパキマーと気の抜けるような名前で呼ばれちゃったりする、パキスタン産の水晶です。

個人的にはパキスタン・ダイヤモンドクォーツあたりの呼びでいいんじゃないかと思いますが……ただし、今回の石はダイヤモンドと冠するには、ちょっと厳しいかも。
小粒でころりのDT(両錐)の形は良くても、照り、透明感は今一歩。若干灰色がかっているようでもあります。

しかし、大小いくつかの結晶がきれいに組み合わさって、なかなかの造形美。

特に真ん中あたりの小さな結晶の形をきれいに写したくて、光の加減にこだわりました。

本家、アメリカニューヨーク州のハーキマー・ダイヤモンドも、いくつか組み合わさっているものがありますが、このようなタイプは結晶同士が溶け合うようにしっかりくっついているわけではないので、はずれやすく、時には接着されていたりするので注意が必要です。

今回のような「きれいではない」ものの場合は心配いらないでしょうが、ピカピカで高額のハーキマーの場合は、一応は「リペア(接着)ではないですよね?」と確認した方が無難です。

羽毛をまとう

白羽毛

珍しくもカナダの石です。
潔くまっすぐなDT(両錐)、やや白濁気味の水晶の表面を、白い羽毛のような層(これも水晶)が覆っています。

大きさは何と18~19センチのド迫力。
お店に行くたびに「すてき~(でも高い……)」と(心の中で)ヨダレを垂らしておりましたらば、お店の方の大変なご厚意で(ありがとうございます!)我が家にやってくることとなりました。
感謝感激、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

シンプルな形だけに、写真に撮るのはかえって難しかろうと覚悟していたとおり、写真は難航しました。
真横から撮ったのでは芸がないし、この石の美しさである羽毛のようなテクスチャーが写らない。

横がだめなら縦……でもない。

ああでもない、こうでもないとひねくり回しつつ、これでどうだと斜めから、パースを効かせて撮りました。
よく見ると白濁半透明の結晶の上を不透明に近い層が覆っているのがおわかりいただけるでしょうか。
要見ると、羽毛のような層自体が不透明白なのではなくて、DT水晶の上をいったん不透明白の層が覆い、そのうえを半透明の羽毛のようなテクスチャーの層が覆っているようです。

この、羽毛のような層が表面を覆う感じは、マダガスカルのキャンドルクォーツ(の一部)や、アメリカ・コロラド州の「メテオラ水晶」、ロシア・ダルネゴルスクの水晶にも見られます。

中でも、「メテオラ水晶」に特に似ている感じ。
メテオラ水晶は「隕石クレーターの底で見つかった」などと説明されることがありますが、違います。

「隕石が落ちたかも!」と探しに行ったけれど見つからず、代わりに見つけた水晶なのです。
隕石が見つからなかったのがくやしかったのか、最初に水晶を掘り出したポケットに「メテオ・ポケット」と名前が付いてまして、それが伝言ゲーム式に「隕石クレーター」になったのかもしれません。

メテオラ水晶も白い羽毛状の結晶に覆われているんですが、それはまさか隕石が落ちた影響によるものではなく、どうやら現地の石灰岩……おそらく「スカルン」と呼ばれる地質/産出状況によるものと考えます。

石灰岩の中に熱水が貫入したスカルンと呼ばれる場所では、どうもこういうキャンドル~羽毛系の水晶が出るようなのです。

この水晶一つだけでなく他にもいくつも見かけるからには、たまたま一つがこんな風に成長したのではなく、水晶をこのように成長させる環境があったということ。
この水晶の産地については、まだ確認できていませんが、おそらくスカルンがあるのではないでしょうか。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
05 | 2010/06 | 07
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
検索フォーム
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム