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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
石好きさんも、これから石好きさんになる方も、どうぞ覗いてみて下さい。

楽天ブログは更新を停止しています。 掲示板や記事へのコメント欄は開いておりますが、見落とす可能性が高いので、こちらにコメントいただくか、画像掲示板web拍手の一言メッセージ等をご利用ください。

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今年最後のご挨拶

明日から帰省なので、今日が最後の書き込みです。

今年も、行き当たりばったり、言いたい放題の石雑記におつきあいいただいて、ありがとうごさいました。
来年も、超マイペース、我が道ど真ん中でいけたらいいなと思っています。
よろしくおつきあい下さいませ。

例によって新年はゆっくりスタートです。

では、よいお年を!

いんくるーじょん

またしても、「インクルージョン」と逃げてみます。

この石。

inc-fluorite

パキスタン産のフローライトです。
うっすら何となくピンクで、どうやら八面体らしい結晶の中に、針状内包物。

お店の人は「ルチル入り」と言っていたけど、どうでしょう。

そういえばフローライトにルチルは聞いたことがないし、ちょうどIMAGE2010で買ったショールが刺さったフローライトもピンクで八面体でした。

金属光沢があるようにも見えるけど、内包物とフローライトの間に隙間があって、そのように見えてるっぽいし、ルチルよりもショール、ショールでなければ毛鉱とかスティーブナイトの方がありそう。

……というわけでルチル入りではなく、内包物入りということに。

しかし……内包物入りフローライトは少ないと言いながら、それなりに集まってきたぞ。
実は、けっこうあるとか……?

ビミョー

あなうめに。

電車で数駅の比較的近い場所に石屋さんがオープンしたので、さっそく覗いてきました。
ビーズあり、鉱物標本ありの某ショップのチェーン店のようです。

前のお店が撤退し、内装をすべて剥がした後の、ほぼコンクリートむき出しのままで石が並んでいるところは、なんというか。
末永くがんばれ、と言いたい感じ。

このショップは鉱物の種類の特定などはかなり力を入れているようなので、鉱物標本(鉱物名))に関しては安心して見ているんですが、ことパワーストーン名……というか、鉱物名ではないあだ名的名前や説明になると、とたんに怪しくなる様子です。

見ていて首を傾げた名前を説明を拾い出してみると。

モキ・マーブル

「モキ・マーブル」
酸化鉄と砂岩で……というあたりやモキ(精霊)のマーブル(おはじき/ビー玉)という意味でネイティブ・アメリカンが呪術に使っていた……という説明はいいんですが、
「円盤の形がオスで丸い形がメスです」……という説明には「???」
モキ・マーブル(シャーマンストーン)に雄雌の区別なんてあったっけ。

……念のため調べてみると、確かに雌雄の説明をつけているところが見つかりました。(参考:海外サイト

ただし、雌雄の区別をしていない場合の方が多いです。
つまり、このショップさんは区別をしているところのルートから仕入れたか、その説明を見て採用した、そういう考えもあるということで、モキー/マーブルすべてが雌雄の区別で説明されているわけではないと思われます。

※マーブルを大理石としている所がありますが、形からしてもおはじきやビー玉の方が適切でしょう


ネビュラ・ストーン
……これ、カンババ・ジャスパーでしょう。マダガスカル産だし。


ネビュラ・ストーンはこっちで産地はメキシコ


ネビュラストーンは黒地に緑の斑点模様+うっすらネット模様。
カンババはネビュラに比べてずっと緑の割合が多くて、緑地の中に黒い丸、その中にさらに緑の丸という感じ。

最近は海外も含めてだいぶん区別があやしくなってきているけれど、登場当初はネビュラとカンババは一緒くたにされてはいなかった。
だからこそ、ここで石頭的に「違うぞ!」と言っておきたい。
誰かが違いを指摘し続けていなければ、たぶんあやふやですまされてしまうことになりそうだから。

「別に、どっちだっていいじゃん」
というむきもあるだろうが、カンババはネビュラと呼ばれることがあるけれど、ネビュラはカンババとして売られることがないという事実、ネビュラの方がヒーリング系の石としては先発で、麗々しい説明が付けられ、値段も高めで見かける機会が少ないという点から考えると、どうみたってカンババがネビュラのお名前拝借しているように思えてくるのだがどうだろう。


追加でもう一つ。
アゲートのスライスに染色表示があるのは大変結構なんですが、そこに、色落ち注意 淡色の衣服に色が移る場合があります(一言一句この通りではないですが、そういう内容)……という注意書きが。

え~?
染めアゲート、色落ちします?
そりゃ、たまに色が薄くなったという話はありますが、色移り?
そんなこといったらオニキスやレッドアゲート、シーブルー・カルセドニーだって染めですけど?

染めアゲートで色移りしたという体験をされた方、
情報募集中です!

形を選ぶ

ロシアのダルネゴルスクでは、綺麗なラベンダー・カラーのアメジストが産出して、ずばり「ラベンダー・クォーツ」と呼ばれていたりします。

何ともきれいなラベンダー色なので、是非ともきれいなのをひとつ……とねらっています。
普段はロシア産の水晶を目にする機会も少ないのですが、12月の池袋ショーに出店されるロシアの業者さんが比較的コンスタントにダルネゴルスクのラベンダー・クォーツを持ってくるので、そこで探せば見つかるはずなのです。

事実、過去に何度か目にしています。

でも、
「惜しい、錐面が磨いてある。できれば未研磨希望」
と見送ったり、ラベンダー・クォーツでも表面に付着物が多くて色が綺麗に見えなかったりで見送り、「お、綺麗なのがあるぞ」と思ったときには、なぜか「この形は捨てがたい」と、形に惹かれる石が出てきて、色を見送ってしまうのです。

以前、色はややグレーがかっているものの、見事なキャンドル状のに出会ってしまい、色より形を取りました。
そのときに、
「まだ、きれいな色のラベンダークォーツは探し中ですが……よっぽど色が綺麗か、トータルでこの石を超える物でなければ、手を出さないでしょう。

さあ、出てこいラベンダー・クォーツ。ハードルは高いぞ。」


な~んて、言ってたんですが、いましたねえ……、またしてもで。

ダル・ラベ

選んだのは今度もクラスター。
ダルネゴルスクのラベンダー・クォーツは単結晶の場合が一番多いので、クラスターと言うだけでレア。
そのため、クラスターを見かけると、つい……。

しかし、このたびは色も綺麗だと思いませんか? ラベンダー・クォーツの透明感ある薄紫ではなく……表層に一面白い層が被さっているために、見た目の透明感はありませんが、光に透かすと内部の紫が透けて見え、半透明白の層が、雪景色のよう。

一カ所だけ白い層が剥がれていて、内部の色が見えるのも心憎いです。

ダル・ラベ2

銀枝

メリー・クリスマース!(ただしイブ)

「これはクリスマスだねえ~」
といろいろな人に言われた石があります。

ただし、同時に謎がいっぱい。

この石です。

銀枝

内包物入りの水晶です。
産地はブラジル。
タンブルともドーム磨きともつかないころんとした形。
その中に……内包物。

最初はルチルだと思いました。
ぱっと見、ただのルチルでないことは明らかですが、ルチルの表面に何か不純物が付いていてもこもこしているのだと……たとえば、こちらのようなものではないかと思ってい選びました。

ところが、ルーペでじっくり見てみると……違う!

銀枝2

銀色金属光沢、とげとげ、枝分かれ。
ルチルではあり得ない。

……で、これ、何だろう?

全然まったく見当が付かないので、知り合いの石好きさん、ショップの方などいろいろな人に見てもらいました。

「……なんだろう、銀?」

「金属鉱物じゃなくて、内包物と水晶の間に隙間があって銀色に見えてるのでは? 緑泥とか……?」

「いや、一部断面が見えているところを見ても、これは金属鉱物だと思う」

……という感じで、いまだ決定打なし。

銀枝3

遠目にはやや地味ですが、これは、ルーペで楽しむ石。
見ても見ても飽きません。

こういう内包物は、これ一つと言うことはないはずなので、他にもどこかにあるはず。

ここで見た、こういう鉱物だと言われている……などの情報募集中!

そして、兄弟石もウェールカーム!

ティオティワカン(風)

アポフィライトの結晶の先端部分だけを「アポフィライト・ピラミッド」という名前で売っていることがあります。断面が6角形の水晶と違ってアポフィライトは四角で、なるほど見た目ピラミッド。

でも、個人的には先端部分だけでは物足りない。結晶全体、できればクラスターで……なんですが、こんなのならば先端だけでもありでしょう!

giza1

写真では、わかりにくいでしょうか。

アポフィライトの先端は、ピラミッドのようにとがっているか、先端をすぱっと切り落としたように平らか、度虎かであることが多いです。

ところが、この石は先端がぎざぎざ。
横から見るとこんなかんじ。

giza2

説明すると、一辺3センチほどの大ぶりな結晶が、途中まで普通のピラミッド型に成長していたのに、先端はなぜかぎざぎざに。
このギザギザひとつひとつは、先端がちょっぴり平らなアポフィライトらしい形ですが、これがこんな風に群れているのは、あまりみかけないように思います。

もしかして、これがアポフィライトの骸晶なんでしょうか。 

夜が長い日 (池袋捕獲品)

冬至。
一陽来復。
昼間が一番短い(@北半球)、逆に言えば夜が一番長い日。

ということでこの石を。
フィンランド・モリオン

フィンランド産のモリオンです。
写真では、赤っぽく見えていますが、これは表面に酸化鉄、つまり鉄さびのようなものがこびりついているから。

この石、今回の池袋ショーの目的の一つでした。

ミネラルショー前になると、もうすぐだという期待感と、ショーに向けて店に新しい石が入ってくることもあって、ついそわそわと出歩いて石屋をのぞいてしまいます。
ある石屋さんでのこと。

店に行くと、お店のご主人(外国の方)が、私のホームページを見たいのだが、どこかと聞いてきました。
お店にあったパソコンを操作させていただき、ホームページを表示して、このお店で買った石などを見てもらっていると、
「そのサイトは……もしかしてKUROさんですか?」
と声をかけてくださった人がいました。

お話を聞いてみると、リンクさせていただいているショップの方で
「今度の池袋には、フィンランド産のモリオンを持っていきますよ」
とおっしゃるではありませんか。

フィンランド産!
フィンランドの水晶は初めてだ。

しかも、モリオン。

黒水晶好きとしては、外すわけにはいかないでしょう。
「必ずうかがいます」
と約束し、約束通り池袋ショーでそのショップさんに直行。
そこで見たのが、このような鉄さび水晶だったのです。

大小さまざま、すっきり長い先細り型あり、ずんぐり型あり、表面にトルマリン?らしき針状結晶が縦横無尽にくっついているものもあり。
それらすべてが鉄さび。

これは……すてきだ。(一目惚れ)

水晶といわれて思い浮かべる透明、キラキラとは対極の姿ですが……。
土だらけの水晶だったらなんでもいいというのではなく、この石は、黒という色に鉄さびが深みと表情を加えている、そこがいいのです。

逞しくて、深くて、重そうで。
動じない静かな強さ。

そんな感じです。

石の風情から察するに、かなり古い地層・晶洞だったのではないでしょうか。
結晶し、長年天然の放射線を浴びて黒くなり、鉄をまとい……たまたま掘り出されなければ、晶洞が崩れ、人知れず大地に返っていく、そんなところからやってきたのだと思うのです。

お店の情報によれば、産地は
フィンランド・南スオミ州キューメンラークソ県・ヴィロラハティ・リプシニエミ地区(Lypsyniemi Virolahti Finland)
とのこと。

でも、Lypsyniemi Virolahti Finlandでは、フィンランド、ヴィロラハティ・リプシニエミ地区ということになるので、残りの地名の綴りも探して入れてみました。


チタン・2

昨日に続き、チタン石。

ブラジル・スフェーン

ブラジル産のスフェーン(チタナイト)です。
昨日のアレと今日のコレが一緒の種類とは!……似ているのは、文字にすると黄緑系の色だというところくらいです。

しかしこれは同じスフェーン。

結晶の一部(左の方)は欠けてしまっていますが、一応母岩付き。
結晶上端のギザギザしている部分は、欠けているのではないようです。

このときはトルマリンとどちらにしようかと秤に掛けていたんですが、この何とも言えない色合いと、なめらかな結晶面(一部)が、何とも美しく見えて、こちらに決定。

トルマリンなら、綺麗なのが出る可能性はまだあるけれど、スフェーンは見かける機会がそもそも少ないので、やっぱりこの機会に、と思ってしまいます。
大きな結晶は少ないと言うことですし、その点、この石はそこそこ大きさがあるし、透明度も高いので、なかなか運が良かったんじゃないかなあ。

チタン(池袋戦利品)

スフェーン複数

スフェーンです。
正式な鉱物名はチタナイト」だそうですが、スフェーンで覚えてしまったので、なかなか切り替えられません。

スフェーンの原石と言えば、他のさわやかな黄緑色が連想されますが、今回の石は、緑泥かぶりで色がよく見えません。

その代わり、いくつもの結晶がくっつき、こんもりとしたクラスター(?)状に。
こんなかたちになるなんて、ちょっと個性的じゃないでしょうか?
角度を工夫したら、花束みたいな感じになりました。

虹迷宮

石写真としてはボツだけど、綺麗なのでPART2。

虹迷宮

ビスマスの人工結晶。
こんなにキラキラしてるのにピンぼけるのはなぜ。

天然石好きとしては、ちょっとちょっとちょっと別枠かもしれないけれど、この造形はじっくり撮ってみたくなる。

ビスマスの和名は蒼鉛。
天然の結晶だと、かなり地味(参考:海外サイト)なのに、人工的に結晶させるとこんなに派手になるとは。

この緑も(池袋戦利品)

一昨日の緑の内包物入り水晶と同じところで買った、たぶん兄弟石。
みどり

ひとつに決めかね、
「半額だし~」
と、見事「ハーフ・プライス」の呪文にはまったのでした。

やっぱり、遠目に見ると地味だけど。

みどり2

ずい、とアップ。

みどり3

ずずいとさらに。
こっちは芝生っぽい感じ。
アクチノライトでしょう。たぶん。

いったいどっち!? (池袋戦利品)

ステラ沸石

ガラス製のブロッコリー!(白いからカリフラワー?)
……じゃなくて、沸石です。

とりあえず、沸石(ゼオライト)という大ざっぱな名前でいかせてください。
いろいろと複雑でして。

この石を見つけたとき、
「わ~い、きれいなスティルバイト(束沸石)!」
……と思いました。

こちらのような石を持っていて、それが束沸石の「束」らしいようす(麦や稲などを刈り取り束ねたものを広げたようす)であると聞いていたので、だったらこれもスティルバイト(束沸石)でしょう、と考えたのです。

半透明で、繊細で、形が綺麗でおもしろい、これが500円なんて素晴らしい。

一休みしたとき、知り合いの石好きさんにも見せましたが、私のスティルバイト判定に意義は出ませんでした。
後日、3階第2会場へ言ったときのことです。

知り合いの石屋さんが出店されていたので、覗いていると、同じ種類の石がありました。
こちらの石は、私が買った写真の石の「ブロッコリー部分」を二つ、茎の部分でくっつけたような形。
蝶々のような……というとわかるでしょうか。

「あ、同じ石」
そこでふとラベルを見てみると……あれ?

スティルバイト(束沸石)じゃない。
え……? ステレライト(ステラ沸石?)

ステラ沸石って、こういう、結晶が集まって球形になる沸石じゃなかったでしたっけ。

「これ、スティルバイトだと思ってました!」
と言うと、お店の方も
「自分も、スティルバイトだと思ったんだけれど、仕入れた業者が、ステレライトだと言うんだよね。mindatを見てみたら、同じようなのがステレライトの所に出ていたよ」
帰ってさっそく見てみると、確かに出ています。

言われてみるとこちらの石が、全体的な形は似ていても、先端がとげとげしているのに、今回の写真の石は比較的丸い。
普通で半球形に成長するなら、ブロッコリー型は遠くはない。

……と思ったんですが、他のステラ沸石を見ていると、スティルバイトと見分けが付かないような形のものが出ています。
なおも検索すると、
「ステラ沸石は束沸石の仲間」
という説明も出てきました。
だったら似ているのもわかる……でも組成と結晶系を見ると、そっくりでちょっと違うだけ、程度には見えないけれど……

ステラ沸石(stellerite)   Ca[Al2Si7O18]・7H2O、斜方晶系
束沸石  (stilbite)   (Ca0.5,Na,K)9[Al9Si27O72]・28H2O、単斜晶系

沸石という仲間ではありますが、だったらあれもこれも全部仲間になってしまう。

どっちでも好きに代わりはありませんが、どうなんだろう。
難しいです。

その緑は(池袋戦利品)

池袋ショー、最終日。
「ハーフ・プライス」というトドメの呪文にやられて「落ちた」石の一つがこれ。(ひとつ、ということは……)

緑☆

マダガスカル産の磨きファントムです。
3階の、南アフリカ系の石を持ってきていた店で見つけました。

このお店、新宿ショーには出店してたんですが、池袋でははじめて。
アホーアイト入り水晶や、カクタス水晶など、原石はもちろん、磨きも侮れないお店なのです。
こちらこちらの磨きを買いました)

「磨きでもいいのがあるから、チェック~」
……とのぞきこんでみたら、この石が。

え、地味ですか。
ファントムとしては地味かも。

でも、よく見てください、ここを。

緑☆2

ちらちら散ってる、緑のもの。
小さい放射状で、まるで緑のホランダイト。

さらに拡大!

緑☆3

おお、とがっているぞ。
こうなると、ホランダイトと言うより、マキビシ。
角閃石かな?

第五の青

第五の青

青が実物と全然違うので、石写真としてはボツだけど、あまりに綺麗な青なので。

アメトリン? (池袋戦利品)

なぜ、ミネラルショーの後は天気がいまいちなことが多いのでしょう。
昨年も同じことをぼやいた覚えが……。

さて、戦利品!

「ハーフプライス」の強力呪文で「落ちて」しまった石にしようかと思いましたが、やはりトップバッターは華やかに。
はっきりしないの空をにらみながら撮った中から、これを選びました。

アメ・セプター

お店の人は「アメジストのジャカレー」と言ってました。
ジャカレーとは「ワニ」のこと。
ワニの背中のような、ごつごつ・でこぼこ水晶ということです。

パワーストーンの分野では、ヒーラーがつけた名前である「エレスチャル」の方が知られているかもしれません。
(注:ごらんのとおり、色混じり、内包物ありですが、だからエレスチャルなのではなくて、内包物や色に関係なく、形がエレスチャルです。念のため。

しかし、この石(だけ)に関しては、軸となる結晶の上に被さるようにさらに結晶が成長したようすから、キノコ水晶とか、セプターと言った方がふさわしいと思います。

しかもこの石、軸がシトリン。
何となくシトリンではなくて、はっきり黄色く見えます。
アメジストの色合いも濃く、混ざりぐあいも綺麗で全体がつやつや照り良しです。

同じくらいのシトリンの上にスモーキーが結晶したのはありますが、シトリンの上にアメジストははじめてかも。

アメジストとシトリンが同居しているんだから、これもアメトリン?

アメ・セプター2

裏の剥離面をみると、最初にシトリンが結晶していて、後からアメジスト~スモーキーがかぶさっているので、眼
密にはアメジストとシトリンが一つではない……同時に成長したわけではないので、アメトリンとは言えない?

微妙です。







池袋、閉幕

行ってきました最終日。

今年のミネラルショーの魔物は、破壊力抜群の「強力呪文」を繰り出してきました。
それは……

「ハーフ、プライス」

国内業者だと「最終日なんで、お安くしますよ」程度ですが、海外業者はどーんと「半分♪」

この呪文に直撃されて、南アフリカとマダガスカルの石に落ちました。
だって~アレとかコレとかまとめて買って、その中の一つ分くらいの値段ですよ。
勝てるわけがない。

勢い余って「最終日なんで、お安くしますよ」呪文にもやられました。
いいもん、コレは確かにお得だったから。(←言い訳)

さあ、明日からは写真だ!

休養日

昨日は、石好き友達ぷち忘年会。
今日はさすがにお休みです。

時間があれば写真を撮りたかったんですが……撮れずじまい。
この時期にショー戦利品ではない石を出すのも何だし……、ショーで聞いた話でも。

おひとつめ。
ミネラルショーでのご注意

今回も目撃したんですが、商品の石を落としたり引っかけたりしないようにご注意を!
あったんですよ。「ガシャーン!」と音がして振り向くと、石がものの見事に床に散らばっている光景。
私がみたのはルースかタンブルでしたが、これが原石だったら、破損は必至。
今年はポンチョがはやりですが、ポンチョやマフラーなどひらひらしている服装の場合は、手前の石に引っかけて落としてしまうことがあるそうなので、十分にご注意を!

大ぶりのペンダントをロングで下げている場合には、かがんだひょうしにペンダントが振り子のようにうごいて、テーブルの上の石にがつん、なんてこともあります。
子ども連れのばあいは、付き添いの方が十分に注意すべきです。


ふたつめ。
ショートは直接関係ないですが、色染めタイガーアイについての情報です。
最近、ショッキングピンクやグリーン、セルリアン・ブルーに染められたタイガーアイのビーズが売られています。
個人的には好きではありませんが、ピンクなどは「かわいい」と人気なんだそうです。

……が。

好き嫌いに関係なく、注意しなければならないことがあります。
染めタイガーアイは、色落ちするものがあります。

いつの間にか色が薄くなっちゃった……どころの騒ぎではありません。
ネットで見たものでは色落ちして手首のまわりに色の輪がくっきりとか、mixiで拝見したものでは、水につけたらすぐに色水状態になり、水を換え続けて半年経ってもまだ続行中と言う恐るべき色落ちです。

「色落ちします」などと注意書きがあったりもするそうですが、ここまでど派手に色落ちするとなると、商品として失格じゃないでしょうか。

情報はここからです。

お店でブレスを作っている人のお話しですが、色染めタイガーアイでは、ピンクと青(セルリアンブルー)が色落ちが激しいそうです。
 

それに比べると緑はさほど色落ちしないようですが、こちらはこちらで気になる話が。

「もしかしたら、染めたことで石がもろくなってるかもしれない」
というのです。

というのも、緑も以外に人気でブレスに組み入れることがあるそうなんですが、ゴムの取り替えなどのメンテナンスの時に、緑のタイガーアイはつやが消えたりして、入れ替えるケースが多いのだそうです。
普通のタイガーアイは着けていてもつや消しになることはない(元からつやが鈍い場合は別)ので、つやが消えるということは、染めたことで石が何らかのダメージを受けてもろくなっている可能性があるということです。
(紫のもあるみたいですが、これについては未確認)

……いったいどんな染料を使っているんだ。

すべての染めタイガーアイが同じ染料を使って同じような染め方をしているとは限りませんが、派手な色落ち、もろくなる現象が起きるものもあるという情報です。

身に着け続けて現れる物理的な不具合は、商品説明では言及されていないものもあるので、得がたい情報です(ありがとうございます!)
クラック水晶の時は実験しましたけど、染めはねえ~、特に人工感バリバリのあの色合いは見た目で個人的にNGなので、わざわざ実験する気になれなくて。

好きな人には申し訳ないんですが、あそこまで自然界ではあり得ない色に染めるなら、素材が天然石じゃなくてもいいんじゃないの、と言いたくなってしまいます。

あ、この機会に改めて。
これだけの色合いですから、「染めかどうかわからない」なんてことはないはずです。
「染めである」「ひどく色落ちする」ことを明記し、必ず説明すべき。
もひとつ、
染めグリーンのタイガーアイを「ドラゴン・アイ」「ウルフ・アイ」の名前で売るのは、おかしいと思います。


池袋初日

池袋初日!
もちろん、行ってきました。
開場40分後ぐらいに到着したんですが、チケット売り場には長蛇の列。
新宿でも、40分もすれば列は消えていたと思ったけれど……?

さて、戦利品は。
初日終了後の段階でみてみると、今回のテーマは「色」
もちろん、形もありますが、目立つのは色。
黒、緑、紫、赤、赤、緑、青、黒……。

昼食の時に知り合いの石好きさんたちと戦利品披露をしたのですが、このラインナップをみて、
「今年は……色?」
と言ったくらいですから、今年は色が目立つのです。

フィンランドのモリオン、手に入れました~!
ものによってはスモーキーもありました。
寸繰り型も先細り型もあり、表面には「鉄さび」と言いたいヘマタイトがこびりつき、古びて、野性的な、何とも私好みの渋いヤツ。
中にはトルマリンと思われる針状結晶が縦横無尽にくっついているものもあります。

ネパールの新産地、マカルー産の水晶も!
見ためは(地図上でも)カンチェンジェンガに近い、透明で細め結晶のクラスターと、やはり透明な単晶です。
クラスターは、結晶の隙間に鉄分か何か黒っぽい色が詰まっているので、そのあたりがカンチェンジェンガと違うかも。
特筆すべきはその透明感。照り。抜群です。
今回初お目見えの産地だけあって、ねだんはお高めですが……ネパール水晶好きとしてはやっぱり押さえておきたい。

あと、目立ったところでは中国産の赤水晶。
新宿ショーに出店されていた南アフリカ産水晶(パパゴとかアホーアイトとか!)の業者さん。
そういえば新宿ショーに出ていて池袋では見かけなかったように思う海外業者さんが何店か出ていたような。

昨年は寂しい感じだった3階の第2開場が、今回は以外に充実しています。お見逃しなく!

ちょっと残念だったのがIMAGE展でさわいでいたパルギ産水晶、パルギ産そのものはあったんですが、あのおもしろい晶癖の水晶がなかったこと。

昨年のレインボー水晶のようにあそこでもここでも!という目立った出物はないので、その場合は石好きさん同士のネットワークがものを言います。
顔を合わせれば
「何かおもしろい石あった?」
が合い言葉。
教え、教えられ、開場を右往左往しましょう。

あとは、お店の隅もお忘れなく。
お店の(文字通りの)隅っこ、目立たない場所、おなじみの種類の石の群れの中……、そういうところにこそ、一点もののおもしろい石が隠れています。

私は明日も参戦予定!
初日が目玉石探しならば2日目は掘り出し物探し。
探せば何かあるでしょう、きっと!



いざ、池袋

いよいよ、明日は池袋。
今年最後のミネラルショー!
……ということで、準備中。

ミネラルショーは、石を手に入れるイベントでもありますが、お世話になってるお店の方へのご挨拶や、普段はネットでしか会話してない友達と会ったり、情報収集したりと、石を買う以外にも色々あります。
そのために、プリントアウトしたり、作ったり。

楽しみ~!

今回は、事前情報で

ネパールはマカルー産の水晶(新産地!)や、フィンランド産のモリオンが入荷したと聞いているので、わくわくわく。

シャム猫風

マラウィ、エジリン

アフリカはマラウィのエジリン付き水晶です。
真ん中に細く黒く見えているのが、エジリン。
トルマリンと間違えそうですが、マラウィと来たらエジリンです。
この産地の他にエジリン付きはあまり見かけないように思うので、珍しい部類にはいるのかも?

さて、エジリンにくっついているこの水晶、平板状ですが、ファーデンではないです。

何より目を引くのは、真ん中あたりは透明で、両端がくっきり色づいていること。
部分的には黒に見えるほどくっきりです。

アメジストで派、先端だけ色づいているのがありますが、スモーキーではさほど多くないと思います。
ファントム……になっているような、いないような。
この色づき具合は、何となくシャム猫風。
シャム猫は、体温が低い場所(鼻先、手足・しっぽの先)が茶色くなるんだそうですが、水晶の場合は……?

更新記録

ひ、久しぶりに別館サイト更新です。

実は、あちこちフォルダやメニュー部分をいじったら、山のようにリンクの張り替えや写真の張り替えをしなければならなくなり、新しいページがアップできなくなっているんです~。

なので、今回はそこには響かない部分で追加ページ。

別館サイトの石の雑学辞典
◇ルーンの石
◇誕生石、誕生守護石、メディスン・ホイール、曜日の石
◇血液型、干支、結婚記念、九星の石
◇五行、四神の石

のコーナーを追加しました。
(※左メニューの「チャクラ・星座の石」から選んでください)

これまでにも星座、チャクラ、惑星、四大元素、数字に当てはめられた石のコーナーをアップしてきましたが、それの続編です。

誕生石というのは超メジャーですが、調べてみたらチベットやアーユルヴェーダ由来の微妙に違う天然石もあるようす。あるいはネイティブ・アメリカンのメディスン・ホイールによって分けられた石や曜日の石、さらには誕生守護石というのもあったりします。

血液型とか干支もあるじゃありませんか。干支に至っては「裏干支」という考え方もありました。

いろいろあれこれ誰がこんなことに石を当てはめたんだろう!
おもしろくなって調べてしまいました。

このようにいろいろなものにあてはめられた石を挙げているのは、きっかけと選択肢を増やすためです。
ときどき、「ある石が好きなんだけれど、自分の誕生石ではない、持つといけないのだろうか……?」という質問がありますが、そんなことはありません。

誕生石のようなものは色々ある石から選ぶ際のきっかけのようなもの。
自分を守護してくれる石なんだって、というプラスαのわくわくを楽しむための理由づけみたいなものです。

持ちたければ、関係なく持てばいいと思いますが、どうしても気になって……という場合には、誕生石ではないけれど、星座の石だと当てはまる、とか、実は自分の干支の石だった、メディスン・ホイールで見たらぴったりだった……ということがあるかもしれません。

たくさん挙げておけば、ひょっとするとどれかにあてはまるかもしれない。
そんなことでやってみました。

「たくさんあるとどれがいいか迷ってしまう」「どのあてはめ方でも、好きな石が自分に当てはまらなかった」
……そんな場合には、ちょうどいい理由があります。
「惹かれた石が、必要な石」

「どうすればいい?」「こうしてはダメなの?」そんなに心配なら、張り切って理由を探しましょう。
きっと何か出てきます。
私なんか、自分の星座の「アンラッキー・ストーン」なるものが何と大好きな石の一つでしたが、
「じゃあ、これを持つといけないのか?」
などと迷いはしませんでした。「アンラッキー・ストーンを好きになって味方に付ければ無敵かも!」……それでおしまい。
それくらい脳天気に考えた方が絶対楽しいはずです。

石は心配するものではなく楽しむものなので、このページが楽しむためのお役に立てば幸いです。


うっすら二色

インドでマニカラン産と言えば、かつてはイコール、アイスクリスタルという感じでしたが、最近はマニカラン産もアイスクリスタルだけではないようです。

むしろアイスクリスタルを見かける機会はぐっと少なくなり、透明(酸化鉄でうっすら色づき)、照りよしのクラスターや淡いグリーンの緑泥入り水晶の方を多く見かけます。


そのうち、アイスクリスタルでは通じなくなって、溶けてうっすらピンクで残ったファセットにトライゴーニックが出ていることが多い水晶……と言わなければならなくなる日が来るのでしょうか。

溶け水晶好きとしては、アイスクリスタルのインパクトが大きいので、今でもマニカランと聞けば自動的にあの溶け水晶が浮かびます。
個性的な特徴が満載なので、産地がわかりやすいという利点もあります。
それ以外のマニカラン産は、特徴といえる特徴がなくて……いや、インド産ヒマラヤ水晶であるという特徴はあるんですが、それがクルなのかどこなのかを見極めるには至りません。

……というか、マニカランというのは町の名前で、その町の中で水晶が出るわけがなく、その周辺で採れた水晶をマニカラン産と言ってるわけで、(アイスクリスタルも、町としてのまりカランよりはずっと山よりの方で採れたとか)「周辺」がどの程度の所なのか不明ですし、マニカランがパルバティ渓谷の一角にあることを考えると、これまでパルバティ産と言われていたものが今はマニカラン産と呼ばれている可能性もあるわけです。

ひょっとするとこれまでクル産と言われていたものの一部もマニカラン産だったりして~。

そんな中で、結構ピンポイントで(アイスクリスタル以外の)マニカラン産水晶の特徴かも?と思っているのが、上に小さい写真で出した、淡いグリーンの緑泥入り。最初にこの緑泥入り水晶を買ったときは、マニカランにこんなのが!?……とびっくりしたものでしたが、アイスクリスタル以外のマニカラン産で、透明ピカピカや鉄分でうっすら色つきはクルにもありそうだし……と見ていくと、この淡い緑泥はマニカランでよく見かけるかも。比べるとクル産はもうちょっと色が濃いです。

淡い緑泥=マニカランかも? と言うことでこの石。

mani-2

小さいクラスターの小さい結晶が、繊細にグリーンに色づいています。
それをひっくり返してみると。

mani-1

反対側にも結晶が成長していて、こちらは緑泥なしで、表面が天然コーティングされてうっすらピンク。

このクラスターは両面が結晶し、色が違う石なのです。
もっと大きなクラスターになると、母岩がひだのようになって……というか、本のページがめくれ掛けたようになって、そこが両面結晶しているものがあります。

なにがどうやって、1枚の紙の裏表が結晶したような具合に成長できるのか。
その裏と表がどうして色が違う……そんな環境になり得るのか。
考え出すと不思議です、





さらにバリエーション

なんだか「ケケケケケッ」と笑ってしまいそうです、連続ファーデン第5弾。

複数ライン

ただし、さすがにこれはしばらく
「ファーデン……だよねえ?」
「?」をつけていました。

妙な具合にくっつき合った結晶は、言われればなんとなく平板状。
内部の白いもやはファーデン・ラインのふわふわっぽい。
だけど、くっつきあっているために芯(ライン)から結晶が成長しているのかいまいちわかりにくし、白いもやもやがファーデン・ラインだとしたら、複数見える。

見つけた箱がファーデンがまとめて入っている箱だったという状況証拠を含めて、たぶん、ファーデン。

個人的に考えるファーデンのメカニズム……最初にファーデンライン、そこから結晶……に従えば、案らかの原因でできた芯が、偶然近いところに複数できて、そこからそれぞれ結晶が成長すれば、こんな風に絡まり合ったような形になるんじゃないだろうか。

バリエーション2

これは連続であることに意味があると思うので~。

多層ファーデン

連続ファーデン第4弾!

シルエット的にも個性的な形状ですが、このファーデンの注目ポイントは
「多層」であること。

多層という言い方が妥当かどうかはちょっと自信がありませんが、連続ファーデン第1弾が、ファーデン・ラインを串に見立てると、さながら団子のように結晶が連なっているのに対し、こちらは段ボールをずらして貼り付けたように重なっています。つまり、結晶を断面方向から見ると、板状結晶が2枚、3枚と針合わさっているわけです。

それでも、写真左側を見てもわかるようにはっきりとラインを備えているので、紛れもなく、ファーデン。

このように多層になっているファーデンがあるならこちらこちらもファーデンだろう……と思えてくるわけです。

今回のファーデンを買ったときには、なんて複雑でへんてこでおもしろいファーデン!……と思ったものですが、写真が撮れなくてじたばたしているうちに、次々さらなる個性派が出てきて、影が薄くなりました。
透明度が高いし、スタイリッシュだし、すてきなんですけども。

バリエーション

調子に乗ってファーデン連発!

立体ファーデン

一見、ファーデンっぽくないけれど、スタンダードなファーデンが2つ、ラインのところで90度に交わっているというか、ファーデン・ラインの所からさらに結晶が生えている……というとわかるでしょうか。

平板状の結晶の中にファーデン・ラインが見えるスタンダードなファーデンを平面的というなら、これは立体的。

今回の連続ファーデン第一弾にも、一部方向違いの結晶が「生えて」いるし、第2弾は、平面と言うにはわずかに立体的。
これがさらに進めば今回のような立体的ファーデンだってあり得るんじゃないか……と思うんですね。

普通のファーデンが平面上で、だったらどうしてこれは立体的なのか。
別のところで見かけた説明では
(1)平板状の結晶が地殻変動で割れる
(2)割れたところが再結晶し、ファーデン・ラインになる。
というのがファーデンのでき方で、
(3)再結晶したときに、その部分から結晶が成長する
(4)場合によっては他の再結晶した結晶とくっつく
ことによって複雑な形状のファーデンとなるのだというのですが……。

個人的には(1)の時点ですでに「???」と思っています。
というのも、水晶、つまり結晶の形が残っている(自形結晶)状態であるということは、まわりに空間があるということ。空間がなければぎっしり結晶してしまった石英状態です。
そんな、まわりが空いた状態で、どんな衝撃が加わったら板状結晶が砕けもせずにパリッっとまっぷたつになってくれるというのでしょう。
しかも、時には細い結晶を縦に貫くようにファーデン・ラインがはいっているのがありますが、そんな風に割れたとしたら奇跡ですって。

というわけで、何らかの原因……たとえば、結晶思想でしないぎりぎりの状態になっている晶洞に小さな亀裂から新たな熱水が細く勢いよく流れ込んだ刺激とか……でファーデン・ラインに当たる部分から結晶をはじめたのだとすれば、だーデンのあの形状は納得できるし、ファーデンか否かを考える際も、結晶の出発点である芯のあるなしを考えれば区別できると思っています。

成長の心(ライン状)があって、そこから結晶が成長するなら、こういう立体ファーデンもあるわけで……。
いや、逆に、どうしてに方向にしか成長思案買った平面ファーデンがあるのか、どうして平板状結晶が多いのか、そっちの方が不思議になってきました。

わずかな違い

連続ファーデン!

ななめ

油断すると、登場の機会を逃しそうで。
昨日のファーデンに似て、比較的スタンダードに見えますが、ちょっと違います。

結晶の重なり方がちょっと複雑で、向きがやや斜めぎみ。
おかげでフェインがはっきり見えませんが、歌から表からひっくりかえていじっくり見ると、
ごちゃごちゃ重なったあたりに、成長の「芯」といえるものが見えてくるので、ファーデンだろうと判断します。
(何よりファーデンがどっさり入った箱出身です)

こういう、ちょっと判断を要するタイプを手にできるのは、買ったお店がセレクトした石を仕入れるのではなく、産地から玉石混淆でごっそり仕入れていたから。

石というのは、天然のものだけに基本パターンはあってもそこからずれたスタンダード「外」のものがたくさんあります。
しかし、たとえばファーデンならば、平板状でファーデン・ラインがはっきり見えているものがファーデンらしいので、箱単位で仕入れるのではなくていいものを少量仕入れるやり方だと、どうしても「ファーデンらしい」ものが選ばれることになります。

個人的アフガニスタン・パキスタン石ブームが来る前は、ファーデンというと平板状でラインはっきりしたものしか見たことがなくて、それこそが……というか、ファーデンというのはそういうもの、そういう見かけのものしかないのだと思っていました。

ところが、ところが。
玉石混淆仕入の店に出会って、ふたを開けてみるとあれやこれやいろんな「スタンダード外」の石がいっぱい。
これはファーデンか、そうでないのかと悩むどころの騒ぎではありませんでした。
なぜなら、スタンダードな、ファーデンらしいファーデンがあり、ちょこっと変わったところがある石がある。
ちょっとかわっているけど、これもファーデンだろうと思ってとなりを見ると、そこからさらにちょっと変わっているのがあり、その隣には……という具合に、ちょっとの違いが重なって、気が付くとファーデンといわれる石からかなりずれたものになっているのです。

一気にかなりずれた変な石を見てしまったら、ファーデンじゃないと判断するか、そもそもファーデンとすら思わないかもしれないけれど、ちょっとの違いを順繰りに、こっちがファーデンだったらこっちも……と見ていくと、あら不思議、かなり変な石も「やっぱりファーデンでしょう」と思えてくるのです。

今回の石は、これもファーデン、だったらこっちも、それならそっちも……の中間種。
私のファーデン・クォーツの認識範囲を広げてくれた石なのです。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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