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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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わからん、パステルグリーン

白旗ふりふり第2弾!

マラカイト?3

昨日の石と同じときに同じ店で、同じ箱の中から買ったもの。
ってことは、どう見たって同じ産地・同じ場所で採れた石でしょう。

しかし。

マラカイト?4

透明ジプサムの中は、一段明るいパステルグリーン。

昨日の石は、やや明るめとはいえ、マラカイトと言われたら「そうかも」と思えてしまう範囲の緑でしたが、ここまでパステルな色合いになると、ちょっとマラカイトとは言いかねる感じ。

ネットで見かける名前は、やはりマラカイトと言ってるところは少なくて、デビル石とかローザサイト入りとしているところが多いようです。

まあ、天然のやらかすことですから、バシッと割り切れない、何とも言えない中間種があるのは当たり前と言えば当たり前。
鉱物科学研究所によると、分析の結果ローザサイトだったそうですが、それにしたって、調べたそのピースはそうかもしれないけれど、この石もそうとは……限らない。

マラカイトとかローザサイトとか、デビル石とか言われている、銅の二次鉱物……とざっくりとらえた方がいいのかもしれません。
同じとき、同じ場所で、……その場所の環境の揺らぎとでもいうべきもの。
それこそ自然であるといえるのではないでしょうか。

これを「デビル石だって!」……と期待して買っていたら、実は違ってローザサイトといわれたらがっくりですけれど、幸いなことにこの石も「おおきれい、色違い!……で買っているので、ちょっとのんびりかまえています。

よく、パワーストーンは翡翠じゃないものをナントカ翡翠といってごまかして売ってる、けしからんという意見を聞きますけど、れっきとした鉱物の分野だって、店によって鉱物名が違ってたりするんですよねえ~。(確かに見分けは難しい)
(それに、翡翠の話はパワーストーンに関係なく翡翠市場(?)にはあるはなしですし、中国で言う玉(ぎょく)=翡翠と勝手に解釈したために、日本で生まれた誤解もあるし……)



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色とりどり

いや~、今、腕が大変なことになってます。
入院したときの点滴やら採血やらで、ただ今両腕の計五か所ほどが変色中。

なんといいますか、黄色……微妙に黄緑っぽい中に紫~赤紫色が散ってます。

しみじみと見て……
「……アトランティサイト?」
アトランティサイト

……と思ってしまった私は、「石頭」

わからんわ!

わからん!
……と最初にでっかい白旗を振っておきましょう。

マラカイト?

モロッコ産の……ジプサム(石膏)です。(←ちょっと逃げてみた)

何がわからんかといいますと……ジプサムの中の緑。

マラカイト?2

透明な、板状のジプサムの中に紛れ込んだ緑、その集合した姿が美しく、
「きれ~い!」
という、わかりやすい理由で買ったんですが。

買ったときのラベルは、ご覧のとおりマラカイト入りと書かれていたんですが。

おそらく同じ産地の同じ石と思われるものに、いろんなラベルが着けられているのを見かけました。

曰く
マラカイト入り石膏
ローザサイト入り石膏
デビル石入り石膏

共通項は銅の二次鉱物。
この時点で、「こりゃわからん」と逃げ出したくなります。

それに、さらにわからないことに、同じ産地で色違いがあるんですよねー。



新顔マニカラン (新宿戦利品)

マニカランと聞くと、いまだにアイス・クリスタルが浮かんでしまいます。
それほどに、あの溶け水晶の印象は、私にとっては強いのです。
なんたって、思い返すと今もなお続く溶け水晶マイブームの発端は、あの水晶ではなかったかと思うので。

その後、クル渓谷産と見分けがつかないクラスターや、淡い目の色合いの緑泥が入った石も出てくるようになりましたが、それでもマニカランと聞くと、浮かんでくるのはあの溶け水晶です。

先だっての新宿ショーでは、そんなマニカランから新顔が出ていました。
聞くところではその前の大阪ショーでお目見えしていたので、新顔というのはあたらないかもしれないですが、私は初めて見ました。

マニカラン・グリーン

何とも繊細な、グリーン・ファントム。
ごくうっすらしたファントムで、柱面の方まできれいに表れています。
淡くて粒子が細かいファントムなので、ファントムのエッジ(面と面の合わせ目)が濃く見え、遠目には緑で縁取りを施したかのよう。

根元あたりがほんのり鉄で色づいているので、繊細な緑が際立ち、たくさんコロコロしていると目を引きます。
比較的小粒でなのに、ほとんどが分離単晶なのがちょっぴり残念。
きれいな石なので、クラスターをばらしてたくさん売ろうとしたのでしょうか。
しかもお店の売る気を反映してか、値段はお高め。

買おうか、買うまいか。
迷いましたが、なんだか次の機会には出てこないような気がしたので(単なるカンですが)、並んでいる中から特に小さくていくつか結晶がくっついているのと、かなりミニな単晶を選びました。

マニカラン・グリーン2

今度出てくるなら、同じぐらいきれいで、クラスター。
安ければなお良し。

ふっかーつ!? (たぶん)

ながながと休んでしまい、お騒がせしました。

なんと私、石が原因で入院してました。

高いところに置いていた石が、頭の上に落ちてきたか?
足の上に落としたか?

そういうことじゃありません。

ひょっとしてひょっとすると、パワーストーンの試練とやらに集中砲火されたか?

常々、「石で試練」「相性が悪かったらどうしよう」「この石を持っていていいでしょうか」「浄化はしなければなりませんか?」
という質問に対し、「石は悪いことなんかしない!」……、と、こぶしを握って力説している私ですが……。

ちょっぴり例外があることを思い知りました。

1センチくらいの小さな石なのに、なんという威力!

人ひとりを病院送りにした石。

そいつは……

















胆石。

まあ、石っちゃあ石ですな。

整理しますと、最初は確かに風邪で熱だったらしいのです。
土日の二日間、その熱にやられてダウンしていたところ、日曜日に4月末くらいから、ときどき「痛い~」と言っていた腹痛がやってきて、ノックアウト。
病院で薬と痛み止めをもらって、採血してもらったら、「血液検査の結果がおかしい」と言われ、総合病院に回されたところ……入院!

「検査してもらって、結果によっては入院だけど、一度帰って準備くらいできますよ」ということだったのに、やっぱりそんなことはなくて、即、放り込まれてしまいました。

なんでも胆嚢から総胆管というところに石が出ていて、そのために胆汁がうまく流れず、肝機能が落ちていたらしいのです。
胃カメラみたいなので、その石を取ってもらいましたが、胆嚢にまだ一つ残っているそうで……。

石は好きだけど、胆石だけは御免こうむりたい。




ダウン中……

どーも風邪をひいたみたいで、17日夜からダウン中です。
熱は出るし、喉は痛いし。
土曜日にへろへろと病院に行って、「8度5分くらいの熱が出て……」と言ったのに、処方してくれたのは解熱剤ではなくて、のどの炎症や咳止めばかり。
おかげで土曜日は一日熱でダウンでした。(解熱剤欲しかったー)
今日はなんとか熱も微熱程度に下がったものの、今度はおなかが痛い。
こんなに一度にあちこち悪くならなくていいぞ!

更新記録

別館サイトフィーリング・ドロップスに3点追加。

ところがアップ前に3点中2点が旅立ちました。
最速!
運命の出会いだったのでしょうか? うれしいです~。

……硬い!?

今日は新宿ショーの戦利品ではありません。
ありがたき、頂き物。(ありがとうございます!)

パープル・カル

インドネシア産のパープルカルセドニーです。
カルセドニー類は、染めやすい石ですが、これは天然の色。
すでに閉じてしまったサイトですが、アメジストと同じような発色のメカニズムだと読んだ覚えがあります。
カルセドニー版アメジストというわけでしょうか。

おそらく同じ産地であろうと思われるルースを持っていますが、この石は、ルースにする前に石をカットしたかけら状で、表面はマット。
ちょっと水にぬらして写真に撮りました。

ところで……この石、面白いのです。
「一つ選んで、どれがいい……?」と、見せていただいたとき、お店の人がおっしゃっていたのは……
「この石、すごく硬いんだよね」

……は、硬い?

私の認識では、鉱物というのは成分と結晶系で分類されているもので、不純物によって多少の差はあれど、比重や硬さ、モース硬度(ひっかき傷に対する強さ)は種類によって決まっているもの。
たとえば、カルサイトよりカルセドニーが硬い、と言われたらわかりますが、カルセドニーとカルセドニーでこっちのカルセドニーが硬いというのは……ええええ? そういうことってあるんですか?

しかし……それを裏付けるような出来事が。

音が……違うんです。

このパープル・カルセドニーの同じようなかけらがいくつもかごに入っていたのですが、どれか一つを選ばせていただこうと籠をかき混ぜたところ……その、音が。

たとえば、アゲートのスライスの小さいのがかごに入っていて、同じようにかき混ぜて選んだことは何度もあります。
その音とは……違う。

これまで聞いたことがあるのが「かちゃかちゃ」だとするならば、こちらはカチカチ」いや……「チリチリ」と言いたいような、高く、いかにも堅そうな、金属音に近いような……そう、シンギング・クリスタルと同じような音です。
……ということは、これはカルセドニー版シンギング・クリスタル?


ということは、水晶の方のシンギングもほかの晶と比べて硬いんだろうか。
いや、硬さが違ってしまったら、ほかの鉱物に分類されてしまうのでは?
それに、大きい結晶(顕晶質)である水晶と、ミクロサイズの結晶の集まり(潜晶質)であるカルセドニーで、どうして同じシンギング……音が高いという現象が起こり得るのか。

謎だわー!

変わり種? (新宿ショー戦利品)

先だっての新宿ショーでは、バナジナイトを二つも買ってしまいました。

もうひとつは先に登場しているこちら(の最初の写真の方)
先に登場した方が、後になって選んだので、実は順序が逆で見つけたのは今回の石が先。

だって。こういう石だから。

ばなじん

バナジナイトと言えば、最初に登場した石のように六角板状。
鉛筆を3ミリくらいの厚さに輪切りにしたような形で、厚みよりも直径の方が大きい形です。

しかし、こちらは厚みというより長さがある結晶形。
板状ではなくて棒状です。
しかも先端は赤、半ばでオレンジ、真ん中あたりが褐色というグラデーション。
一見するとバナディナイトには見えません。

たまたま、バナディナイトにまれにこういう形があると知っていたので、見たとたんに「バナディナイトの変わり種!」と飛びついたんですが、それでも、こういうグラデーション・カラーのは、初めて見ました。

このお店は、棚に並べてあるときにはラベルがなくて、買う時にもらうんですが、ラベルを入れてもらう時に「Vanadinite」の名前を確認して、ちょっとほっとしてました。

さて、バナジナイトは、和名ではバナジン鉛鉱。
この名前が示すように、バナジウムを主成分とする鉛の二次鉱物です。
化学組成はPb5(VO4)3Cl。
この鉱物のバナジウム(V)がリン(P)に入れ替わるとファイロモルファイト(緑鉛鉱/Pb5(PO4)3Cl)になります。
こっちはその名の通り、緑。(緑じゃないのもありますが)

Pyromorphite

色を別にすると、今回のバナジナイトに似ています。

そういえばカルサイト(CaCO3)とロードクロサイト(MnCO3)もCa(カルシウム)とマンガン(Mn)が入れ替わった鉱物で、そういえば結晶形が似ているものも多いです。そんなものでしょうか。

でも……バナジナイトのバナジウム(V)がヒ素(As)に変わるとミメタイト(ミメット鉱/Pb5(AsO4)3Cl)で、こっちは、もこもこした形のイメージが強いなあ……。
ミメタイト

とりあえず!
きれいだからいいのだ!(無理やりなまとめ方!)







ダブルハート(新宿戦利品)

ここ数年、新宿ショーにはマダガスカルの日本式双晶を持ってくるお店が出展しています。
そのほかアホーアイト入り水晶や、オレンジリバー産水晶、マラウィの鉱物など、アフリカ系の石を持ってくるので、ついついのぞいてしまいます。
これまでに登場したこれこれこれも同じ店。
もちろん、日本式双晶も買っています。しかもクラスターアメジスト。

だから、もう日本式双晶はいいんじゃないか……と思っていたのに。

今年は別のショップでいろいろ見つけてしまったので、そのうえこの店でちり積ると危ない……と、なるべくじっくり見ないようにしていたんですが、ひょいと覗き込んだ時に見つけてしまいました。

だぶるはーと

ダブルハート。

ハート型の日本式双晶が大きさを少し違えて2枚、ぴったり張り付くように成長しています。

後ろ側の結晶は見るからに日本式双晶ですが、手前の結晶はいくつかの結晶が合わさっているようでもあり、日本式双晶の上に結晶したので、たまたま同じように見えているだけなのでしょうか……?
でも、それにしては同じようにハート形っぽくなっているし、やっぱり日本式双晶?

クラスターの例で複数の日本式双晶がくっついて成長することはわかっていましたが、たいていは方向はばらばら。このようにぴったりくっついて成長したものは、今回かなりの数がある中でもあと一つくらいしかありませんでした。

こういう珍し物に弱い私。
「どうしよう~、最終日まで残っていたら」なんて言ってましたが、やっぱり手から離れませんでした。


不思議な検索キーワード

最近、「タイガーアイ・偽物」で検索して来られる方が目立って多いです。
アクセス解析では、6月(今日まで)ですでに36件。

タイガーアイの偽物については、こちらで取り上げました。

ざっくり言えば、加工はあっても偽物はまずないでしょう。
似てるものもちょっとはあるかもしれないのがニューキャッツ・アイ(人工ガラスビーズ)ですが、色合いが見るからに違うので、間違える方が無理っぽい。

……なんですが、なぜ、この検索キーワードがこんなに多いのでしょう?

最近何かあったんでしょうか……。

とびついた(新宿戦利品)

ふふふふふふ。

新宿ショー4日目の月曜日。
何度ものぞいたお店にまたもや立ち寄った私は、ある石に釘付けになりました。

「これは!」

目にして即、握りしめ。
大きいけれど、形良し、お値段良し、手触りよし。そして、ものすごく変!
総合評価、素晴らしい!!

こんなの買っちゃったあ!……と見せると、見た人すべてを
「ナニコレ!」
と絶叫させるパワー(?)に満ち満ちた石。







それは、コイツ。
砂漠石1

ちょっとカッコよく撮ってみました。
全体像はこんな感じ。
砂漠石2

そういえば、去年の新宿ショーでも、同じ店でぐにゃぐにゃ石につかまったんですよねえ……。
shilex-m

昨年のぐにゃぐにゃ石は、白でしたが(中身は茶色)、今年は……黒。
白いぐにゃぐにゃ石は、チャート(あるいはメニライトと呼ばれるオパールの一種:珪乳石)でしたが、今年のは?

いちおう、お店の人に聞いてみると、
「いや~、わからないけど面白いから持ってきた。 デザートアートストーンと言っていたけど」
……って、昨年の白いぐにゃぐにゃ石も同じ名前で売ってたじゃないですか。

手掛かりが全くないかというと、そうではありません。
この石の手触り、色合いは……
しゃーまん
アメリカのユタ州の砂漠で採れるという、シャーマンストーンとか、モキ・マーブルと呼ばれるものにそっくり。
こちらは、砂岩に鉄(ヘマタイト)が巻き付いた(しみこんだ?)もの。
断面写真はこちら:参考サイトさま

しかも、今回の石と同じサハラ砂漠(同じ場所かどうかはわかりませんが)からは、こんな石も採れます。
プロふぇしー
こちらは、マンガンとゲーサイトなどから成る石らしく、「プロフェシー・ストーン」の名前で見かけます。

これらの鉄系ごつごつ石を比べてみると、
手触りはモキ・マーブル似。
しかし、端がちょっと欠けている部分を見ると、割れ口は滑らかで、若干ガラスっぽい貝殻状断口を示しているので、砂岩に鉄が……というのとは違う様子。
断口

同じサハラつながりでプロフェシー・ストーンと比べてみると、プロフェシー・ストーンよりは軽いようなので、芯までゲーサイトとマンガンではないのかもしれない。

何より、白いぐにゃぐにゃ石があるし……モキ・マーブルのような砂岩ではなく白ぐにゃぐにゃのチャート(またはオパール)にゲーサイト(またはヘマタイト)がしみ込んだものだったりしないだろうか?
チャートやオパールにはカルセドニーと同様、隙間があるし。


どこかで、同じような石を見かけたよ、という方、情報お待ちしております。


出た!

さて、すでにおなじみ……になってきているんでしょうか、インドのレインボー水晶。

登場以来、質の上下はあれど、ミネラルショーでは継続して見かけているので、実は結構たくさん産出するのか(さすがデカン高原)、……あるいはもしかしてもしかしたら、やっぱり加熱などの加工がなされていて、アメジストを加熱すると黄色くなるように、意外に簡単に作られるものなのかと、首をかしげて様子見も継続中。

……で、このレインボー水晶、名前がいまいち定まらない&レインボー水晶という誤解されやすい名前であるために、
「レインボー? 以前から見るじゃないか」(←クラックによるレインボーと誤解)
「表面を鉄が覆ってるんでしょ?」(←天然アクアオーラと誤解)
「アクアオーラとどう違うの?」(←虹がファントム状に内部に内包されているので、表面を蒸着処理したものではない)
などと、いろんな誤解も多いです。

そして……出ました、新手が。

蒸着・1

ご覧の通りの虹だらけ。

きれいなことはきれいなんですが……これ、人工蒸着です。
ただでさえ、(従来の)レインボー水晶が「蒸着でしょ?」と誤解されているというのに、
その誤解を地で行ってどうする!

まったくもう。

いや~、うっかり騙されました。
騙されたというか、早とちりしたというか。
お店の人は「アジャンタ産だ」というし、形はちゃんと産地のものだし、レインボー水晶も、いろんなバリエーションが出ていたし、今度はこんなのが?……と思い込み。

失敗、失敗。

わかってみれば、気が付くポイントはいくつもあったのに。
大きいのを買わなくて正解でした。

さて、転んでもただでは起きないぞ。
せっかく資料(←やや負け惜しみ)が手元に来たのだから、レインボー水晶と蒸着レインボーの区別をしちゃいましょう。

●見分けポイント1……虹が内包されているか?
最大のポイントはレインボー水晶では、虹が結晶面の一層下に内包されているものがあるということ。
蒸着レインボーは表面です。

←レインボー水晶

内部と言えば、クラックの虹も内部ですが、ひびの部分に出るので、結晶面に平行になることはありえません。


●見分けポイント2……虹が一面おきに出ていることが多いです。

まれに隣り合う面に出ているのもありますが、たいていは一面おきに出ています。
 
写真の、うっすら白濁している部分に虹が出ます。(レインボー水晶)

今回の蒸着レインボーは……ばっちり隣り合う面がぎらぎら虹。
蒸着2←人工蒸着レインボー


●見分けポイント3……虹の色合いの特徴あり。
とはいえ、一面おきがなかなか確認できなかったり、蒸着と区別がつかない表面虹のレインボー水晶も多いです。
この時は、虹の色合いにご注目。

従来の(蒸着ではない)レインボー水晶は、虹が出た場合……特に表面のものの場合、不思議に虹の色合いが一様です。
つまり緑なら緑っぽい光だけ。青でも緑~青の幅。ピンクならピンクだけ……と一色か似た色合いの2~3色に光るものが多いのです。
 虹資料1

虹資料2 虹資料3
このほか、紫だけ、ピンクだけなんてのもあります。(4点ともレインボー水晶)

もちろん、たまには多色の虹もありますが、それはたいてい虹の層が重なっている内包タイプ。
蒸着、あるいは天然蒸着と疑うものは色の幅が限られているのが多いです。

それに対して、今回の蒸着レインボー
蒸着3←人工蒸着レインボー
一面に七色の勢いで多色。
それがすべての面にぎらぎら出ているなんて、従来のレインボー水晶にはありえません。

ちなみに、天然蒸着(天然アクアオーラ)も多色虹ですが、こちらは天然なだけにコーティングの厚さがまちまちなのか、虹が暗めだったり、虹の面がややマットだったりします。
←天然コーティングの虹

レインボー水晶の場合は、このように、面の縁だけにレインボーが出るものがあるのも特徴です。
←レインボー水晶


●見極めポイント4……断面もチェック!
これは、写真がうまく撮れなかったので説明が難しいんですが……。
従来のレインボー水晶の虹は、錐面(水晶の先端の斜めの面)に出ます。
もともとこの産地の水晶は、錐面(とんがり部分)だけが群れたタイプですが、たとえば、柱状に結晶したものを折り取った、断面の部分には虹は出ません。

しかし、蒸着加工の場合は、折り取った状態で金属を蒸着させるので、断面の部分にも蒸着し、そこにも虹が出てしまう可能性大。
今回買ってしまった石にも出ています。

この「断面虹」は、かなりの見極めポイント。

●ぎらぎら多色虹(しかも隣り合う面で)
●断面虹あり

この特徴を備えた「レインボー水晶」にはご注意。
私の二の舞とならぬよう、しっかりチェックしてください!



一応、レインボー水晶記事のまとめ。

虹水晶考
虹幻想※ファントム状にレインボーが入ったもの
ドゥルージー・レインボー※レインボー水晶のドゥルージー版
虹水晶考・追加編
月虹※半濁レインボー水晶
月虹2※半濁レインボー水晶

美!(新宿戦利品)

今回の新宿ショーは、ある人ははずれだった……と嘆き、ある人は買っちゃったよ、うへへへへ……と喜び、探す石の違いによって明暗が分かれた様子です。

私としては、大物石もあったし、変な石も手に入れたし、そこそこ当たりショーだったと思います。
……まあ、贅沢言っちゃうと、玉石混交のカオスの中から「掘って探す」お店が少なかったのが残念。

その中で、比較的かわいいお値段が幸いして、ついついちり積もってしまったのが、モロッコ石。
気が付けば、バナディナイトを2つも買っていました。

一つは、形状がちょっと変わったバナディナイト(褐鉛鉱/バナジン鉛鉱)。それとウルフェナイト(モリブデン鉛鉱)をお会計してもらいながら、ふと横を見て、
「すみません、これも」
と追加したのが、今日の石。


vanadis

真っ赤な六角板状のバナディナイトが、白い重晶石の上に散っている、モロッコのバナディナイトらしい石です。

このとり合わせの石は、何年か前に一つ買って持っていたんですが……。

vanadis2

この色、そして透明感にヤラれました~!
その時、そこにあった同種の石の中で、たぶん一番の透明感(あくまでもひいき目で)。
白と輝きの強い真紅の美しさ。

さすが、女神の名前を持つ石。

というのも、バナディナイトの名前は、北欧神話の女神フレイヤの別名、バナディスに由来するからです。

いや、女神バナディスにちなむバナジウムを含む鉱物だから、バナディナイト……というべきか。
水晶以外(実は水晶も)の石については、頭の中が穴だらけなので、バナディナイトは女神バナディスの名前……くらいしか覚えていなかったんですが、調べてみると、いろいろややこしい。

鉱物の命名由来で調べると、バナディナイトは
「元素バナジウムは,スウェ-デン産の鉱物中から発見されたことから,北欧神話の愛の女神Vanadisに由来する。」
参考サイトさま
……と出てきたので、ほほう、スウェーデン産で最初にバナディナイトが発見されて、だから北欧の女神のお名前ですか、と、あっさりうなづきそうになったのですが、じゃあ、モロッコのはこんなに真っ赤だけれど、スウェーデンのはいかに、と探してみると……少ない。

えー? 最初の産地でしょ? 掘りつくしたとか?
……と思ってさらに調べると、

Wikipwdhiaのバナジウムに、メキシコの鉱山で最初にバナディナイト(この時は新鉱物で名前なし)が発見され、元素のバナジウムも発見され、パンクロミウム(のちにエリスロニウム)と名付けられたが、その後フランスの鑑定機関でクロムと言われてしまい、新元素としては認められなかったものが、1830年にスウェーデンのSefströmによって、軟鉄の中から再発見され、バナジウムと名付けられた。
その翌年にエリスロニウムとバナジウムが同一のものと確認された……とのこと。

むむむ、ややこしい。

すると、バナディナイトが、このように美しい石だから、バナディスの名前が付けられたんじゃなくて、バナジウムという元素を含む石だから、バナディナイト……という、実にドライなネーミングということ?

いやいや、バナジウム自体が、「非常に美しいさまざまな色に着色することから、スカンジナビア神話の愛と美の女神バナジス (Vanadis) にちなんで命名された(Wikipedia)」もので、それを含む鉱物だから、こんなにきれいになるわけで、やっぱりバナディス(女神)の石……?
なんだかよくわからなくなってきました。

とりあえず。
和名は、褐鉛鉱ですが(褐色のもあるけれど)このように美しいのだから、やはり女神にちなむ「バナジン鉛鉱」と呼びたいです。



しゃりしゃり(新宿戦利品)

新宿ショー初日の戦利品。
先日、「揚げ春雨」の感想をいただいた「粘菌クラスター」と同じ店で買った石です。

ドゥルージー・アメ

直径3センチ強の、大きめつくつく(柱面がなくて錐面のみのタイプ)アメジストの分離単結です。
画面左半分の白っぽく見えているところは、お隣の結晶と接していた面。

ご覧のとおり、紫色の錐面部分がグラニュー糖まぶし状態になっているのが見どころ。
つぶつぶキラキラは透明で、そこから透けて見える紫が美しい!

私はもちろん、石好き友達もそろって買いましたとも。

これのミニバージョンのクラスターもあったんですけど、この大きさに負けました。
このサイズでクラスターがあったら……すてきだけど、きっと大きすぎて買えないな……。

さて、今回の石のように、細かな結晶が母岩やほかの結晶を覆っている様子をドゥルージー(ドルージー)といいます。
同じような用語で、「バーナクル」というのもあります。

それぞれ指しているものが異なるのか、単に違う人が同じものに違う名前を付けたのか、そこらへんがはっきりしないんですが、何となく意味する状態は異なっている様子。
これまでの使用例を総合して区別してみると……

ドゥルージー(ドルージー)はdruse(集晶, 晶洞)という単語からきていると思われますが、アゲートのジオード(内部に水晶が結晶したもの)やアメジストのドームをドゥルージーということはなく、今回のような「グラニュー糖まぶし状態(ごく細かい結晶が覆った状態)」をドゥルージー(ドルージー)ということが多いです。


一方、バーナクルは「フジツボ」の意味
海岸の岩場にくっついているアレです。
バーナクルではピンと来なくても、フジツボと言えば何となくイメージできるのでは?
フジツボが岩を覆った状態……そんな感じの石を指す言葉です。
使われるときは、ドゥルージー(ドルージー)よりも大粒の結晶が覆っているものを指していることが多いです。
具体例を挙げれば、米粒以上、5ミリ前後というかんじでしょうか。


では、結晶一つ一つがかなり小粒な、こんな石の場合は?


個人的には、バーナクルではなくクラスターと判断します。
その違いは根元から結晶が集まっているか、何かの上にくっついているか。
この石は、小さいとはいえ、結晶が集まっているもの。集まって底面を作るくらいの大きさがあるので、クラスター判定なのです。
バーナクルはフジツボですから、フジツボが海岸の岩にくっつくように、別の結晶の上に小粒結晶がくっついているもの……というイメージがあります。
今回の石も、大粒アメジストの上に小さな透明結晶がくっついている状態ですが、大きさが小さく、むらなく覆い尽くしているのでドゥルージー。

この手の区別は、どこにも説明されていないので、区別したければ自分で基準を作るしかありません。






実は見かけないと思う(新宿戦利品)

どうして新宿ショー明けというのは天気がいまいちなんでしょう。
梅雨の時期になるので、曇りや天気が多くなるのはわかるんですが、計ったようにショーの期間中は暑く、終わると天気がすぐれないような気がするんですけど。

それでも空をにらみつつ、戦利品を広げて写真を撮りまくりました。
きれいに撮れたものからの登場です。

アポフィライト-inc2

グリーン・アポフィライトです。
産地はもちろんインド。(詳しい産地を聞いたら、店主がいないのでわからない~と言われてしまった。とほほ)

ミントグリーンのキューブ状結晶が2つくっついていて、その中をピンク色の棒状のものが貫通しています。
アポフィライトの透明度が高いので、その様子がご覧のとおり、くっきり。

アポフィライト-inc

この棒状のものは、ときどきカルセドニー系の結晶の芯になっていることが多いので、正体こそわからないものの、見かけることは見かけます。
だけど、それがアポフィライトの中にあると……?
……というか、アポフィライト自体が、何かを内包することが少ないように思うのですが、いかがでしょう。

たしかに、鉄系のものを内包して茶色や赤になったりすることもありますし、スティルバイトなどと共生して、一部食い込んでいたりすることはありますが、はっきりと形のわかるものが深く入り込んでいることは少ないと思うのです。

最終日に見つけて、アポフィライトのみずみずしさとピンクの取り合わせのかわいらしさに、つい手が伸びてしまいました。
売られていたのは小さ目の石ばかりでしたが、これでもう少し大きめの、ツリー状のものがあったら、きれいでしょうねえ……!


新宿ショー、閉幕。

行ってきました、最終日。
しまったー、はまったー……というより、心残りを浚えて帰ってきました。

うーん、今年はインドと中国の元気がない。
いつもよく言えば個性的、ちょっと厳しく言えばカオスな石たちが並ぶので、その中から自らの目を頼りに掘り出すのが楽しいのにー。
さびしいついでにインドのショップに入り込み、ささやかにちり積もってきました。

あとは、モロッコ石でもうひとつ。
同じ種類の石を、すでに買っているのに、やっぱり気になってしまったのです。
この石は、他の人に見せると、例外なく
「ナニコレー!」
……と言われます。
いいんです。その通りのナニコレ石なので!

今日は、謎石の正体探しも行いました。
石屋さんにお見せすると、詳しい人を知っているというので、そこに連れて行っていただき、(ついでに通訳もしていただき)
「これ、なんでしょう?」
見ていただいたのは、カルサイトにしちゃ軽いと言っていたあの石。

どうやらミョウバン系の石……らしい。
天然かもしれないけれど、もしかしたらマンメイド……つまり、人工。
人工ものだったら、同じ感じの石が複数並ぶと思うので、一つだけだったというのは、どんな状況で出回ったのかがやや疑問。

こちらの「星砂」は、クリストバライトとのこと。

こちらの石は、お二方に聞いて、なお不明。
今回、ちょっと違う鉱物交じりの仲間石があったんですけど、買っておけばよかったか。

明日から写真頑張ります!

謎石にはまる

行ってきました新宿ショー(またもや)。
お祭りですもの、隅から隅まで楽しまねば。

今回もそれなりに、戦利品がちり積もしてしまったんですが、ひそかな特徴が。

……それは、「謎」石。
名前がわからない、正体不明石です。
名前が全く分からないものも、おそらくこれだろうと思えるもの、わからないけど商品名はわかるぞと思うもの、いろいろな謎石です。

2日目の終わりごろにひとつ、今日もひとつ……いやふたつ。

2日目に買ったのが、まっだくの謎石。お店の人は「カルサイト」というんですが、それにしては軽すぎる。
「これなんだと思う?」
……と見てもらおうとすると、手に取った人は「軽っ!」と驚きます。

今日買った謎石のひとつは、お店の人曰く「ヒューランダイト」。
それにしては、結晶の形が違うっぽく見えているんだよなあ。
アポフィライトだったりしないだろうか。

そして謎石本日ふたつめ。
これは、見つけて思わず顔がにやける、私の趣味炸裂石。
お店の人に聞いても正体不明だけど……たぶんこれは、あの石(商品名)。
商品名で売られると、それなりにお高くなるんだろうけど、正体不明だと安い。
この石の手触りが好きなので、お得なのは大歓迎。


新宿戦利品

うむー、新しいパソコンに移動して、いまだフォトショップ・エレメンツを更新しておりません。
だってこの手のソフト高いんだもん。
データのことを考えると、こっちよりホームページビルダーかな、とも思うし……。
……というわけで、無料ソフトなのにフォトショップとほぼ同レベルのことができるというふれこみの「GIMP」というソフトを入れてみました。

……が。
フォトショップの操作に慣れているために、よけいに覚えにくいじゃないか!

一応GIMPで作った画像がこれ。

菌類

書体がいまいち悪いなー……。

じゃなくて、おそらくブラジル、あるいはウルグアイ産と思われる……たぶん、カルセドニー。
「おそらく」だの「たぶん」だの曖昧な言葉が多すぎですが、なんたって、こんな石ですから。

ものは石英質だと思いますが、なんでしょ、この形。

見つけた時に、思わず一緒にいた石好きさんと二人して叫びました。

「粘菌だー!」

参考までに、粘菌というのはこういうの。(参考サイトさま)

「ほら、粘菌」
と見せると、誰もが納得してくださいます。

カルセドニーというのは、ご存じ、ミクロサイズの石英が集まったもの。通常は沈殿して集まるので、その時々の不純物でアゲートのような縞模様になる……というのは、納得できるんですけど、何をどうやったら、こんな粘菌みたいになるんだろう。

細い(実物も1ミリくらいの太さです)枝状に沈殿するわけがないし、見たところ枝は半透明白なので、別の鉱物が芯になっているようでもありません。(透明な鉱物だったら別ですが)

こういう個性的な石に出会えちゃうのが、ミネラルショーのいいところです。

あつい!

行ってきました飯田橋。
本日のスタートは、飯田橋で行われていたミネラルマーケット。
国産鉱物が集まる即売会です。

昨年に続いて2回目だったので、今回はちょっぴり早めに出かけて開場を待って並び(……というか、たまたま早くついてしまったので並んだ)、オープンと同時に昨年好みの石を置いていたお店にレッツゴー。

そこでまず、第一希望の石を抑えます。
続いて第2のお店に突撃し、ほっと一息ついたところで、小さくて味のある水晶を置いているお店を見つけて陥落。

もっともっと隅から隅まで嘗め尽くせば、水晶以外でも「おお」という石があったかもしれませんが、これ以上見つけてしまうと、とんでもないことになりそうで、あとはひたすら会場を眺めていました。

今年は、新宿ショーの前日までは肌寒く、今年は珍しく涼しいショーになるかと思っていたら、初日から急に気温が上がり、今日はさらに気温高。

なんだかもう、
気温も暑い、人も熱い、国産鉱物も熱い!
って感じですね。

普段、石集めをしていると、国産水晶と出会う機会は意外に少ないんですが、ここにこんなにあるとは~!
なかなかどうして、海外水晶に負けちゃいません。

午後は新宿ショーに戻ってみると、なんでしょう、昨日以上に人が多い。
まさしく人をかき分けかき分け、それでも移動できずに立ち往生し……、目当ての場所に行くのが一苦労。
午前中、飯田橋で奮闘した後なので、げっそり疲れてしまい、階段の休憩所でへたばってました。

さすがに明日はお休み。
写真撮れるかな?

新宿ショー!

行ってきたぜの新宿ショー!

今年は、震災の影響で二回の特別展や第2会場の出店がなくなり、メイン会場のみの開催でした。
つまり、その分店は少なくなっているわけで……実際少ないな、と思ったんですが。

第一印象を言いましょう。

人、多っ!

なんだか、店が少なくなった隙間を人が埋めたという感じです。
……と思って去年の新宿ショー記事を読み返してみたら、人ごみがひどくてカバンが後ろに置いて行かれるのを引っ張り引っ張り……と書いてました。それほどのことは……いや、同じくらい。
ひょっとしてショーが縮小されたのと同様、来場者も縮小傾向かと思っていたら、そんなことはなく。
みなさん待ってたのね、という感じです。

確かに外国業者の何店かはきてなかったみたいですが、おなじみの業者さんは8割がた出展されていました。
よかったよかった。
意外にビーズの店が少なかったように思うんですけど、逆に鉱物店が増えたかというとそうでもなく。
とりあえず、会場をぐりぐりと何周も何周も歩き倒し、大物石からお得石まで掘って掘って掘りまくってきましたとも。
昨年はアフガニスタン、パキスタン石再燃でしたが、今年はブラジルがメインで次点がモロッコ……かな。

まず、おおっと思ったのが、ブラジル産の鮮やかなフックサイト付き水晶。
フックサイトの結晶が大きく、雲母の形がはっきりわかり、かつ、鮮やかにグリーンな逸品。
ものによっては一部水晶に内包され、ルチルが含まれるものもあります。

次に私が掘ってしまったのが、モロッコもの。
バナジナイトとかウルフェナイトのきれいな標本が安い! 1000円~ありました。
ちょっと変わったバナジナイトも探せば1000円。
そのほか、このお店はフローライトなどもお安いものあり。昨年のイカゲゾ石もまだありました。

毎年、新しい産地のインド・ヒマラヤ水晶を持ってくるお店は、今年も新たな産地の石を持ってきました。ルチル入りだそうですが、残念ながら食指は動かず。
ダーラ産、パルギ産と2連続で陥落していましたが、今年はここでは買いませんでした。
ただし、別のお店で、マニカラン産ということで表層近くにグリーンファントムが入り、結晶の稜線(エッジ)が緑になったような水晶を持ってきているところがありました。

毎年2回に出店している、ブラジル石が安いお店は、今年はメイン会場で。
相変わらずアメジストなどがお手頃値段で、探せば面白い石もあります。

マダガスカル産の日本式双晶や、アホーアイトを持ってくるお店は、今年はなんだか新しいものがなく、例年の残り……っぽい雰囲気で残念。でも、ダブルハートの日本式双晶を買っちゃいました♪

あとは……先日の「ムーンクォーツ」を買ったお店が、兄弟石を持ってきてましたし、12月の池袋ショーでどっと出たパキスタンのパステルグリーン水晶は、今回も複数の店で見かけました。

うーん、あと、目についたところでは、オパール(かけら状原石)を持ってきているところが複数あったかな?

例によってドーンと目立つ出物はないようで、根気よく探す必要ありです。

私は明日は飯田橋。




新宿ショー前夜。

いよいよであるぞよ、皆の衆。

何が出るか、出ないか。
今年は企画展も中止になって、会場規模も若干縮小バージョンとなりましたが、やっぱり行って来ようと思います。
普段会えない石好きさんやお店の人にも会いたいし。

いざ、新宿。

見かけたら声をかけてくださいね~!

ムーン・クォーツ

もういくつ寝ると、新宿ショー~♪……の時期になってまいりました。
ショーも目前だというのに、石を買ってしまっていいのか私。
ショーが近づくと、物欲の方が活性化してしまい、先に手が出てしまうことがあるので困ります。

でも、こんな石だったんだもの。

moon-quartz

水晶です。
産地はパキスタン南部のKharan.

でもこれ……水晶らしい形を別にすると、まるでムーンストーンのように見えませんか?

淡い灰緑色で、角度によってはふわっと白く光りを反射する様子は、まるでムーンストーン……グリーン・ムーンストーンのシラー。
そのわけは、水晶の中に細い細い繊維状の内包物があるから。

moon-quartz2

なんと繊細な……この繊細さがおぼろ月の輝きを生んでいるようです。
これは……ビソライトでしょうか?
この石には見られませんが、同じときにいっしょにあった別のピースでは、母岩の上の小さな結晶の間から、まるで毛並みのようにビソライト……または角閃石と思われるものが生えている石がありました。
生えていたのは短い毛並みでしたが、おそらくは地中ではもっと長くて、これが水晶の中に内包されたのでしょう。

この石にも「毛並み」があれば最高だったんですが……。
毛並みのある石は、水晶の数も少なく、形がいまいち。
こちらは「毛並み」はないけれど数が多くて、輝きが秀逸。
どっちにしよう~と悩んだ挙句、こちらに決めました。

さて、大きい結晶は水晶で決まりですが、小さい、たくさん群れている方の結晶はなんだろう?
水晶?……じゃないようにも見えるんだけど、長石?
ショーに持ち込んで、誰かに見てもらおうかな。


プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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