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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
石好きさんも、これから石好きさんになる方も、どうぞ覗いてみて下さい。

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GW!

今日からGW帰省!
パソコン持ちで帰省するので、機会があればブログも。

みなさま、良いゴールデンウィークを!

鉄薔薇入り?

昨年末の池袋ショー、最終日の戦利品です。

最終も最終、そろそろ「蛍の光」も流れようかという時間帯に買ったもの。
見た人は、「あ、面白い」と「気持ち悪~い」に二分されるようです。

もちろん、わたしは「面白い」派。

鉄薔薇入り

ででん。大きさはこぶし位ある大きめ。
ご覧のとおり、黒いぶつぶつ!

根元の方は表面にくっつき、錐面ではがっちり内包されています。

水晶は縦方向に成長しやすいようなので、成長のある時期水晶の成長が止まった……鈍った時にこの黒ぶつぶつが表面に結晶し、その後水晶の成長に伴って錐面部分は内包されるに至ったのでしょうか。

ともあれ、この黒ぶつぶつが遠目に目立ち……といっても、同じ店の前を何度も行き来していたのに、最終日の最終版まで気が付かなかったのですが……「何だろう」と手に取ったのでした。

見てみればご覧の通りのぶつぶつ。
見回しても同じような石はありません。

「面白い!」
……とじっくり見ていると、お店の人(外国の方)が寄ってきて、電卓をたたき「この値段でどうだ」と示してきます。
むむ。
面白い石だし、大きさもしっかりあるし、だからこれくらいの値段になるのはわかる。
だけど、ショーも終盤、さんざん財布をミネラルショーの怪物に食い荒らされた今、この値段はちょっと。
「残念だけど、いいです」
と引き下がろうとすると、お店の人は、ちょっと待てちょっと待て、これでどうだと再び電卓たたき。
示された値段はさっきの値段の4割引き。
うむ、これならば。

……というわけで「コレください」に至ったわけですが……。包んでもらうために石を手渡す時にふと見ると、石の裏に値札が。
その時までそこに値段が書いてあると気が付いていませんでした。
(ミネラルショーでは、特に外国の店では、値段がついてないことが多いのです)

その値段は……、うわ、買った値段と一桁違うぞ。
もちろん、後ろにゼロがもう一つ……の桁が違うではありませんが、ぶっちゃけて言うと5ケタ値段だったものが4ケタ値段。

これはうれしい!
ありがたや。

産地もちゃんとワジリスタンだと教えてくれました。

さて、かえってじっくり見てみると。黒ぶつぶつはこんな感じのもの。

鉄薔薇入り2

全体の色と質感から目星をつけていましたが、これはヘマタイト……じゃなかろうか。
中国に雲母鉄鉱付水晶というのがあります。雲母みたいにぺらぺら薄く結晶したヘマタイトが固まってもこもこしているところに水晶が結晶したもので、ペラペラヘマタイトは「鉄の薔薇」と呼ばれていたりします。

拡大してみてみると、丸いつぶつぶのように見えて薄片の集まりであるのがわかります。


おや……すると。
以前、アフガニスタン・パキスタンものの店で買ったけれど、それっぽくない見かけで、しかも同時入荷に「これは中国者だろう」と言うのが混じっていたせいで、産地に「?」を付けたあの石
もしかしたらワジリスタン産だったのだろうか。

にょろにょろ

これとかこれとかこれとか、果てはこれとか、こんなの(※これはメニライトかどうかは不明)まで、ぐにゃぐにゃメニライトが好きだったりします。

だってー、石と言うより、見てないところでのたりのたり動いていそうな、生き物みたいなこの造形。
こんなのが自然にできちゃうなんて!

さて、メニライト。
不純物が多いオパールであるとか、プランクトンの一種である珪藻の殻が溶けてコロイドとなり脱水してオパール質の珪乳石となったとか、珪藻土の珪酸成分が分離し沈殿したのだとか説明されています。

珪酸分の殻を持つプランクトンが固まってできた岩ならばチャートで、岩石として成分は同じでもカルセドニーとは区別されているはずなんですが、そこからさらに何事かが起こってできたメニライトは、オパールとして石英族の隅っこに戻ってくる……ということなんでしょうか。

このメニライトで最初に見たのは、スペイン産でした。
見かけただけで、手に入れることはできなかったのですが、その造形が忘れられず、その後日本産、モロッコ産……を買うきっかけになったわけですが、やはりスペイン産も欲し~い!
……と言い続けてやっと手に入れました。

にょろにょろ

これはもう……ニョロニョロでしょう!!

何で石がこんなおちゃめな形になるんだか。

欲しいと思い続けたスペイン産なんですが、思っていたものとはちょっと違います。
私が最初に見かけたスペイン産は、真っ白で、日本産よりも丸くまろやかな形、白くて、モロッコ産よりもきめ細かな感じ。
内部はモロッコ産が餡のような茶色であるのに対して、クリーム色。

しかし、今回のスペイン産は外側がグレー。
でもこのこぶ付ニョロニョロ型に負けました!

まあ、真っ白スペインメニライトは、気長に探すことにしましょう。今年のツーソンでも出ていたようですし。

そういえば、こちらにアラゴナイトやメニライトの採掘風景が紹介されているのですが、メニライト、埋まってる時から面白いみたいです。
写真では、土の塊からひょっこり顔を出してます。

更新記録

久しぶりに別館サイトを更新。

Free Talkのコーナーに、このブログにも載ってますが
水晶のできかた
ローズクォーツの場合は?(KURO的疑問)
水晶のできかた 内包物がある場合
水晶のふるさと……ペグマタイト
水晶のふるさと……スカルン
ケブラ・リーザのできかた
……などをアップ。

扇・ファーデン

ブラジル・扇・ファーデン

ファーデンです。
……ブラジルの。

何本もの結晶が扇のようにやや末広がり気味にくっついていて……それを貫くはっきりとしたライン。
うむ、ファーデン。
迷う要素はないように思われます。

しかし……これ、はっきりねじれてるんですよねえ……。

ブラジル・扇・ファーデン2

この写真は、石を上から写したものです。

結晶の向きがずれているのがわかるかと思います。

ねじれてる……というかずれているというべきかもしれないけれど。
このねじれてる写真を見ていると、グウィンデルにも見えてくるから不思議です。

以前、グウィンデルはねじれてるがファーデン・ラインはない。
ファーデンはラインがあるけどねじれてない。
……と聞いたことがあるんですが、ひょっとするとどっちもありなへんてこ水晶があるんじゃないだろうか。




レッド・チャイナ

レッド・チャイナ

赤水晶……に見えてファントム。
結晶面からわずか数ミリ下に、くっきりと赤いファントムが内包されているので、石全体が赤く見えます。

水晶では、色だけ見ると赤いというより「赤黒い」ものも赤と呼ばれてしまいますが、これはかなり「赤」。
透明な水晶層にコーティングされた状態なので、つやつやと美しいのです。

ところで、ふと思い立って「レッドファントム」で検索してみたら、
「レッドファントムクォーツは別名「赤富士」と呼ばれ……」
と言う説明が出てきたんですが、そんな別名、聞いたことないです、私。

自分で勝手に「赤富士~」と言っていたことはありますが、あれは磨きのポイントつまりファントムの山は一つで、だからこそ赤富士でもよかったんですが、クラスター状態……今回の石は、わきにいくつかくっついていてもクラスターとは呼びにくい形状ですが、いくつかファントムが群れているようなものを、独立峰・富士とは呼べないんじゃないか。
それに富士山と呼ぶならそれなりの形をしていてくれなければ。
……ということでレッドファントム=赤富士、ついでにだから開運効果と言う説明には、「面白い~」と頷くことはできません。

ふん、私は「石頭」なのだ。

赤石

佐渡の赤石

先だってのミネラルフェアで買った「佐渡の赤石」のかけらです。
塊を切り分け、いろいろに加工した端の部分なのでしょう、一面は画像のようにきれいに磨かれていますが、裏面はごつごつのかけらのまま。

佐渡の赤石……その名の通り、佐渡で採れる、赤い石。
レッドジャスパーと言えば、天然石好きさんには「ああ!」とわかりやすいかもしれません。

赤い……確かに赤いのだけれど、絵の具の赤と比べると茶色っぽい。
だけど、赤い。

ネットで見ていたら、雨に濡れた赤石(塊のままの原石)の写真がありました。
その赤。
赤が鮮やかに写るデジカメのせいでしょうか。周りが緑の植物だからでしょうか。
なるほど、「赤石」と呼んで特別視したくなるのもわかる、輝く色。

磨いてきれいにすると、他の人工物と比べてしまって「くすんだ赤」にみえるのに、かけらのままで自然の中に置くと、輝くように赤く見える…………ちょっと不思議なような。

この力強く深い赤を身に付けたくて、そのうちアクセサリーにするつもり。

ところで、この赤石、ジャスパーであるという説明がるかと思うと、鉄石英、チャートであるという説明も見かけるのですが……実際はどれ?
それともいろいろな赤石があるんでしょうか。

ギベオンの疑問

ギベオン・ピラミッド

ピラミッド型のギベオン!
かなり前に買ったものです。
当時は今のようにメッキのビーズがたくさん売られるようになる以前で、今よりはずっと安かった記憶が。

ギベオンは鉄とニッケルで、扱いによっては錆びてしまうため、メッキするのはわかるんですが、個人的にはこのウィドマンシュテッテン構造の微妙な色合いが好きですねえ……。
このウィドマンシュテッテン構造は、人工的に作るのは無理と聞くので、メッキなしでこの色合いが見えているなら「もしかして偽物?」と心配しなくても済むと思うので、できればメッキなしでさび止めできないものか。
(※ギベオンなナミビアのギベオンという場所に落下した鉄隕石のこと。鉄隕石に変わりはなくても別の産地のもの……という可能性はありますが、産地によって鉄とニッケルの割合が違い、割合が違うとウィドマンシュテッテン構造の模様に違いが出るようです)



さて、このギベオン、いろいろと疑問に思っていることがあります。

今ネットで調べるとギベオンとされるビーズやブレスレット、ペンダントヘッドがたくさん売られているのですが、何しろ隕石で限りあるもののはずなのに、こんなにたくさんビーズが作れるものなんだろうか……と疑問。

いや、ギベオン、偽物があるらしいよ。
……といううわさも聞きますが、じゃあ「これが偽物だった!」という話や写真を見かけないので、本当に偽物があるのか、それも疑問。

これだけブログやSNSがあるのですから、「偽物買っちゃった!」ということがあれば、話題になっていてもいいんじゃないかと思ったり。
(これが偽物!……という写真があれば教えてください)
これがモルダバイトだと、「怪しい……」というのを実際に見てさわったので、「うん、偽物がある」と納得できているんですが。

さらに疑問。
「鑑別書付きです、本物です」
……と売っているのもよく見かけるんですが……。

メッキしているものでも鑑別が可能なのかどうか。(鑑別については良くわからないので、素人の疑問ですけれど)

すでに述べたようにメッキなしならそのビーズが何でできているか、硬さなどで調べられるし、見た目でこれはウィドマンシュテッテン構造だ……とわかるでしょう。
でも、メッキしてあったら?
……いや、ジュエリーでもメッキがあるだろうから、それを調べる方法もあるんだろうか。

もう一つ。
「鑑別書付きです、本物です。ご安心を」……と売っているもので、鑑別書の写真を着けているところがありますが、
これを拡大してみていくと、
「物質名:天然隕石、宝石名:アイアン・メテオライト(鉄質隕石)」
というものと
「鑑別結果:天然隕石、ギベオンと認む(メテオライト)」
という結果が出てきます。

この結果を疑うものではありませんが、結果「アイアンメテオライト」と言っている方は、ギベオンだとは一言も言っていないので、
「ギベオンです、鑑別書ついてます、本物です」
……といってしまっていいものかどうか。
鉄隕石には、ギベオンのほかにもカンポ・デル・シエロやシホテアリン、ムオニナルスタ、セイムチャンなどいろいろあります。
中でもギベオンは最もたくさん売られている鉄隕石ではありますが、「鉄隕石」という結果だけでは、(厳しく言うと)ギベオンとは言えないわけです。

もう一方「ギベオンです」と言っている方は……聞くところによると、鑑別書というのは、その石がなんであるか、加工されているかどうか(されているとすれば何か)を判断するもので、産地までは判断しない……たとえば、「鑑別結果:ヒマラヤ水晶」ということはないそうなんですが、ギベオンというのは産地名なので、「鑑別結果:ギベオン」はどうなのか。
鉄隕石と言っても鉄とニッケルの成分比などに違いがあり、そのためにウィドマンシュテッテン構造に差が出ているように思うので、成分比を調べたらこれはギベオンと判断可能かもしれませんが、メッキされているのにそれが可能かどうかも分からないし、「鑑別結果:ギベオン」の鑑別書を眺めてみても、成分比を調べた結果が書かれていないような。
鉄隕石で最もメジャーなのがギベオンだからギベオンでいいでしょ……なんてことはないですよね?

鑑別書は「本物証明書」ではないので、ついているなら、それが何を言っているかしっかり見てみることをお勧めします。
しかし……お勧めするんですが、ときどきその内容がわからなくなります。
困った。

青!

フローライトはいろいろな色があります。
中でもブルーとピンクはレア目できれいなので人気です。

かくいう私も、
「ブルーのフローライトが欲しい!」
と叫んでました。

ブルーのフローライトはほかの産地にもありますが、フランスの青が特にきれい……といわれていて、憧れでしたっけ。
秋の澄んで高い青空のような青!
……と思っていたら、最初に手にした青は、緑がかった濃い色の……だけどカラーチェンジの青

まさか、大きめカラーチェンジのフローライトを見つけるとは思っていなかったので、これはこれでびっくりラッキーだったのですが、やっぱり、青らしい青が欲しい。

その後手に入れたのが、今回の石。

ブルー!

青!

まるで測ってくっつけような一粒の水晶が、チャーム・ポイント♪
全体が均一な青ではなく濃淡のゾーニングになっていて、それが何とも柔らかな色の揺らぎを生み出しているようです。

青といえば、アメリカ・ミューメキシコ産のもありますが、やっぱり何となく青みが違う。

この石を手に入れたので、以来、フレンチ・ブルー熱はおさまっております。

ラズベリー・ガーネットの覚書。

こちらで登場したラズベリー・ガーネットについて覚書。

ロゾライト

白い母岩は、珪灰石。

このかわいいピンクはグロッシュラー(灰礬柘榴石)……アルミニウムとカルシウムを主成分とするガーネットのカルシウムの一部がマンガンに置き換わったための色。

ロゾライト2

内部の黒いところは、素人考えでマンガンが多すぎて黒くなったかと想像していたら、大はずれ。

黒い部分はメラナイト(黒いアンドラダイト)だそう。(アンドラダイトはカルシウムと鉄を主成分とするガーネット)
アンドラダイトの鉄の一部がチタンに置き換わると真っ黒メラナイトになるそうです。

……フクザツ。

シャープ

まっすぐファーデン

ファーデン!

このファーデン・ラインを見よ!

まっすぐ、そして先細り。

ファーデンもいろいろあるけど、考えてみるとこういうファーデン・ラインって見かけないような気がするんですよね。
形もいいし、透明度にはちょっと欠けるけど緑泥混じり。


外形のシャープな形と、中のラインを、何とか一枚に収めてみました。

ブランドバーグ・グリーン

先日の、ミネラルフェア in 横浜赤レンガ倉庫の戦利品です。

ブランドバーグ・グリーン1

ナミビアは、ブランドバーグの……グリーン・クォーツです。
4センチほどの小さな母岩の上にクローライトと思われる緑の鉱物、その上に透明水晶が結晶していて、緑の鉱物は一部水晶の中に内包されて、全体が淡いグリーンに見えています。

ブランドバーグ水晶はいろんなタイプがあるんですが、ブランドバーグと言えば、まずアメジスト……アメジストのファントム入りが思い浮かびます。
この石を買ったお店にも、美しいアメジストファントムがたくさんあったのですが、アメジストはとりあえず持っているので、見たことがなかったこの小さな緑をチョイス。

一緒に選んだのはプレナイト付水晶(これもブランドバーグ産)。こういう水晶がブランドバーグで出ていたのを知らなくて、思わず中国産? と思ってしまいました。

あ、考えてみたらブランドバーグ産水晶、久しぶりだ。

ブランドバーグ・グリーン2

不思議な虹

先日の、 ミネラルフェア in 横浜赤レンガ倉庫での戦利品。
コンゴ産のイリス・アメジストです。

イリス・アメジスト

水晶における虹には、いろいろあります。
ひとつは、クラック(ひび)に現れるもの。
ひびの隙間が絶妙なはばであることで、そこで光の屈折が起こって虹が見えます。
なかには、ひびではなく結晶と結晶の合わせ目に見えるものもあります。

ふたつめは、結晶の内部に鉱物の薄膜ができている……といわれているもの。
これについては理解半ば。

みっつめは、あのインドのレインボー水晶。
レインボー水晶と言う名前で誤解されていますが、これはクラックの虹とは別物です。
水晶の内部、錐面と並行に……ファントム状に虹が出ます。
ファントムと同じ原理の微細な層状構造によるという説が出ていましたが……そういえば、仕組みが研究されているとかいう話の結果はどうなったのだろう。

よっつめは内部ではなく表面。
水晶の表面が天然で薄い酸化被膜に覆われ、そこに虹が見えます。
天然アクアオーラと言えば分るでしょうか。

いつつめは人工的な加工。
ずばり、アクアオーラのシリーズです。

そして今回もう一つ。
表面に細かな筋……もしくは内部に微細な層状構造があって、それがCD表面と同じ効果になって虹が見えている……というのですが。
表面が天然コーティングされているならば、結晶全体に虹が出ますが、これは結晶と結晶が外れた剥離面のようなところや割れた破断面みたいな部分に出ます。
これは、天然コーティング虹とは思えません。
ひびならもっと内部に見えるはずだし、インドの天然レインボー水晶なら、割れた断面に見えるのは変です。
しかも、この水晶、はっきりと虹が出るものは、表から見ても、裏から見ても、透かして見ても虹が出ます。

私が買ったものはそこまで見えませんが、割れた断面の表面に虹が見える……ような。
店頭でいろいろ見せてもらい、結晶の一部にちらりと虹が見えるタイプは、レインボーガーネットに似ているように思えたので、もしかしたら、仕組みも似ているのかも。

頑張って写真に撮ってみましたが……とりあえず忘れないようにメモ。

バッタリ3

ばったり3

国産~!

こちら、そしてこちらに続いて、バッタリ鉱山第3弾。

驚くほど透明度が高い水晶の中に、和紙で作ったかのようなふんわり丸みを帯びたファントム。その表面にちょこちょこくっついた何か。
これらは角閃石なんだそうですが、見れば見るほど面白い造形です。

角閃石入り水晶は、世界各地にあれど、この面白さはこの産地のもの……といってもいいんじゃなかろうか。

美しい……。

キラキラ・ファントム

マイカ・ファントム

ネパール、ガネーシュ・ヒマール産のヒマラヤ水晶です。
お気に入りの石なんですが、いまだに満足のいく写真が撮れません。
いい加減白旗を振っての登場です。

ガネーシュらしい形でもなく、クラックが多い……確かにそういう石なんですが、この石の魅力は、ファントム。
上から三分の一くらいのところに、ファントムがあるのが見えるでしょうか……?

このファントム、実は銀色にキラキラする内包物……おそらくは雲母だろうと思われるもののファントムで、肉眼ではちゃんと見えているんですが、写真に撮ると、超と光を反射してしまうクラックのキラキラにまぎれて見えません。

下部にはヘマタイトらしき内包物も散っているので、ファントムを形作っているのはヘマタイト片である可能性もあります。

とにかく、あまり見かけない銀色キラキラファントム。

これを、きれいに写真に撮るにはどうしたものか。

羽毛・アクアマリン

ふわふわ・アクア

パキスタン産のアクアマリンです。
大きさは鉛筆よりもやや太め、長さは7センチくらい。

両端が折れているように見えますが、そうではなくて、何かに接触したために成長できなかったようで、折れた破断面ではありません。

ごらんのように、半ばあたりが白濁していて……この白濁具合が不思議。

アクアマリンでは、途中から白濁しているものがよくあります。
これもそうだし、これもそう。
ガーネット入りのこれこれも半分白濁です。
だから、白濁自体は珍しくないんですが……。

ガーネット入りのこれこれのアップ写真を見てください。
白濁部分は、文字通りの白濁。ミルクでも入れたようにふんわり濁っています。

しかし、今回の石の白濁は違う。

透明部分にたくさん白い筋が入っているのが見えるでしょうか。
これは表面の傷ではありません。内部に何か羽毛のようなふわふわが入っているような……でも、ルーペで見てもそれが繊維状なのかなんなのかわからない。
まるでホログラムのような内包物で、それがたくさんあつまって白濁しているようなのです。
集まった様子は、まるで羽毛のふわふわ。

ふわふわ・アクア2

いったい、これはなんだろう?
同じようなふわふわを見かけないので、よけいに気になります。

第3回ミネラルフェスタ in 横浜赤レンガ倉庫

行ってきました。
第3回ミネラルフェスタ in 横浜赤レンガ倉庫。

まず。

明日、明後日に行かれる方は、
ペンライト持参をお勧めします!


いや~、第1回目に行ったときはそんなに気にならなかったように思うんですが(2回目はパス)、なんだか会場が暗い。
照明の数が少なくて、しかも黄色い白熱灯系の色合いなので、石の色が良く見えません。
自前の照明を付けているところもありますが、それでも足りない感じです。

私は、出がけに思い立ってペンライトをカバンにつっこんでいったので、大変助かりました。

それから、これはあの会場をすでにご存じの方には関係ないですが、2階は部屋が3つ続いてます。
入り口だけ見てお帰りにならぬよう。
奥の部屋で研磨やワイヤーアクセサリーの体験コーナーをやってます。

今回は……先月ミネラル・ザ・ワールドがあったばかりなので、さすがに目新しい石は減った感じです。
とはいえ、ルース、ビーズ、原石、アクセサリーの店が入りまじっているので、いろんな趣味の石好きさんが楽しめるんじゃないでしょうか。
中には2割引きとか、最大7割引き!と頑張っているお店もあるので、いろいろ探してみると楽しいです。

私はと言えば、会場に入った1回で、イリスアメジストに引っかかり、2階でプレナイト付ナミビア水晶とコネチカット州水晶、最後に佐渡の赤石のかけらをゲット。

ヒマラヤ水晶で、手に取ったのはいくつかあったんですが、買うには至らず。
アフガニスタン・パキスタンのショップはいくつかあったけれど、さほど目を惹く品に出会えず……。
うーん、今は不調なんだろうか。

あやしい、というか変なものもありました。

ケセラストーンの原石を売っているところがあったんですが、名前が「オパール・イン・フェルスパー」……違うでしょう。

レピドクロサイト入り水晶のクラスターが「スーパーセブンストーン」。

今回初めて見たのが、モザンビーク産レムリアンシード。どこのだれがレムリアンと判別したのかは知りませんが「ソウルシェパード」と言う別名を聞いたことがあります。

……私はややおとなしめに終えましたが、みなさんはいかがでしたでしょうか。




ずっしり

topaz-quartz-2_20120412153143.jpg

パキスタン産の水晶&トパーズです。
アフガニスタン・パキスタンものとしては個人的ブーム以前に買ったもので、かなりの古参になります。
このころは原石のトパーズと言うだけで珍しかったのですが、その後アフガニスタン・パキスタンブームがやってくると、もっと色が濃いもの、ピカピカなものを見かけるようになってしまい、登場の機会を逸していました。

しかし。
今こうやって見てみると、確かに色は淡いし、表面はややかさついた感じではあるけれど。くっついたアルバイト(曹長石)もちょっとボロけてる感じだけれど。

水晶やトパーズの形は美しく、欠損なしでほぼ無傷。
そしてそれぞれの結晶が2センチ以上ある、しっかりサイズ。
しかもクラスター(いちおう)。

この石よりも後に買ったトパーズで、これと同じくらいの大きさのクラスターがないというのは、買えないほどに高かったか、大きいものがなかったということで……この石を持っていたのは、実はラッキー。

物がトパーズなので、水晶のクラスターに比べてずっしり重いです。

レッド

レッド・スレイマン

スレイマンと呼ばれている白黒アゲートがあります。
数年前に一時期話題になり、その後人気が落ちたか……と思っていたら、最近ビーズで出回るようになったことがをきっかけになったのか、このブログの検索ワードでも連日見かけます。

私が知る限りでは、スレイマンというのはインド産。
白黒の色合いが似ているために、メキシコの白黒マーブル(大理石)がスレイマンと呼ばれていることがありますが、あれは違うでしょう。
ぜぶら・まーぶる※メキシコのゼブラ・マーブル

さて、スレイマンといわれているのはアゲート。
すれいまん
よく見ると、白い部分にアゲートらしい繊細な縞模様が入っていたりするとわかりやすいです。

ところが……天然石というのは、人工物のように均一にならないところが面白さでもあるわけで、同じ産地のアゲートでも、スタンダードな模様ではないものもあります。
そして、私は変な水晶好きであるように、こういうものでもスタンダードから外れたタイプが好きだったりします。
そこで見つけたこういう模様……
スレイマン・縞
スレイマン・縞2
スレイマン・縞3
……これもスレイマンらしいのです。

スタンダードなスレイマン・アゲートと一緒の箱に入っていたもので、あまりに模様が違う場合は、
「この箱の中のアゲートは、全部同じ産地のものですか?」
と確認して買っているので、お店がよほどいい加減でない限り、大丈夫だと思います。

そして、今回の赤い模様のものも、スレイマン。
やっぱり白黒スレイマンと同じ箱から選びました。(同じ産地?と確認済)

ビーズの場合も、白黒以外の色が混じっている場合もあるようで、こういうタイプが「レッドスレイマン」と呼ばれていたりします。
でも、「レッド」というなら今回くらい赤くないと!……と思いませんか?

実体のない価値

斜めライン

トルマリンです。
クラックなどが目立つものの、光にすかせばご覧の通りの美しさ。
買ったのは、ずいぶん前。大きさは4センチほど、石屋ではないエスニック系雑貨店で、1000円でした。

わたしとしては、ミネラルショーなどで隅から隅まで探せば、もっと安く手に入るかもしれないけど、まあ、これくらいでしょうという値段なんですが、じゃあそれが相場かと言われたら首をかしげます。

パワーストーンの分野において、「相場はどれくらい?」という質問をよく見かけるんですが、石に相場なんてあってなきがごとし。
たとえば、「緑で、4センチくらいのトルマリン」といったところで、透明度や色合いの鮮やかさ、クラックの多さなどで、値段なんて簡単に変わります。
頭(結晶の先端)が無傷かどうかも影響します。産地や、たまたまその時たくさん産出したか、ここしばらく産出がなかったかによっても変わります。

そんな状態なのに、「相場」といわれたって。
買うにあたっては、そういった常に移り変わる状況を思い起こし……興味のある石は、ネットショップでも眺めているので、それらと実物を突き合わせて、「まあ、これくらいか」とその場で判断するのが関の山。

それに加えて、店の諸経費(人件費や家賃)、仕入れた時の円相場、仕入れのルートや規模(一つ一つ選んで仕入れれば高くなり、ロットでごっそり仕入れれば一つ一つはやすくなる)など、石の質とは直接関係ないところで石の値段は変わります。

ときどき「値段が高い方が効果がありますか?」と言う質問がありますが……。
たとえば、ミネラルショーでは、ショップも石を仕入れます。A店がB店から石を仕入れ、そのまま同じショーの自分のブースで売ってしまうこともあります。
ショップ間の仕入れで業者価格だったとしても、最初に売ったB店だって自分の利益は確保しているわけですから、たいていはB店価格よりA店価格は高くなります。
高い方が効果があるというなら、同じ会場内でB店からA店に場所が移動しただけなのに、B店より高く売ったA店で買った方が効果が高い?……なんて馬鹿なことがあるわけありません。
値段と効果は連動していない。連動しているとしたら、持ち主さんの満足度の方でしょう。

最近は「この石の価値はどれくらいでしょうか?」という質問も多くなってきました。
価値となると価格よりもさらに微妙です。

たとえば私はこの石を1000円で買いましたが、じゃあ、この石が1000円の価値があるかというと、どうでしょう。
1000円の価値というからには、この石が1000円で売れるのか。
石を扱う店、あるいはリサイクルショップに持って行ったら1000円で買い取ってもらえるか。

……無理でしょう。

買うなら1000円というのは、まあ、こんな値段かな?ですけど、売るとなると……値段はほぼつかないと思います。
石に限らず、たとえば本でも同じです。

石を判断する手がかりとしての値段や価値だというなら、かえって面倒くさいと思います。
石を判断するならば、やっぱり石そのものを見なければ。

花の色

ピンク電気石

なんと2008年のIMAGE2008の戦利品。
このときは、母岩付きのピンクトルマリンが、色つきトルマリンにしてはお手頃価格で、「うひょひょひょひょひょ」と奇声を挙げながらいくつも選んでしまった年でした。

小さいけれど、先端部分の色が濃いところがポイントの1号
透明度には恵まれなかったけれど、一応ピンクトルマリンを(一部)内包した水晶と言うことになる2号
母岩とトルマリンのバランスが良かった3号

……ということは、今回の石は4号!

この石のポイントは、なんといっても色の冴え。
とてもかわいいピンクなのです。

いや~、同じ種類の石をこんなに買っちゃうなんて、と思わないでもなかったんですが、その後同じ産地のピンクトルマリンを見ていると、順調に値段がランクアップ、ついには同じくらいの大きさひとつで、私が複数買った値段に迫る勢いです。
あぶない、あぶない。

小さい「ッ」の位置

シャッタカイト

先だっての某研究所即売会で買った2つのうちのひとつ。
ナミビア産のシャッタカイトです。

シャッタカイトと言うと、もっと濃いというか、青!という色合いだと思っていたんですが、これは「水色」
シャッタカイトオンリーだとほわほわした放射状になるようで、それに比べると、こちらは水晶か何かの結晶が絡んでいるようす。小さい水晶に内包されたものがもこもこ丸くなって群れている感じです。
そのせいで色が淡く見えるのでしょうか。

もうちょっと引いてみるとこんな感じ。

シャッタカイト2

濁った淡めスモーキーに水色のもこもこがくっついているようすは、とってもかわいい!
しかも、シャッタカイトは値段も高い印象だったのですが、これは、野口博士三人未満という、比較的庶民価格。
できれば水晶に内包されたもの……と思ってたんですが、このかわいさならばOK!

さて、シャッタカイト。
綴りは画像にも入れておいたようにShattuckite。和名はシャタック石。シャッツク石の表記も見かけます。
アリゾナ州ビスビーのシャタック鉱山(Shattuck mine)にちなみます。
ビスビーといえば、ターコイズの産地としても有名です。……それも道理、ビスビーは銅の鉱山で、その一部でビスビー・ターコイズが出ている……ターコイズの青も銅、シャッタカイトも銅の鉱物なのです。

ところで、ちょっと不思議に思うことがあります。
Shattuckiteはシャッタカイト。なのに和名や鉱山名は、シャタック。「ッ(小さいツ)」の位置が違いますよね?
もしかして、正しくはシャタッカイトが、読みにくくてシャッタカイトになってしまったとか……そんなことだったらどうしよう。


腹黒薔薇色?

ロゾライト

以前、分離単晶を手に入れ、そのうちクラスター(母岩付き)が欲しいなーと思っていた石。

それがこの「ラズベリー・ガーネット」です。

一年365日+うるう日に石を当てはめた誕生日石というのがあって、その1月18日にあてはめられています。
ところが名前が「ローゼライト」になってるんですねえ……。

ローゼライトって、色は似ていてもガーネットじゃない違う石なんだけどな。
この、ラズベリーというよりローズピンクといいたいガーネットの別名は「ロゾライト」。
だから、1月18日の誕生日石もローゼライトではなく、ロゾライトと言うべきでは。

最近「ローゼライトガーネット」と表記して、パイロープかロードライトに見えるのを当てはめているのを見かけますが、これは変だと思います……。

さて、この何ともかわいいガーネットは、母岩が白く、そこに小さい結晶がつぶつぶつぶっとくっついていると、まるでお菓子のような愛らしさ。
私が今回買った石は、結晶はちょっと大きめ、数は少なめ、でもその分色の美しさと全体のまとまりが良いのです。

ところで、このガーネット、きれいなだけではありません。
……実は、なぜか内部が黒い。

ロゾライト2

美しい薔薇色の中は腹黒。



ペグマタイト2.5

ペグマタイト2.5-2

池袋ショーの戦利品です。……ただし、2010年の。

この年の池袋ショーは、強力呪文「ハーフ・プライス」にしてやられた年だったのですが、この石も良く似た「最後なのでお安くしますよ」呪文で、最終日、もうすぐ蛍の光も流れようかと言う時間に買ってしまった石です。

と言うのも、この石については前ふりがあります。

先立つ何年か前。
(局所的)アフガニスタン・パキスタン石ブームの真っ最中だったころ、友人が買った石が発端です。
その石は、濃すぎず、薄すぎず、素晴らしく透明度と照りの良いスモーキーに雲母やアクアマリンなどがくっついた、美しい石でした。
水晶、雲母、アクアマリン……とくれば、それは、パキスタンらしいペグマタイト鉱物のセット。

私はその石に、勝手に「ペグマタイト1号」と名前を付け、「2号が欲しい~」と叫んでいたのです。
その時は、原石がどんどん入荷している頃だったので、そのうち同じとまでは言わないまでも、似たものが出てくるだろう……と思っていたら、その店では原石をあまり入荷しなくなってしまい、2号に巡り合うことができないでいました。

そこで見つけたこの石。

スモーキーとしては色は淡くて、内部のクラックで向こう側を透かし見ることはできないけれど、照りはそこそこいいし、水晶そのものの透明度は上々です。

くっついているのは雲母とベリル。アクアマリンと言えるほどの色味はないので、ベリルです。

……となると、これはペグマタイト鉱物セット。
1号に比べると小さく(逆に手ごろな大きさ)、色味が全体的に薄いので、2号と言うより2.5号と言う感じですが、ベリルと雲母が絡み合うあたりが見どころ。
水晶からベリルが突きだしていたりするところも面白い。

しかも「お安くしますよ」呪文で、推定3割引き。

ならば……!
ということでゲット。

結果、今でも満足しているのですが……意外に写真写りが難しい石でした。
淡いスモーキーに雲母、色味のないベリル……ということで、全体的に「色がない」。
そのために、どういう光でとってもモノトーンっぽくなってしまい、しかも石の形をきれいに撮ろうとすると、雲母+ベリルのごちゃごちゃ部分が陰になる。

ここが見どころなのに!

ペグマタイト2.5

ホワイト・マニカラン

ホワイト・マニカラン

先だってのミネラル・ザ・ワールド in 横浜の戦利品です。

産地はインド北部、マニカラン。
ご覧のとおりの白いガーデン水晶です。

会場をぐるぐる歩き回っていたときのこと、とあるショップでインドのヒマラヤ水晶の均一セールをやっていました。
箱の中にころころと入れられた石が、それぞれ300円、500円。
友人とそれを見つけて、
「これは、『掘る』のが礼儀というものでしょう」
……とがさごそ漁りました。

二人とも、意味や効果ではなく、「石は自分の好みで選ぶ」主義なので、お店が「これは均一セールレベル」と判断した石であっても、そこから自分好みの石を探すのです。
むしろ安くてラッキー、これは探さねば、の世界。

この石を見つけたのは300円箱の中です。

その箱の中ではやや大きめの、白濁した……というより不純物だらけで透明感のないかけらに見えたものをひょいとひっくり返してみると。

おお、いいじゃないか!

わたしとしては、これが300円箱にいたことが意外です。
確かに透明部分は少ないかもしれないけれど、メインフェイス(一番大きい錐面)から白いもこもこの内包物が見える様子は、なかなかのもの。

ホワイト・マニカラン2

実は横から見るとこんな風で、この不純物……というか内包物の多さが300円箱行きの原因かもしれませんが、それでも白いもこもこがこんなにきれいに見えるんですからいいでしょう。

「コレください」と会計するときに、お店の人が見て、
「ほとんどガーデンですよね~」
とおっしゃいましたが、いやいや、ほとんどじゃなくて、しっかりガーデンだと思います♪

この内包物の様子から見るに、こちらと同じタイプ。
先に買った方も、意外に安くてホクホクしてましたっけ。

安くても、私はこれに魅力を見つけた。ゆえにこの石は、(私にとって)いい石なのです。

ファントムが語る

リチウム・スフィア

くすんだ色合いですが、リチウム・クォーツの丸玉です。
細かいファントムがぎっしりです。

一番手前、一部ファントムの層が異なっているのは、丸玉全体が一つの結晶ではなく、この部分は別の結晶なのでしょう。
すると、この状態でこの石にスターが出たら、いったいどのように見えるのでしょうか。

偏光板と雲母板で水晶のエアリー・スパイラルを見た場合(透明だったらですが)、どのように見えるのでしょう。

ファントムがあることで見えてくる結晶の向きや組み合わさり方が面白い……そんな石なのです。


ぽろぽろこわい

国産水晶!

和賀仙人鉱山

岩手県の和賀仙人鉱山の水晶です。
根元の方にヘマタイトが皮膜状に……部分的にはぽわぽわとした感じでついていて、部分的には内部にも入っているようす。
内部には白い繊維状の物が内包されているようにも見えます。

和賀仙人鉱山はいろいろな鉱物が採集できるのだそうで、ヘマタイトも、小さなアイアン・ローズ状になったきれいなものの写真を拝見したこともあります。
……が私が持っているこの水晶にくっついたヘマタイトは、……たとえて言えば、磁石に砂鉄がくっついたような、よく言えば繊細……ずばり「ぽろぽろ落ちそう」。

実際、固定しているホットボンドの上に粉のようなヘマタイトが落ちていて、見るたびに増えている気がしてどきどきです。

この繊細さが魅力でもあり、脅威でもあり……これ以上ぽろぽろしないでー。

和賀仙人鉱山2

ちょっと青っぽい?

グリーン。アポ

グリーン・アポフィライトです。

好きなんだけど、「これはーッ!」と飛びつく石かというと、そこまでではないような……という妙な自覚がある石。
なぜなんだろう。
とかいいながら、複数個持っているわけですが、複数個持っているからわかることとというか疑問なことが。

グリーン・アポフィライトと言うけれど、色味はひとつじゃないよねえ?

例えばこちらのグリーン・アポフィライトは、どちらかと言うと黄味系緑。若草色と言いたい色合いです。

対して今回のグリーンは、どちらかと言うと若干青み系グリーン。

しかも、若草系グリーンは、全体に色づくというより根元の方が緑で先端に行くにしたがって透明になる傾向が多いです。
リンク先の石も、DTなのではっきりしませんが、根元にあたる真ん中あたりが緑で、先端が透明。

一方、今回のような青み系グリーンのアポフィライトは、全体がまんべんなく色づいている場合が多い様子。
形状も太くなったりキューブ状にならないで、細身の結晶が多い印象があります。

色味の違いは、発色原因の成分(どういうものかは知りませんが)の違いなのか。それが形状にも影響を与えているのか。
あるいは成長した環境の違いが、色と形を左右しているのか。

プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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