INFORMATION
top-red

石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
石好きさんも、これから石好きさんになる方も、どうぞ覗いてみて下さい。

楽天ブログは更新を停止しています。 掲示板や記事へのコメント欄は開いておりますが、見落とす可能性が高いので、こちらにコメントいただくか、画像掲示板web拍手の一言メッセージ等をご利用ください。

石好きサイトを結ぶ近道リンク(別館サイト内) 


石の素材サイト         ブログの保存版別館サイト。 
  

画像掲示板です          どんどん増えてます!
  

ブレスなどハンドメイドのためのセカンド・ブログ



石好きが高じてブレスレットやワイヤーラップ・ペンダントを作ってお店に置いていただいてます。
パーフェクトストーンさん
 ※KUROのページはこちら
※当サイトの文章・画像等の無断使用・転載・直リンクは固くお断りいたします。
 使用される場合は、画像を改変せず、出典を明記、当ブログへリンクして下さい。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雪山ファントム

雪山ファントム2

先だっての横浜・ミネラル・ザ・ワールドの戦利品。
インド北部、ヒマラヤ水晶の範疇に入る、パルバティ渓谷産水晶です。

ごらんのとおり、真っ白で端正なファントム!

今回のミネラル・ザ・ワールドは、2日目に行ったので、この手のファントムはこれ一つしかありませんでしたが、お店の人の言うところによると、このほかにもいくつかあったらしく、
「この雪山ファントムは人気でしたよ~」
とのこと。

この石は、写真の向かって左側に写っている、結晶の剥離面が目立ったために、一つ残っていたようです。
たしかに目立つ痕跡ではありますが、割れたダメージではないし、中のファントムに影響はないのですから、良いでしょう。

パルバティ地図

パルバティ渓谷は、インド・ヒマラヤ水晶の中心的産地の一つであり、クル渓谷を流れるビアズ側に流れ込む、パルバティ川が削った渓谷です。
溶け水晶のアイスクリスタルの産地、マニカランも、このパルバティ渓谷の一角にあることになります。

マニカランのアイスクリスタルはかなりの個性派でしたが、大きくパルバティ渓谷産とされる水晶は、はっきり言ってインドのクル産と区別がつかないです。
もしかしたら昔はクルもパルバティもいっしょくたにクル産として流通していたのかもしれません。

このように、クル、パルバティと産地名を分けて売られている石でも、石だけを見せられたらなかなか区別できなかったり、個性的な水晶と一緒にほかの産地の水晶と似たものが採れることがあったり、逆に一つの産地で……狭い範囲で個性的な水晶がたくさん出る産地もあります。

ネット上で、こんな質問を見ました。

「ブレスレットの浄化に用いるのに、ヒマラヤ水晶とアメジスト(のクラスター)では、どちらが浄化力が強いだろうか?」

これにたいして「ヒマラヤ水晶が強いと思う」という回答が返っていたのですが、私はそこでハタと考え込みました。
私はヒマラヤ水晶好きですけども、ここで「ヒマラヤ水晶が強い」と即答できるかどうか。

アメジストと言ったって産地はいろいろです。浄化でクラスターということなので、ウルグアイやブラジルのつくつくクラスターのことだろう……と絞り込んだところで、ウルグアイとブラジルでは違う。
もちろんヒマラヤの産地も多彩です。いや、ヒマラヤならばインドもネパールもどこの産地もパワフルだ!……としても、ヒマラヤ水晶ですと言いながら四川省産だったらどうするか。

四川省産というと、この場合は透明で細い結晶が群れたクラスターを指しますが、ただ四川省産というならば、プレナイト付があったり、エピドート付・ヘマタイトファントム入りがあったりとこれまた多彩。

どこまでを「同じ」とみなして、どう比べるのか。(浄化力というのが比べられるとして)
産地ごとの個性に魅せられている身としては、改めて問われると、どっちが強い?の「どっち」の時点で蹴躓きます。
むしろ、「赤と青はどちらがいい色?」のように「赤も青もいろんな色合いがあるし優劣はつけられない。好きな色がその人にとってはいい色」……というのと同じことのように思われます。

今回の石にしても、ヒマラヤ水晶ではあるけれど、ヒマラヤ水晶と大雑把にまとめてしまうにはもったいない。
どこか「やわらかさ」「明るさ」を感じる透明な水晶の中に、くっきりはっきりとファントム。
ファントムの質感の柔らかさが、水晶全体の雰囲気と合っているのも、魅力の一つだと思います。

雪山ファントム3

向きを変えると、こんな感じ。
母岩……というか、ちょっぴりクラスターっぽくまわりの結晶も一緒にくっついているのもいい感じ。

そういえば、このファントムや、まわりの小さい結晶の内包物は、こちらや、マニカラン産といわれたこちらの石と似ています。
ふむ……もしかして、意外に産地は近いのかもしれないです。
スポンサーサイト

御嶽山

ちょっくら暑さから脱出してきました。
この数日は御嶽山へ。
……といっても、私は、登山組を見送って途中の田ノ原で山を眺めていただけですが。

御嶽山の七合目にあたる田ノ原は標高2180メートル。
涼しかったー!

29日は、朝焼けがきれいでした。

朝焼け

田ノ原からみた中央アルプス(たぶん)

中央アルプス

御嶽山
御嶽

遊歩道で見かける黒いもこもこ。
面白いので毎年写真に撮ってしまう。
……調べたら、シラビソの花(松ぼっくりみたいなもの)らしい。
シラビソ


ブルー・クラスター

暑かったー!
いや、むしろ熱かったといいたい気分。

なので、目に涼しい色合い希望!

ブルー・クラスター1


インディゴライト入りの青水晶です。

色は淡いけれど、その分インディゴライトは細くて、まるで水晶そのものが色づいているような繊細な青。
透明感もあって、今の季節には非常にうれしい涼しい色。

インディゴライト入り水晶登場以前は、青水晶といえば、スペインはマラガのアエリナイト入り水晶でした。(のちにマグネシオ・リーベッカイト入りという説明も出てきましたが)

マラガの青がけっこう産出量が少なかったのに対し、ブラジル、ミナスジェライス州、イティンガのインディゴライト入りは、かなりまとまって産出したので、青と言えばこれ、というくらいに、あっという間に有名になりました。

とはいえ、一時期に比べて細いインディゴライトが内包され、水晶全体が青く(透明感あり)に見えるタイプは少なくなってきたような。代わりに、しっかりと針状で内包され、そのために「青ルチル」なんてな違いも甚だしい名前で呼ばれるタイプが増えたような気がします。(ビーズに磨いたためによけい目立つのかも。

しつこく繰り返しますが、ルチルといったら金紅石。
ルチルクォーツといったら、金紅石(ルチル)が内包された水晶のこと。

ルチルという名前には「針状の」という意味合いはないのですから、「商品名だから」(←誤解されまくりの名前は大却下)、「通じるからそれでいい」(←がっかりする人がいる人がいる以上却下)と、インディゴライト入りを青ルチル入りと呼ぶのはおかしいです。

黒や赤のように、似ていて間違える……というのならばまだしも、ルチルにはっきり青はないのですから、「青ルチル」はやめましょう。
しつこく言います、青「ルチル」じゃないぞ。

口うるさいのはここまでとして……。
写真の石は、なんと、2009年の新宿ショーの戦利品です。
こちらの石と一緒に、最終日に買いました。
写真の石は、長いところで10センチくらいのクラスター、もう一つ(リンク先ページの石)は水晶部分だけで約10センチ。
どうして最終日まで残っていた!
いや、残っていてくれて嬉しかったんですが。

ガツンと大きい方か。
それともこちらの繊細な色合いのクラスターか。
悩みに悩んで選びきれず……

「二つだったらいくらになります?」

ミネラルショーの常として、一つより複数買って、まとめて「安くして」の方が成功率が高いです。
さらに、最終日は大型石の値引き確率が(初日、2日目より)高くなります。
特に、海外業者さんは、大きな石は持って帰るのも大変なので、少々値引きしてでも売りたい場合があるからです。(注:必ずディスカウントしてくれるわけではありません)

ふたついっしょ、しかも最終日という条件が重なったせいでしょうか。
提示された値段は、今思っても破格。
かくして私は最終日の伏兵に敗れ去ったのでありました。

ついでに、別角度で撮るとこんな感じ。

ブルー・クラスター2

こんな伏兵だったら、全面降伏しちゃいますよ……。





チョコレート・クォーツ

先日のミネラル・ザ・ワールド戦利品。

チョコレート・クォーツ

えー、いわゆる「ザギマウンテン・クォーツ」です。

ただし、わけあって、個人的には「ザギ・クォーツ」と呼ぼうかな……と思います。
画像には、売っていたお店が付けた名前の、チョコレート・クォーツとしました。
チョコレートというより、キャラメルという感じの色合いで、日光にかざすと、何となく透けるくらいの半透明です。

この色合いのもとは、繊維状のインクルージョン。
とても細くて、カボションに磨いても一見繊維状とは分からないくらい。
ザギというのはパキスタン中部の山です。
ザギマップ


おそらくこの産地だろうと思われるパキスタン産水晶と
ザギ1 ザギ2

似てるけどアフガニスタン産と言われたのは持っていたんですが、
あふがん1 あふがん2

きっぱりザギと断言されたのは、これが初。
今まで持っていたのはそれなりに繊維状内包物が肉眼で確認できていたので、内包物の細さではこれが一番繊細です。

さて、この内包物、ちょっと曲者でして、
最初は「ルチルとトルマリン(黒い針状の部分)」でした。
次に
「アストロフィライトとエジリン」説が出ました。
その後別産地でアストロフィライト入り水晶を見たので、アストロフィライトが水晶に内包される場合があること、内包されたものはザギの水晶ではちょっと荒め(太め)の繊維状内包物に似ていたので、ザギのがアストロフィライトもあり得ると考えました。

そして、今回買ったのをきっかけにもう一度調べてみると
「アストロフィライトとリーベッカイト」説
「角閃石」説
……いったいどれだ!

mindatなどの海外サイトを見ても、ルチル? とか わからない、とか、アストロフィライトとか、説が分かれる様子です。
いや……説が分かれるのか、実際いろんな内包物のタイプがあるのかも不明です。

個人的にはちょっと硬そうなのがアストロフィライト、今回のような極細繊細タイプはもしかして角閃石?……と思いたくなってきました。
なんだか、鑑別に出しても判断する人によって意見が分かれそうです。


さて、話題を産地のザギに変えます。
以前調べた時は、ザギがペシャワールの近くだというところまではわかりました。
ショップでもザギの採掘風景と載せているところがあり、遠景に川を望む、(大きな)木の生えていない、石や岩がゴロゴロしたような場所であることもわかりました。

パワーストーン系の説明では、「聖地」とか「セイクリッドシャーマン 」とか言われています。
先日のサチャロカもそうなんですが、「聖地○○で採れた石!」と産地コミで説明されると、それがどこにあってどういう意味の聖地なのか、どうしてもっと説明しないんだ!
……という気分になるんですよね。

いったいザギはどこのどんな山だ。
「どんな」というのはショップさんの写真で雰囲気をつかむことができましたが、いったいどこのどんな聖地かというのは、相変わらずわかりません。

そこで今回は、前回も手掛かりとした「Pechawar]と「Wasakダム」「ダムから5.5km南東」をもとに再度調べてみました。
前回はWarsakダムがどこかわからなかったんですが、今回はグーグルマップのようなサイトに入り込んで、ペシャワール近くの川を検索。
ぐりぐり調べていくと、ついにWarsakダム!
ここがわかればあとは、南東へ約5キロ。

地図にするとこうなります。ザギ地図


おお、これならば、ショップの写真の通り、川を望めるロケーションです。

それにしても……ペシャワールから意外に近い。

さらにおどろいたのは、地図と共に地形図(山の凹凸を表現した地図)で見ていくと、ザギのあたりは山がそびえたつ山脈の只中ではなくて、かなりふもと。
うっすら書かれている等高線を頼りに見てみると……。

え? 600メートル以下!?

マウンテンというから、もっと高い山だと思い込んでました。

東京の高尾山が標高599メートルだそうですから、ひょっとすると高尾山の方が高かったりして!
……というわけで、私はザギマウンテンとは呼ばないことにしました。


相変わらず、聖地の内容は不明のまま。
ここら辺はガンダーラの真っただ中なので、それがらみの聖地かと思ったんですが……。
聖地情報はどこから出てきたものだろう?




見つけた!

レピド付トルマリン

ブラジル産の、レピドライト付きトルマリンです。
全体で2センチほどのミニサイズ。

ところでこの石、ずいぶん前(2007年ごろ)に買ったのですが、実は長年行方不明になってました。
買って、さっそく写真に撮ったところまでは覚えているのに、しまったはずのところに入っていない。
入れたつもりが落としたか?(だったら見つかるはずだ)
もしかしてもしかすると、買った石を包んでいた紙や袋と一緒に捨ててしまったか?(一応、すべて確認して捨てているはず)

ない、ない、ない。おっかしいな~と思っていたら、先ごろ箱の隙間から出てきました。
よかった!

……ということで、さっそく登場。
この石を選んだ理由は、お分かりいただけるかとおもいます。

小さいけれど(小さいから?)色のきれいなトルマリン。その先端にくっついているのはレピドライト。
まるで、繊細な花びらの小花のよう。
この、ふんわりやわらかい薄紫と、トルマリンのピンクが釣り合って、小さくても華やかです。

トルマリンはエルバイト(リチア電気石)。
レピドライトの和名はリチア雲母。
実はリチウムつながりのコンビなのでした。

赤い雷

ミネラル・ザ・ワールド戦利品!

サンダーエッグ

アメリカ産のサンダーエッグ。

サンダーエッグの名前はアメリカ先住民の神話に由来します。
オレゴン州のカスケード山脈にある二つの山の神様が喧嘩をし、この石を雷とともに投げ合った……ゆえにこの丸い石がそこら中に散らばっているのだ……と。
割るととこのように放射状に瑪瑙が入っていて、サンダーエッグの名前がついたのだそうです。

そういうことなので、サンダーエッグといえば、まずはアメリカ産。
オーストラリアのは持っていたんですが、アメリカのも一つは欲しかったのです。

そこに580円というお手頃価格でサンダーエッグ。
アメリカとしか産地が分からないのが困ったところですが、この赤みを帯びた色合いが美しくて手に取りました。
……この石は、名前の由来のオレゴン産なのでしょうか。

赤みを帯びた部分は、おそらく流紋岩。
黒っぽい灰色に見えている部分が瑪瑙です。

時々ブラジルの瑪瑙のジオードをサンダーエッグと言って売っていることがありますが、それはちょっと違うでしょう。
瑪瑙の中に水晶が結晶しているものではなくて、流紋岩などの丸い塊(ノジュール)の中に放射状の亀裂があり、その中が瑪瑙やオパールで満たされているものがサンダーエッグ。
ここら辺はちゃんと区別しなければ。

それにしても……雷をバリバリ鳴らしながら、こんな石をぶん投げ合った神様たちは、いったい何が原因で喧嘩したのでしょう。

意外だ、ザギ山

ただ今、ミネラル・ザ・ワールドの石を写真中。

同時にその石に(自分なりに)にじり寄るべく、いろいろ頭に浮かんだ時に検索します。

今日のちょっくら写真はこの石。

ざぎ1

ざぎ2

さぎ3

ザギマウンテンの石。
うーん、ザギマウンテンという言い方があまり好きじゃないかも。
他の石だって山だったり谷だったりするけど、特に~山、~谷とは言わなかったりするので、ザギ、とかザギ・クォーツでいいんじゃないかと思ったりします。

この石もザギマウンテン、ザギマウンテンと産地を冠して呼ばれる割に、「ここだ!」という情報がほとんどなくて、「だからどこ!」……と検索して調べたことがあります。

今回はもっと詳しく調べるべくWarsakダムをターゲットに調べまくり。道路を挟んでこちらかそちらの山だろうというところまでにじり寄ってみたのですが、ここで意外なことが。

ザギマウンテン、どうも標高は600メートル以下。
マウンテンというくらいなので、1000メートル以上はあるだろう……と思い込んでましたよ。

ショップさんでザギマウンテンでの採掘う風景をのせているところがあって、それを見ると高山と言うほどではなさそうでしたが……600メートル以下。

ところで、水晶の説明では、ザギは聖地であるということになっているんですが、検索しても聖地としての資料は出てこない。
いったい何の聖地なのか。どういう歴史があるのか。
ここらへんはガンダーラの範囲内になると思うんだけど、ガンダーラがらみの聖地なのか、違うのか。
ご存知の方、情報プリーズ。

ミネラル・ザ・ワールドにて

もやし

悩んで、最後に買ったぞ。

ミネラル・ザ・ワールド

行ってきました、ミネラル・ザ・ワールド。

所用につき、昨日は不参加です。
前回はメキシコ産ストロベリーとか、オパール、ガーネット、キュープライト……と意外にあるじゃん!という感じだったのですが、今回は「おお、これは!」という目を惹く出物には出会えず、やっぱり初日を外したせいかなあ……とぼやいていたら、昨日は午後から大雨で、客足が途絶えてしまい、あんまり売れてないよと言われてしまいました。

代わりにワックスコード巻用の石を買ってみたり。

でも、終わって振り返ってみれば、なかなかようすのいいインドヒマラヤ水晶のファントムや、ザギの水晶、植物みたいなアラゴナイトなど、それなりに戦果はあったかも。
もちろん、買えないもありました。

ある店では、糸魚川翡翠の面白い形の勾玉を見つけましたが、いかんせん糸魚川、高い!
やっぱりミャンマー産より、糸魚川翡翠のほうが、色合いと質感が好みです。

内モンゴル産の石も出ていましたが、今回はちょっとおとなしめ。
前に見たバージョンが多いような気がします。

アフガニスタン・パキスタン系のお店は3店ほどありましたが、元気がいまいち?
これは、私が贅沢になったから? それとも実際に元気がないのか。
とはいえ、1店は先日一足先に店舗の方へ行ってしまった店なので、ここにはバイオタイトがっつり入りがあります。
もう1店には、さりげなーく古そうな天珠が。
「高くて買えないけど、ちなみにおいくらですか?」
と聞くと、やはり10万単位のお値段。
この時、唯一持っている古そうな天珠のブレスをしていたので、見てもらうと、
「本当は、赤い点(朱砂?)が出ているのがいいんだが、これも古いと思う」とのこと。やった~♪

そのほか、新しい石が入ってきたよ、といろんな石を見せていただいたり。

ビーズショップは少な目。
そのかわり、ブレスレットやネックレスなど一点もの系のアクセサリーを扱うところはほかのショーよりも多そうです(赤レンガ倉庫除く)
クラスターをイベント価格で安売りしているところがちょこちょこあったので、探している方は見てみてもいいかもしれません。ルチル入りのスモーキーのクラスターも売っていました。
エレスチャル(原石)が一つ1000円とか、こまめに探せば、掘り出し物はあるかもしれません。

ちなみに今回笑いのツボにヒットしたのは、手書きのポップで

「スパセブン」

「-」が二つぬけただけの書き損じなのに、なんという別物感!
隣にもう一枚あって、こっちは「スパーセブン」。

バイオタイト!

「ミネラル・ザ・ワールド」で検索してきて下さった方が多いようですが、今日は所用で参加せず。
明日行くのだ。

……とかいいながら、一昨日、フライング気味に某ショップで石に堕ちてた私。
そこで買ったのはコレ。

バイオタイト入り

バイオタイト(黒雲母)入り水晶!

バイオタイト入り水晶は、これを皮切りにちまちま集まってきていましたが、しっかりバイオタイト入り、しかも結晶の形がきれいな石は久しぶり。
1号を買ったときには、「バイオタイト入りと言われているけど自信なし」っぽいことをぼやいておりました。
しかし、その後、水晶の外にまぎれもない雲母がくっついている石を見つけたので、これはバイオタイト……黒雲母なのだろうと思います。

今では、黒雲母の名前が正式な鉱物名でなくなってしまっていたとしても。
じゃあ、黒雲母は現在どういうあつかいになっているかというと、「金雲母と鉄雲母との中間組成の固溶体(Wikipedia)」なんだそうですよ。
ああ、言われてみれば同じような見かけの石(ちょっと雲母の色が薄め)を金雲母入りと書いていたところもありましたっけ。

それにしても、単体では雲母らしく幾重にも重なった状態なのに、水晶の中にはいっていると、どうして一枚一枚ばらけた状態で、海藻のようにひらひら内包されているのかは謎です。

写真の石は二つ買ったうちの一つ(小さい方)で、小さいだけに中もよく見えて、バイオタイトを楽しむにはぴったり石。
1号のときは、産地がはっきり分かりませんでしたが、今回はスカルドゥであるとはっきり教えてもらいました。今度の機会に、山名も教えてもらえるそうなので期待です。

その場所に迫る

えい。
意外と言われたけど持ってるぜ第2弾!

サチャロカ

アゼツライトを出した勢い&タイミングのいい検索ワードでこいつも。
サチャロカ・クォーツです。

買ったのは、2008年ごろだったかなあ?
こともあろうにミネラルショーで、箱にがさっと入れられて売られていました。
おかげで、普通の水晶並みに安く、「じゃあ、ひとつ」が可能でした。
だって、アゼツライトってさあ、と何か言いたくても、実物を見たこともないのでは、埒があきません。
見て、できれば触って(触ってもわからないんですが)、自分なりに味わって見なくては。

さて、サチャロカ・クォーツ。
これもアゼツライト一族の一員……なんだか違うんだか、分からなくなっています。
私が、サチャロカの名前を覚えたのは2005年ごろ。なので、世に出たのはもう少しさかのぼるかもしれません。
最初はアゼツライトの一種ということで、サチャロカ・アゼツなんて呼ばれていたと記憶しているんですが、その後、いや、サチャロカはアゼツじゃないとか、商標登録申請中とかそうでないとか……いったいどれが最新の情報かわからなくなって久しいです。
……が、今も売られています。
サチャロカマスターグランドアースとかいう、長い名前も増えてます。

このタイミングでの登場は、先日のアゼツライトと同じように、検索ワードがきっかけです。
「南インド サチャロカ山脈 地図」

あー、調べたくなった気分、分かります。
いろいろあれこれすごい説明がくっついているのに、産地は「南インドのサチャロカ僧院の近くで……」としか説明されてなくて、だからどこなのよ、と幾度となくぼやいた覚えが私にもあります。

かのロバート・シモンズ氏のヘブン&アース社の説明は、それ、マダガスカルでしょう、という石がアフリカ東岸の島とか産地についてはことさらにぼやかす傾向があって、意味なんかいいから産地を知りたい!……という場合には、非常に困ることが多いのです。
なんとなく、産地を詳しく書くと、他の業者が入り込んで同じ石が安く売られたりするから……? とも思うんですが、産地がふせられることで、よく似た別の石がいい加減に売られる原因にもなるんじゃないか。

それはさておき、サチャロカ。

私は「南インドのサチャロカという僧院の周辺で採れた水晶」がサチャロカ・クォーツと呼ばれている……と覚えてきましたが。
今回の検索ワードをよく見ると、ちょっと違います。

「サチャロカ山脈」?
……え、いつの間に山脈になったんだ?

慌てて検索してみると……ありゃ?

「南インドのサチャ・ロカ山脈から採掘されるクリスタルです。」(←サチャマニはSatya Maniなのでサチャ・マニですけど、サチャロカはSathalokaと綴るので、サチャロカと一つながりでいいのでは)
「サチャロカ僧院を取り囲む山々のエネルギーを染み込ませています。」
というヘブン&アース社の説明があるようです。

もちろん、「産地どこだ~」と思ったときから、サチャロカについても幾度となく検索しています。
最初の頃の検索では、「サチャロカ」の綴りや、サンスクリット語で、「現実、真実の平面("Plane of reality, truth.")(意訳すると「真実の場所」?)」というような意味であることを調べるのがやっと。
そのうちに僧院……僧院という言葉で連想するような仏教の施設というより、宗教的なコミュニティであることがなんとなくわかってきましたが、場所についてはわからず。

不思議なことに、ものごとにはわかるタイミングというのがあるようです。
以前検索しても検索してもわからなかったものが、ある時何かのタイミングで調べてみたら、前回わからなかったのがうそのようにするすると情報が出てくることがあるのです。

今回のタイミングの第1波は3月。ツイッター上で、サチャロカの僧院が閉鎖された……という話の流れから、「サチャロカってどこにあるんでしょうね」という話になり、再び検索してみると。
何やらややこしそうな情報とともに、サチャロカの名前とアンドラプラデッシュという地名がひっかかってきました。
「どうもアンドラ・プラデッシュ州にあるらしいですよ」
……と、そのサイトを紹介したところ……私は、単に石好きで、アシュラムなどのコミュニティなどについては、さっぱりわからないのですが、その時お話していた人は、そういうところにも詳しく、サチャロカには、カルキ・バクワンというサイキックの人がかかわっているようだ……ということを教えてもらいました。

そして今回。
「サチャロカ山脈?」
で再び検索。

今回はアンドラプラデッシュがわかっているので、「サチャロカ アンドラプラデッシュ」で検索です。

すると……!
(いつの話か分かりませんが)「この4月」「惑星に祈りをささげる(?)」とかなんとかいう儀式があるとかで、ずばり、サチャロカに集合……ということで「サチャロカへの行き方」というページが出てきました。

出た!
見ると簡単な地図も出ていたので、その地名でグーグルマップ検索。
それを地図に落とし込んでみると……

サチャロカ地図

私の理解が間違っていなければ、このあたり。
アンドラ・プラデッシュ州の最南部、チェンナイから西へ約250キロのあたりです。

……で、ここらへんはいったい山脈なのか?
衛星写真で見てみると、サチャロカ僧院と思われる場所の周りには畑っぽいものが広がっているし、サチャロカから約2キロのあたりは標高700メートル台だということなので、山の中ではなさそうです。
もっと広範囲を見てみると、目算で東10キロあたりが山っぽい。
大雑把にいえばこれは東ガーツ山脈の一部ということになりそうです。
これで
「サチャロカ僧院を取り囲む山々のエネルギー」
……って言えるんだろうか。

この場所は住所の上ではアンドラプラデッシュになりますが、ちょろりと飛び出したしっぽのような場所なので、見た目はタミルナードゥ州といってもいいくらい。
タミルナードゥのあたりは、アシュラムもたくさんあり、エネルギー的にもすごい場所なんだそうですが……地図と衛星写真で見る限り、「山のエネルギー」にはちょっと納得できないなあ。

とにもかくにも、サチャロカがどのあたりかわかってすっきり!
石の意味や効果の説明は読み飛ばす派なので、「地図でここ」がわかった方がうれしいです。
聖地云々というけれど、それがいったいどこなのかの説明もなしでは、話に説得力がない。

「あつい」一日

今日は石屋をハシゴのあつい一日。

「暑い」か「熱い」かは、判断が分かれるところではあります。
たしかに、気温も石熱もアツかった。
寒かったのは財布の中だけ。

最初に某即売会をのぞいたのですが、さすがに4日めともなるとだいぶん「売れちゃった」感があって、ヒットする石はなし。
次に寄った石屋で、ヒット。

うーん、ロシア、アルプスのものはもっていたけど、パキスタンでこの石ははじめてだ。

それに、久しぶりにバイオタイト(黒雲母)入りをまとまって見ました。

溶けてる水晶で大きいのがあって、お店の人曰く「アイスクリスタル。最近人気」とのことですが、それ、パキスタン産だし、アイスクリスタルとは言えないんじゃないか。
アイスクォーツ……だったらもっと濡れたような透明感希望。

別の店でもパキスタン系の溶け水晶が人気と聞いたんですが、もしかして、一般的にも溶け水晶ブームが来たのか?

たとえば、インド、マニカランのアイスクリスタルは、私は2006年に手にし、その後数年たくさん見て、たくさん買って、その後だんだん少なくなってきたな……という印象なんですが、最近再びちょくちょく名前を耳にします。
マニカラン以外のもアイスクリスタルと呼んでいる例も入っているでしょうが、それにしても溶け水晶のことをアイスクリスタルとかアイスクォーツとか呼んでいるにしても、名前を聞く機会が増えたということは、それだけ溶け水晶が話題になっているということ?


DT!

DT-グリーン・アポ

またもやグリーン・アポフィライト。
ただし、これはグリーンであることじゃなくて形で選んだ魚眼石。

先日のグリーン・アポフィライトもDT(両錐)でしたが、今日のアポフィライトもDTです。

クラスター形状で両方向に向かって成長した、まるでリボンのような形。
途中からおまけも生えてます。

水晶でも、筆型の結晶が両方向に伸びていて中央がくびれているのを「蝶ネクタイ型」と言ってましたが、アポフィライトでも似たようなのがあるとは!

この水晶はこちらのアポフィライトと一緒に売っていて、同じ産地のようです。なるほどもさもさした結晶の感じも、アップにすると汚れに見えてしまう、微細な黒い付着物もそっくりです。

先日は、アポフィライトの産出が~という話がありましたが、こうやって新しいタイプも出てくるのですから、どこそこの産地が閉まった、というだけで慌てなくてもいいんじゃないかと思えてきます。

ただ、ざっくりグリーン・アポフィライトというだけなら、一つの産地が閉まっても別のがあるさと言えますが、グリーン・アポフィライトの中で「これ」とピンポイントで狙うとなると、話は違います。
たとえば、こちらのシャリシャリかき氷みたいなアポフィライト。見かけて「おっ」と思って買いましたが、そういえばその後見かけない。
グリーン・アポフィライトは出ているけど、その中の「こんなタイプ」レベルではやはり出ては消え、また新たに現れては消えていくのです。
もちろん、わたしが知らないうちに、見ないうちに現れ消えていったのもあるでしょう。

石との一期一会は、一筋縄ではいきません。

なかったことに。

アゼツ

か~な~り以前に買ったもの。
当時はこういうものにも(今より)興味がありました。

アゼツライト。

なんでこんなものを引っ張り出してきたかというと、このブログへの検索ワードに
「アゼツライト ノースカロライナ 閉山 何で売ってる」
というのがあったからです。

「何で売ってる」
……わかります、その気持ち。

ノースカロライナ産アゼツライトは、一番最初に登場したファースト・アゼツライト。
登場した時は、「鉱山はすでに閉山し、限られた量(たしか25キロだったっけ?)しか採れなかった。今後出てくることのないレアでパワーのある石だ……」てな感じの説明がくっついていました。
もっと調べてみると、1970年頃に出て、その後二十数年間、発見者の元で保管され(……見た目が白濁石英なのでほったらかされていたんじゃないかと推理)、その間に鉱山が閉まってしまったらしく、のちにリーディング(石のパワーがわかる人が石の力や秘められた情報を読み解くこと)をしたら、「アゼツ」を名乗る存在(天使みたいなものらしい?)につながったことからアゼツライトの名前が付けられたのだ……ということでした。

私はこのファーストアゼツが話題だったころから知っていますが、「アゼツライトという石があるんだって、レアですごい石なんだって」……といっていたら、今度はバーモント州から新しいアゼツライトが出たということになり、これは最初のアゼツライトに対して「ニュー・アゼツ」の名前で呼ばれました。

このニュー・アゼツについては産出量の話はなく、けっこうたくさん丸玉なども作られました。(注文すれば好みの大きさで作ってくれるらしいよ……といううわさもありましたっけ)

以後、サチャロカ、アゼツライト・ゴールデンヒーラー、ゴールデンオーラ・アゼツライト、サチャマニ、サンダローザ・アゼツライト、ゴールド・アゼツライト、ロードアゼツ、ヒマラヤ・ゴールド・アゼツライト……と続々登場。
ロードアゼツ(ローダゼツとも)やサンダローザアゼツは、どうも水晶(石英)じゃないっぽいし、ヒマラヤゴールドアゼツにいたっては、赤みを帯びたらレッドアゼツ、色が混じったらゴールドレット、濃くなったらワイン……などと、もう、色とりどりのラインアップ。

この中で、ゴールデンオーラ・アゼツライト、サンダローザ・アゼツライト、ゴールド・アゼツライトはノースカロライナ産だそうです。
……ノースカロライナのアゼツライトの鉱山は閉まったんじゃなかったのか?
それとも、新しいところが見つかったのか?

一番最初のアゼツライト以降、リーディングしたらアゼツとつながった、という話をトンと聞かないのですが、それはアゼツライトという名前が付けられたことで言わずもがなだというのでしょうか。

あまりにコンスタントに新しいアゼツライトが出るので、私個人は「ヘブン&アース社のアゼツライトという製品シリーズというイメージです。
事実、「秋冬の新作!」みたいなカタログが出ているのを見たこともあります。

……で、最初の
「アゼツライト ノースカロライナ 閉山 何で売ってる」
ですが、たぶん……「限られた量しか採れなかったレアな石」という設定をなかったことにしたんじゃないでしょうか。
最初のアゼツライトのときから、おいおい、25キロしか取れなかった割には多いじゃないか?と思ってましたよ。

アンダラクリスタルもそうですけど、「○○キロしか取れなかった」は、たいてい、売り文句か最初の産出がそうだった、というだけのことで、たいていは後続がどんどん出ているのに「産出量限定」「レアな石」の宣伝が残るパターンが多いようです。
……本当に二十数キロしか取れなかったのならば、人知れず出回り、知られないうちに消えてます。

アゼツライトのような売り方には、、本当にちょっとしか出ない石は向きません。

緑のフォルム

緑魚眼

新宿ショー戦利品に続いてグリーンアポフィライト。
こんな暑い日には目に涼しい石がうれしいです。

グリーンと言えば、透明に比べて小ぶりなイメージで、先端が平らなものが多いようなイメージがあったんですが、今回のはアポフィライトらしいピラミッド型とんがり。
こちらとそっくりです。
なのに、色はさわやかなミントグリーン。しかも不完全ながらDT(両錐)。

この石を買ったとき、お店の人曰く、
「インドでは道路を作っていて、その工事現場からアポフィライトが出て大量に出回っていたけど、道路が完成してしまったので、それ以上掘ってない。これから流通量が減って高くなる」

うーん。
どの道路かまでは聞きませんでしたが、あり得るといえばあり得る話。
しかしながら、この手の話をどう受け取るかが問題なのです。

私個人としては、その工事現場の産地は望めなくなったかもしれないけど、アポフィライトや沸石類を産出するデカン高原は広大なので、そこがダメでもほかのところで出るだろう……と、静観の構え。

なぜなら、A店でどこそこの産地が閉山した、もうでないと現地の人が言っていた。という話があっても、B店では変わらず入荷しているという話はよくあること。
A店が嘘を言って高く売ろうとしたのではなく、A店の取引先は閉山した、でもその石を産出する場所はほかにもあったということです。
あるいは、閉まったとしてもそれまでに大量に産出していて、十分流通しているとか。

……と油断していると、実は小さなポケットのみの少量産出だった……というのもあったりするので、気が抜けません。

ゆえに、どこのどんな産地で、どんな産出なのか、一つの店でしか見かけないのか、余所でも見かけるのかという、産地や状況の情報も大切なのです。実は。




あやしい日食セプタリア

先日は、某石屋さんにお誘いいただいて、即売会へ。

そこで手に取ったのはモロッコ産のセプタリア

モロッコセプタリア

大きさは500円玉ほどと、ピッタリの大きさ。
もとはまるいノジュールであったものを切ってあり、二つセットになってます。
(写真はセットではなくて、2セット分の片割れ)

合わせてみると、全体のラインから想像できるもとのノジュールの丸みとはだいぶかけ離れた形になってしまうので、実際は3分割して、真ん中は何か別のアクセサリーに加工したのかも?

とにかく、この模様。
見たとたんに、「あ、日食」と連想しました。

モロッコセプタリア2


油断すると「怪しい目」にも見えますが。


何にちょうどいいかというと、それはもう、ワックスコードでペンダント。
さっそく作ってみました。
本来ならセカンドブログに載せるべきですが、まあ……いいや。

モロッコセプタリア3


着けてみると、予想通りにむちゃくちゃ怪しい感じ。
……まあ、こういうのがあってもいいでしょう。

さて、セプタリア。泥岩のノジュール(丸い塊)の中に亀裂ができて、そこをカルサイトが埋めてしまったものなんだそうですが、さらに年月がたってまわりの泥岩が風化してしまい、亀裂の形のカルサイトだけが残ることがあるそうです。

それを「メリカリア」というんですが……これはもう、何と説明しようもない、みょうちくりんな石。
ぜひとも「メリカリア」で検索してみてください。
セプタリアの模様を立体的にみるとこうなるのか、なるほど!
と感心すること請け合いです。

ただ、モロッコ産のセプタリアは、マダガスカル産などに比べると硬くて丈夫そうな気がするんですが……。
またセプタリアはアメリカやメキシコなどからも出ます。
すべてのセプタリアがメリカリアになるものかどうかは不明です。

身を乗り出せ

カル・フロ

中国は江西省のカルサイト・オン・フローライト。
白い花びらのような部分がカルサイトで、その下にのくぼんだ奥に覗いているのがフローライトです。
グレーに写っていますが、淡いグリーン。

カルサイトでできた「かまくら」の奥にあるようなものなので、どうしても影になってしまうのです。

フローライトもカルサイトも、色や形が魅力的な石ではあるのですが、水晶に比べると柔らかいのがネック。
どうしても水晶と並んでいると、「こっち……」と水晶に手が伸びがちですが、これは、もう、このカルサイトのボリュームがすてきで。

先ほどは「花びら」といいましたが、実際は花びらというには厚みがある……煎餅のような感じ?
それがこんもり盛り付けられていると、なかなかきでいなのです。

そういえば、パワーストーン系の石好きさんでは、「中国産」にちょっと手が伸びない傾向があるみたいという話を聞きました。
中国といえば「偽物」というイメージがあるからではないか、とのことなんですが、うーん、もったいない。

そりゃあ、その噂も無理からぬところはありますが、「偽物がある」という理由で避けるのはもったいないと思います。
偽物が嫌なら避けるよりは見分ける工夫・努力じゃありますまいか。

とりあえず私は、見分ける派。
だって、最近注目株の内モンゴルも中国ですから、避けてたら面白い石に出会えません。

ムーンライト

ムーン・アクアマリン

ぱっと見、そうは見えないかもしれませんが、アクアマリンです。

以前、勝手に命名「ムーンライト・アクアマリン!」……と叫んでいたのと同じタイプ。

繊維状……のように結晶して、セレナイトに似た輝きを見せるアクアマリンです。

繊維状というか、表層近くに結晶軸と同じ方向に細い穴が開いているというか。
以前、こちらこちらのように、成長する途中でする結晶の先端にガーネットが付着したために、その上に成長できなくなって、レンコンのような穴が開いたアクアマリンを見てもらったところ、「チューブ・インクルージョン」の一種だといわれました。

もしかすると、今回の「繊維状」も、成長途中で粘土のような細かい粒が無数につき、その上が成長できなくてチューブ状に空洞が残り、空洞と成長した部分がたくさん集まることで、「繊維」に見えるようになったのではないでしょうか。
よく見ると、粘土のようなものがたくさん食い込んでいます。
予想図

残念ながら、その食い込みのせいで、せっかくの輝きが汚れて見えるのが残念なところ。
なんとかきれいにならないものかと考えています。

このアクアマリンを買ったころは、アフガニスタン・パキスタンブーム最盛期。
うひゃあ~と奇声を挙げながらいろいろ探しまくってしまいましたが、振り返ると、この手のアクアマリンを最近見かけないような?
いや、持っているから探さないので見ないだけか?

実は結構でっかいアクアマリンなのです。



瑪瑙の表情

瑪瑙アップ

アゲート(瑪瑙)です。

マクロで迫ってみました。

へんてこな形の石はもちろん好きなんですが、写真となると瑪瑙も好きなのです。
それも名のある特別な色・模様のものじゃなくて、無名の……ごく当たり前の、あいまいな色をした瑪瑙の縞が。

徐々に色が変わっていく繊細なグラデーション。
境目なく色が移り変わっていくようでいて、そこには微細な色の縞がある。

画像の、左上の方を見てください。
黒っぽい部分があり、中ほどのクリーム色の部分との間にグレーの部分があります。
そこにも、極薄の和紙をふんわり幾重にも重ねたような縞。

うう、たまらん。

こんなの、あいまいにもやもやもやっとなってしまいそうなのに、ちゃんと縞になっているんだもの。

見分け2
ボツワナアゲートのくっきりはっきりしたシャープな縞はもちろん、

見分け3
スレイマン・アゲートもにじんでいるようでいて、ちゃんと縞。

見分け6
クレイジー・アゲートのように、やたらめたらにぐにゃぐにゃしてたって、縞をおろそかにはしてません。

アゲートにも縞模様以外の模様があるんですが、アゲートと言えば縞模様というイメージが強く、
「この縞模様の石は何でしょう?」
……という質問では、パッと見で「アゲート」の回答が多いです。

たいていはそれで正解なんですが、たまに縞模様だけど、これはアゲートじゃないよ?……というものまでアゲートと間違われます。

たとえばアラゴナイト。
アラゴナイトタンブル

縞模様だけど、違います。
アップしてみます。
見分け1
縞模様とは別に……縞に対して垂直にたくさんの筋が見えるでしょうか。
絵の具で描いた横の縞を、乾いた刷毛で縦にこすった感じです。

これは、アラゴナイト~カルサイト、そしてロードクロサイトにも通じる特徴だと思います。
つづいてロードカルサイト。
見分け4

アゲートではこのように縞がジグザグすることはほぼありません。


イラストで比べるとこんな感じ。

見分け8
どんなに細かくても縞がはっきりしているのがアゲート。

見分け7
縦にこすってかすれたような筋があり、そのために縞がにじんでいる……というか細かくジグザグしているのがアラゴナイト・カルサイト・ロードクロサイト。

あるとき、水晶(石英)のクラックに鉄がにじんだものが、たまたま平行っぽくなっているタンブルの写真で、縞に見えるというのでアゲートではという意見が出ていましたが、
見分け9
いくら平行に見えても、このように途切れたり乱れたりしているようなら、アゲートではないだろうとわかります。

律儀にしっかり縞模様。
アゲート、きれいです。






スターバースト・マイカ

スターバーストという名前がついた水晶があります。

私がスターバーストの名前で示すのは、こういう石


雲母が放射状についていた痕跡を残す水晶です。

実は、、「雲母が放射状についていた」というのがよくわからなくて……というのも見たのが全部痕跡だけのものだったので、「……本当に雲母?」と疑問に思っていたこともあったんですが、雲母です。

マイカ・スターバースト

雲母付、スターバースト!

一部はとれているものの、雲母が残っていて、かつその様子が放射状。
なあるほど。

こちらのスターバーストのように、水晶の6面のうち5面を覆い尽くす巨大版だと、雲母がくっついていた時の様子を想像すると、なんだかとんでもないことになっていたようです。

雲母がついたままだと、ちょっと見た目はよろしくないんですが、なるほど雲母こういうわけかと納得できるものとしては、一つは欲しかったもの。

そういえば、先だっての新宿ショーで、なんと、一抱えあるスターバーストのクラスターがあったのをご存知ですか?
とあるブースの隅っこにディスプレイされていた大きなクラスター、ちょっと見は鉄か何かでピンクっぽく色づき、傷が多くて付着物があって、きれいというにはやや難あり……なものだったんですが、よく見ると付着物は雲母。それがはがれた痕は、スターバースト。
いたるところスターバーストだらけのクラスターだったんです。
知り合いの石好きさんたちと、こっそり鑑賞してました。



ところで、最初に「私がスターバーストの名前で示すのは」と回りくどい言い方をしましたが、それは、スターバーストの名前で呼ばれる石はほかにもあるから。

これまでは金色のルチルが放射状に内包されている……いわゆる「ルチル・サン」が別名スターバーストと呼ばれることがあるのを知っていました。

ところがこのたび新バージョンを目撃(@海外サイト)。
ホランダイト入りがスターバーストですと!?


スターバーストを直訳すれば星の爆発。
星が砕け散る、一瞬で広がるエネルギーを秘めた石……をイメージした名前なら、雲母のスターバーストはわかります。ぶわっと広がるあの痕跡。
放射状の金ルチルも、星の爆発っぽいかも。

でも……いくら放射状とはいえ、黒くて小さなホランダイトはイメージじゃないなあ。

透明感

透明レピドライト

ブラジルはミナスジェライスのVirgem da Lapa産レピドライトです。

なんでも、レピドライトは(知らないうちに)独立した鉱物名ではなくなってしまったようです。
でも、普通に使われているし(店でも)、このピンク色の雲母はレピドライトでいいんじゃないかと、だんだん開き直り。
途中で名前を変えられても困るのよ。

ということで、レピドライト!
リチウムを含むということでリチア雲母とも呼ばれます。
言われてみれば、このピンクはリチウムクォーツと同じ色。

時々黄色い雲母にもレピドライトの名前がついていて、いまだに混乱しているけれど、あれはどうもマスコバイト(白雲母)の方だろう……。

さて、雲母と言えばペリペリぱりぱりはがれるイメージで、薄いときれいに透けます。
……が、今回の雲母はひとあじ違うぞ。

横から見るとこんな感じ。
透明レピドライト3

厚みは2センチくらい。

それが……

透明レピドライト2

見事に透ける!

向こう側に指が見えているのがわかるでしょうか。

雲母がぺりぱりはがれるのは、そこに劈開があるから。
はがれずにぴったりくっついていれば、これくらい厚くても、余裕で透けるんですねえ!

「カットできる品質だよ」
とおっしゃってましたが、こういう雲母はカットできるんだろうか?




真剣勝負!

ナミビア、プレナイト付

ナミビアはブランドバーグ産のプレナイト付水晶です。
4月に行われたミネラルフェスタ in 横浜赤レンガ倉庫で買ったもの。

どこかで見ていたかもしれないけれど、ブランドバーグ産でプレナイト付とはちょっと意外。
思わず四川省産と間違えそうになりました。

え? ブランドバーグ産?

……と産地を聞いてびっくり。
間違えないように、四川省産っぽくないものを選びました。

かけらのように見える水晶(ちょっとスモーキー交じり)に、みずみずしいプレナイト付。
写真に撮ろうとしたら、水晶の透明感が出しにくい……出そうとするとプレナイトが白く写ってしまう。

いろいろ試した挙句、プレナイトのみずみずしさを写してみました。
……アフリカの石は、なかなか手に入れるルートがないのよ。

バブル・ファントム

ブラジル産磨きポイント!

バブル・ファントム

ファントムです。
先端に小さな笠をかぶっているように見えていますが、これは面による屈折のせい。形としてはシンプルなファントムです。

これの面白いところは、普通のファントムは先日のもののように、白い埃のような内包物が重なってファントムを形作っていますが、これは、それとはちょっと違う……なんだか細かな泡がファントムになっているようなところです。

もちろん、水晶に泡が入ることはありません。

入るとしたら、まず、水晶の中に隙間があり、そこが水で(まれに水以外の液体で)満たされていて、その中に気泡がある。そういうケースです。(気泡は動く場合も動かない場合もあります)
透明な中に直接丸い気泡が入るのは、ガラスの特徴です。


ときどき、水晶の中の骸晶の隙間が泡っぽく見えることもありますが、「丸い泡」状のものばかりではないし、骸晶なので、結晶の様子を見ればだいたいわかります。

それに、今回のファントムの場合も見た目が不純物というより泡っぽいというだけで、10倍ルーペで見てもよくわかりません。
ただ、なんとなく普通のファントムとようすが違うのだけはわかります。

これ……もしかして、こちらのように、いったん水晶が溶け、表面がざらざらの縮緬状になったものが、再び結晶をはじめ、ファントムになったんじゃないだろうか。

最近、インドのアイスクリスタルとそっくりな状態まで溶けたものが再び結晶してレムリアンシード(産地もレムリアンシードです)になっているものを見ました。
こんな感じに先端のとんがりはへんてこに溶け消え、柱面が凸凹になったものが、あの端正な形に結晶していたのです。
そのアイスクリスタルのようなでこぼこごつごつの形がファントムとなって残っていたのですから、確かです。

……と、いったん溶けた水晶でも、環境が整えば再び結晶し、溶けたことなど忘れたようなきれいな形になるのですから、今回のファントムがかつての触像状態を物語るものだったとしても、おかしくはありません。

今思うとこれこれも、一度溶けた水晶が再び成長を初めて、修復し終えたものだと思います。(……ということは、一種のセルフヒールド?)
へんてこファントムを見かけたら、一度「溶け」を疑ってみてもいいかも。

なんかニョロ?

ブラジル産の磨きポイント。

なんかニョロ

同じものを方向違いで写しています。
左側の角度だと、なんだか濁っている感じ……なのが、右側の角度からだと、多重のファントムであることがわかります。

それにしても……えらく偏ったところに入ってるなあ、このファントム。

この手の磨きポイントは、表面がすりガラス状だとか、そのままでは見栄えが良くないので表面だけ軽く磨いてあるんだろう……と思ってるんですが、ちょっと心配になってきました。

軽く磨いただけならば、石自体の形はさほど改変されていないはず。

だったらこの石は、ファントムが形成されていたころと、ファントムを作らなくなったときとでは成長の方向(?)に違いが出て、偏った方向(透明部分側)にどんどん成長し、最終的に偏りファントムになったのだろうか?

それとも……。
もともと結晶の形をしていないものを削ってそれっぽく作ったとしても、たとえば、こちらのように、角度や面の形に不自然さが出ると思ってます。
その点、この石は、角度も面も自然な感じ。

だからこそ、表面を磨いただけと思っていたけれど、磨きポイントの達人みたいな人がいて、ひょいひょいと磨いて作って自然な感じにできてしまう、なんてことはないだろうか?
ちょっと心配になってきました。

……で、この石を選んだポイントは、実はそこじゃなくて、ファントム表面のこの「にょろり」

何だろう、これ?

これは薔薇

デザートローズ ミニ

昨日の「何だこりゃ?」と一緒に買った砂漠の薔薇。(これは小さいので、おまけにしていただいた)

これは間違いないでしょう。
砂漠の薔薇(セレナイト)です。

やはり「産地は分からない」と言われたんですが、砂漠の薔薇も産地ごとに何となく特徴があるので……たぶん、モロッコではなさそう。
メキシコ、チワワ産の、よく見かけるタイプともちょっと違うけれど、メキシコ産は大産地なので、可能性は残ります。
写真で見る限り、アリゾナ産にも似ているような……。
ちょっと透明感があるところがきれいです。

砂漠の薔薇はご存じ、セレナイト。
たいていは三種する砂漠の色に色づいていますが、セレナイトは透明なので、どこかでガラスのような透明な砂漠の薔薇が出ないものでしょうか。

けっこう、この石の造形が好きなんですが、なにぶん脆い石なのが困ったところ。
きれいな形の石を探して、おしゃれなボックスにディスプレイしてみたいです。

あとは、重晶石タイプのセレナイトも欲しいなあ……でも、最近高くなっているような気がする。

薔薇と言われたが

産地不明。

ついでに名前も不明。

デザートローズ?

ジプサム系のデザートローズに交じって一つだけ、変だった石。
お店の人に聞いてみたけれど、
「デザートローズの中に入っていたので、デザートローズだと思います
「産地は?」
「さあ……」
……ビーズショップでは無理もないか。

うーん、こんな形状、デザートローズとは思えない。

デザートロース?3
※上の写真の上部をアップにするとこんな感じ。

産地も名前もわからない上に、どっちが上かもわからない。
デザートローズ?2

どなたか見覚えありませんか?
2枚目の写真のかんじ、どっかで見た覚えがあるような、ないような。

……カルサイト?

これは天然の赤?

いきなりですが、ビーズです。

天然赤?

「レッド・イエロー・タイガーアイ」と言う名前で売られているビーズを見つけました。
この名前で検索すると、レッドタイガーアイとタイガーアイを使ったブレスレットがヒットしてきますが、このビーズはそうではなくて、タイガーアイと言うには赤い、レッドタイガーアイというには黄色い、どっちづかずの中間色……という感じです。

写真の下2連、小さめ(6ミリ)が普通のタイガーアイ。上の大きめ2連がレッド・イエロータイガーアイ。
黄色い部分もあるけれど、明らかに赤い色合いがお分かりいただけるでしょうか。

実は、何年か前に同じようにあいまいな色合いのタイガーアイを買ったことがあります。
その時、お店の人に、
「これは天然の色合いか? ふつうレッドタイガーアイは人工加熱されていると聞きますが」
と聞いたところ、
「人工的に加熱されていると思います」
……といわれたのでした。

その時の「あいまい・タイガーアイ」は全体的に「オレンジ」な感じのあいまいさでしたが、今回のビーズは黄色と赤が混じってる。

ちょっとおさらいしますと、タイガーアイという石は、クロシドライトという繊維状の……わかりやすく言うと、石綿が石英で固められたような石。
このクロシドライトという石の色は、青黒い……ブルータイガーアイの色。


これが天然の状態で酸化すると、含まれる鉄分が錆びて黄色~茶色のタイガーアイになります。


これを人工的に加熱すると、含まれる鉄分がさらに酸化して、レッドタイガーアイになります。



ブルータイガーアイからタイガーアイへの変化の途中……つまり天然で酸化した場合、部分的に酸化して黄色と青が混じったり、全体的に青と黄色の中間……緑っぽい色になることもあります。
 

それに対して、人工的に加熱したレッドタイガーアイは、赤の濃淡はあってもタイガーアイの色合いが混じるものを見たことがありません。

では、今回買ったレッド・イエローは?

個人的意見になりますが、私は天然で赤いレッドタイガーアイもわずかにあると思っています。
それはこれ


オーストラリアのマラマンバ・タイガーアイです。写真の石を買ったとき、この赤い色合いにクロシドライト本来の青黒い色合いが混じっているものもありました。

青黒→(酸化)→黄色~茶色→(さらに酸化)→赤

なのですから、人工的に加熱して酸化させたのならば、部分的に酸化前の青黒は残らないでしょう。
逆に言えば、青黒がまじっていることが、天然で赤い証拠ではないかと考えているのです。

今回の石も、赤と黄色が混じっている。これも天然の状態で酸化が進んだせいではなかろうか。

店頭で連を手に取り、じろじろ見ていると……さらに面白いものが!

天然赤?2

ちょっぴり青(青黒)も混じってる!

やっぱり天然赤かも!
……ということで、買いました。

家に帰って、数年前に買った「人工加熱」と言われたオレンジっぽい赤のビーズを取り出してもう一度確認すると……。
一粒うっすら青混じりの石が!
これもか!?

……まあ、中途半端に加熱してみたというオチでも驚きはしませんが、もしかしての期待を込めて。
オレンジっぽい赤もいい感じ。
ちなみにレッドタイガーアイ(人工加熱確定)はラウンドカットのビーズをよく使います。

全体ファントム?

全体ファントム?

バッタリ鉱山水晶!

小さいけれどクラスター。

根元の方からふんわり灰緑の角閃石が内包され、それが徐々に黄色~褐色っぽくかわり、一転して細かい針状の内包物になってる、色変わり。
一本一本が色変わりしているので、淡い色合いではあるけれど、華やかです。

以前にも色変わりのバッタリ水晶が登場しました。その時こちらのヒマラヤ水晶(ガネーシュ・ヒマール産)に似ていると思ったんですが、今回のクラスターの方が似ています。



そっくり!

……で、今回のクラスターですが、写真に撮った方向から見ると、内包物の色変わりラインが、全体でファントムになっているように見えるんですが……。
全体ファントム2

ブラジル産で、結晶が束になったようなクラスターの中にファントムが見えるのがありましたが

バッタリ鉱山の方は、一本一本の結晶が離れているので、元は大きな錐面だったとは考えにくい。

偶然?



ヤオガンシャン

そういえば、これが出てなかった。
たしか2007~2009年くらいに買ったはずなのに。

華やかに

中国は湖南省ヤオガンシャンの水晶/フローライトです。
最近は内モンゴル産に気を取られていましたが、考えてみればここもいろいろあれこれ盛りだくさん&へんてこ石の産地なんですよね。
なぜだろう、フローライトなどは見かけるのに、水晶が思ったほど出てこないような……私の行動範囲に流通のルートがないせいか。

ともあれ、ヤオガンシャン。
ラベルに「水晶上」と手書きでわざわざ書き足されていたのに実はフローライト「入り」だった水晶と同じ産地。
よく見ると、くっついているフローライトもよく似た色だし、フローライト以外にも(もしかしたら小さいフローライトかも)ちょこちょこくっついているあたりもそっくりです。

しかも今回の石も内部にファントムが入っていて、「もしかしたら、これもフローライト入りだったりして!」……と思ったんですが、今のところ内部にフローライトは発見できておりません。

しかし、水晶の照りもよく、フローライトの色も華やか。
全体のまとまりの美しさはなかなかのものです。
そういえば、フローたらいともなんだか丸く固まっているし。

このように器量よしの石でありながら今頃の登場となったのは、実は写真に手間取ったから。

この石、全体で言うと下の写真の角度を「正面」にしたい感じなのですが、そうするとせっかくのフローライトが影に回ってきれいに撮れない。
あれこれ微調整して、わずかに角度を変えた今回の写真となりました。
多分、光の色も関係しているかも。

太陽光で撮っているので、季節や天気で光の色が違います。
どうしてもきれいに撮れなかった石が、思いがけず美しく撮れたときは思わず快哉!

華やかに2
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
06 | 2012/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。