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グリーン・カイアナイトからの覚書

今日は、台風接近中&日曜日でショー通いはお休み。

今回のショーで話題になった(一方的に話題に「した」)グリーン・カイアナイトが、オリッサ州のどこなのかを検索していたのですが、似たカイアナイトで産地がはっきりしているものは、今のところ見当たりませんでした。
※グリーンカイアナイトではなくアクチノライトだったそうです

ところが、検索しているうちに、「あれ?」と思うものを発見。

以前に登場しているこの石なんですが。


私は、これを「コランダム・イン・フックサイト」と見ていました。

ルビー・イン・フックサイトとはこういうの。


このルビーの色合いが鈍く青っぽくなり→赤くないからコランダム、フックサイトが本来の雲母っぽい結晶を見せているものだと。

ところがこちら(海外サイト)では、明らかに同じ種類の石であると思われるものが、グリーン・カイアナイトにルビー8赤くないけど)が入っているといっているではありませんか。

ルビーとカイアナイトの取り合わせは、意外ではありません。
おなじみルビー・イン・フックサイトも、よく見ると緑の中に青い色合いが混じっていたり、ルビー・イン・フックサイトのカイアナイトバージョン……というか、見た目はルビー・イン・ゾイサイトのカイアナイト(青)バージョンもあるくらいです。

だから、よく見かけるのは青カイアナイトだけど、緑カイアナイトがあっても不思議じゃない。

見分けるのは難しい~!
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月曜日代わりにGO!

今回は、初日と最終日予定だったIMAGE。
所が最終日月曜日は、台風直撃の恐れあり……ということで、今日も行ってみました。

何も買わなかったわけではないのですが、ふつう、ミネラルショーというと「一品もの石」があるんですけど、今回は、個人的目玉となる石がなく終わってしまいそうな勢いです。

その代わりというかなんというか、「悪魔のささやき」絶好調!
餌食となったみなさん、すみません。

その「エサ」となりましたのは、昨日も騒いでいた「グリーン・カイアナイト」。

モルダバイトみたいなグリーンなんですよ!……とご案内すること何人か(複数)。
おかげでお店の人に「また?(笑顔)」と言われる始末。
ご案内したみなさんは、おお! と言いつつお買い上げだったのですが、ご安心ください。新しい袋があるのを見かけましたから、まだまだあるようす。
たくさん出たとも聞きました。

さて、このモルダバイトグリーンなカイアナイトでちょっと動きが。

今日、言って見ましたらば、お店の人が
「昨日別の人が買ったとき、カイアナイトではないのではないか、と言っていた」
話を聞いてみると、シリマナイトでは?……というような意味のようす。
一方で、「シリマナイトはこんな大きな結晶にはならないのでは」と言う人もあり。

企画展会場に「天然石がわかる本」の飯田先生がいらっしゃったので、見ていただくと、
「調べてみないとはっきり言えないが、アクチノライトにも見える」
というご意見。
かと思うと、
「アクチノライトなら、横(結晶軸に対して垂直)にひびが入りやすいはずだ。アクチノライトっぽくは見えないような気がする」
と言う意見も。

とりあえず、カイアナイトに若干の「?」がついています。

ちなみに産地はインドのオリッサ州だそうです。
それ以上の産地は分からず、検索してみましたが、今のところヒットなし。

昨日見ていて、今日買ってしまったのは、マダガスカルのシェブロン・アメジスト。

原石ではなく磨きで、大きめ~特大のタンブル状態です。
全体的に色は淡いめですが、シェブロンらしい紫と白のほかに、なぜか「黒」も入っているようで淡くてもシェブロン(ファントム)がはっきり見えるし、ものによっては黒い帯が入ります。この黒のせいか緑がかって見えるものも。
この黒の色合いが面白くて、小さくて黒がはっきり出たものをチョイス。

これで、ブラジルとカナダ(オーラライト)、インド、マダガスカルのシェブロンがそろいました。

行ってきましたIMAGE

行ってきましたIMAGE2012.

開場前は建物の外に届くほどの行列ができていましたが、入ってみればさほど人は多くなく。
ぐるぐる歩き回ってみたものの、いつも新しいヒマラヤ水晶を持ってくるお店はマニカラン水晶のみ(……ダーラ産が混じってるようにも見えるんだけど)。
アフガニスタン・パキスタン産も中国産も元気なし。

うーん、去年に続いて、不作……かも。

元気がないとか言いながら、パキスタン産で、水晶とガーネットが複雑に混じったものを一つ。

西ドイツ産だという、アンモナイトの痕跡化石(アンモナイトそのものではなく、アンモナイトが外れた雌型側)をひとつ。これはアンモナイトの痕の部分が人工的に鈍い金色に塗られているのですが、細かいところまでばっちり残っているうえに、そこがメタリックに塗られているので、何ともかっこいい。

あとは、「スリランカ産ムーンストーン」というのがあったので、かけらを一つ。
お店の人に
「カリ長石のムーンストーンですか?」
と聞いてみましたが、はっきりとはわからないとのこと。でも……とりあえず、スリランカ産。

あ、鉱物雑誌のミネラが復刊。
復刊号が売られていました。

糸魚川翡翠を扱う店が何店か。翡翠の店も目についたような気がします。

今回、(別の意味で)おお!と思ったのは、ロシアンレムリアンを世に出したデイビット・ガイガー氏が、「デイビッド・ガイガー・ミネラル」という名前で出店していたこと。
ご本人もいらっしゃいました。

お店には、最近登場のオーラライト(カナダ産シェブロンアメジスト)がいっぱい。後はシリウスアメジストとか、「2012シトリン」とか。
オーラライトは小さいもので1000円からあったので、一つ買ったら、名刺の裏にサイン、握手もしてくださいました。

そういえば、2012クォーツもこの人のプロデュースだったのですねえ。
「2012ってことは、来年になったら別の石が2013で出てたりして」
と言っていたら、お店の人(日本人スタッフ)が、
「今年の石というわけではなくて、2012年がアセンションの年だということにちなんでつけられたようです」
アセンションの年……わかりません。
とりあえず、「今年の色」みたいなものではないということは確かのようです。

オーラライトと言うのは、私が調べたところではカナダのケベックあたりのシェブロン(白い層ではっきりくっきりファントム)アメジストのことらしいです。
私、オーラライトでなくていいから、大きくてごつくて、錐面がヘマタイトで赤くなったワイルドなシェブロン、欲しいんですよねえ……。以前海外サイトで見かけて以来、探してるんですが出会えません。
(小ぶりな結晶のレッドアメジストではなくて、大きいの)
今回、とうとう見かけたんですが、それがオーラライト(大)。手が出ません。

会場には、インドのシェブロン(1000円)、マダガスカルのシェブロン(大きいタンブル)があったので、興味のある方は、集めてパワー(?)の差を試してみるというのはいかが?
どんなふうに違うのかわかったら、教えてください!


あと、会場でお会いした石好きさんにもおすすめしたのが、インド産グリーンのカイアナイト。
グリーンと言うとこれまでは淡い「ミントグリーン」みたいなのとか、
緑カイアナイト
パキスタン産のは、濃いものはくっきり緑でしたが、最初は雲母と間違えたくらい、細かい結晶が入りまじったもの。
緑カイアナイト2

しかるに今回みかけたインドのグリーンは、まさしくモルダバイトのような緑!
緑ライト
※急きょ写真を撮ってみました。ペンライトで透かしているので、光が強すぎ、白く写りすぎています。
 光が当たっている真ん中あたりの色合いが実物に近いです。



最初に見つけたのは磨いたものだったのですが、ふつう、カイアナイトと言うと特徴的な筋模様があるのが多いのですが、
筋カイアナイト
これが見えない。

え? カイアナイト? と戸惑っていたら、お店の人が「こっちに原石があるよ」と教えてくださったので、見てみると、なるほどカイアナイト。
カイアナイトでもルースだと筋がみえなかったりするので、これは、カットできる(方向によって硬度が違うため磨きにくいらしいですが)品質なのかもしれません。

こんな緑があるなんて!……と驚きだったので原石を一つ。
困るのはオイルが塗ってあること、手触りが何となくべたべたします。

あと、見かけたもので印象に残っていたものでは、シバリンガム(にする石)を彫刻したミニワンド。
ロッド部分にカイアナイトを使ったワンド(カイアナイトを細長く磨いたマッサージワンドではなく両端に水晶を付けたもの)。

あ、オレンジ色のメソライトなんてのがありました。
メソライトは一見オケナイトにそっくりのふわふわ(あまり長毛ではない)もこもこの中沸石のことですが、これが、オレンジ。(レッド・メソライトと書かれていました)
「天然の色ですか?」と聞くも、もちろん答えは「天然です」
でも、黄色や青に染められたオケナイトがあるので、にわかには信じがたい。
断面を見ると表面だけが色づいているようす。
でも、その色づき具合は、メソライトの部分だけきっちり母岩のキワまで色づいていて、ここまできっちり色がついているなら天然?という気もしないでもなく。
何とも判断が付けかねます。

……こうしてみると、インド産の話題が多いかも。

月曜日は台風で荒れそうなので、明日も出かけてみようかな。



IMAGE・イブ

明日はアート&ジェムショー!

明日からIMAGE2012ですね!

私はもちろん、行く予定。
そわそわ準備(?)に追われて、今日はミネラルショーについてのまとめでお茶を濁します。
何かの参考になれば~。

ミネラルショー、ファーストステップ

ミネラルショーを攻略せよ

お買いもの心得

ミネラルショーをどう見るか

去年は個人的に外れでしたが、今年はどうだ。

目利き修行中

某所で、天珠の目利きに自主トライしてみました。

当ブログに「天珠 偽物」とか「天珠 偽物 見分け方」などで検索して来られる方がいますが、はっきり言うと、わかりません。

というより天珠で偽物ってなんだろう?と言うところからわかりません。

石なら、天然と言っておきながらガラスだった、なんてのは、誰が見ても「そりゃあ、偽物だよね」と納得してもらえますが、加工だったりすると、鑑別では「天然○○石、加工あり」と言う結果になるので、加工してある、偽物だ!という意見と、偽物とは言えないという意見に分かれます。

天珠の場合は、人工的に模様を描いているものなので、加工は大前提。
加工してある? 偽物だ!……ということにはなりえません。

じゃあ、ガラスだったら。

このあたりから、今回の目利きトライ中に聞いた話になります。

出かけた先(イベント)で天珠を見つけた私は、さっそく目利き自主トライ。
すると、珍しいことにガラスの天珠が混ざっています。
しかも、半欠け。ガラスはガラスでもそれなりに年季の入っていそうな風情です。

「これ……ガラスですか?」
と聞いてみると、それはもちろんガラスだったのですが、やはりそれなりに古く大切にされてきたものだったらしく、そういうものは近年値段が上がってきているということ。

天珠にはガラス製の偽物がある……という説明を見かけますが、ガラス製にもいろいろあり。
ガラス製だと一概には判断できないようです。

お話を聞いた人はチベットに直接仕入れに行っているそうで、
「これも僕が写真を撮りました」
……と見せてもらったのは、お孫さんらしき男の子と一緒の天珠を付けたご老人。
そこで、気になっていたことを聞いてみました。

「ネットでは、よく、天珠はチベット仏教の高僧が持つものだとか言われてますけど、天珠を身に着けているのは一般の人々ですよね?」
「その説明は知らないけど、僧侶は普通着けてないですね。(写真を示して)仏像は天珠で飾っていたりするけど」

やっぱり。
パワーストーンがらみで「開眼しました」系のページ以外で、天珠を実際身に着けている人の写真は、一般の人々ばかり(海外サイトも含めて)。
逆に天珠とは関係ないところの僧侶の写真で天珠を身に着けているのを見たことはない。
数年前のチベット仏教展でもメインの仏像のところには天珠は一つもなく、「チベットの民俗」のコーナーにひとつだけ出てきたのみ。
あれやこれやの状況を突き合わせて、僧侶は天珠を身に着けてないんじゃないかと思っていたけれど、やっぱり実際着けてないらしい。

ネットで見かける
「天珠は、チベットの高僧しか身に着けることが許されない貴重なもの」
とかいう説明は、いったいどこから出てきたのだろう……。
高僧しか持てないなら、どんどん作られて売られているわけないじゃないか。

よく瑪瑙製(むしろカルセドニー製)でなければ偽物、と言う人もいますが、ガラス製の天珠も大切に伝えられてきた(見かけたのは明らかに年数が経っていた)のだとすれば、天珠の優先順位は、模様>素材なのかもしれません。

また、別のところにも天珠。
近年作のツルピカ天珠ではありません。
……ということはある程度年数が経っているけれど、私の目ではどれくらい古い物かは判別しかねます。

お店の人に、どれくらい古い物なんですか?と聞いてみると

「詳しくはわからないけれど、鑑別に出せばわかる」
「え? 天珠を鑑別できるところがあるんですか?」……と私
「そうじゃなくて、鉱物の鑑別。お金はかかるけど」
「えええ? 石の年代鑑定なんてできないのでは?」
「いや、鑑別すれば、年代はすぐにわかる」

いやいやいや、分からないでしょう?
出土品なら、同時に出てきたものとか地層から推測できるかもしれないけれど、石を見て判断は無理(のはず!)。

せっかくの天珠でしたが、いずれもある程度古そうだけれど私の好きな雰囲気ではなかったのでパスしました。

むしろ、天然瑪瑙の方が気になったけれど、いいものはやはり高かった。
チベットでは天然瑪瑙も大切にされているそう。

古い石の雰囲気が好きだとおっしゃるお店の人は、
「こういうものがもっと知られてもいいと思うんですよね」

はい、その通り。
でも……
「人気が出過ぎて高くなると悲しいので、ほどほどに~」
……と思わず本音。

むしろブルーの方を

ブルー・ヘミモルファイト

ヘミモルファイト(異極鉱)です。

色や形にバリエーションがある鉱物の場合、最初に手にした色・形と言うのは強く印象に残るらしく、私の場合はヘミモルファイトと言えばこちら。

ヘミモ

今回の主役である青いヘミモルファイトは、色が鮮やかで目立つためか、よく知られているタイプではあるのですが、ヘミモルファイトの本来の色は透明。
銅を含んで青くなってる……そして異極鉱の名前は結晶の両端の形が異なることに由来し、その様子がわかるのは、私が最初に見た透明なタイプの方だそうですから、まず、透明なタイプで本来の色と、形を知り、堂によって青くなったものもある……と知ることで、出会う順番としては良かったと言えます。

……というのも、この青いヘミモルファイトの方が知名度が高い……というか見かけて印象に残りやすいのか、透明タイプの方を「ホワイト・ヘミモルファイト」と呼んでいる例を見かけてしまったのです。

いやいや、逆でしょう、それ。

ヘミモルファイトはもともと透明~白なんだから、色名を冠して呼ぶなら、青い方。
透明~白の方が「ヘミモルファイト」、今回のようなのをバリエーションとして「ブルー・ヘミモルファイト」と呼んだ方がいいはず。
(ヘミモルファイトで画像検索すると、圧倒的に青い方がヒットするけど)
異極の様子も透明タイプの方がわかるし。

青いのは、厚めの皮膜状というか、あまり結晶の形がはっきりしないものが多い様子。
今回の石もそうですが、なるべく透明感があって、結晶形がありそうなものを選んでみました。

ところで、ラリマーのビーズで、「ヘミモルファイトやブルーアラゴナイトがラリマーの名前で販売されている場合があります。 」という説明を見かけることがありますが、ラリマーと間違えられそうな白地に青のマーブル模様っぽいびーずは、どうやらカルサイトかアラゴナイトの染めのようで、「これはヘミモルファイト」とはっきりしているビーズはかなり少ないようす。
ラリマーよりもレアかも。

もしかして、同じ産地か!

パキ・タビー

パキスタン産の水晶です。

タビュラーです。タビーとも呼ばれます。
これも繰り返しになりますが、タビュラーとは「板状の」という意味。
ゆえに平べったい板状の水晶がタビュラーです。
いくら結晶の先端がマイナスドライバー状であっても、厚みがあって「平べったい」とは言えないものは、タビュラーではないでしょう。

写真の水晶は、文字に近く光を反射している面が錐面なので、ばっちり平べったく、しかも横長。
タビュラー、合格です。
横長でなければならないわけではありませんが、横長であることで平べったさ倍増なので、タビュラーらしさに貢献しているとは言えるでしょう。

見てみると、他の結晶もなんとなく、平べったい物ばかりがくっついているようす。
平べったい水晶が寄り集まるとなると、真っ先にファーデンが思い浮かぶのですが、ファーデン・ラインも見当たらず、見えないまでも何か「芯」を中心に成長したようでもないので、ファーデンではないようです。

言うなれば、タビュラーだというだけで、普通の透明水晶……のはずなんですが、この堂々たる横長タビュラーが気になって、買ってしまいました。
今年(2012年)の新宿ショーの戦利品です。

そして、先日の赤レンガ倉庫のイベントで、似た水晶を見つけてしまいました。
透明で、板状で、単結晶だったり、いくつか結晶がくっついていたり。
ころころまとまって10個ほどもあったでしょうか。

ファーデンは同じような特徴……共通項(平べったくてファーデンラインあり)を持つ石がたくさん出ます。
しかし、タビュラーは普通の(平べったくない)結晶の隣がタビュラーだったり、混じって出てくるもので、タビュラーばかりがまとまって出てくることはまずありません。
見れば、もちろん形は一つ一つ違いますが、同じような透明度、つや。あちこちの産地からタビュラーをかき集めてきたのではなく、明らかに同一の場所からまとまって出た雰囲気です。

そして……その雰囲気が、今回の水晶にとても似ている。

もしかしたら、偶然分かれて仕入れられた、同じ産地、あるいは近い産地の石ではあるまいか。

こちらの石は「スカルドゥ」と言われたので、今度赤レンガで見かけた石の産地を聞いてみなければ。

寒天♪

ムーン(寒天)クォーツ

ブラジル産のメタモルフォーゼス……に見えるけれども、さにあらず。
パキスタン産のミルキー・クォーツ……通称「ムーン・クォーツ」です。
K2産とも言われますが、そのあたりはどうだろう? ちょっと疑問です。

知らなければ水晶ではないだろうと思ってしまいそうな、透明感……というかオパレッセンスを帯びていると言いたい半透明感。
プルンプルンのみずみずしさで、この季節で言うなら、あんみつの寒天!!

まさに、そっくり。


これが、普通の結晶形の水晶と同じように成長し、成長しすぎて岩の隙間を埋め尽くしたのなら、ファントムだとか、根元のミスト(白い霧状の濁り)があっても不思議ではないのに、そういうものが見当たらない不思議。
考えるほどに、成分や結晶系は同じでも、成長過程が違うんじゃないかと思いたくなります。

ワイヤーラップでアクセサリーにするために買ったけど、特に透明度の高いのはそのまま残しておこう……。

どう説明する?

クリアー・エル

先日のミネラルフェスタ in 横浜赤レンガ倉庫で、
「エレスチャルってなんですか?」
……とお客さんに聞かれて、
「エレスチャルというのは……」
と、お店の人が説明している場面に連続で遭遇しました。

たまたまだったのか、連続で遭遇するほど頻度の高い質問だったのかはわかりませんが、連続だったので印象に残っています。
答えるお店の人は、
「ヒーラーが付けた名前なんですよ」
「いくつも先端を持ったDTみたいな……」
と、何となく説明しにくそう。

聞くともなしに聞きながら、ふと、自分だったらどう説明するかと考えました。

一番シンプルにいうならば、
「ごつごつ複雑な形をした水晶に、アメリカのヒーラーが付けた名前」
……でしょうか。
もちろん、ビーズでよく言われるアメジストやスモーキーが混じるとか内包物は関係ありません。
あくまでも、形の名前。

ただし、ここまで簡単に言ってしまうと「ごつごつした形」が誤解されそうです。
割れてごつごつした形も含むのか、クラスターはどうか。キャンドルやカテドラルはエレスチャルなのか。

私は、エレスチャルとクラスター、キャンドル、カテドラルを区別して呼びますが、結構あちこちでごちゃごちゃになってます。
わたしとしては、違うから違う名前がついているんだろうから区別しようよ、というスタンスです。(なにぶん天然のものなので、判別しがたいものもあるけれど)

さて、エレスチャル。
私がエレスチャルと呼びたいのは、
◇割れてごつごつしたかけらは含まない
◇クラスター(明らかに別と判別できる結晶がくっつきあって底面があるようなもの)も別。
 ただし、クラスターを構成する結晶がエレスチャルというのはあるけれど、全体でごつごつだからエレスチャル ではない。
◇キャンドル・クォーツ、カテドラルとも別。
◇基本は骸晶。

水晶だけでなく幅広く石を扱う人から、
「そんなに細かく言わなくても水晶は水晶だと思うけど?」
と言われたり、また別の人からは
「パワーストーンの名称なんていい加減なものだから」
と言われたりしますが、私にとっては、石はパワーストーンとしての楽しみ方も鉱物としての面白さもどっちもありで、鉱物用語もパワーストーン用語も同率で耳に入ってくるし、水晶を中心に面白い石を探して店をハシゴすれば、「エレスチャル」「カテドラル」という表現で石を扱っているところに出会います。
「あれはパワーストーンだ」
と避けてしまったら、石と出会う間口を自ら狭めることになります。
それはもったいない。

……ということで、これまで
「エレスチャル? エレスチャルって何?」
から始まって、
「これはエレスチャルか? そうでないのか?」
と疑問に思ったことは数知れず。
……ということは、数だけはたくさん見て、これはどうだと頭をひねり、「こうだろう」と自分の中で(時には無理やり)カタをつけてきたということです。

いや~、思えば、悩んだ、悩んだ。
そういえば、今よりもずっとへんてこな説明も山のようにありましたっけ。
「エレスチャルは、普通の水晶と違って内側へ内側へと成長した(だから普通の水晶のような先端がない)」
「骸骨のように内側に空洞を持った水晶」
などなど。

エレスチャルとは違いますが、
「スモーキーにクラスターはない、クラスターは加工されたものだ」
とか
「オパール化した水晶である(ジラソルの説明)」とか、
とか、
「(トルマリン入り水晶は)トルマリンが水晶を溶かしながら内部に向かって成長した」
とか、ちょっと鉱物のことがわかると「へ?」と目が点になる説明もあったのです。

入口はパワーストーンでも、意味や効果にはさっさと興味を失い、いつの間にか鉱物分野にも片足を突っ込み、そういう説明が実にへんてこであるということに気付いた私は、調べ、さらにわからずに悩み、じたばたしながら今に至ります。

……で、たっぷりと個人的意見を含みつつ、エレスチャルを説明するならば。

骸晶という成長の仕方をしたごつごつ水晶に対して、アメリカのヒーラーが付けた名前。
「エレスチャル」と言う言葉の語源や意味は不明。(CelestialのCが取れたという説も)

骸晶というのは、水晶が成長した熱水に水晶となる成分がたっぷり含まれていたため、じっくりゆっくりきれいに成長するのではなく、結晶の角など結晶しやすいところがどんどん成長してしまい、層状になったもの。
あるいは、あっちこっちで一斉に成長が始まってしまい、結果としていくつもの結晶がごちゃっと固まりになったようなごつごつした形になったものを含む。

層状になっているものは、スケルタルと区別されることもある。(骸晶=スケルタルと言う鉱物の用語なので、狭い意味では角の部分が成長し、面の真ん中はへこんで層状になったものが骸晶らしい骸晶)

ゆえに普通の水晶よりもゆっくり何億年もかけて成長したというのは、正しくないと思う。(普通の水晶よりも成長速度は速いと考えられる)
「水晶の長老」は見た目からのイメージということになる。

カテドラルやキャンドルも骸晶の中に含まれるのかもしれないが、わざわざ単独で名前がついているので、エレスチャルとは区別する(区別したい)。

……で、不思議なことに、たっぷり水晶の成分が溶け込んだ熱水の中で成長したというしくみと、キャンドルやカテドラルを省く……を合わせて考えると、エレスチャルという石のイメージの輪郭が見えてきます。

つまり、
たっぷり水晶の成分が溶け込んだ熱水(濃い大地のスープ)の中で成長した→エネルギッシュににょきにょき成長した(どれくらいという具体的な時間はわからないけれど)
キャンドル、カテドラルという、まとまりのある形を省く……ということは、残るは、まとまりのない複雑で無秩序な……それでいてごつごつと迫力のある形。

言い換えれば、熱い大地の力があふれる形をした、それゆえにエネルギッシュな(強いパワーを持つ)水晶である……と。

海外サイトを含めて「エレスチャル」と呼ばれている水晶はどういうものかとしつこく見て(アメリカのヒーラーが付けた名前なので、海外サイトを見た方が、名前に忠実だと思ったので)、「無秩序にエネルギッシュ」と言うイメージを固めたおかげで、今では自分で「これはエレスチャル」「エレスチャル風味(部分的にエレスチャルと呼べるかな)」と判断できるので便利になりました。

それともうひとつ。
「これと言う名前がない水晶もたくさんある」
と割り切ることができました。

今回の石も、エレスチャルで売られていたけど、個人的には「非・エレスチャル」で名前のない水晶扱いです。



ミネラルフェア in 横浜赤レンガ倉庫

行ってきた~!

で、感想。

アクセサリーあり、原石もあり、ルース、ビーズ……どれかが目立って多いというより、意外に均等に入りまじってるなあ……という印象です。
あ、他のショーよりも、アクセサリー……それも丸いビーズでブレスレットではなくて、ワイヤーやマクラメなど、デザイン&一品もの制作されたアクセサリーが多いです。

前回よりも会場の照明具合が改善されて、前回のように「暗い!」と思わなかったのは幸いです。

私個人としては、一週間後にIMAGE2012を控えているせいで無意識にセーブがかかっているせいなのかなんなのか、おお、これぞという石に出会えなかったのが残念。
ひとつ、「黒いターコイズ」のルースが何とも怪しく面白かったのですけれど、手が出ず。
なんでも黒と言うよりは濃緑、バリサイトともターコイズともつかない組成で、「バリコイズ」とよばれるのだとか。

今回はひっそりワイヤーかワックスコード用の琥珀と、最後にジャスパーと言いたいくらい内包物ぎっしりのガーデン水晶(といっていいのか……)のブレスレットを買っておしまい。

ただし、帰ってきてから気になった石が出てきたので、これは後日お店に突撃しよう……。
もしかしたら、あの石の可能性がある。


さて、今回のショーは、なんだかたくさん人にお会いすることができました。
もちろん待ち合わせした人もいるのですが、それ以上にいろんな人に会い、声をかけていただき&お話しました。

お会いしたみなさん、ありがとう! 楽しかったです。

バッタリコレクション5

ばったり5

バッタリコレクションのトリ。
最初に目に留まったのは、この石でした。

針状……というか枯草状の角閃石がかなりぎっしり入っている上を白いもやもや(これも角閃石?)っぽいものが覆っている、そういう状態の内包物で、ちょっと見にはヒョウ柄のようにも見える……バッタリ鉱山のバリエーションの中でも初めて見た、個性的な石でした。

ところで、この石は、こういう状態で売られていました。

セット

私は、この石を指さし、
「これを下さい」

するとお店の人は、石を台ごと取り上げ、かぱっと蓋をかぶせるではありませんか。
この台は、模型などを飾っておく用の、透明カバー(蓋)が付いたケースだったのです。

「え?」
「これは5本セットになりますが、いいですか?」
……とお店の人。
さらに目が点になる私。

なぜなら、このケースの傍に貼られていた値札は、「3500yen」

8センチ近くある石なので、一本の値段だと思ってましたとも!

それがセット。……「いいですか?」
もちろん、即答。
即答あるのみ。
「はい、お願いします!」

「こういう石だったので、セットにしちゃえと思ってー」
……と、お店の人にとってはいまいち石だったようなのですが、私にとってはホクホクもの。

バッタリ鉱山と言う産地だけでなく、うれしさでバッタリ行きそうなコレクションなのでした。

ばったり5-3

主役石なのでもう一枚♪

バッタリコレクション4

ばったりー5

バッタリ鉱山水晶、さらに角閃石増。

ぱっと見、カフェオレ色で不透明な水晶なので、そういう色合いの緑泥が入っているのかと思っていたんですが、下部を見ると内包物が繊維状。

おお、これも角閃石入りだったか。

そういえば、バッタリ鉱山は角閃石入りが多いかも。
でも、色合いや内包具合は千差万別で、そのバリエーションの豊かさは屈指。

何とも柔らかい色合いで、どことなく和菓子の練り切りっぽい雰囲気です。

色合いと、それでいて水晶らしい艶のある様子を同時に移したくて、角度を微妙に調整しながら撮りました。


バッタリコレクション3

ばったりー4

(個人的に)魅惑のバッタリ水晶コレクション。
だんだん私好みに内包物が多くなってきます。

この石はミルキークォーツ……に見えて角閃石入り。

角閃石と言うのはたくさんの鉱物を含むグループ名で、詳しく分ければトレモライトとかなのかもしれませんが、見た目で見分けるのは至難の業なので、ざっくり大雑把に「角閃石」。
角閃石……ならば、まあ、当てはまるでしょう、たぶん。

細い……しかしながら繊維状の様子も見える白い角閃石がふんわり入っていて、何とも風情のある優しい色合いになっています。
やや先細りで、小さな結晶を従え、全体を見るとしなやかな曲線を描いているようにも見える……何となく女性的な印象です。

欧米のクリスタル用語では、透明な水晶をマスキュリン(男性的な)、白濁した水晶をフェミニンン(女性的な)と呼ぶこともあるようですが、こういう水晶を見ると、なるほどフェミニンという感じ。

バッタリ鉱山の水晶は、角閃石入りのものを多く見ます。
淡く入っているもの、ほとんど不透明に近いほどぎっしりのもの、きれいにファントム状になっているもの。
バリエーションも個性も豊かで、内包物入り「変」水晶好きにはうれしい限り。

うれしいけれど、どんどん掘られてあっという間に姿を消したりするのは、悲しい……。

バッタリコレクション2

バッタリー2

昨日のバッタリ水晶に似ているけれど、これは、わずかに角閃石らしい繊維状の内包物あり。

そういえば、以前に国産水晶ブレスレットを売っている店があって、
「ほらほら、透明なように見えて角閃石が入ってるんだよ!」
……と言われたけれど、それがこんな感じだったっけ。

私は基本が原石好き。
ビーズでブレスレットも作るけれど、原石好き。

なので、ちょくちょく「何でもかんでもビズにするな、もったいない!」と叫びたくなる。
もちろん、すべての石がちゃんとした結晶形をしているわけではなく、中には割れたり塊状だったりして、そのままでは鑑賞に堪えず、おそらくはそういうものをビーズにしているんだろうとは想像できても、でもやっぱり、「そこまでビーズにするのかい?」と言いたくなる。

たとえば、今回のようなちょっぴり角閃石入り水晶は、ご覧の通りの結晶形もあれば、ダメージの大き石も見たことがある。
ネパール産の緑泥入りヒマラヤ水晶なども、結晶形とダメージ大のほぼかけらのものを見かける。
だからこそ、そういうダメージ大の石をみがいたのだろう、原石ではああいう感じで緑泥が内包され、色合いもこうだから、この緑泥入りビーズがガネーシュ・ヒマール産というのもなるほどなるほど……と考えるのだけれど、ホランダイト入り水晶などになると、ダメージ大で、これは磨くしかなかろう……という石を見かけないので、ビーズにされたものを見ると、もしかして原石でも観賞に耐える結晶をみがいたのではあるまいな?……と心配になってしまいます。

そりゃー、石の楽しみ方はいろいろで、ビーズが好きで原石に興味がない人にとっては、新しい石がビーズになればうれしいかもしれないけれども、やっぱり…気分は複雑。

それに、ビーズ人気が高じて、今まで原石を扱っていた店がビーズ系にシフトしてしまうのも残念です。

……ということで、もっと広げたい原石好きの輪。

そのためにはどうすればいいだろう?

ばったりこれくしょん

バッタリ-1

産地がバッタリ鉱山だから、バッタリコレクション。
裏の意味は、うれしくてバッタリ倒れそうなので。

コレクションその1です。

国産水晶は地味な石が多い……と言われのない偏見を持っていた私にはうれしい個性派内包物水晶の産地、バッタリ。

今回の石は、逆に内包物なしなのが目新しい感じです。
長さは約6.5センチ。

私の持っているバッタリ水晶の中では大物です。
大きい石も見せていただいたり、売っているのを見たりするんですが、そこはそれ、私のお財布とは相いれないので。

中でしぶきをあげるようなミスト(白い濁り)もさわやかです。

これで「ブラジル産」だったら、通り過ぎたかもしれないけど、国産、ああ……。

意味や効果で石を選ぶことはないけど、産地や希少性には弱い私。
ひいきしてます、ごめんなさい。

お願い

こちらの記事をそのままコピー&ペーストしているブログを見つけました。

2012年07月20日付の記事として掲載されているところです。

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あるいは、自分の考えを付け加え、元の文章の文脈がわからなくなるくらいまでリライトしてください。

寡黙

えだじま

ありがたき頂きもの。

江田島産のスモーキー・クラスターです。
分厚く土がかぶっているように見えますが、これは土と言うより土が食い込んだ石英……でしょうか。
洗っても落ちません。
シュウ酸に漬けこめば、もうちょっと何とかなるのかもしれませんが、私は今のままの風情が好き。

「国産の水晶欲しい?」
「欲しいです!」
「あんまりきれいじゃないんだけど」
……とおっしゃいましたが、なんのその。

この土をかぶったようなようす、
竜の肌のように荒々しい表面。
寡黙だけれど表情豊かで、力強い。

きれいとは言えないかもしれませんが「美しい」。

この産地からはもっと黒いモリオンと言えそうなものも出ているようですが、きれいなものはほとんどないようで、多くがざらざらとしたワイルドな表面をしています。

国産水晶としてはあまり見かけない産地の石。
貴重なものを、ありがとうございました。

ふんわりブルー

ふんわりブルー

角閃石入りでほんのりブルーな水晶。

一時期角閃石入りでブルー、ブルーグレーに見える水晶が「ターラ・クォーツ」の名前で売られていましたが、最近この名前を見かけないような……いや検索したら売られてはいるようなので、私が気を付けて未定なだけでしょうか。

ブラジル産なのにチベットのターラの名前をいただき、ターラならば緑か白なのに、「ブルーターラ」と呼ばれていたり、いろいろ不思議な名前の水晶です。

今回のは、角閃石の繊維状の様子がほとんど見えないので、一見角閃石入りに見えない……けれど、ミルキー・クォーツと言うには白濁具合がどことなくもやもやで、色が青白……光によってはグレーだったりブルーグレーだったりするので、そのあたりで角閃石入りとわかる水晶です。

さて、この水晶のあだ名にもなっている(らしい)ターラとは、チベット仏教で厚い信仰を集めている、ターラ菩薩のこと。
ターラ菩薩は、観世音菩薩が流した涙が蓮の花となり、その蓮から生まれたとされる女性の菩薩で、右の目から流れた涙から生まれた白ターラは、この世のあらゆる苦しみを見つけ、救いの手を差し伸べることから無病息災・延命長寿などの御利益が、右目から生まれた緑ターラは活動的な面が強調されていて、招福・財運などの願望成就の御利益があるそうです。

中には五色のターラが存在するという説明もちらりと見かけましたが、ターラと言えば緑か白。
マイナーな五色ターラの中から青が出てきたのは、やはり、この水晶が青く見えるからでしょうか……。

このターラクォーツのおかげで、緑と白のターラを知り、仏像でどう見分けるかも調べてしまいました。

女性の姿をした菩薩像で両側に蓮があり、両足を深く組んでいるのが白ターラ。
足を崩して片方を出しているのが緑ターラ。すぐに動き出せるように足を踏み出しているということで、現世利益の活動的な面があらわされているのだそうです。

もやもや

もやもや……と言っても、嫌なこと、納得できないことがあったわけではなくて、石です、石。

もやもや

ごらんのとおり、もやもや角閃石入り水晶。
以前はもうちょっと見かけたように思うんですが、最近意外に見かけません。

角閃石入りはあるけれど、こういう白くてふんわり系はご無沙汰してます。


さて、シルキー・クォーツと呼ばれる水晶がありますが、私にとっては……ついでに、私の周りの石好きさんに聞いてみても、シルキー・クォーツというのは、角閃石入り水晶のこと。
もちろん、角閃石入りなら何でもいいわけではなくて、たいていは白で繊維状だとわかる状態で内包されている透明水晶のことです。
有色の角閃石入りや、角閃石が太かったり、フェルトのようになっていたり、要するに「絹糸」っぽくないのは『シルキー・クォーツ」と呼ばれていることはなかったように記憶しています。

ところが最近の「シルキー・クォーツ」と言えばビーズではふんわり白濁したミルキー・クォーツのこと。
「シルキーな輝き」などと説明されていたりしますが、ふんわり白濁、淡いオパレッセンス(乳白色光。遊色であはない)の輝きがシルキーとは?

そのためでしょうか「ミルキー・クォーツとシルキー・クォーツの違いは?」なんて説明を見かけます。

似たようなことはほかにも合って、硫黄が内包されているためにレモンイエローになった水晶がレモンクォーツだったはずなのに、いつの間にかスモーキー加熱または放射線+加熱で透明(たまに半透明)レモンイエローになったものがレモンクォーツと呼ばれています。

もともとその名前で売られていた石が少なくなると、別の石がとってかわってしまうのか……。
同じ名前で別の石、あるいは同じ石なのに別の名前というのは、ややこしくて仕方がありません。
例えパワーストーンでヒーラーが付けたあだ名であっても、ある程度優先権というか、ちょっとは違うものに違う名前を付けてもらいたい。
パワーストーンだと、意味や効果の説明がくっつくので「意味は同じなのか、違うのか」と言う心配が増える原因になってしまいます。

安易に名前の呼び方をルーズに変えてしまうのも困ります。
たとえば、ビーズでオニキスと言えばもともとはモノクロ系はっきり直線縞模様のアゲートのことでしたが、今では染めで真黒なカルセドニーのこと。

オニキスと言う名前には「爪」と言う意味があるんですが、縞のない真っ黒オニキスに「爪と言う意味が……」と説明してしまうとちぐはぐで意味が通じなくなってしまわないでしょうか。

ショップの説明も、元は~という石のことだったけれど、今はこの石も○○と呼ばれている、とか、××は、一般的に△△と呼ばれている石と同じで、ヒーラーの◇◇氏が新たに××と名前を付けました……と、ちょっと説明を加えてくれるとありがたいのですが。


とりあえず、機会があれば繰り返しちゃいます。シルキー・クォーツは絹っぽく見える白い角閃石入り透明水晶のこと!
ミルキー・クォーツと同一視すると、説明がわけわからなくなります。

逆……とは言い難し

逆セプター?

パキスタン産の水晶です。
シトリンに見えていますが、これはどうやら天然コーティングの色合いっぽいです。

というのも、なんとなーく虹色被膜に見える部分があるのと(シトリンで虹色被膜の可能性もあるけど)、よく似たほかの石で、ばっちり天然コーティング虹のがあったからです。

こうしてみると、なかなかきれいではありませんか。

この石を手に取った時は、色あいもですけれど、まず目を引いたのはこの形。
素直な普通の水晶の形になろう……としたところが途中で気が変わって、にゅうっと首が伸びたような変な形。

これは……逆セプター(リバースセプター)と言えるかな?……と思ったんですが、どうでしょう。

普通セプターというのは、土台となる結晶の上に、それよりも幅が広い(太い)結晶がキノコの笠のようにかぶさって結晶したもの。
それとは逆に上に成長した方が小さいのが「逆」セプターです。

もちろん、普通のセプターよりはレアな形。

しかしながら水晶には先細り型というのがありまして、単にだんだん細くなるように結晶したのか、セプターの逆バージョンと言えるのかの区別は微妙です。

なので、例によって私は「自分基準」を設けました。

すなわち、「主結晶の先端から小さい結晶が生えているもの。母体の結晶と先端の結晶とに明確な段差があるもの」

こういう感じです。





その点この水晶は、「明確な段差」に欠けます。
……ということで、逆セプター認定ならず。


自分判断

チベット

水晶のクラスターです。売っていた時は「チベット水晶」と書かれていて、お店の人は「カイラス産ですよ」と言っていたけど、どうでしょう。
そんなに簡単にカイラスの水晶が出回るとも思えないんだけれど。

チベット産と言うならば、もちろんカイラスはチベットにあるし、カイラスそのものでなくてもその近くと言うならヒマラヤの範疇にはいるかもしれません。
でも、チベットは広いので、ヒマラヤでない部分ももちろんあるわけで。

さらに今のチベット自治区なのか、チベットの文化圏と言う意味なのかも、意外にあいまいだったりします。

同じように「ヒマラヤ水晶」と書かれて売られていても、どうもヒマラヤ……というよりは四川省産っぽいなあ……というものもあったり、時には今回の写真の石のように成長線がくっきりついている水晶だと「レムリアンシード」の名前がついていたりして、ときどきびっくりさせられます。

なるべく安い方が嬉しいし~、とやや表示に難ありの店をのぞくせいでしょうか。
「店の表示が正しいとは限らない」
という例を多く見るので、自然と「店はこういってるけど、私はこう判断する」と自己判断するケースも多くなります。
もちろん自己判断が正しいとは限らないけど、自分で言って間違えたのならあきらめもつきます。

今日も、角閃石入りで赤くなった水晶ビーズが、こともあろうに「ロードナイト」の名前で売られているのを見かけて口あんぐり。
いやいやいや、いくらなんでも鉄の赤でロードナイトはないでしょう。
とはいえ、そのせいか(?)お財布に優しい赤水晶だったので、お得だったかもしれません。

表示が怪しくてもなんでも、自分で見分けられれば問題ない。

……が、今回の水晶の場合はいろんな意味で難しい。
まず、石そのものに「これ」と言う特徴がない。
もちろんこの石だけで見れば、小さいながらにまとまりがいい形で、根元の方がグレーがかっている色合いもいい感じなんですが、「あ、この緑泥の様子はガネーシュヒマール」「鉄で薄赤いからクルのあたり?」というような特徴的な様子ではありません。

さらにお店の人が言うようにカイラス産だったとしても、「カイラスらしさ」というものが以外にない。(少なくとも私はわかりません)

困った。



小粒できらり

小粒できらり

小粒できらりなケブラ・リーザ。
ケブラリーザして(滑らかに割れて)からさほど時間がたっていないのか、エッジもシャープで照りもよし。

こういうのをワックスコードかワイヤーでまいたら、きらりときれいだろうなあ……と思ったのだけれど、不用意にこの形を隠してしまうと、ただのかけらに見える可能性が高い……かも。

石の集い

今日は、個人的な石の集いに参加。

濃かった!
楽しかった!
集いの後も石談義。

お会いしたみなさんありがとうございました!

集いの後で、この石を見ていただきました。


結果、スコレス沸石または中沸石にアポフィライトが付いたもの。
薄板ザクザク状のものは、はっきりアポフィライトとわかるそうです。
逆に「スコレサイト(スコレス沸石)」と見ていたものは、中沸石の可能性あり。
どちらなのかは分析してみないと判別しがたいとのことでした。

母岩オパール

母岩オパール2

オーストラリア産のボルダー・オパールです。

全体像はこんな感じ。

母岩オパール3

青と緑が細かく入りまじったオパールが、母岩に斑に……というか迷彩柄っぽく入っています。
遠目に見るとオパールの色合いより母岩の茶色が目立ってしまうんですが、茶色の中に輝く色がある……そこが好き。

ときどき「どんな石が質がいいのか」という質問を見かけますが、「~だけど、この石、好きだわー」と選んでいると、いい石と質の高さは必ずしも一致しないと思います。

もちろん質が高いと言われる石は、分かりやすくきれいなんですけど、一癖ある石は、「自分で見つけた美しさがある」というか、「私が見つけた」的満足感。

この石は、2枚目の写真にも写っているように穴があけられていて、ゴムのような(伸び縮みはしないけどやわらかい)コードが通され、一応ペンダントとして売られていました。
だけどその長さが中途半端に長くて、ゴムコードが似合ってなかったので、今はワイヤーにビーズを通したものでアレンジ。

こちらのようになってます。

この手触り

昨日のリビアングラスつながりでこの石

この手触り

モンゴルはゴビ砂漠産のカルセドニーです。

アゲートの名前れ売られていましたが、模様がないのでカルセドニーでしょう。

リビアングラスとカルセドニーがどうつながるかというと、この場合は「砂漠」。
この石は、ゴビ砂漠の砂に磨かれて滑らかになった石なのです。

ガラスとカルセドニーの違いはあるけれど、この肌さわり……人工的に磨いたピカピカつるつるでもなく、川流れの微妙にざらざらさらりとも違う、絶妙な肌さわりが似ています。

この石を触っていたので、リビアングラスのあの形、肌さわりが砂漠の砂によるものではないかと思った次第。

もうひとつ。
この手触り2

こちらは模様があるのでアゲート。

比較的滑らかですが、アゲートの場合、縞模様がある……縞模様はすなわち含まれる不純物の差ということになるようで、そのせいか縞の部分部分によって微妙に硬さが違い、層に寄って削れ方が違う様子。

地図で見る

リビアングラス2 リビアングラス1

リビアングラスというのがあります。
以前から原石(?)で見かけていましたが、ここ数年でビーズがどっと出回りました。

モルダバイトと同じテクタイトであると言われつつ、その起源がいまいちはっきりしていなかったのですが、しばらく前にリビアングラスが採れるエリアの砂漠でクレーターが見つかり、隕石衝突説が有力になったと聞きました。
(隕石が衝突したのか、隕石が空中爆発した熱で溶けたのか諸説あるようですが)

そのときは、おお、そうかそうかと思ってたんですが、いまごろになってふと疑問。

きっかけはサハラ砂漠とリビア砂漠でした。

ある石はサハラ砂漠産。ある石はリビア砂漠で採れる。
あれ? サハラ砂漠とリビア砂漠ってどんな関係だったっけ。
ご存知の方は何をいまさらと笑うことでしょうが、実はあっちこっち穴だらけの私の知識は、こんなところにも大穴があいていました。

思い立ったが吉日と調べてみると、アフリカ大陸の北から三分の一くらいを占めるのがサハラ砂漠。
その中のエジプトとリビアにまたがっているのがリビア砂漠。
サハラ砂漠の一部がリビア砂漠と呼ばれているという関係です。

ここまできてリビアングラスのクレーターを思い出し、
「それってどこらへんにあるんだろう?」

さらにちまちま検索し、そのクレーターが「ケビラ・クレーター(Kebira Crater)」であることを調べ、綴りを頼りにクレーターの位置を記した海外サイトを見つけました。

リビアとエジプトのほぼ国境の上。

さらに調べていくと、リビアングラスの採れる範囲を記したと思しきマップを載せたサイトに出会いました。
マップに対しては何の説明もないんですが、地図上の「LDG Area」というのは、リビアンデザートグラス・エリアのことではあるまいか。

ケビラクレーターの地図とこの地図を重ねてみると……

リビアンマップ

おお、なんだかすごく一致!

左上にさらに別の地図を重ねて割り出した縮尺を入れたので確認すると、だいたい100キロくらい離れているんでしょうか(概要図なのでかなり誤差があるかも)
大雑把な地図なので、すごく近く見えるけど、距離で言うとかなり離れているものだ。

じゃあ、モルダバイトは?
モルダバイト モルダバイト2



モルダバイトは、現在ネルトリンゲンという町があるリース・クレーター(クレーターの中に町がある)ができた時の隕石衝突によるものと言われています。
同じように調べていくと、モルダバイトの採れる範囲の地図も見つかりました。
これにはリース・クレーターの位置が載ってなかったので、これもいくつかの地図を重ねてみると。

モルダバマップ

一番近いところで200キロくらい離れているでしょうか。

やっぱり、リビアングラスの方がクレーターに近いところからでてるんだ。
こうなると、リビアングラスは隕石の空中爆発で地上の石が溶けてできたという説も、一理あり。
溶けて地面がガラスのようになったものが長い年月で割れてかけらになり、砂漠の砂に磨かれてモルダバイトのような縮緬皺ではない、ややなめらかな表面のガラスになったんじゃなかろうか。
というのも、ゴビ砂漠で採れたというカルセドニーの表面とよく似た感じだからです。

作るのは面倒くさいけど、こうやって地図で見てみると、なるほどなるほどとわかることも多いです。



時を経た赤

古代カーネリアン

アンティーク・カーネリアンです。

産地はどこだかちょっとわかりませんが、天珠好きとしては、いつかひとつは欲しかった石。
……というのも、この赤い石も天珠と同じようにチベットに古くから伝わるお守り石だといわれているからです。

チベット(西チベットや今の新疆ウイグル自治区の方)では、ペマラカ(Pema Raka)と呼ばれていて、その名前はサンスクリット語のパドマ(蓮)とRakta(赤とか血という意味)に由来すると考えられています。

セカンドコーラルという説明を見かけることから、チベットで大切にされる山珊瑚同様、「赤」という色がこの石の重要な要素なのでしょう。

赤という色は、血の色、火の色……命の色

チベットに於いて縁起の良い色とされ、この赤い石が病気や悪霊に対する護符とされてきたのも、チベット医学に用いられたと言われているのも、日本の「魔除けの赤」と同様、命の色である赤を身に着けることで生命力をかきたて、悪しきものや病を退けてやろうというイメージなのではないでしょうか。

また、インダスあるいはメソポタミアを起源とするエッチドカーネリアンの存在も見逃せません。
赤……といってもこの石よりは明るいオレンジの地にアルカリ性の白い染料で模様を描き、加熱して焼き付けたビーズであるエッチドカーネリアンは、天珠のルーツの一つであるともいわれています。
(エッチドカーネリアンの模様は天珠と異なるものがほとんどですが、まれに天珠模様のエッチドカーネリアンがあり、確かなつながりを感じさせます)

このほかにも天珠のルーツとしては、ソロモンの護符とされた白黒縞瑪瑙(スレマニ)、トルコのナザール・ボンジュウなどに見られる「邪視除け」などがあり、それらを眺めていると、のちにシルクロードと呼ばれるようになる東西の交易が古くからあり、それとともに「邪視除け」「白黒縞瑪瑙」「エッチドカーネリアン」が(おそらく西よりの)チベットにもたらされ、縞瑪瑙がその模様から「目」の力が重視されるようになり、さらにはエッチドカーネリアンの技法を得て、より強力な「目」を描いたビーズとして天珠が誕生したのではないか……そしてエッチドカーネリアンは模様を描くことを天珠に譲り、命の色の赤い石として天珠とともに大切にされたのではないか……と思えてきます。

カーネリアンは、カルセドニーを加熱して赤くすることでも得られます。
この石の色が天然なのか加熱によるものなのかはわかりませんが、かつての人々は、この石に「赤」を求めたはず。

そこでいくつかあった中から、ひびが入っているものの、一番濃い赤を選びました。

このビーズの穴周りを見てみると

古代カーネリアン2

古代カーネリアン3

あきらかな使用痕。
この溝状の擦れた痕は、この石が紐に通され長い間身に着けられて、紐によって石がすり減ったことを示すものです。
もちろん石より紐の方が柔らかく、何度も何度も取り替えられたはず。
それでもやがて石が削られ……それだけの長い間、たいせつに伝わったものであるということです。

現代になって磨かれ作られたのとは違う、独特の質感。
長い時を経てきたものが持つ、風格。

なんとたくましい赤。

縁取り

モロッコフローライト

モロッコ産のフローライトです。
くすんだ白っぽい色合いの中に黄色いゾーニング。
その縁だけが紫になっているという、ちょっと変わった色合いです。

全体的に淡い色合いなので、紫に縁どられた黄色という組合わせがしっくりおさまっているともいえます。
これでくっきりはっきりした色合いだったらすごいことに。

サイコロ状のゾーニングの縁が紫なので、紫のラインが描く形も立体的になっているんですが、写真ではそれが写せないのが残念。

マットフィニッシュ

サンドストリーム

サンドストリーム・クォーツ」の名前で売られていた水晶です。
もちろん、正式名称というよりあだ名です。

お店の説明によると
「グルピアーラと呼ばれる純粋な石英の砂礫層の中で、長い間流砂の影響を受けて研磨された状態になり、表面だけが擦りガラスのようになった水晶で、不純物の影響を受けず水晶本来の色を保っているものは珍しい」
とのこと。

ふつう、水晶の表面が擦れるというのは、結晶が川に流され、転がり、丸くなったものです。
しかしながらこの水晶は、砂状の石英に埋もれて、長い間にわずかに動く砂によって表面が磨かれたものだそうで、そのためにすりガラス状とはいえ、六角柱(ただしこれは先細り型)の形を保っています。

表面がまわりの砂に磨かれてマットになったもの……これはコルヴィアル・デポジット(崩積鉱床)に埋もれたレムリアンシード(表面マットでピンクのもタイプ)も実は同じことだそうです。レムリアンシードは磨かれ度が少ないためにエッジもきれいに残っています。
ところが、レムリアンシードは地下の鉄分の影響を受けてピンクになっています。
表面がつるつるであれば鉄分もなかなかつかないかもしれないけれど、擦れてマットになれば鉄分、つまり天然の鉄さびもくっつきやすくなるのでしょう。

レムリアンシード以上にこすれてマットになっているにもかかわらず、鉄さびで色づかずに白いままというのが珍しいのだというのです。

ちなみに、この水晶が埋まっていた「純粋な石英の砂礫層」というのはこういうの。
埋まっていた場所の砂も一緒にいただきました。

サンドストリーム2

レムリアンシードが埋もれている場所の砂(長い年月で硬く固まっているが崩すと砂になるとか)はもっともっと細かくて「粉」のようです。
それもレムリアンシードの表面の様子(角が残っている)に影響しているのかも。

石の花

ピロータイト

ピロータイトとその上に乗っかった、花のようなカルサイトです。

先だっての即売会での戦利品です。
ブラジル石のお店の即売会でしたが、今回はオーナーさんのコレクションの放出があり、いつもはない産地の石が多々。この石はユーゴスラビア産だと書かれていました。

ユーゴスラビアは2003年にセルビア・モンテネグロとなり、ユーゴスラビアという国名は今はありません。
mindatで見ていたら、こちらに似ているように思われたので、詳しい産地はコソボということになるのかも。

さて、この石、ラベルには
「ピロロタイト(磁硫鉄鉱)」と書かれていました。

ピロロタイト?
なんだか、かわいい名前です……が。
しばらくラベルをにらんで、納得。

あ、ピロータイトか!

名前が出たのにはわけがあります。
昨年末の池袋ショーで買ったパイライトの薔薇が、・ピロータイトだったから。

よくよく見ると、断面が六角形っぽく、板状の結晶が積み重なったような感じで、これがうまいことばらけると、あの薔薇みたいな感じになりそう……。
パイライトだと四角なので、なりほどこれはパイライトっぽくない。


ピロータイトで検索すると、鉄が硫化した鉱物だということは出てくるんですけど、意外に写真がヒットして来ない。
磁硫鉄鉱では結構出てきますが、こういう六角形の板状結晶の集まりみたいな形の写真は少ないです。
レア石なの? ……レア石として名前を聞いたことはないけど……。

鈍い金属光沢の武骨な石の上に、可憐に咲いた小花のようなカルサイトが何とも愛らしい、風景のある石なのです。

プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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