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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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ザギの石

bastnaesite.jpg

パキスタンのバストネサイト(バストネス石)です。
この石は発見されたスウェーデンの鉱山名にちなんで名づけられたそうです。

セリウム等の稀土類元素(レアアース)を含むレアな鉱物……というかセリウムという元素がバストネス鉱山で採れたこのバストネサイトから発見されたとか。

パキスタンの産地からは宝石質の結晶が出ることで知られ、モース硬度が4~5とさほど高くないにも関わらずルースにカットされたりしています。
私の石は、カットするほど透明度はありませんが、一応六角形の結晶の形がわかります。
大きさは1センチ弱。

ところで、産地をよくご覧ください。

ザギマウンテンです。
同じ産地で出る角閃石だかアストロフィライトあるいはリーベッカイトを内包した水晶が「ザギマウンテンクォーツ」とか呼ばれて、パワーストーンの分野で人気です。
(内包物たっぷり水晶としては好きですが、マウンテンと言うほど標高は高くないようなので個人的にはザギ水晶と呼びたい)
何でもザギという山は聖地だそうで(……という割に何の聖地なんだかさっぱり情報が出てこない)、いろいろあれこれすごそうな説明がついています。
そういう産地でレアな石だったら、このバストネサイトも話題になりそうなものなのに。
レアすぎて商業ベースに乗らないんでしょうか。(そのうちすごい石として紹介されたりして)

小さいので買うことができましたが、できれば母岩付きで欲しかったー。
母岩にくっついているようすは、ちょっとバナジン鉛鉱にも似ています。


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放浪する名前

pintad3.jpg

実に久しぶりにこのタイプを買いました。(以前に買ったのはこれ
ちょっと様子の違うタイプもあるみたい……同じ名前で見かけたけれど、産地も同じかどうかは疑問です。

とりあえず、今回の石と最初に買った石は同じ産地でしょう。そっくりです。

最初に出会ったとき、この水晶は「ピンタード」となまえがつけられていました。
「ピンタードってナマズのことだよ」と言われて、びっくり。
調べてみると派手なスポット模様で「ピンタード」というナマズがいるみたい……しかし、さらに調べるとこの言葉は英語で言うなら「ペイント」みたいな意味のようで、「ペイントしたみたいな柄」のナマズがピンタードと呼ばれてるのが正解のようです。
だから、この水晶がピンタードだからといって、ナマズを意図したとは限りません。描いたような柄の……という意味かも……あんまり描いたようには見えないけれど。

別のところではリリーパッド・クローライト・クォーツ(睡蓮の葉っぱ状のクローライト入り水晶)というファンタジックな名前も見かけました。

……が今、その名前を調べてもほとんどヒットがありません。
ペイント柄にも睡蓮柄にも見えなかったのか、それともこの手の水晶が実はレアなのか。

詳しい産地を調べたくても検索ヒットしないのではたどりようがありません。
なので、今回は「インクルージョン・クォーツ」とぼやかしました。

さて、このインクルージョン、緑泥と思われる緑がなるほど斑点のようにも、言われれば睡蓮の葉のようにも見えなくはありません。

pintad3-2.jpg

真正面から見れば。

ところが、横から見ると、実に不思議。

pintad3-3.jpg

立体的です。

「睡蓮の葉っぱ」を押し花みたいに押し付けた状態ではなくて、内側に盛り上がってます。

断面図は(やや大げさに書くと)こうなるはずです。
pintad3-4.jpg

さーて、これはどうやったらこんな風にクローライトが内側に食い込むことができるか。

ガーデンやファントムならわかります。

クローライトがかきたま汁のようにもよもよしている中に、間を縫うようにクローライトを取り込みつつ水晶が結晶し、その後取り込まれなかったクローライトがなくなればガーデンになると思いますし、水晶の成長の途中で速度が鈍ったときに表面にクローライトが付着すればファントムです。
だけど、これは?

水晶の結晶の途中から結晶表面で別の鉱物がくっつき、ある程度食い込んだ状態にまで成長してから採れてしまい、凹んだ状態の表面にクローライトが付着、その後その部分(図でちょっと濃いめの水色に塗った部分)に水晶が結晶した……?

でも、それにしては結晶の表面は平らで、まわりと凹みの内部の水晶の成長に差があったとは思えません。
何より凹みの表面だけにクローライトがくっつくとは思えません。

クローライト付水晶で、なかにたまたまそういう模様が出ていた……ならまだしも、同じような模様付の水晶が複数あるんですから、他の鉱物がとれて、その部分だけにクローライトがついて、水晶が再結晶して凹みを埋めた……なんて複雑なことが、たくさんおこるものなんでしょうか。

不思議。








静謐の影

先日、微調整とか言っていた石をもう一度撮ってみました。

smoky-phantom_20140226215501065.jpg

前回とは全くの別角度!

石自体の透明感、面までわかるファントムの様子がお分かりいただけるでしょうか。

真ん中あたりに見えているぼんやりした黒い横筋は、いわゆる「バーコード」。レムリアンシードなどによく見られる柱面の横筋(成長線)がファントムになっているところです。(※この石はレムリアンシードではないので、レムリアンリッジとは呼ばない)

このファントム、錐面だけでなく柱面、そこに洗われていた成長線までファントムになっているんです。
素晴らしい。

結晶面とファントムの間にスペースがあることで、ファントムの様子が見やすいのも素晴らしい。

smoky-phantom2.jpg

しかも、柱面が一面置きに滑らか&ざらざらで、ファントムが見えそうで見えにくいところが悩ましい。

絶妙な色合いのスモーキーの中に垣間見える柱面までばっちりのファントムは、とても静謐な雰囲気。

”モンストローサ”

ここにも何度か登場したので、ご存じかと思いますが、最近、石ころそっくりの多肉植物・リトープスにもはまってます。

実は以前から多肉植物全般好きでして。
石と同じようにいろんな種類があるので、油断すると「わーい!」とコレクションしそうになります。
でも、相手は生き物。石のようにしまっておくことはできないし、いくら乾燥に強い多肉と言えど水はやらなきゃならないし、日差しも確保しなければなりません。

ということで、石以上に「少数精鋭少数精鋭……」と自らに呪文をかけ、欲しい気持ちをなだめるために、ネットでいろいろ見るわけですが、ここでも自分の石の趣味を再確認することになろうとは。

今さら言うまでもありませんが、私は変な石好き。
たとえば水晶の端正な形から外れて奇妙な形に成長したものが大好きです。

多肉植物は、そのままでとてもユニークで個性的な形をしているんですが、たまに成長点に異常をきたし、変な形に成長してしまうものがあるんです。
通常成長点というのは、植物の先端部分にひとつ。
それが帯状に連なってしまったり、あちこちに複数現れてそのまま成長してしまい、本来の姿とは似ても似つかないものに変身!

元がすでにユニークなので、それが変になると……なんというか、謎の宇宙生物X

成長点が帯状に連なるのを綴化、成長点があちこちに複数現れるのは「モンストローサ」とか、略して「モンスト」と呼ばれています。

「多肉・綴化」「多肉 モンスト」で画像検索して……いや、検索してみる前に心づもりをしてください。
なんだか地球征服に乗り出してきそうなとんでもない姿なので、苦手な人はむちゃくちゃ苦手なはずです。
ある種類なんかは脳みそ化してるし、別のは芋虫がアメーバになったみたいなとでもいいましょうか。

煽ってるわけじゃないですよ。見る前には一応覚悟を決めて。
ショックを受けても私は責任取りません。
変なもの好きの私をして「う、うへえ……」と絶句させ、「面白いかも」と思うまでにタイムラグがありました。

でも、あれがこんな形になるのか! このさきどんなふうに成長するんだろうかと興味津々。

……で、ハタと気が付きました。
成長点が複数現れて好き勝手な方向に成長してしまい、本来とは似ても似つかぬモンスター状態になった「モンストローサ」。

好き勝手に成長……あれえ?
これって、エレスチャル、ビーズの色交じり内包物ありじゃなくて、本来の用法の方の、ごつごつした形のエレスチャルと同じじゃないか。

エレスチャルは、本来ならじっくりゆっくり整った形の結晶になるところが、熱水の中に水晶の材料となる二酸化珪素がたっぷり溶け込んでいたためにあちこちでいっせいに結晶が始まってしまい、いくつもの結晶がごちゃっとかたまったようなごつごつ形状になったもの。

monstruosa.jpg

エレスチャルって水晶のモンストローサだったのか!

水晶と植物では違うのはわかっていますが、エレスチャルという見かけに反するきれいめな響きの名前より、「モンスター化」と言った方が雰囲気に合ってるような気がします。

エレスチャルは、実態とは違った「普通の水晶よりゆっくり結晶した(実際は、結晶速度は普通のかたちのものより速いらしい)」という説明がくっついてしまっているので、「成長点が複数でにょきにょき成長モンスター化」のモンストローサの名前のほうが、理由も正しいのでは。

……「モンストローサ」の呼び方を広めたくなってきました。
でも、モンストローサは日本語用語では「石化」。
石が石化ではさまにならないか……。

つぶつぶローズ

小さい石ですが……。

mozambique-rose.jpg

モザンビーク産のローズクォーツです。

最近なかなか色の濃いもの(ぶっかきかけら状)やけっこう透明感のあるビーズが出てきているようですが……私が買ったのは内包物入り!

小指の爪ほどの大きさでそれでもちゃんとピンク(ということはなかなか優秀な色合いでは?)、中に黒いつぶつぶ状内包物。
これは何かわからないんですが、そもそもローズクォーツで内包物というのは意外に少ないのです。
※透明度の低い石に見られるクラックや白い筋状の石目は別

結晶形の原石だと、何かわからないけど白っぽい繊維状の内包物が入るものもるんですが、塊(マッシブ)状のものでは見かけません。
あ、たまにルーペでのぞくと極小の針状内包物が見えるものはありますが、肉眼で見えるものは意外にないのです。

肉眼で見えるレベルの内包物だとこういうのとか。
あとはネットで2、3回見かけた程度。

ローズクォーツの場合は、内包物は面白さというより「きれい」度ではマイナスになってしまうようですが、私にとっては「面白い」。
どうしてローズクォーツ(塊状)にはファントムや内包物が少ないのか、その理由を考えてみるのも面白い。



ミルキー・オパール

queensland2.jpg

ボルダー・オパールです。
金具なしで直接石に穴が開いているところにビニール系のコードが通された状態で、ペンダントになってます。
均一価格で売られていて、そんなに高いものではないけれど、同じ価格帯の石の中では、オパールの層も厚めで、色合いがきれいなものを選びました。

実は同じ店でいくつかオパールを買っていて(これとかこれとか)、こちらはビーズを合わせてリメイクしましたが、今回の石は、リメイクしようとおもいつつ、まだ手を付けていません。

リメイクした方は、母岩部分が多くて、その質感と色合いに合わせて六角形のブロンズ色のビーズを合わせたんですが、こっちは雰囲気が違います。

オパール部分が多く、なんだか遊色の上をミルキーな層が流れているような、柔らかくてとろりとした感じ。

queensland2-2.jpg


これでは固い感じのビーズは合いません。
むしろ今のままの柔らかいコードの方が合ってる感じ……だけど味気ないし、長さが半端。

革紐でも通そうか?
それともワックスコードか何かを編んで通そうか。

硬い感じではガラスビーズと似ているけど、ブラックスピネルの小さなカットビーズでも合わせてみようか。


特2

コリント・ツイン

ブラジル、コリント産の水晶です。

これも先だっての雪のバレンタインデーに買った石の一つで、「ソウルメイトツイン」とラベルがついてました。

ここでちょっと整理しておくと、水晶における「ツイン」には二通りあります。
ひとつは鉱物学とか結晶学の方の「ツイン」。「双晶」と呼ばれるものです。
こちらのツインには、二つの結晶がどの面でくっついているか、角度は何度になるかが決まっていて、単に二つくっついているだけではツイン(双晶)と呼びません。
有名なのは「日本式双晶」でしょう。

もう一つは、クリスタルヒーリング系の「ツイン」。
これはくっつく面や角度ではなく見た目のくっつき加減がポイント。

これも何でもいいから二つ……ではなくて、いろいろなくっつきがある中から側面を接してピッタリ二つがくっついているもので「同じ大きさのものが二つ」とか「根元は一つで先端が2つ(大きさは少々違ってもいい)」
みたいに条件があります。

それによってソウルメイト・ツインとかタントリックツインとか名前が付いています。

簡単にまとめると
◇同じ大きさのものがくっつき→ソウルメイトツイン
◇やや大きさの違うものがくっつき(結晶の間に境目なしがよい)→タントリックツイン
◇同じ大きさのDT(両錐)がくっつき→スピリットガーディアン(※あまり見かけない名前)
以上が側面でピッタリくっつきのツイン。

もう一つ、同じような大きさの二つの結晶が根元でくっつき先端がわかれた「V」字型くっつきを「ツインフレーム」と呼んでいる場合もありました。

かと思うとソウルメイトツインじゃなくてツインソウルとか。

何やら耳慣れない単語がたくさん出てきましたが、ソウルメイトツインとツインソウルは言葉を入れ替えた程度ではなくて意味するところが違う様子。
そこらへんはヒーリングだかスピリチュアルがかかわってくるのでかなりややこしいんですが、水晶の形の名前に限ってもイコールにするべきなのか否か、明確な違いが見えてきません。

ここで、自分ルール発動。
私の場合、意味や効果は「脇に置いといて」の世界で、どういう形をどの名前で呼ぶかの情報整理になります。
「これはどういう名前なの?」という疑問はあっても「意味はどう違うの?」は悩まなくて済みます。
で、「どういう名前なの?」は自分ルールで解決。悩みはかなり少ないです。

今回の石は、ラベルではソウルメイトでしたが、側面ぴったりではなくてややV字なので、「ツインフレーム」の方がいいかもしれない。

ソウルメイトツインが「この世で同じ使命や目的を共有している同じ魂を持つ仲間」であるのに対し、ツインフレームは共通する目的を成就させるために巡り会い、互いに支え合い、サポートしあう「同士の魂」ということになるのだそうで、そうしてみると、この石は寄り添っているというより、結晶の形が二つが肩を組んで胸を張っているような感じなので、ツインフレームの方がふさわしいかも?
※それぞれの説明は、紹介しているところによって違いがあります。

陰りのない透明感と、結晶面の凹凸があいまって、とても涼やかな印象の石でもあります。
たまには素直な透明水晶もいいものだ。

微調整!

先日のバレンタインデーの雪の中で行って来た即売会で買った石を写真にとりました。
黒背景で撮ったらうまくいかなかったので、バックの黒画用紙を取り去ってレースのカーテン越しの光で撮ったんですが……。

スモーキーファントム

面倒くさがらずに、半透明プラスチック板を窓ガラスに貼ればよかった。
レースのカーテンの模様が邪魔ですね。

濃ずぎず、薄すぎず、ちょうどいい色合いのスモーキーの中に、面の形や側面までわかるふんわりしっかりファントム。
結晶そのものはややざらついたマットな面と中が見える滑らかな面が交互になっていて(磨きではない)内部のファントムがはっきり見えたり見えなかったり。

結晶の面とファントムを、どのような角度で写せば、より美しいか。
もうちょっと工夫してみたいです。

あの石、再び

以前、思いがけずスコレサイトの上に平板状アポフィライトがざくざく結晶した石を見つけました。
この組み合わせは初めてだったし、アポフィライトが平板状にもなるとは知らなくて、「インド、スコレサイト」ひたすら検索して似た石を探し、アポフィライトと知ってびっくり……という、そういう石でした。

その後、アポフィライトじゃなくて違う沸石じゃないかとか、いろいろ話題が絶えなかったんですが……何なんか越しで仲間石発見!

scolecite-apo.jpg

小さいけど。

最初の石は10センチくらいありますが、こっちは3センチくらい。
先だってのつぶつぶカルセドニーと同じ店で買いました。
いやあ、あのお店、本当に面白い石が多かった!

最初のスコレサイト&アポフィライトのインパクトが強かったので、その後平板上状アポフィライトを追いかけて、その形を頭に入れていたので、今回は見たとたんにアポフィライトだとわかりました。

小さいけれど、その分透明度が高くてキラキラです。

スコレサイトにほかの鉱物くっつきバージョンだと、放射状に結晶したスコレサイトに淡い黄色のカルサイトがつぶつぶくっついたものがありますが、アポフィライト付きも、もっとボリュームがあればさらに見栄えがするのになあ……。

あるいは、透明じゃなくてグリーンアポフィライトだったら、ステキかも。
というのは同じ池袋ショーで、淡きミントグリーンで透明度が高くてキラキラの平板状アポフィライトを見つけたので。(こちらのアポフィライトについてはまた後日)

……あ、何となく昨日の写真に似ちゃった。

ビッグ・ソリューション

solution2.jpg

アメリカはアーカンソー州、ジェフリー鉱山のソリューションクォーツです。

書くにあたって検索してみたら、あれ~? 知らないうちにデイビッド・ガイガー氏がらみの石になってる。
私が買ったのは結構前。ガイガー氏とは全く関係ない鉱物ショップ(@ミネラルショー)で買いました。

この写真を見て、「ソリューションクォーツとは違うんじゃないか?」と思う人もいらっしゃるかもしれません。
そう、ソリューションクォーツとして出てくるのはたいていこっち↓。



透明かき揚げタイプです。

今回の石は、それに比べると大型。
6センチほどあります。真ん中あたりにくっついている細い結晶が、だいたいかきあげクラスターを構成する結晶と同じくらい。
海外サイトまでさかのぼってみていたら、多くはかき揚げタイプで、一部太くて大きめの結晶があるようです。

かき揚げタイプを取り上げた時、ソリューションクォーツとはどういう水晶であるかの説明に「DT結晶が集まったかき揚げタイプ」(かき揚げはKURO造語。現地では「ヘイスタッフ=干し草の山みたいな意味)」と呼ばれているみたい)「結晶の先端が剣山みたいになっている結晶のこと」の二通りがあって、一体どっち!……と悩んだものですが、この太め結晶と一緒に考えてみて、やっと考えを整理することができました。

まず、説明にあった「先端が剣山」とはこういうこと

solution2-2.jpg

この産地の結晶としては大きめとはいえ、石としてはそんなに大きくないので大きく写すとどうしてもどこかがピンぼける!……それでも剣山な様子がお分かりいただけるでしょうか。
結晶の先端が普通のようにとんがっているのではなく、かといって折れているのではなく、細い細い結晶が集まった、まさしく剣山状になっているんです。

なぜ、こんなことになるかというと、この石がレクトライトという粘土鉱物の中で成長したから。

レクトライトは、ゼリー状のドロドロで空気に触れると固まって革のようになるそうです。
こちらのサイト(海外)にマウンテンレザーとも呼ばれるレクトライトをかぶったままの写真が出ています。
……きれいにクリーニングするのは大変そう……。

この石を買ったとき、柔らかい母岩に刺さるように成長したのでこうなった、と聞きました。

とういえば、こちらのDT結晶が集まったローズクォーツのクラスターを買ったときにも、どうして母岩に接してないこんなクラスターに成長できるのか……と聞いたときも、似た話を聞きましたっけ。
水晶は地下の熱水の中で成長します。
熱水と聞くと、超・高温の温泉みたいなイメージですが、必ずしもサラサラの液体とは限らないようで、泥だったり、他の鉱物が多くてどろどろになっていることもある……まわりがどろどろゼリー状だと、それに支えられてDTに成長できる……というのです。

なるほど。

ソリューション(Solution)という単語を検索してみると、もともとの意味は「束縛から解放される」
それが転じて「問題解決(問題に縛られた状態からの解放ということ)」などの意味になるようです。
また、「溶液、溶解状態」(分子やイオンが結晶など固体から解放された状態)の意味もあるとか。

私がガイガー氏などのスピリチュアル系とは全く関係ないところでソリューションクォーツの名前を聞き、柔らかい母岩に食い込んで成長した……と聞いたことを合わせて考えると、これは一部で説明されているように「問題解決」とか「束縛からの解放」という意味を込めてネーミングされたのではなく、タビュラーが実は「板状の」という普通の言葉だったように、「どろどろ熱水の中で浮かぶように結晶した水晶」という説明的ネーミングなのだと思われます。
かき揚げ状とか先端が剣山というのは名前の決め手ではなく、「どろどろ熱水育ち」が名前のポイント。どろどろ熱水育ちであるために、かき揚げになり、先端剣山になる……ということ。
そういうソリューションクォーツの中でかき揚げ状のものは、さらにヘイスタッフ(干し草)と呼ばれる。
こう考えると納得です。

ちなみにスタッフとは裏方さんのことではありません。
石膏像などを作るとき、麻の繊維を刻んだもので裏打ちして強化するんですが、それを「スタッフ」といいます。
裏打ちした「スタッフ」は細くて短めの繊維が縦横無尽に絡んだ状態です。……なるほど、細い結晶のかき揚げクラスターも、絡み具合がそんな感じ。

スピリチュアル系のショップから登場すると、カタカナのネーミングは何か特別の意味があるのでは……と思い込んでしまいますが、実は、タビュラーとかスケルタルみたいに結構説明的なネーミングなのかもしれません。

シンセティック

合成水晶

合成水晶です。
中国産だそうです。
もちろん天然石好きではあるのですが、合成水晶というものも見て、さわっておきたくて買いました。

この細長い形は、天然水晶のレーザーワンドと同じではありません。
実は全く違います。

大雑把にいうと、ものすごく平べったいタビュラーを千切りにした一本です。
こちらの参考サイト様の図1(小さいですが)をじっくりご覧ください。
説明するのがややこしい上に、ヘタにまとめるとボロが出そうなのでやめときますが、合成水晶と天然水晶は全く違う形をしているということだけ覚えておいてください。

どうして合成水晶が作られるかというと、いろんな電気製品に水晶が使われているからです。
水晶には電圧をかけると規則正しく振動するという性質があり、その振動の数で正確に一秒を測ることができます……クォーツ時計と言いますが、そのクォーツはまさに「水晶」のこと。
「水晶振動子」などと言われます。(詳しくはこちら(参考サイト様)

ところが、水晶振動子にするには、傷や不純物があってはいけないし、ドフィーネ式やブラジル式の双晶であってはいけないらしいのです。
いろんなものに使うのでたくさん必要なのに、いちいち傷や不純物や双晶でないかどうかを調べていては手間もかかるしたくさん作れません。
そこで透明傷なし不純物なし、右水晶に統一された(国によって左水晶統一もあるとか)合成水晶が作られるようになりました。

つまり、合成水晶は水晶振動子を作るためにつくられたもの。この形もそのために考えられたものです。


ここでちょっと整理します。
天然石もしくはパワーストーンでは「本物? 偽物?」という心配が後を絶ちません。
水晶もその例にもれません。

実は天然水晶じゃなかった……というものには、この合成水晶と練り(溶練)水晶があって、まとめて「人工水晶」とよばれることがあるため、ごちゃごちゃにされています。

しかし、合成水晶と溶練水晶は、どちらも天然水晶を原料に作られていても全く違います。

合成水晶は天然水晶と同じように二酸化珪素という成分が規則正しく組み合わさって(結晶して)います。
ところが、溶練水晶は、水晶とは名ばかりで成分は二酸化珪素でも結晶していません。結晶していないのでガラスです。

水晶を丸く磨いて細い線を透かして見ると、ある部分で線が二重にだぶって見えますが、ガラスはどの方向から見てもだぶって見えません。ダブって見えるのを「複屈折」といいます。結晶しているために起こる現象です。
合成水晶は結晶しているので複屈折がありますが、溶練水晶はガラスなので二重にだぶって見えません。


ときどき「練り水晶は水晶を原料に作ったものだから水晶と同じですよ」という説明をする店がありますが、この「同じ」がどういう同じなのかを考えてみる必要があります。

おまじないとかそういう分野では「似たものは同じような力を持つ」という考え方があります。
たとえば「菖蒲湯」の菖蒲は「尚武」との語呂合わせだけでなく、とがったその形が刀に似ているから、よくないものを切り払う破邪の意味合いを持つもの。
菖蒲湯は、季節の境目(節句)は陰と陽が入りまじる不安定な時であるという考えのもと、破邪の菖蒲の湯に入って悪いものが寄り付かないようにするという意味があるとか。

パワーストーンも「おまじない」と言えばそうなので「水晶から作った水晶と同じように透明なものだから水晶と同じ力を持つ」と言えなくもないけれど、一方でパワーストーンは天然のもの……大地がはぐくんだものだからこそ力があると考えるなら、同じとは言えません。
もちろん、先述した性質も違うし、希少価値も異なる別物です。

だけど、チェリー・クォーツやゴールドサンドストーンみたいなガラスも、パワーストーンとしての説明がつけられてパワーストーン扱いされてます。

合成水晶はさらに厄介です。
天然のものではないという点では溶練水晶と同様です。
でも結晶しているという点では溶練水晶よりは天然水晶に近いともいえる。
さてどうするか。

パワーや意味に興味なしのシンプル思考の私としては、「合成は天然じゃないよね」ということでさっくり別物扱いです。
偽物ではなくて「別物」

以前、ある人が天然水晶と合成水晶のパワーの違いを「ピアノと電子ピアノの違い」だと例えていましたが、これはとても面白い表現だと思います。
どちらも美しい音色を奏でるもの……でも同じピアノでも音色やできることは異なる。
そういう点でも偽物というよりは「別物」……と考えてもいいのかもしれないですね。

それとは別に「この水晶はもしかして偽物じゃないか」……つまり、天然ではないのではないかという心配も多いです。

特に、「とても安かったんだけど/きれいじゃないんだけど偽物じゃないか」という質問を良く見かけますが、これはちょっと違うかなあ。

なぜなら、ガラスにしろ合成水晶にしろ、手間をかけて作るならきれいなものを作るはず。
特に合成水晶は天然水晶ではなかなか難しい透明傷なし不純物なし&双晶ではない水晶を大量に手に入れるために考え出されたもの。その作り方も透明傷なし(以下略)に特化しています。
逆に言うと、きれいじゃない水晶を作るには向いていないんです。
※品質チェックで不純物が入ってしまったものははねられますが、それも強い光を当ててやっと見つける程度のようです。

クラスターに偽物があるんだって!→ガラスではクラスターの形にならないし、ご覧のように合成水晶は形が違います。たまーに合成水晶を作る装置の隅っこに小さいクラスターができちゃうこともあるそうですが、珍しいので逆に「合成」と堂々明記で売られています。
わざとクラスターになるようなことをしたら、装置が使えなくなりそうなのでやらないでしょう。

ルチルクォーツに偽物があるんだって!→実はルチルじゃないものが入った天然水晶ならありますが、ガラス(溶練水晶)や合成水晶にあとからルチルやルチルのようなものを本物そっくりに入れるのも、作るときに同時に入れるのも無理でしょう。

合成水晶のつくり方はこちら(参考サイト様)、合成水晶を作る装置の写真はこちら(参考サイト様)

合成水晶は真ん中に種水晶の痕がうっすら出るようなので

これで丸玉を作ったら一発でばれそうだし、芯を入れずに丸玉にできるような大きな合成水晶を作ったら手間とコストがかかりまくりで、かなり高価なものになるでしょう。(ガラスなら簡単ですが、すぐばれる)


これは、本物? 偽物? パワーはあるの? ないの? どう違うの?……誰か教えてー……が、実は簡単な問題じゃないよということです。

私のシンプル思考は「別物」(以上終わり!)ですけども。

今回合成水晶について調べていたら、こちらのサイト様がいろいろわかりやすくまとめられていたのでお勧めです。

楽ということ。

先日、私が作ったアクセサリーをお買い上げしていただいた方に会う機会がありました。
そのときもそのアクセサリーを身に着けていて、とても気に入っていただいているとのこと。
作り手冥利に尽きます。ありがたいことです。

さらにおっしゃるには、
「KUROさんの石(アクセサリーに使った石)はパワーが強いですよね」
……と言われましても、私は自他ともに認める「わからん人」。
ちょうどその時は某石即売会の会場で、
「こんな石があるよ」と雑談していたんですが、その時お勧めしていた石も「パワーが強い石」だったようで、
「本当に石のパワー、分からないんですか?」
と聞かれました。
「うん、全然。以前『これならいくらなんでもわかるでしょ!』と言われた石でもわからなかったし。だから石は見た目だけ気にしてればいいから、楽~」
と答えたら、ちょっと不思議そうな顔をされてしまいました。

本当ですとも。

「持ったらビリビリきた」とか「お腹のあたりにぐうっときた」「体に当てたところからあたたかくなった」とか、よく言われているような現象もついぞ体験したことないし、ましてやこんなメッセージを持っているとかこんな性格だとか、そんな難しいこと、分かりません。

私にとっての石の最大ポイントは見た目。たまに重さとか手触りとかが決め手になる場合もありますが、たいていはその石を見て、「いいねえ~」と思えるかどうか。
綺麗な石じゃなきゃいけないとか宝石質がいいとかでもなく、ご存じのように「変な石」好き、ブレスレットも渋い岩石系ビーズ使いまくりなので、一にも二にも自分の好みに合うかどうか、好きになれるかどうか。

石の意味も効果も興味がないし、相性は「ない」派。
というか、相性が悪かったら欲しいと思えないはずで、欲しいと思ったからには相性は問題ないはず。
もし選んだ石との相性がいまいちだったら、悩むよりもこれから仲良くなればいいじゃないかと考えているので、これも問題になりません。

私と石の関係は、とてもシンプルなのです。

……が、昔は私も「石のパワーが感じられたらな……」と思ってました。
今でも、感じないことに不自由はしていませんが、感じられるなら感じてみたいです。楽しそうだから。


「パワーが感じられる人はいいな」と思っていたころ、こんなことを言われたことがあります。

「こんな石(私が選んだ石)が、パワーがないわけがない(変でインパクト大だから?)。
KUROさんは、石のパワーを感じてるけど、意識がそれを解析できてないのかも」
つまり……センサーは働いてるけどそれを「石のパワー」として理解する回路がない……もしくはその働きが鈍いということ?
なんだかビミョーだな……。(さすが私)

私は、幸いミネラルショー参加圏内にいて、自然と石好きさんの知り合いも多く、中には石のパワーがわかる人もいます。(最近お会いしてないけど)
ショーの会場で顔を合わせ「こんな石を買ったよー」という流れで、同じ日に同じ石を複数の「わかる人」に見てもらう機会もありました。

その一つがこちらのアイスクリスタル。
Aさんは「炭酸みたいにしゅわしゅわする感じ」
Bさんは「胸から頭頂のチャクラがこじ開けられるみたいな、(個人的に)ヤバい感じ」
Cさんは「(石を持った)手から入って下に抜ける感じ」
意見は見事に異なりました。

かと思うと、こちらの中国産レッドファントムアメジストクラスターは、BさんもCさんも「胸から顔にかけてがほわっと暖かくなる」と意見が一致したり。(Cさんは「むしろ後頭部にくるかな?」とも)

これを、石にパワーなんてあるかと考えたら「意見が分かれるなんて、単に見た感想を言っているだけ」ということになりますが、石にはパワーがあると考え、そこに先ほどのセンサーと解析回路の例えを用いるなら、石にはパワーがある、それを感じることもできる、でも解析回路(人)によってその結果は異なるということなんじゃないだろうか。

この場合の「解析回路」には十人十色の好みや考え方という「個性」が乗っかっているのだから、違っていて当たり前。
だとすると、私が感じている「この石、いいねえ~」も、ポンコツかもしれない私の「石のパワー解析回路」がはじき出した結果……ということ?
そう考えたら、「それでいいや」と思えてきました。

感じ方に差があって当然。
というか、石のパワーとはこういうものだ、こう感じるものだ、誰かが強いといったら強いもの、言った通りのもの……という先入観で見てしまうと、実は感じているはずのものがわからなくなるんじゃないだろうか?
むしろ私みたいに解析回路の働きが怪しい場合は、先入観や余計なものを挟まずに、なるべく生の情報(そのままの印象)をぶち込んだ方がいいのかもしれない。

私の「意味や効果に興味なし」は、
◇調べたら一つの石に異なる説明がくっついているなんてよくあることだった
◇石の名前や解釈を間違えて、結果として説明と石がずれても、問題になってないこともある。
◇原石では石一つ一つに個性があるので、石の種類で「この石はこんな意味」とまとめられることに違和感。
◇どうしてこの石にこんな意味?……は調べても考えても答えは出ないけど、鉱物的なことは調べればいろいろ芋づる式にわかっておもしろい
……という状況の結果ですが、石と自分の関係をシンプルにしたら(私の場合は)意外に楽しい。

最初に「楽よ~」と言ったけれど、楽(ラク)と楽しいは同じ文字。
楽しいことはいいことだ。








ジオード・ペンタ

池袋ペンタゴナイトシリーズ!

ジオードカバン

やっぱりカバンサイトと区別なしに売られていたペンタゴナイト。
これはカバンサイトと思えるものも、こちらも、名前は表示されてなかったので判断は私の独断ですが、これはペンタゴナイトでしょう!

カバンサイトよりも鋭角な感じで、長いめの結晶がぴょんぴょん突き出しているのが、私の判断ポイント。
写真ではなかなか違いが写せませんが、ペンタゴナイトの方がやや青く、何となく透明感も勝るものが多いような。

今回のは、母岩大きめ、カバンサイトは小さめ。
ペンタゴナイト部分だけをアップで撮りたかったんですが、ただでさえデジカメが苦手とする青と、母岩を覆う白い鉱物(海外サイトで見たところではヒューランダイトの表示あり)との対比、そしてペンタゴナイト自体の小ささ(右側結晶で5~6ミリくらい)に敢え無くギブアップしました。

大きいペンタゴナイトも手にしたのに、これも選んだ理由は、母岩がちゃんと役目を果たしているところ。
よく見てください。母岩が窪んだところを白い鉱物(ヒューランダイト?)が多い、その上にペンタゴナイト……この石の産状が良くわかる形をしています。
特に左側は窪みがジオードであること……この母岩はそのほかの部分にもあるように、中に大小さまざまの泡みたいな空洞を持つ石で、そこに鉱物が結晶したのだということが良くわかります。

そのうえ、右側の結晶は透明度が高くてとてもきれい。
カバンサイトもペンタゴナイトも、母岩から外れやすいので、これをポロリしないようにしないと。

雪の中を行って来た。

今日は某所で石即売会。

どうしよう~といいつつ行ってきました雪の中!
よりによってこの日に降らなくてもいいじゃないか。

会場に行ってみると、雪にもかかわらず何人もの人がすでにスタンバイ中でした。
それでも例年よりは少な目かな?

結果は……やや不調かも。
「これ!」と飛びつくのではなく、「これにしようかな……」と手に取り、しばらく握ったままうろうろして、「やっぱり似たのを持ってるし」とリリースするのを繰り返し。

それでも戦果は、たくさん持ってるファントム。
でもー、側面まできれいにファントムってる美人石です。

さすがに電車が止まることを懸念して早めに離脱。
寒かった……。

もう少しでファントム

ミニバッタリシリーズ第3弾。

battari11.jpg

昨日のスリムファントムを角閃石によるファントムではなくて、もしかして元はミルキー・クォーツで、その後透明な水晶になったのではないかと推理した根拠がここに。

まさしく、先細りの形もそっくりな……全体ふんわり白濁水晶。

よーく見ると、先端がちょっぴりファントム。
というかこれは今まさにファントムになろうとしている水晶?

battari11-2.jpg


こんな季節に見ると、霜が降りて白くなったような、障子越しに見る冬の日差しのような、柔らかくもひんやりな色合いです。

スリム・ファントム

ミニバッタリシリーズ第2弾。

battari17.jpg

これも3センチくらいのポイント。
見事に先細りのほっそり水晶の中に、きれいにふんわりファントム。

角閃石……かと思ったけど、繊維状の内包物には見えない。
もしかしてこの水晶は元は白濁ミルキークォーツで、後に透明になっていったのだろうか?

これは分離単結だけど、この石が採れたところでは、ひょっとしてこういうファントム入りの結晶が群れたクラスターなんかも出てたのかもしれないと考えるとわくわくする。
尖った結晶の中全部に、こういう白濁ファントムが入っていたら……まるで霜柱のように見えるんじゃないだろうか。



バッタリのフサフサ

battari6.jpg

国産!

バッタリ鉱山の水晶です。
「バラバラで小さい結晶だけど、色の見本にどうぞ」といただいてしまった、ありがたき頂き物。
ありがとうございます!

大きさこそ3センチくらいと小ぶりですが、そこはそれ、根性マクロで補います。
カメラにマクロレンズを付け、腕がプルプルしそうになるのをこらえて大きく迫ればこの通り!

モフモフというかもさもさというか、ふさふさと言うべきか……角閃石と思しき、淡い緑の内包物が、アップで見るとこんなに美しい。
まるで清流の水草のよう。

ところで、先端付近に丸いものが見えていますが、このほかにもところどころに同じようなものがくっついてます。くっついているというか……どうも、もともと球体だったものが半分食い込んだ状態でくっついていて、出っ張った部分が割れて断面が見えている……みたいな状態です。


まりも水晶のまりも(クーク石)みたいなもの?
その割に、完全に内包されているものは見えません。



再びリバニー

結晶形じゃないけど、なんだか気に入って複数買いしてる石。

ribanee3.jpg
マダガスカルの「リバニー・アメジスト」です。

言ってみれば、マダガスカル産のシェブロン・アメジスト。
シェブロンというのは>>みたいな山形のことで、石では、要するに白と紫というはっきりした色合いのくっきりはっきり多重ファントムのこと。

この石を知ったのは2012年のIMAGE展でした。
IMAGE展では小さ目のタンブル(と言ってもタンブルとしてはやや大きめ)を一つ買っただけでしたが、その後この時売っていた石をそのままごそっと仕入れた(らしい)店を見つけて、機会があるとそこで追加買いしてしまっています。

小さ目の石では

このように黒い層が入っているものがあって、そこに惹かれて買っていたのですが、大きめの、淡いファントムが重なる石もなかなか良くて、今回はやや大きめを買ってみました。
それが今回の写真の石。
長さが15センチくらいあります。

白と紫だけでなく、やや黒みが買った……小さいタンブルのようにはっきりとした黒ではなく、むしろやや緑のニュアンスがある渋い色の層を含むファントムの重なりは繊細で美しく、長さの割に細いので、光に透かすとファントムの重なりが一層幻想的。

ribanee3-2.jpg

原石が見たい素敵さです。

ところが……この石、いろいろと謎な部分が。

まず、最初の石を買ったときに、「「Ribanee Ametista, MADAGASCAR」のラベル……というか、紙袋に書いてもらいました。

Ametistaというのはアメジストのことですから、リバニー・アメジストと呼んでいるわけですが、この「Ribanee」が何なのかわからない。
「Ribanee Madagascar」で検索してもそれらしきヒットがありません。

地名じゃなくてシェブロンみたいな模様を示す名前なんだろうか。

次に、かのアゼツライトをプロデュースしたロバート・シモンズ氏のヘブン&アース社から「アムアゼツ」として紹介された石にそっくりです。
アムアゼツの説明は例によって産地をぼやかしていて「アフリカ沖からやってきた」とか書かれているので、見かけと「沖」ということから、このマダガスカルのリバニー・アメジスト=アムアゼツなんじゃないかと思っているのですが……最近、南アフリカのケープ産、つまりケープ・アメジストとして黒い層が入ったシェブロン・アメジストが売られているのを目撃。

見た目は私が先に買った小さい方のリバニー・アメジストにそっくりです。
確かに南アフリカのケープからはシェブロン・アメジストが出ていて、ビーズなどで見かけますが、こんな黒い層が入った石があったっけ。

そっくりな石が出ているのか、はたまたどこかで産地が混同してしまったのか。
どっちだろう……。



アメジストのポジション

in-amethyst.jpg

カルール産のアメジストです。
とりあえず。

内部にアメジストの色合いが見え、表面近くは鉄分とかゲーサイトで色づいているようです。

石としては直径5センチくらいの結晶の上下が割れて、厚み3センチくらいになり、さらにそれが半分に……つまり厚み3センチの六角板がぱりんと半分に割れたような形。

そんなダメージありまくりにもほどがある石を買ってしまったのは、裏返したらこんな感じだったから。

どん。

in-amethyst2.jpg

ものすごく鮮やかにアメジスト!


これはどういうことかというと……さらにどん!

in-amethyst3.jpg

鮮やかなアメジストの結晶を芯に鉄混じりの透明水晶が結晶していたようです。
その様子はまるで鉛筆の芯。

これで割れてなかったらどんな感じになっていたでしょう……!

こんな感じ?


いや、もっとアメジストが鮮やかに出ていたかも。

その上よーく見ると、アメジストとまわりの透明層の間に空間が空いている部分があったりして、それも不思議。

上下割れのさらに半分という多大なハンデを上回る、このアメジストの美しさに負けました。

雪!

今日は雪だった!
大雪になるとの予報が出ていたので、買い物を昨日の内に済ませて、今日は家にこもっていました。
我が家付近の雪の具合を定点観測。

2014雪

最終的に20センチ超え……30センチはいってないかな?

turara.jpg

お昼ごろには軒からつららも下がりました。
でも夕方にはなかった……ということは、ちょっとは気温が上がったのか?

今は雪はやんでるみたい……明日は気温も上がるようだし、一気に溶けてしまうのだろうか。

何だろう? 第3弾

調子に乗って第3弾。

今回は産地も名前もわかりません。

unknown_20140207092924538.jpg

何故そういう石を買ったかというと、これも石好き超初心者……の癖に、いろんな石に興味が出ていたころで、店(パワーストーン系)で見かけて「これ、何ですか?」と聞いたところ「わかりません」。
それでも「調べたらわかるんじゃない?」と軽く考えて買うに至りました。

……で、これ、何だろう?

クラックの様子からすると、明確な劈開があるような感じです。

カルサイト……?

ナナメな感じがそれっぽい。だけど、カルサイトだったらもうちょっとやわらかい質感で、照りも蝋っぽい感じになりそうな気もするし。

オーソクレース(正長石)?
こんな色あいのも出ているし……だけど、実物をあまり見てないので判別不能。

……ということで、買ってからかなりになるのに決め手に欠けて、いまだに「何だろう?」で止まっています。

ダメじゃん。

何だろう? 第2弾

ジャンルは「産地不明」だけど、石の名前も不明。

スファレライト?

名前がわからない正体不明石。

いや……一応、名前はわかっているというか、買ったときに聞いたけどもうちょっとよく聞いてメモっておけばよかった。

たしか……スファレライトと聞いた気がする。
何年も前……それこそ10年ちかい、石好き初心者時代なので、他にも何か聞いたのかすら覚えてなかったり。


スファレライトといえばこういうの。
sphalerite_20140206235420e8c.jpg

鉄やマンガンが少ないとこんな色にもなります。
sphalerite2_2014020623542261d.jpg


透明感がなくてほぼ真っ黒なものが多いですが、
hungary.jpg
※水晶の下の黒い部分がスファレライト

それなりに輝きがあったり、少なくともこういうカサカサ系の質感ではありません。

ああ、これはとわかるタイプではないということは、調べてもなかなか出てこないということ。
スファレライトはずっしり重い石ですが、この石は小さくて(6~7ミリちょっと)見かけの割に重いのか見かけどおりの重さなのかもよくわかりません。

外形は何となく12面体っぽい形をしています。
スファレライトにも12面体の結晶系はあるようですが……さては、スファレライトと聞いた記憶があるけど、正しくはスファレライトが何かに置き換わった仮晶とか?

……あ、この角度で見ると、双晶っぽい形。
sphalerite2.jpg


何だろう?

ビリディン

名前がわからない正体不明石。

いや……一応、名前はわかっているというか、買ったときに聞いたけどそれが正しいかどうかがわからない。

色は、やや黄色身を帯びた深緑。
クラックらだけだけど、ちょっとは透明感もあるみたい。

お店の人が言っていた名前は「ビリディン」。
その名前で検索すると、アンダリュサイト(紅柱石)の変種で、鉄とマンガンを含んで緑色になったものだと出てきます。

なるほど、この石は緑色ではあるけれど……しかし、ビリディンで検索して出てくる石は母岩の中に交じった小さな結晶とか、ブラジル産で黄緑で透明度の低いトルマリン(先端欠け)みたいな石。

アンダリュサイトの変種なんだから、外形はアンダリュサイトと同じかも……と思って検索すると、四角い棒状の結晶が出てきます。結晶の先端は、すっぱり切り落としたような感じ?

対して写真の石は、断面が四角い感じではないし、むしろ結晶の先端部分だけの感じ。その先端の形状は、すっぱり切り落としたのではなくて

対してこの石は、なんとなーく六角形? で、トパーズとかセレスタイトの結晶にあるような先端が屋根みたいな感じ。

私の知識は、水晶からずれるとただでさえ頼りないのがさらに当てにならなくなるんですが、その私をして、「これ、アンダリュサイト? と首をひねる感じです。

じゃあ、何なんだというところで手詰まり。
ビリディンと聞いて「聞いたことない名前!」……と、そこに気を取られ、産地を聞き忘れる体たらく。

同じような石を持ってるよ、名前はこれだよ……という情報をお持ちの方!
ぜひ教えてください!

半透明

今日は東京でも雪になりました。
……ということで、こんな色で。

半透明アンモナイト

ロシア産のアンモナイトです。
ロシア産のはパイライト化したのが有名です。昨年末の池袋では、元の形はわかりませんでしたが、(おおざっぱに言うと)アンモナイトの中にカルサイトが詰まったものを磨いてルースにした「シンビルサイト」というのを売っていました。

そしてこれ。
これ……もカルサイト化したのかしらん?

ルースのシンビルサイトはオレンジというか琥珀色な感じでしたが、これはほぼ半透明白。
表面が磨かれているのか、不透明の場合は表面の模様に見えている部分が実は立体的であることが良くわかります。
本当は、ぐるぐる螺旋の中央部分まできれいに透けていたらもっときれいですが、そこまではちょっと難しいようです。
だけど、透けた様子が何となく雪景色な雰囲気。

産地はロシアとしかわからないんですが、検索してみたら、これが近いような気もします。

依託販売していただけることになりました。

東京、三軒茶屋に実店舗がある天然石とワイヤーワークのお店 TOWAE.さんに、ペンダントヘッドやブレスレットを置いていただけることになりました。

お店オリジナルのワイヤーアクセサリーの他、原石も扱っておられます。
興味がおありの方は是非!

お預けしたアクセサリーはこちら

つぶつぶ魚卵状

つぶつぶ

インド産のカルセドニーです。

昨年末の池袋ショーで、「魚卵状カルセドニー」として一部で話題になっていたようです。
私はと言えば、ものの見事に見逃していて、知り合いの石好きさんから教えてもらってショーも後半になって慌てて駆けつけました。

まだあって良かった!

確かに覗いた覚えがある店なのに、アジャンタのレインボー水晶を見ていて、こちら(そのほかにも面白い石がたくさんありました)を見逃していたとは、不覚!

さて、カルセドニー。
魚卵と言われたのもなるほどな、まるまるつぶつぶの形状です。
一番大きいつぶでも3,4ミリくらい。

全体としては薄ピンクで、鉄分が表面を覆ってややオレンジがかって見えているみたいです。

カルセドニーで丸っこいといえば、モロッコ産のこちらもありますが、リンク先の石が半球未満の丸っこさであるのに比べ、こちらはほぼ球体がくっつきあっています。

魚卵状といえばこういうオパール(参考サイト様)もありますが、だいたい粒がそろっていて、まさしく魚の卵状にバラバラつぶつぶです。

そもそも、カルセドニーは、目に見えないくらい小さな石英(水晶)の結晶が固まったもの。
たいていは母岩に沈殿するようにくっつき、どんどん積み重なる間にそこを満たしている熱水の不純物などの変化で縞模様になるとアゲート(瑪瑙)になります。

……なら、何とか想像できるんですが、それがどうやったらこんなまん丸つぶつぶ集合体になるんだろうか。

隙あらば裏返せ!

zentai2.jpg

ブラジル産の水晶です。
けっこう大きめで13センチほど。

……はっきり言って、最初に見たときは見栄えのしない石だと思いました。
磨きなので、なおさら「ふーん」という感じ。

写真でも、あんまり透明ではないし、きれいでもなく見えていると思います。
内部の様子を写そうとしたら、面の状態が何が何やらに写ってしまったんですが、見た目もこんな感じでぱっとしません。

透明でないのは、水晶自体にクラックやミストが入っているから。そして、甘く言えばガーデンというか母岩部分がかなり食い込んで一緒に磨かれているためのようです。

それこそ「ふーん」で素通りしようと思ったんですが、一応手に取ってひっくり返してみることにしました。

わざわさ母岩部分コミで磨いているには、何かわけがある……たとえば、母岩部分に何かくっついているのがそのまま内包されているとか……と思ったからです。

ひっくり返すとこうでした。

zentai.jpg

母岩が食い込んでいるどころか、がっつり中に入って、裏側は大亀裂。
ワイルドにもほどがある。

しかし……おや、これは。

ルチル、入ってる。

zentai3.jpg

母岩部分、石としては裏側に当たる部分に絡み合った銀色のルチル。
絡まった……というより、ルチルらしく組み合わさった、幾何学的な感じです。

実はこの時スモーキーの中に細い金ルチルがフサフサ入った石も見つけて、どちらにしようかと、両手に花ならぬ両手にルチル状態。
しかも、すでに別の石も買っていて、お財布は結構ピンチ。

さあ、どうする。

金色フサフサか、表側はさえないけれど、幾何学的銀ルチルか。

迷った挙句、銀ルチルに軍配。
理由は、金色フサフサは今後も見かける可能性があるけど、銀ルチルでこういうのはなさそうだ(金色フサフサより可能性は低い)と思ったから。

おそらくこの石は、削って形を作ったというより、ルチル入りだけど表面マットな結晶の表面を磨いたものでしょう。
天然のものだけに、都合よく結晶の正面にルチルが来てくれなかった……ということです。

さて、このルチル入り水晶の決め手であり魅力はそのルチルの姿。
アップにすれば……

メタリックジャングル6

コレですよ、これ!

あの「ジャングル・ルチル」の全体像です。
先だっての記事でルチル部分を撮って全体像を撮り忘れたのは、このせい。
全体像だと、見栄えがしないんです……。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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