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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
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さぼり予告

明日から一週間ほど所用でサボります。
なんとその所用のため、今回の新宿ショーは最終月火しか行けません。
残念!
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アンラッキー石が好き。

turquoise3.jpg
ターコイズです。

ターコイズ(も)、好きです。
ただ、ブレスレットにするには、どうも私の肌色と合わないのが多いので、アクセサリーとしてはペンダントヘッドが多め。

このペンダントヘッドは、やや大ぶりで、水色の部分がとろりと柔らかい感じで、それをグレーのマトリクスが引き締めている感じ。
水色一色だったらたぶん買ってないでしょう。

困るのは、このボリュームに見合うチェーンがないこと。
細いチェーンだとバランスが悪いし、ビーズショップで売っている銀色のチェーンは色合いが違う。
……細いチェーンを何本か通すとか、シルバーのビーズをチェーン代わりに使ってみようか。

さて、ターコイズ、私の星座のアンラッキーストーンだそうです。
私は、アンラッキーを味方につけたら無敵じゃん! 気合を入れて(石に)好きをアピールするぞ!
……でおしまいなんですが、mixiで話の流れでアンラッキーストーンの話をしたら、「そういうのは知らなかった」と、やや心配ニュアンスの声が返ってきました。

どうして、そこで心配になるのか、不思議です。

誕生石ならともかく、星座の石はそれに比べてマイナーだし、アンラッキーストーンはさらにマイナーです。
知名度が低いので、知らずにアンラッキーストーンを持ってる人は多いでしょう。

で、このアンラッキーストーンというのが、気をつけなければならない、自分の星座のアンラッキーストーンは持っていてはいけない……という強いタブーなら、知らずに持っていてもアンラッキー効果(どんなものかわかりませんが)てきめんのはずです。

本当にヤバいものだったら、、知ってから「どうしよう?」なんて心配できるほど悠長なものではないし、知っていようといまいと同じように結果が出るはずで、それがはっきりわかるものなら……それが重大なトラブルなら、いくつか事例が出た時点でその石は売られなくなるか、「この星座の人は持ってはダメ!」とどこを見ても同じ注意書きがされていて、店も「お客様の星座は?」と確認していることでしょう。

知らずに持っていたけど、知ったので心配、というのは結局心配しすぎです。

パワーストーンにはいろいろ心配があるようですが、質問する前にこのように考えてみることをお勧めします。

「これ(心配な情報)が本当だったらどうなるか。」

たとえばよくある「○○石と××石と△△石でブレスレットを作ろうと思います。相性は大丈夫でしょうか?」という質問。
石には組み合わせに相性があって、相性が正しくないと効果が出ないとかなにかよくないことがある。それが本当だったら。

組みあわせ一覧表みたいなのがあって、それ以外は作ってはいけないことになる。
ビーズショップにはその一覧表を完備。
それに反するブレスレットは売られていない。
などなど、いろいろ考えられますが、どれひとつとして現実にそんなことが行われているというものはありません。

いくら心配でも、そう考えていくとその心配が、本当に心配すべきかどうかわかると思います。





詳細不明加工情報

言うまでもありませんが、ルチル入り水晶は人気です。
人気なので価格高騰中、以前は私でも買えたけど、今では値段を聞くと「失礼しました!」と回れ右です。

人気なので、トルマリン入りなのにブラックルチルとか、エピドートやアクチノライト入りをグリーンルチルと言っていたり、人工ルチルクォーツがあるんだってといううわさも絶えません。

私は今でも頑固に中身がルチルじゃなかったらルチルクォーツと呼ぶのは反対です。ルチルに針状内包物という意味はないし、鉱物名なんだから、ビーズだったら針状内包物のことでいいという勝手な用法はありえない。

人工ルチル(クォーツ)については、本物と間違うような(一から作った)偽物は、その存在を疑問視。
人工水晶でもガラスでも無理っぽい。(似てないなら偽物とさえ言えません)
作るのは簡単じゃなさそうだし、作れても手間とコストがかかりそう。安く作って高く売るのが偽物の真骨頂(違)なので、コストをかけて高い偽物を作っていたら割に合いません。

なので、ルチルクォーツだったら、まあ、天然石でしょう……なんですが、一応、加工はあるみたい。

先だっては「染めじゃないか?」というのをのせました。
聞いた話では、オイルを染み込ませて水晶部分の透明度アップをしているものもあるとか。

そして、今回透明度アップ加工にもうひとつ。

鉛ガラスを染み込ませている……というのです。

鉛ガラスとは、いわゆる「クリスタルガラス」。
鉛を混ぜて透明度とキラキラをアップさせたガラスです。有名なところではスワロフスキーがクリスタルガラス。

これを染み込ませて透明度をアップさせている。
透明度の高いルチルクォーツの産出が減ってきたので、中国で2年くらい前からこの手の加工が増えているらしい。
……そういう話です。

「これがその加工だ」という実物を見たわけではありません。見てもたぶんわからないけど……。
どれくらい出回っているのかも分かりません。

ただ、ルビーなどで鉛ガラス含浸により透明度をアップさせる加工があるのは知っています。
参考サイト様1参考サイト様2参考サイト様3

白濁した水晶は、中に細かいクラックや液胞が入っているから白っぽく見えるわけで、それをガラスで埋めたら透明度は上がるはず。
オイル含浸も目指すところは同じです。

でも、ガラスとルビーだったら、なんだかルビーの方が融点が高そうで、ガラスを染み込ませることもできそうだけど、ガラスと水晶だったら、ガラスがドロドロしてる温度では、水晶も溶けそうな気もする。
鉛を混ぜると融点が下がるんだろうか?

とりあえず、これは本物? 偽物? ではなくて加工もの。

ザルアゼツ

久しぶりに行った石屋さんで、別の石屋さん(@仕入れ中。どちらかというとスピリチュアル系)に遭遇。
(※お会いしたのは小売りもする卸系の石屋さんです)

石屋に行くのも久しぶりなら、この方に会うのも久しぶり。
あれやこれやと話をしていたら、やっぱり石の話題になりました。

石:「ねえねえ、さっき、別の店でアムアゼツのビーズを買ってきたの。
   この石、すごくいいのよね。 でも原石がなくって、やっとペンダントだけ(ロバートシモンズ氏のワイヤーペンダント)」

私:「あ、それならタンブルがここにありますよ」

石:「えっ!?」

石屋さん、目が点。
それもそのはず。私が指差したのは、床の上のザルの中のタンブル。

banded-ame-madaga.jpg


私:「この石、アムアゼツが話題になる前からここにあるんです」
そう。私がこの石を知ったのは2012年。IMAGE展で「リバニー・アメジスト」として買ったもので、今回お邪魔していた店はそのあとIMAGE展に出展していた業者さんからこの石をまとめて仕入れたらしく、私は、機会があるごとにちょこちょこ買い足していたのです。

その後、どう見ても同じ石がロバート・シモンズ氏によってアムアゼツと呼ばれているらしいことを知り、海外サイトまでさかのぼって調べたら、どちらも産地はマダガスカルであるとわかりました。
シモンズ氏は例によって「東アフリカの沖」とかぼやかしているみたいですが。

最近、南アフリカケープ州産としてそっくりなのを見ましたが、ケープ州だったら東アフリカにはならないと思うので、マダガスカル産であるこっちの石の方がアムアゼツでしょう……たぶん。

今回もう一度検索してみたら、モザンビーク産でもよく似たのが出ているようでした。(こちら(海外サイト)
モザンビークだったら東アフリカ……でも「東アフリカ」なので、やっぱりマダガスカルでしょう。(いいかげん、産地を規定するならちゃんと書いてほしい)

私は、こういう名前がついてこういう意味・効果があるから……では石を選びません。
でも、今回は、私が「これはいいぞ」と目を付けた方が先です。
私の場合はあくまでも見た目とイメージですが、そういう趣味バリバリの視点から選んだ石が、スピリチュアルな視点からも「これはいい!」というのは、不思議というか面白いというか得した気分?

ご覧の通り、まだいくつかタンブルがあるので、ペンダントヘッドにする予定。

渋っ

これも、ありがたき頂き物♪

kuro-take.jpg

国産、そしてクラスター!

竹森鉱山の水晶です。
「こういうのも好きかと思って」
……といただきました。好み、ばれまくっています。

真ん中あたりの白く光を反射しているところは、結晶が折れたあと。
黒っぽいものが表面にこびりつき、残念ながらきれいとか整った形とは言えませんが、何でしょう、この渋さ。

ううん、渋いわ。

外国産だったら、たぶんスルーしてしまうかもしれないけど、国産なら赦しちゃう。
ひいきと言われようと、国産だもの。

さて、この黒いのはなんだろう? 一番可能性のありそうなのは鉄……だけど、これだけ真っ黒くてこびりついてる感じは別のもののようにも思えるし。
魅力的な内包物水晶が出る産地だから、可能性が広すぎる。

埋もれた蛍光

rogerley.jpg

イギリス産です。

……あ、画像の文字はラベルに合わせて「フローライト」になっていますが、全体がフローライトではありません。

まず見える白っぽい鉱物……つまり画像の大部分は水晶。
ぽつぽつついている黒っぽい塊は方鉛鉱か閃亜鉛鉱だそうです。

そして目立たないけれどこの石の主役は……
画面真ん中あたりのうっすら緑な部分。

これ、フローライトです。

水晶の上にフローライトというのは、探せばあるし、こんなささやかなものがどうして主役?
……と思われるかもしれませんが。

産地をよくご覧ください。
「Rogerley」
そう、強蛍光フローライトで有名なロジャリーです。

fluorite_201405252147438c5.jpg
ロジャリーのフローライトはこういう(↑)深いグリーンで、太陽光に当たると青くなり(すでに蛍光している)、紫外線を当てるとピカーッと輝くほど蛍光します。

写真の石は、フローライト部分が小さいためか、太陽光では色が変わったようには見えませんが、紫外線ライトをあてるとこんな感じ。

rogerley2.jpg

蛍光しています♪

ロジャリーのフローライトは見かけるのはたいてい単体の分離品で、水晶と一緒になっているのはついぞ見かけたことがありません。
検索してみたら、世界レベルではさすがにヒットしてきましたが……。
これとかこれとか、これとか。
特にこれはすごかった!

実物、みてみたいなあ……(買えるわけがないので欲しいとは言わない)。

この産地のフローライトが水晶と一緒になることがあるというのは初めて知りました。

できることなら、マダガスカルのフローライト石水晶みたいに、透明水晶の中に内包されると面白いのに。
それで蛍光したら、パキスタンのオイル入り水晶みたいに見えたりして!

さて、今回の石は、なんとありがたき頂きものです。
貴重な石をありがとうございました!

キュート

nsw-agate2.jpg

オーストラリアのアゲートです。

よく見るとアゲートらしい縞模様ですが、全体的にみると赤と白が入りまじって、かわいい……というか、おいしそうというか。
単なるスライスではなく、角を落とした丸みのある感じに磨かれているのも、この石の雰囲気にピッタリです。

繊細な縞模様のアゲートというと、ボツワナ・アゲートが思い浮かびますが、
botuwana.jpg
やっぱり雰囲気は違います。

オーストラリアは、意外にきれいなアゲートの産地で、中にはキウィ・フルーツを思わせるグリーンのものもあります。
まだ持ってないので、機会があればぜひ!

石を手放すとき

飽きてしまった。仕方がない理由で「処分せざるを得なくなった。よくないことがあって、石を見ると思い出すので持っていたくない……など、石を手放す時があります。

そんな時どうすれば。
意外にこういう質問を見かけるので、考えをまとめてみました。


結論から言うと、
「燃えないごみで捨てましょう。」
※詳しくはお住まいの自治体のルールに従ってください

しかし、「捨てるにはどうすれば」という質問があるということは、そのままぽいっと捨てることに何か疑問や抵抗を覚えている人が多いということでもあります。

でも、あえて「燃えないゴミで」とお勧めします。
理由はいろいろあります。

まず……
●説明に振り回されすぎないで

石を手放す理由はいろいろですが、中には、実は持っていたいのに、願いがかなったから、ゴムが切れたから、石が寿命だから、パワーがわかる人に「この石は死んでいる」「よくないものが入ってる」……など、「こういう場合は持っていてはいけない、手放せ」と説明されたりそういう説明を見かけて、手放さなければならないのかと考える人がいます。

ずばりいいます。そういう説明に振り回されないで!

願いがかなったから役目を終えた、ゴムが切れたから役目を終えた……だから持っていてはいけないと決まってません。
願いがかなったのなら、「次の願い事もお願いね」でいい じゃないですか。
ゴムが切れたら……ってゴムは人工物でなにもしなくてもそのうち劣化して切れるもの。そんなものが石の寿命を決められるでしょうか?

パワーがわかる人についても、その人がそう言ったからそれが正解とは限りません。
以前、同じ日に同じ石を3人の「わかる人」に見てもらったことや、同じ石を同じ人に、期間をあけてみてもらったことがあります。
言ってることは全部バラバラでした。
つまり、人によって、その時によって、石から感じることは異なることもあるということです。

だから、そういう説明に納得して「手放そう」と決心したのならそれでいいでしょう。
でも「持っていたいのに、手放せと言われたから……そうしないと良くないと言われたから」……という理由なら、説明を疑うのもありです。

持っていたいという気持ちがあるなら、急がずゆっくり考えたらどうでしょう?
しばらく様子見して、別に何ともないならそのまま持っていてもいいんじゃないでしょうか。
たぶん、何事もないはずです。
何かあったらそこで改めて考えればいいだけ。

「持っていたいけど、捨てろと言われたから捨てた」も「持って色と言われたからそうしたけど、縁起が悪いみたいで嫌」も、どちらも良くないです。

石を持っていたら何かの事故やトラブルにあったから……も同じです。
こういう場合は、直後は気持ちが不安定なので、冷静な判断ができません。
落ち着いてからじっくり考える。それくらいの余裕は持ちましょう。


●石に失礼なんじゃない?

飽きた、引っ越しなどで手放さなくてはならなくなった、事情があって持っていたくない、「役目を終えた」……など、たいていは「人間側の都合」です。
役目を終えた石は持っていると良くないとかいうのも、人間側が付けた理屈でしかないです。(それらしい理由をつけて、気持ちよく次の石を買ってもらうためのセールストークです)

いろいろ理屈をつけても、結局人間側の都合で「もういらない」なわけですから、捨て方に恰好をつけても仕方がありません。

失礼だと思うなら、捨てない方法、新しい持ち主を見つける方法を探した方がいいと思います。


●よくないことがあるんじゃない?

パワーストーンをお守り的な意識で持つ人も多いので、お守りをゴミでというのは抵抗があるのかもしれません。
でも実は「ごみで捨てたらよくないことがあるんじゃない?」というのは、「扱いを間違えたら祟るんじゃない?」と同じような意味になります。

捨てるのはたいてい人間側の都合なので、都合で捨てることをきめておいて、その上「たたるんじゃない?」というのはいかがなものでしょう。
買うときは「願いをかなえて~」「守って~」と願っていたのに、「要らない」となったとたん「正しい扱いをしないと祟るんじゃないか?」ではちょっとかわいそうじゃないでしょうか。

そもそもパワーストーンというのは、興味のない人にとってはただのきれいな石ころですが、持つ人がパワーストーンとして扱い、石と物事を結び付けて考えるから、いろんな意味や効果があるパワーストーンに「なる」んです。
つまり、持ち主さんの気持が石をパワーストーンに「する」ので、「もういらない」と持ち主さんの気持ちが離れたら、パワーストーンはただの石に戻るでしょう。
ただの石ころには何の力もありません。

良くないことがあったから、縁起が悪いみたいで持っていたくない、という場合も、何か儀式をしないと良くないことがあるのでは……と気にするのは、「不安」という力を与え、石とのつながりが切れないことになってしまいます。
それよりも「これはもういらない」と思いを断ち切った方がいいと思うのです。


●お別れは「方法」ではなくて「気持」で。

持ち主さんの気持が石をパワーストーンに「する」のですから、お別れも気持ちが大切です。
良くないことがあるかもしれないからこうしてああして……は、違います。

まずは「これまでありがとう」ではないでしょうか。

最後にきれいにしてあげるのもいいし、浄化してあげてもいいでしょう。
これまでありがとう……その気持ちで、パワーストーンをただの石に戻してあげましょう。


●「自然にかえす」についてひとこと

よく「役目を終えた石は自然に帰してあげましょう」という説明があります。
海や川に流すとか、神社に埋めるという方法が勧められることもあります。

……これはやめましょう。
自然から掘りだした石を自然に帰すというのは、一見すてきに思えますが、たいていの石は海外のものです。海や川に流しても帰したことになるでしょうか?
やった本人はいいことをしたつもりでも、他の人から見たら、ごみを無断で捨てたことになるし、後からいわくありげなアクセサリーを見つけてしまったら気分はよくないです。
神社に埋める……は言語道断。
自己満足で他人に迷惑をかけるのはやめましょう。

やりたいならば、自宅の敷地内で!
埋められない場合は観葉植物の根元に置くという方法もあるようです。

お寺や神社におさめるという人もいます。
寺社がそれを受け付けてくれるなら、それでもいいと思います。
勝手に埋めてくるのはダメです。

あ、ときどき「神社に奉納する」という言い方をしたりしますが、「奉納」とは「神仏を楽しませ鎮めるために,供物を供えたり,その前で芸能・競技などを演じたりすること。」(http://www.weblio.jp/content/%E5%A5%89%E7%B4%8D)
喜んでもらうためなので、「要らなくなったけどそのまま捨てるとヤバそうだからお願い」は違います。
念のため。

涼しく水草風

まだあるバッタリ水晶!

battari9.jpg

悪く言えば地味、よく言えば繊細な色合いのバッタリ水晶。
私は角閃石の微妙な色合いは、しっかり「繊細な美しさ」と言いたいです。

その中に合ってひときわデリケートな美しさのちっちゃな水晶がこれ。

内包された角閃石は、根元の方は形が見えないくらいに細く、先端に行くにしたがって太くなってます。
部分で角閃石太さが異なるのはよく見られる特徴で、たとえば、

c-7.jpg
これもその一種。

というより、今回の石が、ひときわ太さに差がある、ちょっぴり個性的な石なのです。
拡大してみると……

battari9-2.jpg

まるで漂う水草!
涼しげです♪

ゲレロ2号

ブランドバーグ水晶第2弾!……ではなくて。

guerrero-2.jpg

メキシコのゲレロ産アメジストです。
こちらの石と同じときに2つ一緒にかったものです。
多分まだ未登場だったはず。

2つ一緒という暴挙をなしえたのは、この時、今は無き某店が70パーセントオフセールをやっていたから。
半額じゃなくて七割引き!
そうでもなければ買えません。

「ゲレロ アメジスト」で検索するとそれなりのヒットがあるので、めったに見かけないというほど少なくないのかもしれませんが、アメジストの産地としては、レアというか少数派ではないでしょうか。

最初に紹介した石はクラスターっぽい形状が魅力……だけど紫なのは根元の方だけで先端は無色……ややクリーム色です。
それに対してこっちは紫の分量が多め。
形は根元の小さな結晶がくっつつくキャンドルもしくはスプレー風味。
表面はややマットで鉄さびがちょっとくっついています。
色か、形か、迷って決められず七割引きに背中を押されて思い切って買ったのでした。
今思うと、買っといてよかったー!

検索でヒットした他の結晶を見てみても、この産地は表面がややマットになる傾向があるようですが、すっきりした長柱状の結晶に、根元に向けて濃くなる紫のグラデーションが美しい石です。

本音はもっとたくさん出て、順調に値崩れしてほしい。

メキシコ産の石は、面白いのが多いです。

紫だちたる雲の

やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。
……と、思わず引用したくなる。だけど産地はアフリカなこの石。

brandberg-ame3.jpg

ブランドバーグ産水晶です。
買ったのは結構前。だけど、この紫がきれいに撮れなくてお蔵入りしていた石でした。

無印良品の半透明プラスチックボックスを使えばとれるじゃん!……と思い出し、さっそく撮影。
やったぜ!

透明感と、鮮やかな紫の色がまるで煙か雲がたなびくように立ち上るさまの美しさ。

表面の艶は控えめで、つやピカ透明がっつり紫という特上ブランドバーグではないのですが、私が手にできるのはこれくらい。ブランドバーグ産のきれいなのはさすがのお値段なんだもの。

でも、内部の色合いはきれいなので、これを何とか写したいと思っていたのです。
これまでの黒背景では、なまじ透明なだけに背景の黒が出てしまい、紫がきれいに見えないという葛藤がありました。白背景では紫が沈み、透明部分もわずかに紫なので全体的に暗くなってしまいがち。

その点半透明プラスチックならば、背景によけいなものは写らないし、いわば障子越しの光とでも言いたいやわらかな光で石を透かして写すことができます。

さて、この紫の色合い、別角度から見ると、どうやらファントムらしいのですが、この角度から見ると、紫の靄が立ち上っているよう。
紫の濃淡は、カラーセンターのばらつきというかムラによるものだと思うんですが、どうしてそういうムラができたのか、考えると不思議。

二酸化珪素という水晶の成分の珪素の一部が鉄と置き換わり、置き換わったつじつまを合わせようと電子が動いて、天然の放射線があたったことで、黄色~黄緑の光を吸収する仕組み(カラーセンター)ができた。カラーセンターが黄色~黄緑の光を吸収しているので、通り抜けた光はその残りで紫に見える。
……ざっくりいうと、アメジストの色の仕組みはこんな感じ。
そのカラーセンターがムラになっているとするなら、そもそもカラーセンターができる原因になった珪素と鉄の置き換わりがムラになった状態でおこっていたということで……。

これが、

こういうファントムだったら、混じる鉄イオンが多くなったり少なくなったりを繰り返してたんだな……と思えるけれど、今回のような色むらはどうやって生まれるんだろうか。


クリスタルチューナー追記

クリスタルチューナーというのがあります。

音叉で、たたいて鳴らすとチーンという高く澄んだ音が出て、それで石や部屋が浄化されるとか。
この音叉を水晶に当てて鳴らすという方法が紹介されていて、多分音叉より水晶の方が硬いけど、欠ける可能性もあるし、個人的には却下!
別に水晶に当てなくてもたたけば音叉は同じ音を出します。
同じ音を出すために作ってあるのだから、当たり前でしょう。

さて、クリスタルチューナーと言われているこの音叉が出す音は4096ヘルツ

この音は、「地球の基本周波数8ヘルツを9オクターブ倍したもの」「天界の扉を開く音」という説明がされています。
基本周波数って?
それをどうして9オクターブ倍?
天界の扉を開く音?
いろいろ疑問がいっぱいだったので、隅っこからちまちまつついて考えたことがあります。

くわしくはこちらをどうぞ。
クリスタルチューナーの謎・1
クリスタルチューナーの謎・2
クリスタルチューナーの謎・3


リンク先は長いのでざっくりまとめると、地球には自然の状態でいろんな電磁波が存在していて、その中で何倍かすると地球の一周分になる波長のものを「シューマン共振」といい、その中の一つに7.8ヘルツ前後のものがあります。
クリスタルチューナーの説明は7・8ヘルツ→約8ヘルツとして、これを地球の基本周波数としているようです。
音は1オクターブ上げると周波数が倍になります。
8ヘルツを9オクターブ上げると8×2×2×2×2×2×2×2×2×2=4096ヘルツ。

どうして9オクターブかというと、古代ユダヤ教などでは、天界は9層構造になっていて9層が神や天使が暮らしている天国であるという考えがあり、地上の音とも言うべき8ヘルツを1オクターブ上げる→天界の階層を一つ上がる→9オクターブ倍→神の暮らす天国に到達……ということ。

個人的にはシューマン共振は7.8ヘルツ前後で日や年によって変動しているし、それを9オクターブ倍したら、ずれも大きくなってしまうんじゃないかなーと思いますが。

まあ、こういうものはイメージなので、「地球の基本周波数を9オクターブで天界の扉を開く」と省略せずに、どういうことかもうちょっと説明したらそれでいいんじゃないかと思います。

ところが、もう一度検索していたら、新しい説明がプラスされていました。

曰く
「パイプオルガンでは最高音が4096ヘルツです。」

パイプオルガンと言えば、一台でオーケストラに匹敵する壮大な音楽を奏でる楽器。
大きな教会に設置されているイメージです。
讃美歌など神にささげる音楽を奏でる楽器が出す最高音が天界に達する音。
それと同じ周波数のクリスタルチューナー……と思うと、素敵なイメージではあります。

ところが、地球の基本周波数をざっくり8ヘルツにし、9オクターブ倍したら誤差も拡大するからけっこう大さっぱじゃないか? ……と、すでに見る目が斜めになっている私は、当然疑問に思いました。

パイプオルガンの最高音って本当に4096ヘルツ?

はい、調べましょう。

もちろん、パイプオルガンにもいろんな大きさがあって、用いられるパイプの数や大きさで、出せる音域は大きく違うでしょう。
その時点で「パイプオルガンの最高音は4096ヘルツ」といっているのがおかしいと言えますが、原理的に出せる最高音ってどれくらい?

検索していたら、こんなサイト様を発見。(こちら

リンク先のページには木管その2(パイプ)という項目があり、そこに

「パイプオルガン
音域はC0~G9くらいらしい(C0≒16Hz強なので下の方は音波じゃなくて低周波:G9≒12000Hz強なので上の方は一応音波だが、倍音成分は超音波)。 」


とあります。

難しいことはわかりませんが、要するに12000ヘルツはだせそうだということ?

4096ヘルツをかる~くぶっちぎってますが。
なんだか「パイプオルガンをなめるな!」という気分になりました。

クリスタルチューナーというものに箔をつけるため、シューマン共振の8ヘルツとか天界の9層構造を持ってくるのはわかります。
そんなの根も葉もない宣伝じゃん!……という意見もあるかもしれませんが、まあ、イメージを楽しむものですから。

でも、明らかに違ってるものを説明に持ってくるのはどうかなあ。
4096ヘルツと5000ヘルツくらいだったらまだしも12000ヘルツは違いすぎ。
この説明は一体どこから出てきたんだろう。

いろんな理由をつけるより、シンプルに「クリスタルヒーラーが綿密に計算して考えました」くらいの説明が、一番いいような気がします。

まだあるジャングル

kangchen-7.jpg

まだあったぞ、ジャングルクローライト。

念のために、もう一度。「ジャングル・クローライト」は、私のネーミングです。
他の人は使うな!……なんてことは言いませんが、巷のヒーラーネーミングとは違って、どこのどういうものをこの名前で呼ぶかははっきりさせておきたいと思います。

私がこの名前で呼んだ石は、
◇インドのマハラシュトラ産
◇棒状結晶と緑泥が一緒に内包されている
◇棒状結晶に緑泥がまとわりついて、ジャングルの木々みたい。

green-p68.jpg

産地は、マハラシュトラと聞きましたが、実は隣の州だった……でも驚かないので、あまり厳密ではありません。
大切なのは2番目と3番目。
棒状結晶が入ってなくて緑泥だけというのもあって、同じ産地なので、それもついジャングルクローライトと呼んでしまっているので申し訳ないんですが、「ジャングルクローライト」は「棒状結晶にクローライトが絡みつく様子がうっそうと茂る森のようだから」というイメージでつけた名前。
これ↓
green-p70.jpg green-p69.jpg
と、たとえばヒマラヤ水晶のガネーシュ・ヒマールで緑泥入り

が似ていても、ガネーシュ・ヒマール産には棒状結晶入り緑泥絡み付きが出ないので、ジャングル・クローライトとは呼びません。

さて今回の石は、棒状結晶が良く見えるということで選んだ石。
しかも棒状結晶の断面が結晶面に表れているので、これをよく見ればルチルなのかトルマリンなのかエピドートなのかがわかるはず……はずなんですが。
見てると断面資格と6角形に見えるのがあって私には判断できません。
写真を撮って情報募集中しようにも、1ミリちょっとくらいのピンポイントにピントを合わせるのが至難の業。
すでにピンぼけ写真の山です。

今後きれいに写真が撮れたら、ぜひご協力を!

へるびん

helvine.jpg

ヘルビン水晶です。

「付」を強調するのは、ヘルビン入り水晶がすでに登場しているから。

ヘルビン。和名もなぜかヘルビン。英名も和名も同じというのは少ないような気がします。
この名前はギリシャ語の太陽「ヘリオス)にちなむとか。
ベリリウムと硫黄を含むレアな鉱物なんだそうです。

2007年にヘルビン入り水晶を買ったときも、ヘルビン? そういう鉱物もあるんだー、へえ~……とか言ってましたが、それから7年、やっぱり「へえ~」のまま(汗)の私って。

名前の由来となった色としては「ヘルビン入り」の方が断然きれいですが、正四面体……つまり正三角形が四つ合わさった特徴的な結晶形を持つ鉱物の特徴は、こっちの方が良くわかります。(結晶の一辺は1センチ弱くらい)

水晶の表面がガザガザして見えるのは、どうも何か別の鉱物が食いこんでいた、一種の成長干渉のようにもみえます。
こっちも気になるなあ。

行列青

penta-cluste4.jpg
前回の池袋は、ほんと、ペンタゴナイトが豊作だった……!
てことでペンタゴナイト♪

白い結晶に覆われた母岩に、青いペンタゴナイトが行列したようにちょんちょんくっついています。

ペンタゴナイトやカバンサイトの青は、デジカメが苦手としているようで、カバンサイトの若干緑のニュアンスがある青が写し取れなかったり、ペンタゴナイトの青が派手に出たりします。

これもやや派手めに写っているんですが、実物もかなり鮮やかに青いので、「うはー、きれい~」という見る側のひいき目フィルター越しに見ると、まさしくこんな感じかも。

ところで、こうして写真で見ると、「もしかして、これ、ペンタゴナイトなんじゃないの?」と思われてしまうかもしれませんが、実物で見ると、放射状に丸くなった結晶から、細くて長い結晶がぴょんぴょん飛び出しているようすはペンタゴナイト。
カバンサイトだと、もこもこ丸い感じで結晶の飛び出しはないように思います。

ふと気になったんですが、世の中には一つの母岩上に「これはカバンサイト、こっちはペンタゴナイト」みたいな標本もあったりするのでしょうか。
あるいは「カバンサイトとペンタゴナイトの中間種」とか。


和風水晶2

バッタリ水晶!

battari10-3.jpg

これも小さい石。
地味で、ちょっと素朴で、「国産水晶といえばこういうの」というイメージそのままの……ほっとする石。

ザ・和風とでも言いましょうか。
例えて言えば、土壁や障子の雰囲気。

全体的に角閃石が入って半透明ですが、よーく見ると、角閃石の濃淡はファントムになっているようす。
薄茶色の部分がファントムで、その上にかぶさっている部分は淡い緑から白へのグラデーション。

地味で目立たないだけじゃなくて、こういう繊細な色の移り変わりも、国産水晶らしいと感じるポイントです。

根元側から見ると……

battari10-4.jpg

ファントムとその外側の境目が何となく見える感じ。

ファントムの内と外で角閃石の色が違うということは、水晶だけでなく角閃石も二段階で成長したということ?
つまり……
(1)熱水の中に薄茶色角閃石がもよもよ状態
(2)そこに水晶が角閃石を巻き込みつつ成長
(3)ここで熱水入れ替えまたは成分に変化
(4)角閃石の色が変わる(薄緑に)
(5)水晶再成長開始(薄茶色角閃石部分がファントムとして内部に残る)
……とか。

不思議なアメトリン

すでに登場しているけど、アメトリンの丸玉再チャレンジ。

ametrine-5.jpg

ametrine-4.jpg

ametrine-3.jpg

ametrine-2.jpg

ametrine-1.jpg

間違いなくアメトリン。

アメトリンの産地はボリビアが有名だけれど、この石は買った店から考えてブラジル(ブラジル石しか扱ってない店)。

そのうえ、紫と黄色の混じり方がとても不思議。
紫と、黄色と、淡い紫(ほぼ透明)の三色と言いたい感じ。

これは、アメジストとして、普通のアメジスト価格で売られていたので、見つけてラッキー♪

久しぶりのキラキラ

green-aventurine.jpg

アベンチュリンです。

アベンチュリンと言えば、こちらのキラキラガラスが語源。
 

意外ですが、石に似せて作ったガラスではなくて、(キラキラ)ガラスに似ている石なのです。
なので、アベンチュリン(石)というなら、キラキラが条件。
しかし、なにぶん天然のものなので、同じところからとれてもキラキラしてないものも(キラキラしているか微妙なものも)あります。
しかし、たくさん採れる石は安く、安いためいちいち厳密にキラキラしてる、してないを分けるのも手間なのか、キラキラしてなくてもアベンチュリンと呼ばれていることが多いです。
最近はキラキラしてないのをグリーン・クォーツァイトと呼び分けることも多くなりました。いいことだ。

……で、アベンチュリンというからにはキラキラだ!
とこだわってみると、これは文句なくアベンチュリンと言えるのが、名前の知名度ほどには多くないように思います。
もちろん、小さなビーズではキラキラを求めるのは不利かもしれないし、この石は動物などを作ったり、磨きや彫刻にも用いられますが、そういうものはあまり真剣に見ていないので、本当に少ないかと言われたら言い切る自信はありませんが、とりあえず、私の目に入る範囲では、意外に少ない感じ。

そんな中で見つけた久しぶりの「堂々アベンチュリン」。
キラキラ分がぎっしりです。

これなら、フックサイトがはいっていてキラキラしたアベンチュリンという説明にも素直に頷けます。

しぶき

battari12-2.jpg

国産! バッタリ水晶!
……うれしくてバッタリじゃなくて、バッタリ鉱山の水晶です。(気分はうれしくてバッタリですが)

これも小さいけれど、その小ささを補って余りある内部の景色。

角閃石と思われる内包物がファントム状になっていて、そのファントムのてっぺんが色づいている。
このタイプは実はバッタリ産には多いようで、こちらと感じが似ています。

今回の石は、ファントムの上にまるでしぶきのように気泡が。

……あ、気泡といってもそのように見えるというだけで、実際は結晶の隙間、これがもっと大きくなれば、水入り水晶の水入りの部分になるようなものだと思います。

ということは、一時期この水晶は、ダメージを受けて再結晶したか、ゆっくりじっくり成長していくのではなくて一気ににょきにょき骸晶っぽく成長したんだろうか。
何かしら成長具合に変化があったのは確かなように思われます。

写真でアップにしてみて、はじめて、先端部分にもうっすら角閃石が内包されていることがわかりました。

凍れるジャングル

jungle3.jpg

例の「ジャングルクローライト」

ルチルと言われたけどルチルかどうかいまいちわからない棒状鉱物+クローライト入りのアレの仲間です。
ただし、棒状鉱物は入っていません。

同じ箱の中で、見るからに同じ産地の同じ石……のはずなのに、棒状結晶入りがあったり、クローライトだけのがあったりするようです。

このジャングル・クローライト、私が見た範囲では、けっこう小粒か、ガツンと大きいかの両極端に分かれていて、大きいのはさすがに手が出ないけど、ちょっとは大きめを……と探して、クローライトの入り具合と小さ目グループにしてはすっきり伸びた姿で選びました。
それでも10センチ弱ほど。

初期の石と比べてみると、ややクローライトの色合いが薄め。
透明部分は、内部は驚くほど透明なようですが、表面がやや白くくすんでいるので、写真では透明度が低く見えています。
肉眼では、くすむというより、霜で白く凍りついた感じにも見えます。
ジャングルなのに凍りつくとは変な感じですが。

この結晶の根元にはほかにも結晶がくっついていた痕跡があるので、もとはクラスター状だったと思うんですが、この石はあまりクラスターになっているのを見かけません。

こちらのがかろうじてクラスターっぽい……けれど、中心の結晶の根元に、やや不穏なひびが入っています。
もしかしたら、この産地の石は、こういうひびが多くて、クラスター状で採取できないのかも?

ナミビアアメジスト再トライ

こちらのアメジスト、写真撮影再トライ。

まず、以前の写真。


当時は黒い画用紙背景か白い画用紙背景かの二択で、白い背景にすると写真では灰色くくすんでしまい、紫の色がきれいに出ませんでした。

しかし、今の私には無印の半透明ファイルボックスがある(笑)!

これがあれば、白背景+透過光+余計なものを写さずに撮れる!


brandberg-ame.jpg


中の色むらというかニュアンスのある濃淡がきれいに出ました。

あとは、エレスチャルっぽい結晶のがたつき具合と照りがもうちょっと出るといいな。
反射光を工夫してみるといいかもしれない。

マリモ・クリスタル?

2006年に買ったこの石のおまけにいただいた水晶です。

marimo-mini.jpg

まりも水晶です。

大きさは5センチ弱と小ぶりですが、姿の良い角閃石ファントムに、くっきりとまりも。根元あたりが茶色くなっていることも含めて、まりも水晶の特徴をコンパクトにまとめた感じです。
これがおまけだったなんて、ラッキー♪(一緒に買った黒水晶が、実は値段の付け間違いじゃないかと思う破格だったので、さらにラッキー♪)

さて、今回まりも水晶を登場させたのには理由があります。

ネットでいろいろ検索していたら、「え?」と思う記述を見つけてしまいました。

まあ、記述もいろいろあって、一概にこれが正解これが間違いとは言えないのはわかってるんですけど、これにはちょっと驚いたというか……目が点に。

「まりも水晶 英名:Marimo Crystal 和名:緑泥石入り水晶」

えーと、あの、Marimo Crystalってナニ。

いちおう、整理します。

まりも水晶というのは、ご覧のように緑っぽいまん丸つぶつぶの内包入り水晶に対して付けられたあだ名みたいなもの。
正式名称というより、見た目きのこっぽい形だからキノコ水晶、曲がっているから曲がり水晶みたいなのと同じです。

鉱物名というなら石英(Quartz)だけど、色や形や内包物がバリエーション豊かなので、全部律儀に「石英(Quartz)」では逆にわかりにくいので、見た目を描写したあだ名がついているわけです。

そして日本ではキノコだけど、英語ではセプター(Scepter:王様が権利の象徴として持つ、先端が膨らんだ杖/笏 。こういうの)というように、例えるものが違っていたりします。

さて、一番の問題は、「Marimo Crystal」です。

なぜローマ字表記?
まりもと言えば日本のものが有名なので、海外でもMarimoなのか。

いちおう、「まりも 英訳」等で検索すると「Aegagropila linnaei」と出てきます。
これは学名のようで、以前は「Cladophora sauteri 」だったとか……。ややこしいのでざくっとまとめると、まりもの学名はいろいろ変化していて、もともとは植物分類学の祖、リンネがスウェーデンの湖で発見したものにつけた名前が始まりで、以後いろんな種類のものが発見されるにつれ、分類が見直されて今に至っています。

つまり、日本では北海道の阿寒湖のまりもが有名だけれど、他にもいろいろあるということ。
「まりも」は「スシ」や「ツナミ」みたいに日本語のままで海外でも用いられるレベルの名称ではないでしょう。

それに、万が一「Marimo」で通用するのだったら、和名は「緑泥石入り水晶」と言わずに、それこそ「まりも水晶」と言うべき。
そうでなくても和名:「緑泥石入り水晶」ではちょっと足りません。

さらに整理すると、このまりも状内包物は、緑泥石の一種。
だから緑泥石入りといっても間違いではないけれど、緑泥石入りといったら、ガーデン水晶みたいにもこもこ入っているのやファントム状になっているもの、ぎっしり入って全体が緑に見えているものも全部「緑泥石入り」です。
そんな大雑把に呼ばなくても、この丸い状態のものにはちゃんと名前があります。

クーカイト(Cookeite/クーク石)といいます。
リチウムを含む緑泥石です。

名前があるのだから「クーク石入り水晶」と言えばいいはずでしょう。
ちなみに、クーク石入りは、日本のこのまりも入り水晶が有名ではありますが、海外でも産出します。

……てことで、書くなら「まりも水晶(クーカイト入り水晶)」英語だと「Quartz includes Cookeite balls?(←検索したらこの手の表記が多かった)」が妥当ではないかと思うんですが……。

申し訳ないけど「Marimo Crystal」はちょっと。

ほんのり色

ほんのりモルガナイト

エメラルドやアクアマリンをまとめてベリルと言います。
というよりベリルの中で緑なのがエメラルド(発色原因が違うグリーンベリルもある)、水色のがアクアマリンという関係です。
そしてピンク~オレンジピンクがモルガナイト、無色透明がゴシェナイト。

ところが、なにぶん天然のものなので、これアクアマリン、これモルガナイトとはっきり分けられないものも当たり前に出てきます。

今回の石もそのひとつ。
つまり……写真ではちゃんと色づいているように見えていますが、実際は見る光の色によって、
「うん、うっすらピンクだからモルガナイト」
に見えることもあるし、
「たぶん……おそらく、うっすらピンク……たぶん」
と、やっぱりゴシェナイトではなかろうかと迷ってしまう、なんともほんのりな色合いの悩ましい石。

パキスタンのアクアマリンは色が淡いものが多く、「アクアマリン? ゴシェナイト?」と悩むことが多いのですが、モルガナイトもやっぱり迷います。

アクアマリンに比べるとモルガナイトの原石は、見かける機会が少ないので、期待コミでモルガナイトにしておきたい。
特にこれは、やや欠けが目立つものの、長さで2センチちょっとで母岩付きなので、ぜひともモルガナイト判定希望なんですが、逆にちゃんとした大きさがあるのに「もしかしてゴシェナイト?」と迷うというのは、それだけ色が淡すぎるという証拠でもあります。

アクアマリンはたくさん出て、クラスター状態にもなりやすいのに、モルガナイトでクラスターを見かけない(ちょっとは見たことがあります)のはどうしてだろう?
モルガナイトの発色原因がクラスターになりにくくしているのならば、ゴシェナイトと間違うような淡い色だったら、もうちょっとクラスターっぽいのがあってもいいはず。
発色原因そのものではなく、ベリルにモルガナイトの発色原因が入り込む環境が、クラスターになりにくくさせているのか?

私が見かけてないだけで、実はクラスターは普通に産出している……のではないと思うんだけど。

静かな緑泥

最近、ネパール物との出会いがないのが不満です。
ミネラルショーやイベントに出てないわけじゃないけれど、これぞというのがないというか、お財布との折り合いが悪いというか。

himalayan-green.jpg

ガネーシュ・ヒマールの緑泥たっぷり水晶です。
ほぼ全体が緑泥ぎっしり不透明、透明なのは先端だけ。

以前は、こういうのが1000円前後だったのよ。

緑泥入りといっても実は微妙に違っています。
緑でもやや黄みを帯びたもの、青み……というか深緑のもの。 もこもこ苔のように内包されているのもあれば、この石のようにぎっしりのものもある。

この石の緑泥は、きめが細かい感じで、ぎっしり内包された部分は、水晶というより石を削って作ったよう。
透明でこういう形だと、キラキラと光を反射して賑やかな雰囲気になりますが、これは石(岩石)の質感で、やや乾いて白く見えているような様子があいまって、とても静かなイメージです。

長さは10センチ弱。
最初は、ワイヤーラップでペンダントにしようかと思ったけれど、何本かの結晶が束になった形、根元の結晶が外れた(?)部分の様子なども風格があり、何よりペンダントにはやや大きめなので、加工しないことにしました。

こういう先細り緑泥入り結晶のペンダントは、いくつか作ったけれど自分用には持ってない。
いいのがないか、探しましょう。

戻ってきたぞ♪

今回は、所要に付き居残り無しで帰ってきました。

大渋滞で有名な中央道の小仏トンネルを通りましたが、まさかの渋滞なし。

「え? 渋滞の表示が出てないよ? 掲示板の故障?」
「インターネットにも出てない。ちゃんと情報反映されてるの?」
と逆にびっくり。

距離が距離なので時間はかかりましたが、すんなり帰ってきました。


帰省している間に地震がありましたが、幸い家は何ともなくてホッとしました。
もしかして、地震のせいでみなさんが帰宅を早めて、渋滞がなかったのでしょうか。

GW!

休みの並びがいまいちな今年、私は今日からGW!
石ブログはしばらくサボりです。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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