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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
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ホシガラス

なんだかもう、暑くて暑くて。
陽射しがすごいので、石の写真を撮るのに窓辺に近づくのが億劫です。
……ということで涼しかった山の上のお話でお茶を濁してみたり。

さて、御嶽山。
私は山登り組を見送って、田の原でうろうろしています。
いつも登山道両側の遊歩道を歩いてシラビソの花を探したりしているんですが……
シラビソ2014


今年も遊歩道に入り込むと、補修中で左に行く道が閉鎖中。仕方なく右へ折れて歩いていくと。

大砲か天体望遠鏡かと言いたいようなデカくてごついカメラの群れ!

カメラ


な、何か撮ってる所にお邪魔しちゃったんだろうか?
身をかがめてこそこそ脇に行こうとすると、
「あっ、飛んだ!」
という声とともに、カメラが一斉にある方向にレンズを向けます。

なんだ、なんだ?
釣られてそっちを見ると、私が歩いてきた遊歩道の脇の一本ぽつんと離れた枯れ木に……鳥?
パシャパシャパシャッとシャッター音が鳴り響き、みなさん、その鳥を夢中で撮ってます。
私も思わずコンデジで参戦。
でも、何が珍しくて撮っているのか全く分からず。

「あーっ、角度が悪い」
「目に星が入らん!」
シャッター音の合間にそんな声も。

一段落ついたところで、そばの人に聞いてみました。
「あのー、何を撮っていらっしゃるんですか?」
「ホシガラスだよ」
撮った写真を見せてもらうと、なるほど、カラスっぽい大きめ嘴の鳥です。
黒っぽい地に頭から胸にかけて白い斑がたくさんあるので、真っ黒には見えません。

星鴉2

「珍しい鳥なんですか?」
「こういう高いところまで来ないといないからね。 もうちょっと登るとライチョウもいるんだけど、ここにはいない」
「ホシガラスはここには一羽だけ……?」
「いや、何羽もいる。幼鳥もいる。鳴き声がしてるから、出てくるはずなんだけどなあ」
耳を澄ますと、「ゲェッゲェッ」というか、「ギャッギャッ」というか、……カラスの「カーカー」とは違うけど、あまりきれいじゃない鳥の声があちこちでしています。
あれがそうか。
これまで何年か連続で来ているけど、知らなかった……。

鳥の声と一緒に
「あっ、あがった!」
「いかん、低い……、ああ、もぐった」
という人の声もあちこちで。

梅雨明けの10日間は天気が安定するんだそうで、山登りの人もそれを狙ってやってきますが、鳥を撮る人も、天気図をにらんで今日を目指してやってきたようです。

中には40~50センチもしくはそれ以上もありそうなゴツいカメラを三脚ごとかついで登山道と遊歩道を行き来している人も。
物珍しくて一緒について歩いていたら、いろいろ教えていただきました。
「目の中に白い反射が入ると、生き生きして見える。(それが目に星が入るということのようです)」
「虫やハイマツの実を食べてるんだよ。あそこにエサを食べる場所があるんだけど、木の陰で暗くて撮りにくい」
そんなことを話している途中に、突然
「後ろだ!」
その声にさっと動くカメラの群れ。

カメラ2

「何で後ろにいるとわかったかって? 影だよ、枝にとまった影がそこに見えたから、後ろだ!ってね」
とか、
「枝が不自然に揺れてる。あそこにいそうだ。そのうち出るぞ!」
なんだかもう、私の知らない世界。

「撮れた?」と聞かれたので、「とりあえず……」と見せると、
「うん、そのカメラで上出来!」
……その大砲と比べないでください。

なんたって、鳥がいないときに
「あ……飛行機が飛んでる」(もちろんはるか上空)
それをカメラでのぞいて
「自衛隊の輸送機だねえ」
とか、私のカメラでは人がいるのがやっとわかる程度にしか写らない頂上付近も人がどういう姿をしているのかまでばっちりです。
肝心の鳥は、羽毛の一本一本までクリア。

それにしても大きいカメラだなあ……
「あの、そのカメラって重さはどれくらいあるんですか?」
「5、6キロかな?」
(小さい米袋を担いで走り回ってる感じか……)
この人はカメラごと三脚を担いで歩き回る派。
別の、もっと大きいカメラで一定の場所で待ち構えている人にも聞いてみると
「重さ? 10キロくらいじゃないかな」
(大きい米袋……)
「それだけ大きいとやっぱり大変ですね。だから待ち伏せ作戦ですか?」
「いやいや、鳥がいたら担いで追い掛け回すよ」

この、ものすごいカメラにも弱点はあるもので、ときどき
「あっ、あそこに止まった……だめだ、近すぎて撮れない!」
なんてことも。

中には年配の女性もいて
「私は三脚が苦手で……三脚を立ててピントをあわせてるあいだに逃げられちゃうのよ」
と手持ちカメラ。でもこれも結構大きめ。
「ちなみにこのカメラの重さはどれくらいですか?」
「大したことないのよ、2、3キロかしら」
……じゅうぶん重いと思います。

すっかり面白くなってしまい、しばらく「あっちだ!」「こっちだ!」と鳥とともに移動するカメラ集団に混ぜていただきました。

そんなこんなで撮りまくったホシガラス写真をどうぞ。
星鴉1

星鴉3
カメラ越しに鳥と目が合ってしまった。

星鴉4

星鴉5
この時、ホバリングで虫を空中キャッチしていた。慌ててカメラで追いかけて、虫をくわえているのを撮影成功!

星鴉7
枝の入り組んでいるところで、ハイマツの松ぼっくりを食べている。
ちょうど目のところに枝がかぶるし、くちばしの先が見えないので、鳥が来ることはわかっていても撮りにくいポイント。

星鴉6
粘って成功。よく見ると嘴に実を加えているのが撮れてる。

星鴉8
大砲カメラが「近くて撮れない!」と嘆いていたけど、私は撮れた。

星鴉9
そのカメラで上出来。と言ってもらった写真。 距離と手振れでピントがひどい。

星鴉10
一番はっきり撮れたかも?



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要は気持ちだ!

ときどき
「石を持って試練があった、つらいので捨てたいがどうすればいいか」
という質問があるけど、これってだな……と思います。

こういう場合の「試練」は「実は、持ち主さんの成長のために必要なステップ」「その時はつらいけど乗り越えることで成長を促す」もののはず。
「試練を与える石」として有名なのはラピスラズリですけど、私個人としてはブレスレットも丸玉もエッグも原石も結晶形のも持っているけど、試練ってナニ? です。
そりゃあ、トラブルや困ったこともあるにはあるけど、そんなのは石を持っていてもいなくても普通にあることなので、そんなものをわざわざ石のせいにしなくても……というか、石のせいにした方が面倒なことになるので、やめとけ、と言いたい。

面倒なことというのは、トラブルを石のせいにしなければ、単に偶然として終わらせるか、他の、たとえば自分の判断や行動が間違っていた、今度から気をつけよう……みたいに対処が可能ですが、石のせいにしてしまうと、それは「自分ではどうしようもない一大事」になってしまうから。
しかも石は捨てなければ変わらずにそこに「在る」ものなので、トラブルの原因も存在し続けることになり、せっかくの石が「いやなもの、恐ろしいもの」になってしまい、石がある限り心配し続けることになってしまいかねません。

良くないことの元凶を石という形にして目の前に置いておくより、偶然と考えて忘れるか、何とかしようと行動する方がマシです。
トラブルが深刻だったり重なったりすると、つい「これのせいじゃないの?」と原因を見つける……もとい、原因を作って安心したくなりますが、そんなことをしても何の解決にもならないし、本来ラッキーアイテムであるはずの石を原因にしてしまうのは、石がもたらしてくれる(かもしれない)ラッキーを拒否してることになりはしないでしょうか。

少なくとも、石を持って気持ちが明るく楽しくなって「笑う門には福来たる」……は期待できないですよね。

私自身は石を持って悪いことがあったという経験がないし、まわりの石好きさんも同様なので、石の試練という考え自体がナンセンスだったんですが、じっくり考えてみると、「試練」=ナンセンスではないなと思えてきました。

考えた結果からいうと、石の試練という考え方は、石を持ってラッキーではなくトラブルやアクシデントがあったとしても、石を楽しむためにそれをプラスに考えられるなら、それはそれで意味があるんじゃないかということ。

私は、頑固に「石は楽しむもの」だと思っています。
意味や効果もそれを楽しみ、プラスの気持につなげられるなら全然「あり」です。
でも、意味や効果を気にするあまり、「これでいいの?」「この意味は?」など自分以外の何かに頼ったり、不安や心配を増やす原因になるなら、「なし!!」といいたい。

同じ意味や効果のパワーストーンでも、プラスに活かせるか、心配や不安の原因になるか……という持ち主さんの気持次第で、全く変わってしまうということです。

同様に石を持った後に起こったトラブルも、持ち主さんが「よし、乗り越えるぞ!」「とにかく頑張ってみる!」と思えるならそれは「試練」と言えるけど、「つらい」「こんなの嫌」「試練を与える石を何とかしたい」というのは、持ち主さんがそう考えることを拒否しているので、プラス思考の試練とは言えなくなります。試練でもなんでもなく、ただのトラブルでしょう。
それを勝手に石のせいにして、「なんとかしてー!」「石が悪い!」と八つ当たりし、そのうえ、「試練を与えるので、この石を手放したい。どうすれば」…は、たぶん、海や川に流せとか、神社におさめろというような回答を期待しているのかもしれませんが、勝手に石のせいにしておいて「下手に捨てたら祟るかも」と言っているも同然じゃないでしょうか。

捨てた後まで疑うくらいなら、要らないならいらない、自分の都合で捨てるんだと思い切って、燃えないゴミで捨てた方がいいんじゃないか。
完全に「物」として扱った方が、石のパワーストーンとしての力を削ぐことになるので、石の効果を断ち切りたいという人にはぴったりでしょう。

それより、「こんなことがあった、これに意味はあるでしょうか?」という質問は多いのに、「試練」(この場合は、「石が試練を与えるのでつらい」の試練)に対してその意味を問う質問がないのはなぜなんでしょう?

石にいい意味だけを求めるなら、私みたいに「いいことは石のおかげ、 悪いことは偶然」「とことん石を楽しみましょう」とすっぱりシンプルに考えることをお勧めします。

「悪いことは偶然」なので、何かトラブルがあっても、それは石のせいではありません。(あたりまえ)
「いいことは石のおかげ」なので、いいことはもちろん石のご利益。(あたりまえ)
「楽しみましょう!」なので、いろいろあれこれ疑問が出てきても、「こっち(の考え)の方が楽しい!」を選べばいいので、自分でさっさと決められて、心配や不安は最小限で済みます。
ということで、超・個人的に石と自分のシンプル関係、お勧めです。

今年の雲海はすてきだった。

昨日に続いて、御嶽の雲海。

今年の雲海は美しかった!

ちょうど日の出の瞬間を撮り逃したのが残念です。
あっちこっち場所を移しながらとっていたのを時系列で。

7月26日4時31分
4時31分
4時42分
4時42分
4時44分
4時44分
5時4分 朝日を浴びる御嶽
5時4分
5時29分
5時29分
5時36分 御嶽の頂上を望遠で。陽炎もなくくっきり。縮小前の写真では人の姿もわかる。
画面真ん中の影の部分に点々と連なる白い点は、白装束の登山者。
5時36分
5時49分 太陽が完全に上ったので、雲海が白く輝く。
5時49分
6時58分 運かいがわずかに波立ち始めた感じ。
6時58分
7時1分 雲海に浮かぶ中央アルプス
7時1分






雲海

毎年恒例の御嶽山に行ってきました。

今年は雲海がきれいでした。

まずは1枚。

2014.jpg

もしかしてこの産地か! (再録)

色あいがかきたま玉汁ににているので、かきたま水晶……という名前で呼んでいるこの水晶。
買った店のラベルでは中国産としかわかりません。



リンク先の記事では「これ以外に似た水晶を見かけない……」とか書いていますが、ふと画像を見比べていたら。

これ、内モンゴル産じゃないか?

今見ると、そっくり!
買ったのは内モンゴル産がたくさん出て来るよりずっと前だけど、四川省のエピドート入りがどっとでる前に一つ買っていたりするので、これも同じフライング組だったのかも。

内モンゴル産を見慣れた今では、それ以外の産地に見えません。
内モンゴル産だったら「中国産」でもあるわけだし。

産地を追記(再録)

昨日、ミネラル・ザ・ワールドで新しいタイプのシェブロンを買ったときに産地について聞いたので覚書。

インドでシェブロンといえば、以前これを買っています。


これは中でもきれいなのを選んだので、ややおとなしい感じですが、平均的なものはもっと大きくて色が濃く不透明で、先端の感じもごついです。

この時は南インドとしかわからなかったんですが、このたび買った鳥の羽根みたいなシェブロンと同じ産地とか!
ハイデラバード産だそうです。

ミネラル・ザ・ワールド行って来た

行ってきましたミネラル・ザ・ワールド。

そういえば、2月の某即売会は、雪で早々に離脱。
4月のミネラルマルシェ(埼玉)は2日目参加(初日は花見)
同じく4月ミネラルフェスタ in 横浜赤レンガ倉庫も初日だけど午後だけ参加。
6月の新宿は後半参加だったので、初日参加のイベントは久しぶり……?

えーと、出店数は増えていました。
新しい石屋さんも来ているようすです。

……が。

第一印象、石が値段に追いついてない!
なんだか、最低賃金……じゃなくて最低価格がベースアップって感じでしょうか。

ううう、テンションだだ下がり……。

たとえば、アフガニスタンパキスタンもの。一時期に比べると店の数も落ち着いたかな?
中には、お、いいじゃんと思う石を持ってきてるところもあるにはありましたが、そういう石は
「ゼロが一個多いよ!」

かとおもうと、普通のアメジスト(ブラジルとかウルグアイの)の分離単結、4センチくらいのが700円とか、ちょっと高くないでしょうか、コレ。

こういうイベントでは、最初に、おっいいぞ! すてき! という石を見つけると、心もうきうきとして、はりきって店の隅々までなめつくそうという気になりますが、「いい石、ないじゃん……」となると、見る目もやや曇りがち。

「あ……持ってるし」でブレーキがかかった石もありました。

思い出すままにつらつらと。

「ゼロが一個多いよ!」のアフガニスタン-パキスタン石は、エジリンか何か黒っぽい針のざくざく入った石とか、大きめザギのゴールドタイプとか。

別の店にはレインボー光沢の青黒く見える針入り水晶の大きいのがありましたが、お値段なんと3ケタ万円。

ヒマラヤ水晶は、ネパールもインドもあったけれど、初めて見る産地やタイプは見当たらず。
思いがけない店で、しっかりした大きさのアイスクリスタルがお安いところがあったので、探している方は隅っこまで掘りましょう。

あ、こちらとおなじ「アメトリンレッドキャップ」を置いているお店もありました。
この石、先端のレッドキャップがきれいだと、内部の色合いが見られず、内部がアメトリン+根元に黒い内包物入りのタイプは先端の色が鈍い感じ。

私は、別のお店で新宿ショーで買い損ねた、インドのシェブロンの多重でシンギングタイプをいただきました。
重なる白いファントムが、まるで鳥の羽根の模様みたいできれいです。

あとは……そうだなあ、全体的に玉石混交で「掘れる」店が少なくなった感じがします。
安めのをざらっとまとめて置いているか、「おっ」と目を引く石が並んでいると、しっかりチョイスして並べているので値段が高め。
自分の目を頼りに質もさまざまな中から見つけ出す、「掘り出し物」に出会えません。

それと、フローライトが多かった気もします。
先だっての内モンゴルのブルーフローライトもありました。

フローライトが目立つ分、水晶の元気がない……のかなあ?

一か所、マダガスカルのレッドファントムとグリーンファントムをトレイにたくさん入れて売っている店があり、そこは探せば掘り出し物がありそうでした(小さい石だけど)

あと、プレセリブルーストーンのぶっかきのかけらを売っていましたが、白い斑点状の部分があって、ビーズなどになってるのとはタイプがちがう感じだったのが面白いかも。

私は、インドのシェブロンと、内モンゴルのファントム入り水晶が戦利品です。

明日、新しい石が入ってくるんだ、と言っているお店もありました。

石の顔

tourmaline-pink.jpg

トルマリンです。

ブラジル産です。

今、画像を見たら……しまった、ピンクの方が先端だったかも。(つまり、上下逆の可能性)

水晶でもそうですが、石は意外に産地の「顔」があります。
たとえばヒマラヤ水晶でも、「あ、ガネーシュ・ヒマールらしい」「カンチェンジュンガっぽい」「これはインド(クル)?」……とある程度見分けがついたりします。
もちろんパキスタンとネパール、内モンゴルとロシア・ダルネゴルスクみたいに、遠く離れたそっくりさんもありますが。

トルマリンもそうで、よく似てる……ように思えても、「あ、この色合いはブラジルのどこそこ」「このパステルカラーがアフガニスタン?」みたいに、特徴のある色合いや形をしているものも多いのです。

このトルマリンもその一つ。
残念ながら、私はトルマリンについては今一つ詳しくないんですが、この色合い……ピンクだけれど、どこか土臭いというか、冴えた色合いじゃなくて、思わず洗ったらもっときれいになりそう? という、よく言えば温かみのある、悪く言えばちょっと野暮ったい色合いのこの特徴に見覚えがあります。

どこだっけ。

興味のあるものは、知りたい。
知りたいから調べる。
調べていくと、覚えてなくても、ああ、あのあたりを調べたら見つかりそう、とか、こういうキーワードで検索したらヒットしそうという予想ができるんですが、トルマリンはまだそこまでいけていません。

見覚えあるんだよなあ……この色合い。
もやもや。

故郷はホータン?

chert.jpg

いただき物の石です。

失礼ながら。見た目はなんだか普通に川原などに落ちていても不思議ではないような石です。
実際落ちていて、見かけたとしても「あ、ちょっと縞模様きれい」くらいで済んでしまうんじゃないでしょうか。

くれた人のお話によると、この石は「チャート」なんだそうです。

おお、チャート。
持っているぞ。これです。

何かと言えば、チャートという石は、成分としては二酸化珪素……水晶と同じ(今回の石の場合は不純物も結構混じっていて不透明なんだと思います)。
でも石英族ではなく、二酸化珪素の殻を持つ超ミクロサイズのプランクトン「放散虫」などの死がいが海底や湖底に積もってできた「堆積岩」なんだそうです。

でも、「岩」ですから、まとまってたくさん見つかるもののはず。上記リンク先のポーランドのチャートのようにきれいな縞々ならばともかく、今回の石は結構地味。
それがどうして?

「チャートって硬い岩でしょう。それがこういう丸い礫になるのは、けっこう珍しいんだって」
……なるほど。
そういえばチャートは緻密な構造なので硬く、そのためにフリント(火打石)に用いられるんだっけ。

「この石の産地は、詳しくわからないんだけど、○○店さんが持っていたホータンの礫のなかにそっくりなのがあったから、そっちの産じゃないかと思ってる」
……ほほう。

「もしかして」ではありますが、ホータンと聞いてがぜん興味がわきました。

ホータンの位置はここ。

わかりにくいので、まず「カイラス」を探してください。
そのうえに「チベット高原」、さらにその上に「崑崙」。この「崑」から左上のところに「ホータン」があります。

そう、ホータンはシルクロード上にあったのです。

そしてホータンと言えば「玉(ぎょく)」の産地。ホータンは「和田」と書き、ホータン玉(和田玉)、その中の羊脂玉(ようしぎょく)と言えば、「玉(ぎょく)」の最高峰といわれるものです。
古くからこの地を流れる川の中から丸石状の玉を採取していた……というのですが、この石も玉と一緒に川の中をコロコロしていたんだろうか。

地図で見るとタクラマカン砂漠の近く。
ウイグル語で「入ると出られない」という厳しい名前を持つこの砂漠に、硬い石を丸くするような流れがあったんだろうか。

調べてみると、タクラマカン砂漠はもとは湖の底だったとか。……そこでチャートができたとか?
それに、崑崙山脈が近くにあるので、川があってもおかしくはない。
……実際調べると、地図では崑崙山脈から流れ出る川沿いにあるようです。
川があり、水が得やすかったから、シルクロードのオアシスになった。
なるほどー。

すごく地味な石だけど、機械磨きの石にはない手触りを楽しみながら、歴史や地形に思いをはせるのも面白いです。

今思えば。

懐かしい石が出てきました。

懐かしいというか……ああ、そういえばそういうのもあったねえ……というか。
すでに石好きさんでも知らない方が多いんじゃないだろうか。

ネリ―・ローズです。
nellie-rose.jpg

小さいかけらで、ほとんど色が写りませんが、一応、淡ーいピンクなローズクォーツ。

虹も出てた。

nerrie-rose.jpg

なぜ、ネリ―・ローズなのかというと、ネリ―氏の土地で出たものだから。
何者かというと……アンダラ・クリスタルのネリ―氏です。

今をさかのぼること7、8年。
今よりもっと原石の人気が高かったころ、「アンダラ・クリスタル」と呼ばれる透明感のある色とりどりのかけらが石好きさんの一部で話題になりました。

すごいパワーがあるんだって!……というのはパワーストーンでよくある話ですが、アンダラの場合は、単原子金属元素やゼロポイントエネルギーといった、科学的根拠がありそうな言葉を盛り込みつつ、持ち主に深い愛や祝福をプレゼントしてくれ、アンダラ同士でネットワークを組み、宇宙の古の魂の記憶に繋がるとか、感謝、愛、そして、ゆるしへと気づかせてくれるとか……そういう、スケールの大きいお話がくっついて、産地もカリフォルニア州シエラネバダの、ネリ―氏の土地「ネリーランド」とインドネシア……一説ではコロラドと南アフリカという限られたところでしか見つからないことになっていました。

当時の私はそういうパワーより、「これは天然のものか、人工物か」をはっきりさせるのに右往左往していて、今になって「アンダラとは」と書こうとすると、アンダラというものがあったのは覚えているけど、その内容があやふやでヤバいです。

天然か、人工か。今の私なら、「人工ガラス」と即答します。

アンダラクリスタルも、初期のころは淡い水色や、薄い緑など、「天然ガラスでも、もしかしたらあるかも?」という色合いでしたが、後にもっと濃い色……透明赤だの紫だの、鮮やかな青などが出てくると怪しさ爆発です。
例によって、1976年に見つかり、そのあと地震で埋もれて、その後見つけることができないので、それまでに採取されたものしかない。
……というよくある数量限定説明があった割に、後から後から新しい色やタイプが続々登場……透明赤だの緑だの青だの、そんなものが地中に埋まっていたら、ネリ―ランドの地下は、ものすごい色になっていることでしょう。

「ここでしか採れない」というなら、その理由を石のパワーやらメッセージ抜きで説明できないと。
見た目の色や性質といった物理的なものには、物理的な理由があるはずなので。

2009年になって、販売元の一つが、「アンダラは人工ガラス」と発言。(理由は「レムリア人が作った物だから」でしたが)
さらにアンダラによく似たアネラクリスタルというのも出てきて、アンダラと関係ある、ない、とそれぞれの販売元が喧々諤々、ネリ―氏を巻き込んでいろいろすったもんだしたようです。

そんな騒ぎがあったからか、その後アンダラのブームはかなり下火になったようす。
検索してみたら、まだ売っているところがありましたが、色数は記憶にあるものよりさらに増えていました……。

さて、ネリ―・ローズ。
これはアンダラブームの後半、淡いピンクの「ピンク・アンダラ」と言われていたものが「もう採れなくなった」といわれたときに代わりにローズクォーツが出た、ピンク・アンダラの代わりである……みたいな話になっていた石です。

なぜ、そんなものを私が持っているかというと、一体アンダラはガラスかそれ以外かを確かめるために、かけらを一つ買った際に、ご厚意でいただいたものだから。

有名な販売元さんなので、ある意味これは信憑性が高い「ネリ―ローズ」なのです。

でも……これを書きながら、「シエラネバダでローズクォーツって出たっけ」と考えてる私って。

一発撃破!

私は、ちまたでいろいろ言われているパワーストーンの心配をたったひとつで撃破するブレスレットを持っている。

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このあいだ、ビーズが一つ割れた!」と騒いだ「天珠と糸魚川翡翠のこのブレス。

◇左右対称でなければならない→全然違う。
◇金属パーツを使わない方がいい→堂々と使ってる。私のブレスとしては少ないくらい。
◇値段が高い/質が高いものが効果がある?
 →必死で安いのを探した。糸魚川翡翠としては質の低いタイプらしい。
  でも、高いタイプの色合いが肌の色に合わなくて、着けたい気持ちにならない。
  ラベンダー系の翡翠で作ったブレス、出来上がりは気に入っているのに、似合わない……。
◇浄化しないと→したことない。しなくてもいいと思ってる。
◇プログラミング→上に同じ。
◇他人が持っていた石は念が籠っているので持たない方がいい
 →天珠は明らかに新品ではない。そこがいいところ。探して出会えたラッキーな天珠♪
◇ゴムが切れたら役目を終えた・寿命・前触れ。直して持たない方がいい
 →2本のゴムの一本がはさみで切ったみたいにすっぱり切れていたことがある。
  それ以外にも自分でゴムを切ってリメイク数回、ゴム交換も数回。
  私を楽しませる役目は現在進行形。そういうパワーがあるからまだまだ現役、絶好調!
  心当たりがないので前触れでもない。ゴムが切れた後も別に何も特別なことはない。
  さっさと直して持っていて、着けて楽しいので問題ナシ。
◇石が割れたら……(以下同文)
 →一個が落としてもいないのに真っ二つ。悩んだのはどうやってうまく接着するかだけ。
   あと、再発防止。

という具合に、心配ポイントにことごとく逆らいまくり。

合致しているといったら
◇使う石は三種類まで←既製のブレスレットをもとにしたので、これ以上石が増やせなかった
◇石は直感で選ぶと良い←意味や効果の説明は知ったこっちゃないのである意味直感かも。
……これくらい?

これほど無視しまくりだけど、一番気に入っていて着ける頻度が高いブレスレットだったりします。

だから「大丈夫でしょうか?」というさまざまな質問には「大丈夫!」と自信を持って即答しちゃう。
なんたって、私の腕にはその実例が今もはまっているのだから。

そういえば……といろいろ数え上げてみたら、実にいろいろ逆らっていたので、
ますます楽しくなってきました♪

というか、持ち主が自分の石の味方をしなくてどうするか。
誰が何を言おうと、持ち主が自分の石を疑っていいわけがない。

ゴムが切れても石が割れても、このブレスはいいブレス。
身に着けている私が言うのだから間違いない!(ふんぞり返り)



ドルフィンというよりも

パワーストーンでブレスレットが人気になってしまったので、めっきり見かける機会が減ってしまいましたが、以前は水晶の原石の面の形や全体的な姿、組み合わさり方などに注目して、特徴的なものを「マスター・クリスタル」と呼んで、特別な意味を込めてきました。

たぶん、そういう楽しみ方をしようとすると、売る側がいちいち形を見分けなければいけないし、何しろ自然のものなので、「どっちだろう?」と迷う形が多かったり、「同じものが欲しい」と言ってもさっと仕入れるわけにはいかなかったり、売るには不便な点が多くて、それもパワーストーンがビーズでブレスレットに移行していった理由の一つかもしれないと思っています。

でも、いまだ原石好きである私にとっては「ああなってこうなっている形」と一一説明するよりも、「カテドラル」とか「ソウルメイトツイン」とか、いろんな形にかっこいい名前がある方が便利で楽しいです。

そういう「マスター・クリスタル」の中に「ドルフィン」という名前があります。
大きめ結晶の側面に、小さめ結晶……とくにDT(両錐)がくっついている形のことです。

すると……これは?

dolphin2.jpg

先ほど、いちいち見分けなければならない、見分けるにもはっきり分けられないものが多いことが、マスタークリスタルという楽しみ方がすたれた一因ではないかと書きましたが、それは売る方には負担ですが、楽しむ側にとっては別に負担でもなんでもないと思うんですよね。

「いったいこの石の形は何? 誰か教えて!」……だと、負担になりますが、全部の石に何らかの名前があるわけではなくて、本当に特徴的なものに名前が付いているということを踏まえたうえで、名前が意味するイメージを捕まえ、自分で見分ける……自分はこの石を、こういう名前で呼べるか、呼びたいか……と考えるなら、それも石を楽しむ機会になります。

さて、ドルフィン。

どうして大きめ結晶と小さめ結晶の組み合わせがイルカなのか。

それは同じ形の別名が名としてMother Crystal, Teaching Crystal, Crystal with Baby……つまり母と子、教師と生徒、あるいは小さな結晶を赤ん坊と見なしているらしいことを合わせて考えると、大きな結晶が母親、小さな結晶は寄り添って泳ぐこともイルカというイメージであると考えられます。

寄り添って泳ぐ親子イルカ。
それがイメージであるなら、ドルフィンと呼べるのは親子な感じの二つの結晶の組み合わせということ。

では……今回の石は?

うーん。
親子というより……コバンザメ?

微妙な色合い

garnet-yellow.jpg

パキスタン産のガーネットです。

この石は、こちらの2008年の新宿ショーで掘先生に鑑別していただいた、ガーネット+ダイオプサイトと一緒に買ったもので、色合いも似ていることから、同じ場所で出た仲間石であると思われます。

2センチ程度の、結晶……というよりそれが割れた半分くらいの石です。
どちらかというと、すでに登場しているガーネット+ダイオプサイトのおまけみたいな感じで買いました。

理由は、おまけで買えちゃう値段であったということと(今思えば、当時は安かった……!)、黄色っぽい色合いが珍しいかな、と思ったからです。

そして今。
ふと思い返すと、パキスタンでガーネットは出る。赤褐色、赤、赤っぽいオレンジ色は見かけたけれど、「黄色っぽい」と感じるガーネットは見かけてないように思います。
もちろん、ガーネットを追いかけているわけではないので、ガーネットをくまなく見て覚えているわけではありませんが、少なくとも、「ああ、そういえばあるよね」と思い出せるほどには多くない。

ということは、おまけでこれも買っておいて正解?

しまったと思っているのは、パキスタンのギルギットあたりというだけでなく、もっと詳しく産地を聞いておけばよかったということと、(たぶん)少ないタイプだったのなら、母岩付きも探しておけばよかったということ。

よく「この石はレアだ」「もう出ない」と聞いて「それは大変」と右往左往してしまいますが、本当にレアな石というのは、知らない間にふっとあらわれて、気が付かない間に見なくなってしまうもの。
今回のガーネットは、運よく買っていたけれど、そういえば同じようなのを見ないな……と今頃気が付く体たらく。

こういう色合いが水晶にくっついたり内包されたり、あるいはダイオプサイトが食いこんでいるのがあったのだから、緑のダイオプサイトにきれいな結晶がくっついたクラスターがあったりしたら、すてきだっただろう。
もっともっと注意して見てないと……。

えっ?(再録)

ちょっと気になる話を見つけたので再録。

こちらの上から11番目の、Nik Nikiforou氏の書き込みで
「According to one of the major importers of the "pink" Fluorite fom Mina Navidad in Durango, Mexico, it comes out of the ground a dark green color and must be left out in the sun to turn pink.」

とあります。

ええーと。(英語が苦手なので冷や汗)
メキシコのデュランゴのピンクフローライトは、掘り出したときはダークグリーンで、太陽光化に放置してピンクにする……?

mexico-pink-fluorite.jpg

デュランゴのピンクってこれだよね?
これが元はダークグリーン?

それとも私の訳し方が間違ってる?

その他情報をお持ちの方、プリーズ!

見た!

昨日、唐突に「パムテック」「プンテック」「プンテック パムテックの見分け方」という検索ワードが記録されていました。

パムテックとはご存じ、ミャンマーに伝わる、珪化木を使って作られた、天珠の親戚のようなビーズのこと。

パムテック・プンテックは「Pumtek」をどう表記するかの問題なので、違いがあるわけではありません。
なので、「プンテック パムテックの見分け方」は、たとえば真贋とかそういうものの見分けなんでしょう……きっと。

でも、事はそういう短い検索ワードとは裏腹に複雑です。

まず、真贋といったって、天珠もパムテックも、人の手で加工して模様がえがかれているものですから、石と違って染めなどの加工がしてあったら偽物!……は使えません。

そもそもパムテックの材料は珪化木……椰子の木がオパール化したものなので、手触り自体は冷たくて硬いけれど、見た目はけっこう木。
石やガラスで作っても、木のように見せかけることはできないし、代わりに木で作っても、パムテックは一応石(オパール)なので、質感が全く違う。

近年新しく作られたのは偽物、古いのが本物といったって、パムテックの歴史は天珠以上に知られていないので、古い・新しいの基準も定められません。

さらに、天珠であれば、パワーストーンとは別に骨董系のコレクターがいて、(かなり)古いものか否かを見分ける勘所とも言うべきポイントがある程度わかっていて、「知っている人は知っている」状態です。

ところが、天珠に比べてパムテック人口は少ないです。
見かける機会も天珠より少なく……古い(古そうなもの)とそうでないものを見分けるポイントも、あまり確立していないように思われます。
かくいう私も、本当に新しい、近年つくられた大量生産品と、「そうではないもの」を見分けるのは何となくできますが、それ以上は天珠以上に無理。

それでも機会があれば眺めていたんですが、このたび面白い説を聞きました。
パムテックの中には、UVライトをあてると蛍光するものがあり、それはとても古いものだというのです。

でも、蛍光の性質は、材料となる珪化木の問題なので、そういう材料が使われた古いものがあっても、まだ加工されていない同じ材料をで作れば、蛍光する新しいものも作れないわけではないので、決め手には欠ける感じですが、蛍光とは面白い。

私が持ってる小さいUVライトでもわかるだろうか。
無理だろうな……と思いながら、ダメ元で光を当ててみると。

おや?

これは……蛍光?

fluoreccence.jpg

見た目同じような縦じまのパムテックを並べています。
左に比べると、右のは白の線(塗り残した地の色)の部分が明るく浮かび上がっています。
左のも、丸の中が一か所まわりより明るいです。

もう一つ。

fluoreccence2.jpg

こちらはもっと顕著に、UVライトをあてているのに、下の方は黄色っぽく見えています。

どちらも、近代の量産タイプではありませんが、古色というか全体的に古びた様子がなく、ものすごく古いものではないように思われます。
だけど……蛍光してるかも。

新グリーン

グリーンアポフィライトと言えばたいていこんな色。


それが、昨年のIMEGE展でセラドナイトによるものと思われる鮮やかなディープグリーンのタイプが出ました。


昨年末の池袋では、内包物によるものと思われるタイプ違いの濃い緑のものが登場。


そして、実は、もう一つのグリーンも登場していました。

mint-green-apo.jpg

わかるかなあ……。
今ごろの登場になったのは、例のごとく写真に撮りにくかったからです。

淡い色で、とうめいで、キラキラで……撮りにくさトリプル!

アップにしてみます。

mint-green-apo2.jpg

普通のアポフィライトとは違う、板状で、淡いグリーン。
しかも、普通のグリーンアポフィライトのような青っぽい……ミントグリーンではなくイエローがかった若草系グリーンです。
通常のグリーンアポフィライトにも若草系グリーンがありますが

これともちょっと色合いが違うようです。

かなり透明度が高く、キラキラなので、結晶の形が写しにくいし、母岩が透けてしまって淡い色合いがなかなか写せないのです。
でも、この美しい色合いは初めて!

実は形だけでなく色合いもバリエーション豊かなグリーンアポフィライトだったのでした。

トルマリンが先

takemori-3.jpg

国産の竹森水晶です。

竹森は、個性豊かな内包物入りの水晶が出ることで知られています。
この石の内包物はドラバイト。

「草入り」とか「ススキ入り」と呼ばれることもあります。
ドラバイトというと茶色のイメージですが、見ようによっては若干緑がかっているようでもあり、なるほど植物っぽい。

ひとつの結晶が1センチにも満たない小さいクラスターで、その分透明度が高く(大きくなるとどうしても透明度が低い部分が混じる)、内包物も大きく見えます。

こうやって見てみると、結晶に対して横向きに入っているドラバイトが、結晶を貫くようにつながっているのがわかります。
これは、たぶん最初にドラバイトが結晶していて、それを取り込むように水晶が結晶したから。
その後、水晶からはみ出た部分のドラバイトは折れたりしてなくなってしまったようですが、内包の様子を見ることで、水晶が成長したその時の様子を想像することができます。

ルチルなどに比べると、地味と言えば地味だけど、これはむしろ詫び寂びの魅力。

いいねえ、竹森。

魅惑の青

inner-mongolia-blue-fluo.jpg

内モンゴル産フローライトです。

この産地のフローライトは、透明なものが知られていて、そのほかでは紫が出るのは知っていました。
検索すると、薄い紫も出ているようです。
透明のは持っていないけど、紫はちょっと変なのを持っています。
なので、フローライトが出ること自体は驚きではなかったのですが、新たに出てきた「色」にはびっくり。

こんな青が出ようとは!

色の濃さではニュー・メキシコ産のこちらといい勝負。
比べると、結晶の形はニューメキシコ産の方がシャープ。
内モンゴル産のは、何となく八面体……でも形がややルーズで、丸っこく見えるものも混じっています。
そして何よりちょっと粒が大きくなると、ニューメキシコ産より濃くて、見た目黒……黒っぽく見えるアズライトみたいな色です。

小粒なものは母岩を覆い隠すようにびっしりくっついていて、遠目にはアズライトか、それともアパタイトかと思ってしまいそう。
何ともフローライトらしからぬたたずまいなのです。
しかも、母岩は水晶……なのに、水晶の上を何か白いもの(長石?)が多い、その上をびっしりフローライトが覆い隠してしまうために、せっかくのフローライト+水晶という王道の組み合わせが生きてきません。

お店の人の話では、けっこう大きな塊(大きなクラスター?)が出ていて、逆に手ごろなサイズがすくなかったとのこと。
いくつかあった中で、このピースだけが青と部分的に紫とわずかに緑が見えたので、大きなものでは色が混じっている可能性もあるかもしれません。

そんなこんなマイナスポイントを一気にひっくり返すのは、やっぱりこのです。
一見黒っぽく見えてしまうけど……それを光に透かせばこの通り!

inner-mongolia-blue-fluo2.jpg
※LEDのペンライトで照らしているので、青さが強調されています。

しかも。

このフローライト、カラーチェンジします。

実はこのピースを選ぶのに、店の外に持ち出させていただいて、太陽光で見ていたら……あれ? 紫?
思わず一緒にいた友人に「(小声で)これ、紫に見えるよね?」「(LEDで照らして)青だよね?」と同意を求めてしまいました。

カラーチェンジするのが混じっているぞ!……と、(お店の人が気付いていないっぽいので)こそこそ興奮し、選んで買ったのですが、かえってさっそく写真に撮ろうとすると、窓辺で撮っているのにカラーチェンジしない。
確かにあのときはカラーチェンジしたのに。

勘違いだったのか……? と思いながら、ためしに白熱光とLEDで試してみると。

inner-mongolia-blue-change5.jpg

inner-mongolia-blue-change4.jpg

やっぱりカラーチェンジ!
確認すると、カラーチェンジすると思ってなかった方も、はっきりチェンジ。

この産地のこの色、カラーチェンジします。

ずっしりアップルグリーン

datolite.jpg

ダトーライトです。

以前、御徒町を歩いている時に、とある店のウィンドー(たぶん一般客不可っぽい店)に素敵なダトーライトの原石が置かれているのを見かけ、その色と形をいいなーと思ったのが、ダトーライトを探すようになったきっかけです。

積極的に探し回るとまでは行きませんでしたが、ロシアものを見る機会があれば、毎回チェックしていたものの、なかなか巡り会えませんでした。
どうも、ある程度レアな石のようです。

でも、忘れずに探していれば巡り会うもので、前々回の赤レンガ倉庫のミネラルイベントにて無事ゲット。
そのあと、埼玉ショーでも見かけたので、最近まとまって産出したのかもしれません。

やっと手にしたダトーライトは、プレナイトにも似たアップルグリーン。
私が手にしたのは、まさしく青りんご色ですが、もうちょっと青みを帯びたのもあるようです。

そしてさわやかな色合いを裏切るずっしり感。
その比重は2.95.
水晶の比重が2.65、カルサイトが2.71、フローライトが3.61なので、大雑把にいうと、カルサイトより重くフローライトよりは軽いということになります。

この石はカルシウムの水酸化硼珪酸塩……ホウ素(Boron) を含む鉱物です。
私が買ったのはロシアはダルネゴルスクのBor鉱山。

この鉱山名がホウ素を掘るための鉱山で、ダトーライトはその主要鉱物、鉱山名はずばりホウ素(Boron)のBorだとか。
……そうだったのか!

だけど比較的レアな鉱物ということだけれど、鉱山名まで付くほどなら、鉱物標本の感覚だと、けっこうたくさん出ているということ……ただ標本市場にはあまり回ってこない、そういうレアなんでしょうか……。

花咲き黒

黒水晶が(いや、「黒水晶」)好き。

実をいうと一番最初に買った黒水晶は、お約束の(たぶん)アーカンソー産の放射線照射ものでした。

黒水晶というものがある。
よくわからないけどすごいらしい(当時は今よりパワーストーンの効果とかパワーに興味あり)。
そこで見つけた黒に飛びついたら、加工ものだった……ショック!

それがさらに黒水晶に興味を持つきっかけになった気がしますし、偽物というか、加工や名前間違いなどで自分の期待していたものと違った場合は、意外にショックが大きいと実感した最初でもありました。
そしてその後、分からないままでショックを受けるのは嫌だ……! と自分で何とか見分けようとうろうろし始めるわけです。

もちろん、黒水晶への興味も継続。
最初に買った天然黒(実をいうと真っ黒ではなかったけど)は、ブラジルの短い柱状黒(ベータ型というには柱面がある)。
その後、カザフスタンとか国産とか、パキスタン産など各地の黒を手にしています。
←ブラジル産
←カザフスタン産
←パキスタン産(なぜか箱の中で割れました:涙)

その中でもかなり数が多めなのが中国産。
 
 
産地は、チベットとか内モンゴルの名前も聞きますが、私が持っているモリオンで産地が分かっているのは山東省産。

そして新たにもう一つ。
wulian-morion.jpg

選んだ理由は、言うまでもありません。

全体的にまとまりの良いクラスター、しかも産状がよくわかる長石付であるのに加えて、
かわいい花が咲いてます♪

この花の正体は、どうやらカルサイト。
wulian-morion2.jpg

こんなかわいいお花付モリオンは、初めて見ました。
お店の人も初めて見たそうで「少ないよ」とおっしゃっていました。

しかも、このモリオン、先端部分でもLEDのペンライトで照らして透けない根性黒。(一見真っ黒に見えても、強いペンライトで照らすと透けたり、中心部分は透けなくても先端部分は光を通したりするものも多いです)

今まで山東省としかわかりませんでしたが、今回は鉱山名まで教えていただいたので、画像に入れてみました。
この鉱山の写真も見せていただきましたが、かなり広大な花崗岩の採石場でした。

このクラスターで、黒水晶の周りにくっついているうっすらピンクっぽい白い部分は長石です。
長石と石英は、花崗岩の主成分であるわけで、花崗岩の採石場で採れるのは、理にかなっています。
花崗岩を採るのが目的であって、こういう石はいわば「おまけ」ですから、きれいに採りだそうとはしていないでしょう。
この石も、向かって左側あたりに、結晶が折れたあとがあります。
そういう傷があっても、このクラスターは形がいいし、お花付♪。

好きな石はいくつあってもいいのよ、と自分に言い訳しつつゲット。

高感度石

産地は不明。でもたぶんブラジルだと思う水晶玉。
大きさは、ちょうどビー玉くらい。

star1.jpg

見た目はほぼ透明。
でも、黒背景で撮るとうっすら白濁しているのがわかります。

star2_201407112227356c7.jpg

しかし、スポットで光を当てると……

star6_20140711222740d80.jpg

スター!

スターと言えばローズクォーツが良く知られていますが、実は他の色でもスターが出る物があります。
ほぼ透明(ほんのりミルキー)なこれ。スモーキーも見たことがあります。
アメジストは……見たことないかも。

スターは結晶の中にルチルの微細な結晶が規則正しく並んでいて、それを丸く磨くことで、内包物に光が反射し、髪の毛の「天使の輪」みたいな筋となり、それが三本交差することで「*」状のスターになるといわれています。
詳しくはこちら

ルチルでなくても細い針状内包物が規則正しくカゴメ状に並んでいればスターになるはずですが……。
アメジストに(通常の針状の)ルチル入りを見たことがないので、アメジストとルチル(チタン)は同時に存在できないのかと想像しているんですが、だから、アメジストにスター入りがない(私が知らないだけかも)とか?

このほんのりミルキーのスターもルチルによるスターなのかもわからないし。
でも、ローズのスターより、こちらのスターの方が神秘的に見えるのは、単に見慣れているか否かの違いでしょうか。

スターの正面に回り込んでみます。

star4_20140711222737026.jpg

おっと、角度がずれると、きれいなスターにならないようです。

角度を調整すると……

star5_20140711222739eb8.jpg

この通り、端正なスター!

白濁ミルキーのスターは、角度が決まっていて出るスターと、どの角度でも出るスター(透過光で出るスター)があるんですが、こっちは角度が決まっていて出るスターです。

その名前をどこで知った?

旧ブログに登場している石です。(別館サイトにはまだ)

939-cobalitolotarmayrite.jpg

半透明な部分はカルサイト。
中の赤い部分は「コバルトロタールマイアーライト」というそうです。

買ってはみたものの、口頭では聞き取れず(@ミネラルショー。外国人ブース)、紙に書いてもらったら、まさかのスペルミス。調べることもできずに一年ほどそのままにしていて、やっと石好きさんつながりで「似た綴りの石がある」と教えてもらい、名前が判明したという石。

で、今回再び検索してみたら……

《偉大なる大宇宙の中心たる連星コバルトロタールマイアーライト》

とかいう、多分ゲームがらみのものがヒットしてきたんですが……。
鉱物でも日本語表記ではほとんどヒットして来ないこのマイナーな名前を、一体どこから拾ってきたんだ。

硫化瑪瑙

marcasite-in-agate.jpg

画像には、「銀紋石」「銀花石」と入れてあるけど、もしかしたら硫化瑪瑙の方がいいかも。

えーと、瑪瑙の中にパイライト(黄鉄鉱)もしくはマーカサイト(白鉄鉱)が入り込んだ石です。
いや、パイライトもしくはマーカサイト……色合いからしてマーカサイトっぽい……の隙間に瑪瑙がしみ込んだと言った方が正しそう。

実は、この画像を作ったのは結構前で、登場の機会を逃していたんですけれど、今回取り上げるにあたってもう一度検索してみたら……なんだかヒットの状況が違う。

銀紋石で画像検索すると、多分「龍紋石」とごちゃごちゃにされているのか、カルセドニーにひびを入れて染料でひびを浮かび上がらせたあのビーズのブレスレットが大量にヒットしてくるし、銀花石では、こういうグニャグニャ模様ではなくて、瑪瑙の中にスノーフレークオブシディアンみたいにちょっと花にも見えるマーカサイトが入ってくるものがヒットしてきます。

黄鉄鉱だったらちょっと黄色っぽいですが白鉄鉱はその名の通り黄鉄鉱より白っぽいことが多いので、なるほど、銀の花に見えるかも。

対して今回の石は、花というよりもこもこグニャグニャ模様なので、硫化瑪瑙の方がピッタリきそうです。

黄鉄鉱も白鉄鉱も鉄と硫黄の鉱物なので「硫化」。

パワーストーンではなく、石の美しさを見て楽しむ水石の分野で知られている石だそうです。
瑪瑙部分と白鉄鉱部分の硬さが異なるために磨くのは難しいとか。

見れば見るほど怪しげな模様……マーカサイトは、だんだん崩れてくるのが悩みですが、瑪瑙がしみ込んでいたら違うんだろうか。

肌色と空色と

tibetan-turquoise.jpg

ターコイズつながりで。チベタン・ターコイズです。

うーん、実はターコイズって写真が難しい。
微妙な色が写し取れないし、透明感がないから影の部分が黒くなり、それを避けようとすると色が飛んでしまう部分が出てくるし。

この石も、実はとがっているあたりが緑がかっていて水色の色がやや濃いめ。丸い方の淡い水色とのグラデーションがとてもきれいなのです。

こうやってアップにすると、黒いネット模様……マトリクスとかスパイダーウェブと呼ばれる模様がひび割れではないことがわかります。
ネット部分が凹んでいるのも見えるでしょうか。
同時に小さなターコイズの集まりが生々しく写ってまるでウロコのよう。
いや、気持ち悪いんじゃなくて、きれいなのよ、この石は。

ターコイズは好きな石……自分の星座のアンラッキーストーンにされていようとも関係ないと即答できる石なんですが、困ったことに、私の肌色とはあいにくい石でもあります。
いろいろな色合いがあるので、中にはあう色合いもあるのかもしれないけれど。

ターコイズは、原石……掘ったそのままの状態で買うことはほぼなくて、どうしても磨いてあるものやビーズになるので、身に着けたいところですが、肌写りを考えると、難しい。

blue-sky.jpg

ブレスレットも作ってみて、デザインはkに言っているのに、肌写りの面でなかなかつける機会がありません。

ハウライトターコイズと練りターコイズの違い?

こちらの記事で
「ハウライトターコイズと練りターコイズの違いに特徴はありますか?」
というコメントをいただいたので、こちらでちょっと書いてみたいと思います。

まずは、いいわけから。

練りターコイズと一口に言いますが、一種類ではありません。
練ったと言ってもターコイズを粉にしたのか、ターコイズ以外なのか。
見た目だけでもいくつかあります。
たとえば
neri.jpg neri2_20140707203606e71.jpg
上の二つは練というか、フェイクのターコイズです。

これくらいなら、知っていて見慣れれば見分けがつきますが、以前写真で見たものでは、形がブロック状でなければ天然のターコイズと見分けがつかないものがありました。
たぶん、私が見たことがないフェイクもあるでしょう。

なので、ハウライト(もしくはマグネサイト)の染めと練りの違い、その特徴……ということで、私がここで書いたことがすべてではない、ということです。
あくまでも、私が見た範囲で、「あ、ここが違う」と思ったことを書いてみます。

まずは、分かりやすい方から。

あ、これ練りじゃないか。
そう感じる大きな特徴は「艶」と「きめ」です。

練りはご存じのようにターコイズかそれ以外の鉱物を粉にして樹脂等で固めたもの。
「粉」であって、溶かしているわけではないので、出来上がりは微妙に艶が鈍く、きめが粗く感じるものが多いのです。



これは、練りターコイズに限らず、練りのラピスラズリでも同じです。
ただし、水晶の練だけは溶かして固めたものなので、この特徴は当てはまりません。

以前、ミネラルショーでターコイズのネックレスを勧められたとき、「本物ですよね?」と聞いても素直に肯定せず、微妙にぼやかした説明をされたのですが、その時妙に艶消しなのが気になって買わなかったことがあります。
今思えば、あれは練りでした。

比べると、ハウライト/マグネサイトの染めは、ベースの石そのものは天然ですし、どちらもきめ細かい石なので、見慣れれば艶のあるなしの違いは明らかです。

また、この手の練りは元は青くないらしく、白いものもあります。


これを染めてターコイズ色にしているので、色合いが均一になるのも特徴と言えると思います。

艶という点では、こちら
neri2_20140707203606e71.jpg
の方は、比較的艶があり、きめも荒くは見えないので、それでは見分けられません。

見分けるとしたら、「模様」です。

ターコイズにはマトリクスとかスパイダーウェブと呼ばれる模様があるものが多いです。
だけど、この模様は、単なるひび割れではありません
ひとかたまりに成長したターコイズが後からひび割れて模様になったのではないんです。

いくつか並べてみます。
tq-7.jpg tq-5.jpg
tq-2.jpg tq-1.jpg

気を付けて見ないと、ひび割れ、網目模様に見えてしまいますが、これはむしろモザイク模様
塊が割れてできた模様ではなく、小さな塊のターコイズが固まって押し合いへし合いしでてきた模様です。
模様の黒い部分は太いところ細いところがあります。
全部がくっきりしているものだけでなく、細くぼやけたり、色の濃淡になっている部分があるものもあります。

しかも、模様の太い部分は、たいてい「ターコイズ以外」の鉱物です。

tq-9.jpg tq-8.jpg
tq-3.jpg tq-4.jpg

そのため、質感が違ったり、硬さが違うため、同じように磨いてもターコイズ部分とけずれ方が異なったり、そこだけ欠けて段差ができることもあります。

その点、フェイクのターコイズは、塊にひびを入れてそこに色を染み込ませるなどして見た目を模倣しているだけなので、ひび割れの密度や、幅などが、本物に比べて均一になりがちです。

この間も、「このコーナーのブレスレットがなんと1000円!」と宣伝している店を覗いたら、ターコイズがフェイクでした。
ここで説明した言葉だけで見分けるのは難しいので、機会があったらじっくり見比べてみてください。










見つける魅力

paki-seed.jpg

柱面にくっきり横筋が出ているけれど、レムリアンシードにはあらず。
パキスタン産の小さな水晶です。

ミネラルショーで、1個100円の皿の中から拾い出したもの。
ポイントは、写真にもはっきり写っている、まるで石の中に螺旋階段があるように見える、そのようす。

これは、内包物ではなくて、底面の割れた破断面が石越しに見えている、ただそれだけのことなんですが、それを見つけたという面白さと、ワンコインプライスで買ってしまいました。

私は、自分で「この石ステキ」なところを見つけるのが好きなので、こういう石も手に取ります。


カルセドニーとクォーツの境目

何年も前から見てはいたけど、なかなか手に入れられなかったもの。

hungary_201407052336092dc.jpg

ハンガリーのアメジストです。

とても細かなドゥルージー状で、柔らかな藤色(写真は透明感を写すため、やや淡く写っています)。
細かな結晶の集まりと言えば、国産・万珠鉱山のアメジストもそうですが、ハンガリーの方が結晶が細かく、色合いもふわっと半透明な感じ。

 

ここで、疑問が一つ。
これは、カルセドニーとは言わないんだろうか。

ちょっとおさらいしますと、水晶(石英)とカルセドニーは同じ仲間。
水晶(石英)が目に見える大きさの結晶であるのに対し、カルセドニーは目に見えないくらい細かいミクロの水晶(結晶)が集まってできています。

そういう意味では、小さくても結晶の形が肉眼で見えるのだから、水晶(紫なのでアメジスト)と言っても変ではないけれど……。

india-blue.jpg

一方で、こちら↑のような、結晶の大きさで言えば、ハンガリーのものよりずっと大きいのに、カルセドニーと呼ばれていたりすることもよくあります。

インドネシアの方に、アメジストと同じような発色原因で色づいた、パープルカルセドニーがあるのですから、紫だからアメジストと言わなくてもよさそうです。

どのくらいの結晶の大きさだと水晶と呼ばれ、どれくらい小さいとカルセドニーになるという基準はないんだろうか?
案外、初めて掘った人がアメジストと呼んだからアメジストで出回っている……という単純な理由のようなきもしてきました。

hungary2.jpg

hungary3.jpg

側面(断面)を見ると、結晶一つ一つの境目もあいまいで、よけいにカルセドニーっぽく見えてきます。






青に感謝

itinga-blue-3.jpg

小っちゃいけど、しっかり青。
インディゴライト入りの青。

なぜ、ぎっしりショール入りで黒とか、インディゴライト入りで青はあるのに、ルベライト入りでピンクはないんだろう?
ベルデライト(緑)入りはあるけど、インディゴライトみたいに細いのがまんべんなくという石はほとんど見かけないような気がする。

でも、ぎっしり内包されて色づくものに、インディゴライトの青があるのはいいことだ。
しかもブラジル産であることに感謝。
なぜなら、鉱脈が大規模で、たくさん採れて、私でも手が届く値段で出回ってくれるから。
このインディゴライト入りの青がなければ、スペインのアエリナイト入り(マグネシオリーベッカイト入り説もあり)の青か、パパゴ入りの青くらいしかなくなってしまう。(アホーアイトは青緑だし、クロシドライト入りはグレーっぽいし)
アエリナイト入りは少なくて、パパゴ入りは高いので、青い水晶は高嶺の花になっていたに違いない。

ここで、もう一度声を大にしてしつこく言いたい。

インディゴライト入りは「青ルチル」「藍ルチル」ではない!




群青

このたび出会った、内モンゴルの青。
この産地でこんな青が出るとは思わなかった。
一見黒にも見える青黒。光に透かすとまさしく群青。
濃すぎて、写真に撮るのが難しいけど、この青は、その難しさを楽しみたくなる青。

blue-innermongolia3.jpg

blue-innermongolia2.jpg

blue-innermongolia.jpg

blue-innermongolia4.jpg

在りし日

忘れ形見

ネパール産です。

かーなーり前に買ったものです。
最近、おお! と唸るネパール産に出会えてないので、少々不満を込めて。

いや……この石への謝罪を込めて。

実はこの石、落としてかなりばらけてしまったんです。

せっかくセプターがいくつかくっついた面白い形だったのに!
悲しすぎて、今の姿は撮れません(涙)。






在りし日の姿を、画像ファイルの中からサルベージ。

それにしても、ネパール産水晶との出会いがないのはどうしてだろう?
これまでにも「不作期」はありましたが、今回はやたらにそれが長いような気がします。

私の目が贅沢になったのか?
それとも、ネパール産水晶が値上がりすぎなのか。(これはあるかも。値札を見て高いと選ぶ気が失せます)
他の産地に目移りしすぎなのか。(アフガニスタン・パキスタンものもおとなしいので、これはなさそう)

まあ、そんなにしょっちゅう、がつがつ買っていたら身が持たないですが、買わないまでも「これ、いいなー」とい新しい石tの出会い希望。


プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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