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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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ハロウィン

そういえば、ハロウィンだ。

689961_1388195931_54large.jpg

てことで、ジャック・オ・ランターン。

オパール製。

ちょっぴり遊色も出るよ。
689961_1388197883_138large.jpg

テレビで、「ハッピー、ハロウィン!」とか言ってるのを聞いたけど、ハロウィンって日本で言えばお盆みたいなものじゃなかったっけ。
それで「ハッピー」……なのかどうかちょっと疑問。

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柘榴ではない

titibu-vesuvianite.jpg

べスビアナイトです。

繰り返します。
べスビアナイトです。

べスビアナイトとして買ったから、はっきり言えますが、知らなかったら「~だそうです」とぼやかしています。きっと。

べスビアナイトと言ったら、ビーズでは「アイドクレース」の名前で売られている、枝豆っぽいグリーン。もしくは透明緑。
原石だったらピンクがかった紫とかカナダの紫ピンクと黄緑が混じった色合いが思い浮かびます。

しかるにこれは褐色……コーヒー色。

でも、コーヒー色ならこちらのパキスタン産を持っています。
だから、色だけなら驚きませんが、形がねえ……
なんだかちょっと扁平なガーネットみたい。

「秩父 ベスブ石」で画像検索しても、あんまりヒットがありませんでした。

ちょろちょろ調べたところによると、母岩の白は石灰石。
地質はスカルンで、かつては大きな結晶も取れたようです。

それにしても、知らなかったら絶対べスビアナイトとは思えない。
この産地ではガーネットも採れるようで、「べスビアナイトのラベルが付いていたけどガーネットでは?」と思った方もいるようです。

この石は、去年の飯田橋で買ったもの。
その時はたくさん出ていて、初めて見る国産ベスブ石に惹かれつつも、まずは水晶探し。
「会場を一周してから買おう!」……と後になってその店に戻ってみると、目の前で値下げしていたというラッキーな出来事がありました。

代用アイデア

ブレスレットを作るとき、ブレスレットメーカーという道具を利用しています。

 
こういう、丸い溝を刻んだもので、溝にビーズを並べて、完成品に近い状態で並べ方を試行錯誤できて便利です。
※女性用と男性用・子供用が一緒になった2種類があります。

m3-2.jpg m3-3.jpg
いろんなサイズが作れるタイプやネックレス用のボードもありますが、自分用しか作らない場合は、ほかのサイズがあっても使わないし、やはり丸く並べた方が考えやすいので、もっぱら上のブレスレットメーカーを愛用中。
透明なブレスレットメーカーを使うとだいたい内周16.5センチのものができて、私の場合はちょうどいいサイズです。

ブレスレットのつくり方を紹介するにも、これをおすすめするんですが、いざ検索してみると意外に見つけられなかったり売り切れだったり。
何より「今作りたいのに!」という場合もありますよね。

……ということで、ブレスレットメーカーがない! という場合の代替案をおひとつ。

●材料
torikae-8.jpg
◇小皿
◇紙のテープ

 (できればカレンダーの紙くらいの厚みがあるもの。コピー用紙程度なら2枚重ねて使いましょう。
  幅はセロハンテープくらい)
◇テープ
 (たまたまあったのでマスキングテープを使いました。貼り直しが簡単で便利でした。なければセロハンテープでOK)

●手首に巻いて、ブレスレットの内周を決める
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ここでは手首ピッタリに巻くのではなくて、あくまでも完成品のブレスレットの内周を決めるので、出来上がりを考えて必要なゆるみを持たせてください。

難しい場合は、手首にピッタリ巻いて印をつけ、
◇ピッタリサイズ→手首実寸+5ミリ
◇ほどほどサイズ→手首実寸+10ミリ
◇ゆったりサイズ→手首実寸+15ミリ

を参考にして、テープで留めて紙の輪を作りましょう。

●ブレスレットで内周を決める
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すでにブレスレットを持っていて、そのサイズでいいなら、紙テープをブレスレットの内部に入れて大きさを決めることもできます。

●紙の輪を小皿に入れ、その周りにビーズを並べて試行錯誤
小皿に入れた方がビーズが散らばらなくて便利。
紙テープがあまり幅が広いと見にくいので、だいたいセロハンテープ幅がいいようです。

●ピッタリ沿わせて並べましょう。
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紙の輪がきれいな丸でなくても、出来上がりサイズは変わらないので、そんなに気にしなくていいです。
これが出来上がりサイズになるので、ビーズの間が空いていると、出来上がりが小さくなります。
逆に小さなボーズやスペーサーを挟む場合は、この方法では(ブレスレットメーカーでも)きれいに並べられないので、その分のスペースを想定してあけておく必要があります。
どれくらいあけるかは適当で。

最終的にゴムに通して結ぶ前にゴムの端をクリップ等で止めて腕にはめ、サイズとはめた時の見え方をチェックしましょう。
できれば上半身ごと鏡に映してみるのがおすすめ。

●動いて不便なら皿にくっつけちゃえ
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紙の輪が皿の中で動いて不便なら、さらにテープでくっつけてしまえば大丈夫。

スカルドゥ・グリーン

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ふんわりグリーンが何とも美しい……ので、実はすでに持っています。


今回の石も、同じ店で買っているし、どうも同じ産地の石っぽい。

この色合いは、コロンビアのドリームクォーツ……エピドートが絡むふんわりグリーンに似ているので、さてはこれもそうかと思っていたら、案の定……エピドートがらみでした。

では、パキスタンとアフガニスタンの国境沿いのスライマン山脈産? と思って聞いてみると、産地はスカルドゥ。
ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈にはさまれた……パキスタン北部です。

ええっ、スカルドゥ!?
そういえば、パキスタン北部のグリーンも持ってた。

 


これらも、実はエピドートがらみの色なのか……?
いやいや。
今回ラインナップしたグリーンは、よーく見るとファントムになっていて、先端も死空へ結晶表面に近いあたりがグリーン。根元や内部は透明に近くなります。
います。一方エピドートが絡むグリーンは、根元の方からふんわりにじむような……煙が漂うような色づき。先端より根本が色づきます。
だから、ちがう。

不思議なのは、こんなにきれいなグリーンなのに、あんまり話題に上らないこと。
パキスタン石でも、ザギ水晶などはあちこちでカルマがどうとかいう説明とともに売られて人気なのに、この繊細なグリーンには名前や説明がついているようすはありません。

考えてみるに、話題に上るには産出量が足りないのかも。
ザギ水晶はレアとか言われていますが、実は結構見かけるようになりました。
ある程度たくさん出てないと、話題に上らない……というかある程度の人にいきわたらないと、名前や説明を付ける演出を行う手間をかけられないのかもしれません。

私としては、こんなにきれいなんだから、話題になってもいいのにな……と思う反面、このままマイナーな石でいて欲しい(主にお値段的に……今でも高いので)という気持ちもあります。

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名前が付く価値

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「ウグイスメノウ」だそうです。
透かしているので意外に普通に見えるかもしれませんが、普通に見るときれいな緑。
「ウグイス色」というより「若草色」とか「黄緑」といいたいさわやかできれいな色です。

もちろん、天然の色ではありません。染めだそうです。
なのに「ウグイスメノウ」と名前がついて、普通に見かける瑪瑙のスライスよりはずっと高いお値段。
綺麗ではありますが、染めなのにこの扱いの差はどういうこと?
……と思っていたら、ちょっと詳しいことがわかってきたので、覚書として。

このアゲートはブラジル産、それを数か月かけてゆっくりじっくり染めたものだそうで、何年たっても色褪ないそうです。
その工程は複雑で、企業秘密……とか。

そういえば、シーブルー・カルセドニーも染めだけど値段お高め、ドイツだったかどこだかの高い技術と経験によって染められた……と説明されているのを見た記憶があります。

普通の瑪瑙の染めは、真っ青とか紫とかピンクとかですが……そういう派手な色ではない、微妙な色合いは染めるのが難しいんでしょうか。
それともその色合いを作り出すのが難しいのか。
普通の染めのアゲートが何年かするうちに色あせしたというのを見たことがないので、こういう染の特別さがいまいちピンときません。

いや、きれいなんだけど。

バーナクル。

このごろは、パワーストーンと言うとブレスレットで、水晶の原石の形やようすを示す用語が用いられることが少なくなりました。

それでも、機会があれば覚えておきたいし、確認しておきたいものです。
油断すると、名前の適用がルーズに流れるので。

「バーナクル」と呼ばれる水晶があります。

最近「バーナクル・クォーツ」表記で見かけましたが、もとは「バーナクル・クリスタル」だったような記憶が。
私は今でもクリスタル=水晶とは思ってないし、「バーナクル・クリスタル」のクリスタルが水晶とは解釈していません。
この「クリスタル」はやっぱり「結晶」の意味でしょう。
以前は石と言えばまず水晶で、形や表面の様子を示すいろんな用語が用いられるのも、水晶に対してであるというのがお約束だと皆さん理解していたので、ことさら「クォーツ」と言わなくてもよかったんだと思います。
だから「バーナクル・クリスタル」は、「バーナクルな感じの結晶」という意味合いということ。

そして……バーナクルというのは「フジツボ」です。
意外に直球なネーミングというか、和訳すると夢も浪漫もなくなるというか。
ここはバーナクルと言っておくべき……かも。
でも和訳することでどういう水晶を指すのか、イメージしやすくなることは確かです。

さて、バーナクル・クリスタル。
フジツボな感じの結晶とは。

フジツボと言えば、海辺の、岩にくっついているミニチュア火山みたいなアレです。

結論から言ってしまうと、
「母体となる水晶の上に、別の水晶がフジツボみたいにくっついた水晶のこと」

ところがこの説明だけでは、細かな結晶が覆った「ドゥルージー」とか、

小粒なクラスターとの区別がわかりにくい。


改めて検索してみた結果、海外サイト等では
958-shield-green.jpg
この石みたいに(色は関係ありません)、水晶の上に、小粒水晶をバラまいたような……明らかに「別の水晶がくっついた」系のものを指しているようです。

あるいは、

はっきりと水晶とわかるものから小さい水晶が「群れて生えてる感じ」のもの。

これならばドゥルージーやクラスターと区別できます。
生えている水晶の大きさや形にばらつきがあるのも特徴と言えそうです。

……といってもこれがバーナクルの条件だ!……という公式ルールはどこにもないので、きっと違う意見もあるでしょう。
でも、公式ルールがない以上、「自分はこう思う」という自分ルールを持ってないと、こんがらかったり迷ったりするので、私はしつこく自分ルールで判別します。


内モンゴルの青

内モンゴルのブルーフローライト。

内モンゴルの石は、個性豊かな石が少量ずつ出て、すぐに姿を消してしまい、油断していると「買っておけばよかった!」「えっ、そんな面白い石があったの!」という事態になってしまう……というイメージがあるんですが、このブルーフローライトは幸いなことに(?)、けっこうたくさんでているようす。

実は2回にわたって、この青を買ってしまった私。
これは第1弾の石です。

deep-blue3.jpg

いやもう、フローライトとしては結晶の形がはっきりしていないのもあって、この青を見た時、
「アズライト?」
と思いそうになりました。

フローライトがこんな風に母岩を覆い尽くしているのは、ちょっと見かけない風情ではありますまいか。

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何と言ってもこの青! 小さい結晶なのに、この青さ。
おかげで大きくなると黒く見えます。
そのうえ……

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水晶との組み合わせ♪

私が見た時は、水晶を覆い尽くしてしまって、断面を見て「あ、水晶か」とわかるものがほとんど。
中でもクラスターというか、母岩と水晶の結晶とが揃ったものは少ない感じでした。

その中で選んだこれは、ちゃんと水晶の形もわかる優れもの。

deep-blue4.jpg

残念ながら、母岩は四角く切られています。こういう人工的な形は、石としてはマイナスポイントになりますが、おかげで母岩の断面がどうなっているのかはわかります。

deep-blue6.jpg

表から見た時もまるでウロコのような感じですが、薄い層が幾重にも重なる様子は、まるでミルフィーユ。
水晶の形、他で見かける石の様子、ダルネゴルスクとそっくりであることからして、この産地はスカルンだと思うので、この「ミルフィーユ」はカルサイトでしょうか。

そのうえ、はっきりとカラーチェンジ。
deep-blue5.jpg

加工説もありますが、その噂を聞いた後に第2弾を買ってしまった、それくらいの美しさです。

クラスター!

これもいくつめか。

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五代松鉱山の黄色水晶。
硫黄入りと書かれていることもあるけど、これは角閃石による色説の方が有力です。

中に芯のような筋が入っていて、輪切りにするとトラピチェに見えるとかで「トラピチェ水晶」と呼ばれていることもあります。
検索してみたら、芯のところがいわゆる「雪印」みたいになっていて、なるほどトラピチェ……だけど、この水晶をよくぞ輪切りにしたものよ。(もったいない)

かくいう私も、数センチの小さい結晶からちまちまと買って「いつかはクラスター」と思っていたところ、ミネラルショーで思いがけずこの石に遭遇。
まさしくミネラルショー価格で手に入れました。

この石は、売っているところによってけっこう高かったり、「え?」と思う値段だったり、「石の値段に相場なし」を証明するような石なので、見かけたらまず値段をチェック。
クラスターとしての形は、いまいちかもしれませんが、十分黄色いし、これだけ結晶が群れていたら立派にクラスターでしょう!

ところで、こういう水晶は「日本では」五代松鉱山でしか産出しない……という説明を見かけたんですが、「日本では」ということは、海外ではどこかで出ているんだろうか?

見た目の形と色だとこちらの中国産がそっくりだけど、肝心の「芯」は入ってません。


芯入りというとロシア産のこれもそうだけど、芯の様子は似てません。
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どこで出ているんだろう?

冴えた青

いったい、幾つめだ、ペンタゴナイト(たぶん)。

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昨年末の池袋で、暴れ買いしてるペンタゴナイト。
結晶の色と形……有名な「★」型結晶ではないけれど、長さや太さが不ぞろいな様子と母岩の様子からペンタゴナイトと判断しているんだけれど、実はカバンサイトでしょ、と言われても驚きません。
ラベルはついてなかったし。

でもねえ、カバンサイト並みにたくさんペンタゴナイトを見たのは初めてで、しかもカバンサイト価格で売られていたんだもの。
今年も見かけたらどうしよう。

個人的に、カバンサイトは若干緑ニュアンスのある青、ペンタゴナイトは陰りのない冴えた青だと思っています。
こんな、作り物めいた色が、天然の中に生まれてくるんだもの。すごいなあ。

他のペンタゴナイトは白っぽい母岩の上にくっついていますが、この石はけっこうグレーっぽい母岩。
母岩が異なっているのではなくて、母岩の上に白っぽい鉱物……たぶんスティルバイトの小さいの?……がたくさんくっついて白く見えているのが、この石の場合は、くっつき具合が薄い&結晶が小さくて、さらに下のグレーの色が透けて見えているからのようです。

そういう見た目不利な色合いをものともしない青!
もしかして、どこかに店側が見落として「★」型結晶が隠れていないかとルーペでじろじろ見ていますが、いまだに発見できていません。
こんなにたくさん結晶が群れているのに。

断面「★」型結晶は、ある程度の長さがあって、分離単結を良く見かけますが、結晶しているようすがこういうペンタゴナイトとは異なるんだろうか?

紫の厚み

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いくつめかの登場になる万珠鉱山のアメジスト、いや「紫水晶」。
これまでのは、ありがたきいただきものでしたが、これは買ったもの。
いただいて持っているのに買ってしまった理由は、これまでのものが母岩に小さな結晶を敷き詰めたようであるのに対し、これは、結晶が重なりあう透明感と深みが美しかったから。

結晶敷詰めタイプの方は、何となく赤みのある華やかな紫、結晶が重なるこちらは、赤みと青みのバランスが良い紫に見えます。
結晶はこちらも小さいです。
例えて言えばゴマ粒……それでもこれだけ鮮やかに紫なのは大したものです。

まるで岩の上に群れ咲く小花。
全体的にもそんなに大きくない石ですが、これで掌くらいあったら、素晴らしいだろうなあ……(たぶん買えないけど)。

国産石のように商業的に掘られているのではなく、個人レベルで採取される石は、掘りに行った人たちの中で分けられてしまい、市場に出回るのはそのあまり……ということが多いようです。
もしかしたら、掌サイズの石だってあったかもしれない。

欲しいとはとても言えないけど、あるならひとめお目にかかりたいものです。(できれば写真撮りたい)

鋭意努力中。

いただき物です。ありがたや。
「写真、楽しみにしてるねー」とのことなので、頑張ってはいるのですが。

今のところこんな感じ。

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モンタナのイリスアゲート。
小さいけれどけっこう広範囲に虹が出ます。

それを写したい……!

が、いつものセッティングでは虹が出ません。
なので、暗くなるのを待って、背後からLEDのペンライトで照らしました。

青白い光なので、虹の美しさがいまいち。

ネットで見かけるきれいなイリスアゲートの写真は、どうやって撮っているのだろう。
晴れの日を狙って西日を導入してみるか……?

かごめかごめ(IMAGE戦利品)

IMAGE2014の戦利品です。

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スカルドゥのルチル「付」水晶!……あ、微妙に中に入ってるところもあります。

写真では見にくいかもしれませんが、水晶のあちこちに、光の具合によっては金色にも見えるルチルが貼り付いてます。
ルチルらしい籠目とルチルの光沢が相まって、精緻な模様を刻んだ金属板で装飾されているよう!

これだけでも飛びつくには十分な魅力ですが、うれしい点がもうひとつ。
こちらの石の仲間石だ!


リンク先の石は、この石と同じようにルチルがくっついていて……ただし色は赤。
買ったとき、アフガニスタン・パキスタンの石の店だったけど、なぜか一部中国産としか思えない石が入荷していた時期で、「ほんとにパキスタン?」と疑問符をつけていたのです。

しかし、今回の石はパキスタン。産地もスカルドゥとはっきり聞きました。
やっぱりここで籠目ルチル付が出るんだ!

しかも今回はルチルの面積大。

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籠目のように絡み合う様子は、いかにもルチル。

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ルチルの板を貼り付けたよう。

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ところによってはルチルの層が二重になっているところも。

これは水晶表面でルチルがこのように成長したというより、水晶より先にルチルが板状に成長していて、それを巻き込む……あるいはルチルに邪魔されつつ水晶が成長し、後に水晶でくっついた以外のルチルが無くなってしまったのだと思われます。

だけど、どうしてルチルはこんな籠目上に絡まりあって、板のように成長したんだろうか。
水晶なしの状態があれば見てみたいところです。




ビビッドグリーン

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もう5年以上も前、通販で石を買ったときに、おまけでいただいたもの。
ミャンマーはモゴック産のトルマリンです。

小指の爪ほどの小さい結晶です。

グリーントルマリンと聞いて思い浮かべる深緑系の色合いよりずっと鮮やかなグリーン。
小さいから、より明るく見えるんだろう……という分を差し引いてもビビッドな色合いと言えると思います。

この石を手にしてから数年後、やはりミャンマー産でクロムトルマリンというのを見せてもらう機会がありました。
普通、緑のトルマリンは鉄による発色ですが、クロムで緑になったトルマリンで、小粒で鮮やかな緑でした。

こちらの石の方が時期的には何年も早いけど、もしかしてこれもクロムだったりしないだろうか。
産地も小粒であることも、鮮やかな色合いであることも似ています。
(写真は結晶の形を写すため、光を反射させているので白っぽく写っていますが、実物はもうちょっと緑です)

密かな期待を込めて……パチリ。

カルール・エル

そういえば、これもあったカルール。

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先だってのカテドラル風エレスチャルと同じように透明ベースで内部にアメジスト。
それが写真に映すとにじんだように見えて、全体が淡いアメジストに見えるところも同じです。

しかし、こっちはごつごつエレスチャルというより層状。スケルタルと言った方がいいかも?

層状の様子がはっきりわかるところと、画面右の方の、結晶が外れたのか、一部溶けているのか、細かい縮緬状になっている部分がなんだか生き物めいて見えるようすが気に入って選んだもの。
先だってのIMAGE戦利品の方は、標準価格というか気分的には「やっぱりこれくらいするよなあ、もうちょっと安ければいいのに価格」でしたが、これは今思えば安かった。

ブランドバーグ産は、まんべんなく高い印象があるけど、カルール産は時々お買い得に巡り合えるので、見逃せません。

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反対側から見ると、こんな風。
今度は白背景で撮りました。
こっちの方がアメジストの色合いがわかりやすいです。

こっちは、層状の部分までやや縮緬テクスチャ。
……やっぱり溶けてるんだろうか。

デリケートグリーン

まさかこの青が出ようとは!……とびっくりさせてくれた内モンゴル産ブルーフローライト
ブルーに続いて違う色も出てきました。

淡い緑です。

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こちらも白い水晶……キャンドルタイプで、スカルンの産状です……の上にくっついています。
青よりは大粒で、形も立方体に近く、サイコロの角の部分が結晶し切れてなくて、やや丸のニュアンスがある……というかんじ。
青よりも透明度がずっと高くて、内部の水晶の形が透けて見えるほど。

黒背景の方が、フローライトの色や水晶の様子が良くわかるかな?

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緑と言っても何となくファントム状に紫などが混じっているのもあって、私が買ったこの石もちょっぴり混じっています。
何と言っても青のインパクトが強かったので、こっちは「中国だったら見かけるような気がする緑」と思ってしまいますが、白い水晶の上に結晶した美しさはやっぱりステキ。

もうちょっと大きいのが欲しかったけれど、青を買ってしまったので、こっちは小さめで。

水晶は、二本生えていて、片方は上の写真のように頭がフローライトに覆われていて、もう一つは先端が出ています。
inner-mongolia-fluo-quartz3.jpg

それにしてもこの鉱山、実にいろいろな水晶やフローライトが出るものよ。
聞くところによると、かなり大きい鉱山で坑道が6つか7つあり、青いフローライトは一番坑道から出たとか。
この緑のフローライト付も同じところから出ているようですが、位置はちょっと離れているらしいです。

さて、例の青いフローライト、何やら加工説が出ています。
人工的な手段で青くしたとかしないとか。
耳にした情報をまとめてみると、
◇実物をルーペで見ても、先端まで青いので、染料による青ではないだろう
◇水や溶剤に着けても染料は溶け出てこなかった。

放射線照射説もあって、これに賛同する人は多いようなんですが、個人的に最初に買った青は実は端っこの方に緑や紫が混じっていて、放射線照射したら、これらの色は吹っ飛んでしまうんじゃないか……という疑問があります。

もう一つの疑問は、放射線照射とカラーチェンジの関係。
ブルーフローライトは、かなりはっきりカラーチェンジしますが、放射線照射することでカラーチェンジになったりするのか。
放射線照射がカラーチェンジに影響がないなら、照射前は何色から何色へのチェンジだったのか。

カラーチェンジするフローライトは、青しか知らないんだよなあ……だから、それが加工された青なら、青以外のカラーチェンジがあるはず。(ご存知の方、情報募集中!)

さらに、話を聞いて「んん?」と首をかしげてしまうのが、内モンゴルの青(フローライト)は放射線照射だという意見に「青のフローライトは全部放射線照射で色を変えてる」という話がくっついてくること。

いやいや、フランスなど、手掘りで少ずつ採集されているところの産地でブルーフローライト(カラーチェンジがある)があるのに、ブルーフローライト=加工ありというのは、ちょっと乱暴じゃないか。
放射線なんて、個人では加工できないから、まとまって掘りだされたものがまとまって加工されるならわかるけど、個人が彫ったものをいちいち加工施設に持ち込んでる、持ち込み率100%なんて考えられない。

同じような流れで「中国のモリオンは全部放射線照射」というのもありますが、これも原石では国産の蛭川とそっくりな産状のものがあって、国産のものはやはり小規模な採集によるものだし、加工はされないだろう。
それと同じような長石やほかの鉱物付で見た目そっくりなら、天然で黒もあり得るだろう。現地の花崗岩の石切り場で黒い水晶がとれている写真を載せているサイトももあったし。

こういう「え?」があるので、内モンゴルのブル-フローライト加工説については、個人的には保留中。

鉄虹

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ブラジル産の、レインボーヘマタイトです。
ふつう、レインボーヘマタイトというと、小さいつぶつぶが集まったような石で、それが全体で虹色になっていますが、これは薄板を重ねたようなヘマタイトの表面が虹色。

ヘマタイトのメタリックな黒を背景に、荒々しい形の表面を彩る虹の、なんというあやしさ!

でも、この虹を写すには、ちょっと角度を間違えると光をもろに反射してしまって、真っ白になるので、微妙な角度調整が必要です。

たいていの石は、斜め後ろから光を当てて透かして撮っているのですが、それとは光の当て方が違い、写真を撮る姿勢も違ってくるのでいろいろややこしくなります。

たぶん、この虹色は、ヘマタイトの表面が何らかの被膜(酸化被膜?)に覆われていて、その被膜の厚みが場所場所で微妙に異なるために、水の表面の油膜やシャボン玉と同じような仕組みになって虹が見えていると思うんですが……でも、水晶の表面だったら酸化鉄の被膜とか言われたらなるほどと思いますが、この場合はヘマタイト自体が酸化鉄。

一体何の被膜なんだろうか。

考えてみると不思議かも?

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緑泥グリーン?

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マダガスカルのグリーン。

最近はセラドナイトのファントム入り水晶が知られていますが、
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これはその仲間ではなくて、個人的に「抹茶ミルク」とか「抹茶オレ」と呼んでいる緑水晶に交じって売られていました。
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でも、この石は抹茶ミルク色ではなくて、どちらかというと緑泥に近いグリーン。

この「抹茶ミルク」にも色のバリエーションがあって、やや青みを帯びたものもあります。
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それに比べると、やや黄みを帯びているので、やっぱり緑泥を思わせるグリーン。

これら「抹茶ミルク」がかなり表層付近に色の内包があるのに、これは内部にファントムが重なるところも違います。
もしかして、一緒に並んでいたけど、これだけ産地が違うとか?
だから、ひとつだけ目立って安かったのかなあ?

お店の人は、産地を「マダガスカル」としか言っていなかったけど……。

ともあれ、光に透かすと見えてくる重なるファントムが、じっくり見ると美しい、味わい深い石なのです。

重なり重なり

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ブラジル産です。
いわゆる「レムリアンシード」。もちろん、産地条件もクリアしてます。

念のためにおさらいすると、レムリアンシードは、「側面(柱面)に横筋がある」だけが条件ではありません。
横筋などの見かけ条件とともに、「産地はミナスジェライスのカブラル山脈」も条件です。
コリントなどからも見かけそっくりの水晶が出ますが、コリントはカブラル山脈とは離れているので、私はレムリアンシードとは言いません。
ましてや、国産やヒマラヤ山脈でレムリアンシードなんてのは、それこそ変です。

産地条件もクリアしてるし、うっすらピンク色だし、明瞭ではありませんが横筋もあるので、立派にレムリアンシードですが、この石の魅力はそこではなくてメインフェイス(一番大きい錐面)にあります。

上の写真にうつっていますが、メインフェイスを大きく写すとこんな感じ。

keeper2.jpg

画面右上が先端方向です。
錐面のほぼ全面がシャープなラインに覆われているように見えます。

これは幾重にも重なった巨大なレコードキーパー。

レコードキーパーというのは、たいていは小さい(凸状の)三角形です。
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それが、この石出はたまたま一つだけ、しかもビッグサイズで現れたのです。

レコードキーパーは、専門用語でいうと「成長丘」。
パワーストーンの分野ではレアだといわれていますが、この成長丘は、水晶だったら現れても不思議ではないものです。
ただ、水晶があまりにじっくりゆっくり成長するとレコードキーパーの凸凹がものすごく微細になってしまって見えなかったり、今度は勢いよく成長しすぎると、縁の部分がどんどん成長して面の真ん中が凹む、いわゆる「スケルタル」になってしまう。
表面がマットになったり、他の鉱物がくっついたりすると見えません。

……ということで、ほどほどに表面がきれいで、たまたまレコードキーパーが見えやすい速度で成長したということ。
そういう意味の「レア」なのです。
要するにタイミングの問題……でしょうか。

今回の石は、現れ方がとてもユニークなので、さらにレア?

そういえば、>こちらのインドの水晶も、レコードキーパーが面白い現れ方をしていて、まるで錐面にまで横筋が現れたようになっています。

こういう微妙な凹凸による模様は、ビーズはもちろん、表面を磨いてしまうと消えてしまうものなので、原石でしか味わえない面白さなのです。




アクロバット・スティルバイト

acrobat-stilbite.jpg

インド産のスティルバイトです……たぶん。
ちょっと歯切れが悪いのは、過去にわーい、スティルバイト!……と思ったらステラライトと言われたことがあるからです。
以前はスティルバイトとステラライトくらい見分けられるさ、とおもっていたのに、「え?」というそっくり石に出会ってから自信がなくなりました。

こっちがスティルバイト。          こっちがステラライト
stilbite.jpg stellerit.jpg
……ね、そっくりでしょう。

そして、そのそっくり石にそっくりなのが今回の石。

……そりゃあ、歯切れも悪くなろうというものです。
いちおう、お店ではスティルバイトとして売っていたので、スティルバイトということに。

束になった石の真ん中をちょいとつまんだような……ちょうど蝶ネクタイみたいな形をした半透明なスティルバイト(たぶん)が3つ、いろんな向きでアクロバティックにくっついています。
ひとつのスティルバイトは2.5センチほど。
柔らかなクリーム色と繊細な透明感が美しいです。

この形のスティルバイト・ステラライトの見分け方……見分けポイントは、いったいどこにあるんだろう?

IMAGE戦利品 黒針

先だってのIMAGE戦利品。

kurohari.jpg
パキスタンの黒針入り水晶です。

黒針とぼやかしているのは、念のため。
ショールかなーと思ったのですが、よーく見ると真っ黒ではないし、スカルドゥのトルマリン入りはこういうすっきりまっすぐ、「ルチル」と言いたくなるようすで内包されているのではなく、縦横無尽に内包されることが多いようなのです。

こちらもショールと断言はできていませんが縦横無尽というのはこれかも。

買った石は、たいていその日のお昼などで石好き同士で集まりお披露目になります。
この石もその日のうちにお披露目してたのですが、見た人は、「ドラバイト入りに見えるなー」。

なるほど、なんとなく茶色に透けているので、ドラバイトもありか。
ショールとドラバイトは鉄とマグネシウムの割合の差なので、十分可能性があります。

あとは、もしかしてエジリンとか……と思ったけれど、エジリンだと幅に対して厚みがなくて「刻み海苔」っぽくなる印象があるので、これは違うか……。

「ショール!」と即断できないので、「黒針入り」とします。

チベットブッダビーズ

昨日のビーズつながりで、天珠。

tibet-budha-beads.jpg


ミネラルショーで一か所、インドブースで天珠を置いている店があって、古くないのはわかっているし、使い難いとわかっているのに、ひとつ、また一つと買い足してしまい、いつの間にかたまってしまいました。
右から五眼、三眼、五眼、八眼です。

最近は、至純と呼ばれている白黒模様のつやつや天珠にはあまり気持ちが動かないんですが、こっちはなぜかひとつ、またひとつ。
ご覧の通り、きれいというよりは素朴。
模様がかすれていたり、眼のバランスがおかしかったり、大きさも一つ一つ微妙に違います。

一番目を引くのは、その質感。

ふつう、天珠はカルセドニーに染料を染み込ませて模様が描かれます。
染料がしっかりしみ込んでいる方がいいとか言われ、模様が消えそうなほど淡かったり、透け透けなのは質が低いとみられることもあります。
※年代物でも透け透け天珠はあるんですが。

でも、しっかり焼きこみされ、丁寧に作られた現代天珠も、見ればベースがカルセドニーであることはわかります。
ところが、この天珠は違うのです。

最初見た時は陶器か何かかと思いました。
それほどに不透明で、一見、石に染料を染み込ませて焼きつけたようには見えなかったのです。
よく見ると、写真の左から二つ目の五眼に写っているように、表面に石眼が現れているものもあり、天然石であることがわかりました。

しかし、カルセドニーには見えない。
では、ジャスパー?
微細な石英の集まりであるカルセドニーの中で、薄くスライスすると光を通すような透明度があって模様がきれいなのがアゲート、不純物を含んでスライスしても透けないような不透明なものがジャスパーと呼ばれます。
ということは、ジャスパーも構造的には微細な石英が集まったつぶつぶ構造で、染料がしみ込む隙間がたくさんあるということになるけれど、こんなふうに模様が描けるものなんだろうか?

単にジャスパーではなくて、泥岩とかジャスパーと間違われやすい岩石系統の石なんだろうか。

一体こいつは何者だ。
そんな疑問に惹かれているのかもしれません。

Ancient Agate

カテゴリーはハンドメイドでも良かったかな?

先日作った天珠ネックレスとセットのブレスレット。


天珠の存在感を活かしつつ和らげるため、シンプルなデザインのネックレスにしたので、セットになるブレスレットもシンプルに。
天珠ではなくやや古め(と思われる)アゲートを合わせました。
丸ではなく、やや扁平な形に磨かれたアゲートはバイシャジャグル(薬師珠)とも呼ばれます。
天眼石もアゲートですけど、穴をあける方向が違います。目玉模様を意図していなければ天眼石とは呼べません。

古いビースを見ていると、平べったい羊眼天珠はあるけど、丸いビーズでは目玉模様のものを見かけないように思う……目玉模様になっているのはあるにはあるけど、これは、横縞ビーズにしようとしたけれど縞模様の都合で、たまたま目玉模様に見えるもので、羊眼天珠や今の天眼石みたいに、目玉であることを目指して作られたものではないような気がしています。

おっと、話を戻します。

こうやってセットにしたブレスレットですが、ブレスレット単体で身に着けると、やや物足りない気がしていました。
組み合わせる石の種類が少なくて……というより、なんだか軽い。
物理的に軽いんじゃなくて、存在感が軽め。

もうちょっと「重い」のが欲しいなー。アゲートを変えたらいいかも。

ということで、もうちょっと古いアゲートを探して、交換。
すると……ほぼ同じ大きさの石を取り替えただけなのに、全く別物!

取り替えたのはこういうアゲートです。

この歳月を経た雰囲気。茶色というより黒・灰色・白のモノトーンっぽい繊細な縞。アゲートというにはちょっと不透明度が高い、陶器にも似た質感……。

9dzi12.jpg

これは、ソロモン・アゲートに似てる。
ソロモンアゲートとは、最近スレマニの名前で売られている白黒アゲートではなく、それを調べている時に見つけたもので、
こちら(海外サイト)のようなアゲートです。

一粒で、あまりに存在感があるので、まわりのリバーストーンと合わなくなってしまい、急きょもうちょっと濃い色味のアフリカンオパールを増やしました。

ついでに、ブレスレットとして、手首まわりでくるくる動いても見栄えがいいようにもう一粒アゲートを追加。

9dzi8-2.jpg

こんなかんじになりました。

もう一つのアゲートも多分古いものですが、こっちは白黒縞がはっきりしていて、古いけれどモダンな雰囲気。
9dzi11-2.jpg

なので、こっちのアゲートの周りにリバーストーンをあつめ、大きい方のアゲートの周りにアフリカンオパールを配置して、ひとつのブレスレットの中で変化をつけました。

実はこれに至るまでに、単にアゲートを交換したバージョンで一度作り、はめてみてこれはバランスがとれないとすぐにゴムを切り、アフリカンオパール増量・アゲート追加で通してみて、さらに第2アゲートの位置やアフリカンオパールの色味を2、3度調整しています。
今もゴムは結んでいなくて、このままの状態で手首にはめて、様子見中。

私は石は好きだけど、意味や効果を無視しているので、石を選びデザインするに当たって重視するのは、自分の感覚しかありません。
ここはバランスが悪い。はめてみるとここがちょっと。石の「重み」のバランスがとれない……とやっていると、不思議と石のパワーが……というパワーストーンのやり方に似て見えてくるのが不思議です。

ついでに、あまりいじりすぎて天珠ネックレスとのおそろい感が薄れてきたので、最初のアゲートでもう一度ブレス。
ところがリバーストーンが足りなくなったので、色味が似たグラフィックグラナイトのビーズを足しました。
こっちはこれがうまくいった感じです。

9dzi10-2.jpg

傍から見たら何が変わっているのかわからない些細なことかもしれませんが、こういう些細な点にこだわれるのが自作の強み。

自分と石のバランスを微調整。
そう考えると面白いのです。
9dzi9.jpg




IMAGE戦利品 アメジスト・エレスチャル

先だってのIMAGE最終日戦利品。
この会期中も何度となく覗き、前を通り過ぎしていたお店で机の下まで覗き込んでみつけました。

ごつごつしていて、見た目はそんなにきれいにも見えないけれど、例によって例のごとく、照明に透かして見ると、内部にきれいなアメジスト。
形もカテドラル系エレスチャル。

安かったら買おうかな。
と思って聞いてみると意外に高い。ざっと想定の倍。
「高いよね」
と一緒にいた石友さんとひそひそ。
「グラム単価どれくらい?」
石友さんが店頭の秤で測ってみます。
するとお店の人が「重さどれくらい?」みたいなことを聞いてきて、重さを言うと「じゃあ、これくらいだ」と新たな値段を提示。
最初の半分近くまで下がりました。
グラム単価で、だいたいこの産地、ミネラルショー、石の質を総合して考えてこれくらいだよね、と想定した値段です。
石には水晶だったらだったらこれくらいという相場はないけど、その場でその石を見てこれくらいという想定価格はありです。

ということで想定価格で交渉成立。

karur-ame-el.jpg

その石を、無印のCDボックスに入れて撮りました。
実物よりかなりきれいに化けました。
光に透かすと見える内部のアメジストが、写真では全体ににじんで、全体がほんのりアメジストに見えてます。

karur-ame-el2.jpg

本当は、こんな感じで慢なあに濃い目アメジスト。
その上を透明水晶(鉄分等でちょっと色がしみ込んでます)が覆っています。

karur-ame-el3.jpg

お店に産地も確認しました。

私:「産地、どこですか?(日本語)」
店:「サンチ?」
私:「えーと、ロケーション」
店:「サウシンディア」
「え?」
聞き覚えのない産地だ、メモしないと……とメモ帳を取り出そうとしたら
店:「サウス・インディア」
ああ、南インド……ということは。
私:「カルール?」
店:「イエス、そう、カルール」
……というやり取りがあって、産地はカルール。

この内部の濃いアメジストは、カルールっぽさ満点です。


色で変わる雰囲気。

ラリマーは、銅で青く発色したペクトライトという鉱物です。
ペクトライトの説明を見ていると、色のところに灰色とかピンクも入っていて、だったらラリマーのピンクバージョンと言える石もあるのでは?
……と思われたのか「ピンクのペクトライト」を探している質問を見かけます。

結論から言うと、ピンクっぽいペクトライトをネットでみたことはあるんですが、なんというかもこもこ結晶した表面だけがピンクな感じで、ラリマーと同じように磨いても、ラリマーのピンクバージョンにはなりえないかな……という感じ。
ピンクも冴えたピンクではなく、何となくオレンジがかった「肌色」系ピンク。
これでは、中まで色がついていたとしてもビーズ程度の大きさでは中途半端な色むらに見えてしまいそう。

しかも。
何と言っても天然のものですから、ラリマーにも濃い淡いがあり、中には緑っぽい青があるように、ピンクと言っても濃さや色合いにはばらつきがあるでしょう。
もし、ピンクというより赤っぽくなったら?

そんな思いで画像加工で色を変えてみたら、ラリマーの雰囲気が一変しました。











……意外に肉でした。
肉


IMAGE戦利品 マニカランの黄金

IMAGE最終日に買った石。

初日に見ているはずなのに、その時はスルーしてしまい、最終日にふと気になって手に取った石。

manikaran-gold.jpg

何ともおいしそうな金色!

産地はインド。
店頭にはKullu Valleyと書かれていましたが、改めて聞いてみるとお店のご主人は「マニカラン」と言っていました。
なので、いちおうKullu Valleyとも入れておきましょう。

この水晶の一番の魅力はこの金色ですが、水晶自体がこの色をしているわけではありません。
水晶自体は透明です。
照りが良くてキラキラです。

この色は、母岩の色。

manikaran-gold2.jpg

このように、母岩がリモナイトか何かを含んで黄褐色になったカルセドニーっぽい感じ。
この上に透明な水晶が結晶することで、この色が透けて金色に見えるのです。
金色というよりはちみつ色?
水晶自体が透明なので、内包物による色や、表面コーティングとは違う、透明感がある独特の色合いです。

この石は掌サイズですが、もっと大きいのもありました。
お店の人曰く、「初日はもっと大きいのもあったよ」。
……でも、私はこのサイズがいいぞ。

なぜなら、クラスターが大きくなると結晶も大きくなり、するといくら透明でも母岩の色が透けにくくなり、この金色がきれいに見えないのです。
だから、水晶が小ぶりなこの石は、色と水晶の透明感が相乗効果を生んでいます。

小ぶりで色がきれいに見える3つほどを並べて比較検討、悩んで悩んでこれに決めました。
偶然、私が選んでいる横で別の店の人(国内店?)が「これ、いいですよね」と同じ石を見てました。
うん、素敵です。この石。

光を入れて白背景で撮るとこんな感じ。
manikaran-gold3.jpg

行ってきました、最終日

台風直撃だし、やめとこうか……と思っていたらお昼前に晴れ間が見えてきて、これならいけるといってきました最終日。

不思議ですねー。
新しい石が出てきたわけでも、見落としてた!……というわけでもなく、確かに初日に見ている石なのに、「これ、いいね!」と思えてしまう。

買ったのはインドものとネパールもの。
ひとつは透明ベースで要所要所にアメジストが入ってるエレスチャル。
もう一つは母岩が黄褐色のカルセドニーになってて、その上に透明水晶が結晶しているので、全体が金色に見えるクラスター。

ネパールは、ちょっと値段が高かったんですが、見かけないものだったのと、ネパールが水晶の輸出を規制したとかで、今後出会えるかわからなかったので。

ちり積もってしまったけれど、これでこそミネラルショー……なのかも。

IMAGE戦利品

好きなものはいくつあってもよいではないか、よいではないか。
……でも、原石好きなのに磨きでホクホクしてる私って。

band-ame.jpg

いくつめでしょうか、コレ。

マダガスカルのシェブロン・アメジストです。
買ったお店の人は「リバニー・アメジスト」と言っていましたが、検索してもヒットがないので、マイナーな鉱山名なのか、地名なのか、不明です。

ロバート・シモンズ氏が「アムアゼツ」と呼んでいる石と同じもののようです。(綴りがAmazezなので「アマゼツ」表記も多い。でも意味するところはアメジスト・アゼツだと思うのでアムアゼツ?)

でも、私はこの石をアムアゼツとは呼ばないです。
だって、この石の魅力は、アメジストであることにも、アゼツライトであることでもないからです。
バンデッドアメジストとかシェブロンアメジストとか、従来ある名前とは別の名前をわざわざ付けるなら、この石がこの石であることのポイントを伝えるネーミングにしていただきたい。

この石のポイントは、まず重なるファントムの美しさ。
そして紫と黒と緑にも見える微妙な色合いが重なるとの絶妙な色。
がっつり黒が入る、たくましく大胆な色のもいいし、全体的に淡い色合いの繊細さも捨てがたい。
そんなこんなで
「まずは小さいの」
「黒がはいっているのがいいけど、小さいのしかないや」
「やっぱり淡いのもいいな」
「やっぱり大きくて黒が入っているのも押さえておかなきゃ」
……とかなんとか自分に言い訳しつつ、増殖中。

磨いてない原石があれば欲しいけど、たぶん大きいだろうなあ……。(←まだ言ってる)

今回の石は、黒と繊細さがいいバランスで混じっていて、かつ、バランスのいい縞模様(ファントムがまさしくバンデッド……縞状に見えている)であること。
そして安かったこと。
私がこの石を買う店は、アムアゼツとして売っていないので安いのですが、その中でも大きさと美しさの割に、この石だけが目立って安かったのです。

果たして、「コレください」と会計すると、お店の人は「あれ? この値段?」と怪訝な顔。
はい、私も頭に「1」を着け忘れたんじゃないかと思いますが、その値段です。
無事にステキ価格で手に入れました。

これまで連続で大小さまざま見ているように、この石はけっこう大量に取れるようす。
「ビーズにしてくれるところ、ないかな?」と聞かれたという話もありましたが、ビーズにしないで欲しいなあ。
けっこう大柄な縞模様なので、ビーズにしてもぜんぜん映えないと思います。
むしろ、4~5センチのタンブルを増やしてほしい。やや薄目の形で。


今日はお休み

IMAGE中だけど、所用でお休み。
日曜はいつもいけないので、今回はあと月曜日予定なのですが、台風接近中で危ないです。

今日は、用事の合間を見てちょっとだけ写真を撮りました。

rutiru.jpg

ルチル!
これぞルチルらしい模様。

お店の人の話ではスカルドゥ産。
検索してみるとシガールとかHachupa, Baltistan, Pakistanの地名が出てきたので、ちょっとメモ。

実は、パキスタン産でこのタイプを買うのはふたつめ。

IMAGE行ってきた

行ってきましたIMAGE2014。

うーん。
ここはあえて言いましょう。

自力で見極める目と根気と、人脈勝負のショーだ。と。

つまりは、目玉がない。……わかりやすく「これはいいぞ」と並んでいないショーなのです。

前回はお祭り騒ぎだったカルールも、今回は全くだめ。
よく新しい種類のインド・ヒマラヤ水晶を持ってくるところも全くおとなしく。

どん、と「これは新しい」「これはいいぞ」がないので、最初からお店の隅つつきをして、会う人会う人に「なにかいいのあった?」と聞いて、目立たないラインナップの中から自分がいいぞと思うものを探さなくてはなりません。
だから根気と見極めと人脈。

おかげで、全く戦利品なし……という事態ではありませんでしたが、気分的にはショー2日目なかんじ。

買ったのはロシア水晶と、パキスタン水晶。
同じ種類の石がたくさんあるぞ、ではなくて一つを選び出すタイプの石です。


あとは……思い出すものを並べてみると。

内モンゴルのディープブル―・のフローライトは、新しく出てきたものが並んでいました。
水晶にくっついているタイプです。
同じ産地で、やはり白い水晶に緑のフローライトが付いているタイプもありました。

赤とか黄色のレムリアンシードを複数の店で見かけました。
産地もレムリアンシードとはっきりしている店で見つけたのと同じかんじだったので、ちゃんとレムリアンシードだと思いますが、お値段は強気。

アフガニスタン・パキスタンものは、赤レンガではブロッカイト&ルチル&明るい緑泥のがまとまって出ていましたが、IMAGEでは目立たず。あるにはありますが、まとまって「あ、新しく出た」というかんじではありません。
でも新しく出た石をいろいろもってきたよーというお店があってそこでいくつか買いました。

まとまってみたといえば、カクタス・クォーツ。
酸化鉄で黄色くなった「カクタス・リモーネ」……店ではサンシャイン・クォーツと書いてました……が二箱ほどまとまってどん。

ネパール・ヒマラヤ水晶を置いている店はいくつかありましたが、ちょっといいのは高い、あとは小さめのが均一価格売りしているのが目につきました。

スノーボールアメジストも並んでいましたが、今回は目新しいタイプはありませんでした。

あとは……けっこう翡翠を見かけたかも。
アート&ジェムという割にアクセサリーの印象があまりなくて、新宿ショーと同じ並びに見えます。

ロシア水晶を買った店では、板チタン石入りの水晶がありました。よく見かける板チタンを芯にルチルが入っているのではなくて、ずばり板チタンが入ってます。産地はウラルのドド。
そのお店は、お店のご主人が石を掘りに行っているのだそうで、写真を見せてもらいましたが、これがすごかった!
人の胴体くらいもありそうな水晶の傍で記念写真!
あんな大きな水晶があるんだなあ……見つけても運び出せないだろうけど。

今回は、最終日に行こうと思っているんですが、台風がやってくる予報が……。
去年は、ショーの痕は天気が悪いのはなぜだ! 台風来るなと言ってましたが、今回はショーにぶつかってきました。
どっかいけ。





あしたはIMAGE!

明日はIMAGE!
ついこの間赤レンガがあったし、その前は行かなかったけど秋葉原。
だから、待望のIMAGE!……というより、うはあ、まただ!……という感じなのが怖い。

今回は金曜と最終月曜日に行こうと思っているけど、月曜日が台風直撃っぽい。
聞くところによると、来年はさらにイベントが増えるとか。

冗談ではなく毎月イベントになるんじゃないか。

IMAGEはART&GEMで、アクセサリーが多いから鉱物好きさんには物足りないという声があるけど、私としては意外に掘り出し物に出会ったりするので、やはりこれは逃せません。

去年は、カルール祭りだったんだよなあ。
今年はどんな石に出会えるだろう?











プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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