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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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ぎっしりクローライト

skardu-chlorite.jpg

パキスタンはスカルドゥ産の水晶です。
ご覧の通り、ややグレーがかったクローライトがぎっしり。

同じときに並んでいた石は、スカルドゥ産でももっとパステルグリーンだったり、透明だったり、「きれいめ石」が多くて、渋い色合いのこの石は、異彩を放っていました。
そのため、「面白い石あるかな?」という気分で棚を眺めた私の眼は、一瞬で吸い寄せられてしまったのです。

ぎっしりだけれど、クローライトを削りました、と言いたいくらい隙間なくぎっしりのネパール産とも違う。
ふわふわしながらもぎっしり……そしてこの渋い色合い。

時々パキスタン産の水晶は、ネパール産と間違えるくらいよく似ていますが、じっくり見ると、違い……というか個性が見えてくるような気がします。

お世辞にも「誰が見てもきれい」ではないけれど、「なんかいいよね」と思わせる石。
ややようすは違いますがこちらのクラスター(これもスカルドゥ産)と印象が重なります。

龍脈のうごめき(再録)

ganesh4.jpg

ネパールでまたも地震。
ヒマラヤが身じろぎしている。

牙の生えた蛍石

昨年末の池袋戦利品。
ああ、ミネラルショー……遠くなってしまって悔しいぞー!
東京であんなに数が増えたなら、東海圏でももっと開催してくれたっていいじゃないか。

さて。
calcite-fluorite.jpg

フローライトにやや凸凹した感じの犬牙状カルサイトが生えています。
中国産です。

何年か前から、紫色のフローライトと表面が黄色~オレンジのカルサイトの組み合わせが出ていました。
探し方が悪いのか、たまたまだったのか、一品ものでどーん、ではなくて籠にざらっと入れられた状態で見かけることが多く、フローライトとカルサイトのバランスがいいものとはなかなか出会えませんでした。
カルサイトだけだったり、フローライトが付いていてもカルサイトに埋もれていたり小さかったり。
両方ちゃんとそろっているものは当然お高め。

どうせ買うならきれいなの。でも高い~。
と二の足を踏んで買いそびれていたんですが、池袋で再開!
この時はざらっと籠の中……ではなくて、いろんな石がごちゃ混ぜに箱に入った状態でした。
ブラジルの水晶なんかも一緒に入っていましたが、これはアレだ。中国だ。

カルサイトは黄色くないけど、表面コーティングの色だからたまたま色がついてないのもあるだろう。
できれば黄色~オレンジのが良かったけど、これまで見た者の中ではフローライトとのバランスがいいぞ。
恐る恐るお値段を聞いてみると、十分私のお財布範囲内。
ただし産地は中国としかわかりませんでした。

念のために調べてみると、産地が2カ所。

雲南省麗江市

Dugupi-Ma'anshan Sb ore field, Yunnan Province, China
こちらは雲南省

Leiyang Co., Hengyang Prefecture, Hunan Province, China

Hunan Prov China
こちらは湖南省。

私が買ったのはどっちだろう?

ワイルド・アクチノ!(再録)

前回は黒背景で撮った石を、今度は白背景で。

wild-actino.jpg

ブラジル産の(たぶん)アクチノライト入り/付水晶です。
前回登場時は「エピドート」にしていました。
ブログに載せてから「アクチノライトでは?」とのメッセージをいただき、よくよく眺めてみると結晶の断面がひし形っぽい。
エピドートだったら長方形だと思うので、これはアクチノライト……?

しかし「アクチノライト、水晶」で検索すると、間違いも甚だしい「グリーンルチル(緑ルチル)」の名前で見かける細い針状アクチノライト入り水晶ばかりがヒットしてきます。
「Actinolite、Quartz」と英語で検索してもだいたい同じ。

こういう、「ごん太」なアクチノライトがぶっ刺さった水晶がヒットしてこないのは、あまりないものなのか、見た目があんまりよろしくないので、売られてないからなのか。
思い起こせば、アフガニスタン・パキスタンもので、水晶……というか、塊状の石英にアクチノライトが刺さった(あるいは「生えた」)感じのを見たことがあるので、太いアクチノライトと水晶が一緒になることはありえないということはないはずですが、「ああ、これと似ているからなるほどアクチノライトか」とすっきりしないのも確かなのです。

今回白背景で撮ったことで、内部に入り込んだアクチノライト(たぶん)がさらに綺麗に見えるようになりました。
だけど、その分、外にくっついている結晶の形がわかりにくく。

前回、「精進します」と言いましたが、まだまだ道半ばです。

As You Wish

石イベントからすっかり遠くなってしまって寂しいので、骨董市などをのぞいてみました。

天珠があるかもしれないからです。

結果……石もちょっとありましたが、砂漠の薔薇に「砂漠の薔薇 水晶」と書いてあったり、ブレスレットなどがあっても石の名前や値段などつっこみどころがいろいろでした。

天珠も、数店ですが扱っていました。

1店は今どきパワーストーンのブレスレットとして。もう1店は、○万円の高級品として。最後の1店は箱にざらりとまとめてありました。
となれば狙うのは最後の店。

まあまあ納得価格で気に入った天珠を一つゲット。
ruyi-beads.jpg

実物も模様が見えにくいので写真ではもっと見えにくくなってしまいましたが、こういう模様……如意天珠です。
dzi-26.jpg

全体的にひびだらけ、すすけたように黒い……こんな天珠のどこがいいかというと……手触り。
つるっつるに磨いた手触りとは違う、ざらりとさらりの中間にしっとり感をプラスしたようなかんじ。
この質感は、伝世品の古い天珠に似ています。
しかも、模様のようすからすると、焼きこみもかなりしっかりしている感じ。

……しかし、私はこれを古い天珠とは思いません。
ここ数年で作られた……というほど新しくはないかもしれないけど,100年単位の年代物ではないだろう。

そう考える理由は、この天珠がいわゆる火供天珠とか火供養天珠と呼ばれているものだと思うからです。

私が天珠に興味を持って10年+α。
その間にもいろんな新しい模様の天珠が現れ、さらに新しい技法(見かけ)の天珠も現れました。
火供(火供養)天珠もその一つだと思っています。
……というのも、私が天珠に興味を持ち、いろいろ探していると、あるとき(いつごろかメモっておけばよかった!……たしか2007年以前)、作り損ねたようなひびだらけで火ぶくれした、見た目のよろしくない天珠がちょろりと出回ったことがあったのです。
その直後に現れたのが、「火供養」などの名前のついたひび模様天珠。

今ほどいろいろ調べてはいませんでしたが、初めて見た時、「ああ、あの火ぶくれ天珠がきれいに作れるようになったのか」と連想したほど似ていました。

それ以前はそんな名前もひび模様天珠も見かけなかったし、台湾の天珠研究書にも出てきません。

この火供養・火供天珠は、護摩供養された……だからさらにパワーがあるみたいな説明がつけられていますが、天珠はそもそもチベット仏教のものではない(チベットに仏教が入ってきたのが7世紀なので、天珠に2500年の歴史があるなら、チベット仏教よりずっと古いことになります)と考える私には、天珠と護摩供養が結び付きません。

仏像の「魂入れ」みたいな感覚で供養してくれと言えばやってくれるかもしれませんが、そういう供養をするのがふつうであるとは思えません。

扱っているショップの中にはすばり「限界まで焼きこみました」と、供養には一言も触れていないところもあります。

このような状態なので、買ったのは質感や雰囲気にひかれたからですが「火供養だから」ではありません。

おもしろいことに、火供養などの名前で見かける天珠はいろいろあります。
ひびでも、今回のようにひび割れの縁がとがってないものもあれば、とがっているものもあります。
earth-sky-door2_20150502231435f3b.jpg

見た目の違う、こういうのが火供養・火供の名前だったこともあります。
dzi-2_20150502231436f37.jpg
earth-sky-door3_201505022314350a5.jpg

さらにおもしろいのは、今回の天珠、模様の部分が凹んでいるんです。
ruyi-beads2.jpg

さらにみると、全面ひび割れだけれど、白い模様の部分はひびが少ない。
ruyi-beads3.jpg

目いっぱい焼きました!……と説明しているところでは、同時に普通の天珠に比べて穴が大きいとも書かれていました。

ruyi-beads4_20150502193705785.jpg

確かに大きめ……だけど、これは、大きい穴があけられたというより、通常の天珠に比べて長時間加熱されたことで、石が縮み……全体的に「痩せ」たことで穴が大きくなったのではないか、……しかも白い模様の部分がより痩せたために窪んだのではないかと想像されます。

こういう天珠では、まず、白い染料を染み込ませて加熱、さらに白く模様を塗り残すように黒い染料を塗って再度加熱して作られるといわれます。(違う彩色の方法のものもあります)
つまり、白い部分と穴の内部は染料一度塗り、もしくは染料がしみ込んでない状態で、そういう部分が黒い部分より「痩せる」……となると穴が大きくなるのも納得できます。

どうしてそんなことになるのか、メカニズムはわからないけど面白い。

しかも、ほとんど同じ見かけの同じ如意天珠、ネットで見かけたときは私がかった値段のほぼ6倍だったんだよなあ。
ラッキー♪

ところで、意外だったのは、この「如意」の模様、興味を持った当初から普通に見かける模様で、シンプルなデザインなので、伝統的な模様だと思い込んでいましたが、今回改めてみてみたら、「法相荘厳 管窺天珠 (張宏貫氏著)」にはたったひとつ、しかも「こういう模様」という独立コーナーではないところに載っていただけで、「西蔵天珠」には載っていませんでした(見落としているのかもしれませんが)。
もしかして、これはそんなに古くないデザインなのか?
それとも一般的ではなかったのか。

天地とか虎牙なみにあるものだと思っていました。

ちなみに「如意」とは「意のままに」「思うままに」という意味。なので英語では「As You Wish」という表記になるようです。


ふわり(再録)

内包物でエンジェルヘアーとかヴィーナスヘアーとかラビットヘアーとかいうのがあります。
時にはそんな太いのはヘアーと言えない!……というのもありますね。
特に針状のルチルで「ヴィーナスヘアー」なんて、そんな剛毛なヴィーナスはごめんです。

ということで。

faily.jpg

ふわり。

大雑把に「角閃石」と言ってしまうのが惜しいような、たなびき具合。
どうやって水晶の中に内包されたのか。

エンジェルでもヴィーナスでもなく、フェアリー・ヘアとか言ってみたい。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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