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長石いろいろ

昨日の、長石の仲間の大きな図、ちょっと変えてみました。
どっちかというと、気分はこちら。(変えたのはタイトルだけですけどね)

長石大2

この図を書くにあたっては、いろいろ謎があったのです。
今のところ、三角形の各頂点には、カリ長石、曹長石、灰長石が入っていますが、以前に調べた時はカリ長石じゃなくて、正長石の名前が入った図が出てきたんです。
ところが、今回もう一度調べてみたら、ここがカリ長石になっている図の方が多い。

よく見てください。
カリ長石も正長石もオーソクレースになってますよね。

いったいどっち。

ここでちょっと説明しますと、

カリ長石の中に含まれるオーソクレース、サニディン、アデュラリア、マイクロクリンは成分が同じ。

この中でオーソクレース、サニディン、アデュラリアは結晶系が単斜晶系であるのに対し、マイクロクリンは三斜晶系なので、ちょっと違います。
結晶の基本パターン(結晶系)でちょっとわかれているわけです。
このマイクロクリンの中で、鉛をちょっと含むために青緑になっているのがアマゾナイト
(クロムで色がついているタイプもあるそうですが)
amazonite←アマゾナイト


アデュラリアはオーソクレースの一種で結晶の形が菱形のもの。(透明で菱形という説明もあるけど、透明とは限らないような……?)
普通のオーソクレースは四角っぽい形です。違うのが形(結晶系は同じ)だけなので、「変種」。
adularia←アデュラリア
adularia2←アデュラリア


サニディンとオーソクレースでは何が違うかというと、できる温度が違います。
高温でできたのがサニディン
sanidine←サニディン

中~低温でできたのがオーソクレース
orthoclase←オーソクレース(正長石)


比べるとサニディンの方がちょっぴりナトリウムが多いそうです。

こうしてみると、オーソクレースというのがまずあって、形が違うとか、結晶系が違うとかそういう変種としてマイクロクリンやアデュラリア、サニディンがあるから、三角形図のカリウムの頂点には代表選手であるオーソクレース(正長石)がくるのだ……というのとは、ちょっと違うことがわかります。
サニディンとオーソクレース(正長石)の違いは、できる温度であって、どちらが代表選手ともいえない感じです。

だから、まとめる意味でカリ長石という名前が出ているのかな……と理解しているんですが、だったらカリ長石もオーソクレース、正長石もオーソクレースというのが良くわからない。

カリ長石をK-feldsparとしているところもあるけれど、図にK-feldspar表記はない。
いろいろ調べると正長石、サニディン……各長石の説明はあるけど、カリ長石とは何かという説明がほとんどない(ような気がする)。
しかも、海外サイトの同じような図では、カリ長石にあたるところにサニディンの名前が入っているものも多いのです。

……ということで、いまいちカリ長石の位置づけがわかっていない私。

あ、写真を載せてますが、これらはいろいろな姿・色をしている長石の一例です。
例えばオーソクレース(正長石)は、ここに載せたような淡黄色の透明な石ばかりではありません。

こんな感じの四角くて白くて不透明なのもあります。実は、この白い長石、正長石なのかマイクロクリンなのか、私には見分けられません。(マイクロクリンかな……という気もするんですが)
feldospar



カリ長石から話を始めたので、続いてアノーソクレースにいっちゃいましょう。

アノーソクレースは、カリ長石に比べると、ナトリウムが多め(サニディンより多い)。結晶系はマイクロクリンと同じ三斜晶系。高温でできた長石です。

これは、持ってないなあ……と思っていたら、ひょんなことでロシアン・サン・ムーンストーンがアノーソクレースであるという情報を発見。
だとすると、私の初アノーソクレースはこれ。
sun-moon

先日、ショップで「ムーンストーン(アノーソクレース)とされたものを見ましたが、ちょっと質が悪くてムーンストーンらしい輝きは見えないものでしたが、これの質が良いものだったとしたら、普通にムーンストーンの原石として売っているものに似ていそうだ……(ちょっとオレンジムーンストーンっぽい色合い)でした。
ですから、しらないうちにムーンストーンとしてアノーソクレースを見ているかもしれません。

えーと、順序が前後しますが、アノーソクレースはカリ長石とアルバイトの間の中間種になります。
この中間種をアルカリ長石グループと呼びます。
アノーソクレースはアルカリ長石グループだけれど、カリ長石ではありません。(ややこしすぎ)
わたし、長らくアルカリ長石を略してカリ長石と言っているんだと思ってました。

アノーソクレースだけがカリ長石から外された理由もよくわかりません。

前に話をしたアルバイトとアノーサイト間の中間種・斜長石グループはアルバイト(Naが多い)とアノーサイト(Caが多い)の割合の差でいくつかに区切られて名前が付けられていたものが、基準の見直しによって50%を境に多い方の成分の名前でアルバイトかアノーサイトに分けられることになり、斜長石グループの名前もなくなったということですが、こちら、アルカリ長石グループは単純に成分差ではわかれていません。

分け方が変わった……と言う情報では、斜長石グループの話だけが出ていたので、アルカリ長石グループは手つかずのまま?
一方のグループ名が消えて、一方が残っているというのも変な気がしますが……。

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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