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インカローズを見分ける?

別館サイトのWEB拍手で
「最近インカローズに興味を持ったが、見分け方がわからない。
ダイヤやルビーなどは、鑑定書付のものがあるが、インカローズは、染色物などがあるというし、鑑定システムもないので真贋がわかりにくい。
ショップも好き勝手なものを並べているようなので、「明らかに」インカローズじゃないという見分け方があれば教えてください」

……との質問をいただきました。

ブログの方を見てくださっているといいのですが……。

まず。

この場合は、いったい何をインカローズというのか、というところをはっきりさせないと大変です。

実を言うと「インカローズ」というのは正式名称ではありません。
正式には(鉱物名としては)ロードクロサイトといいます。

そして、ロードクロサイトの中でアルゼンチンのカピジータス鉱山というところで採れた、鍾乳石状で、スライスすると同心円状の縞模様があるものをインカローズといいます。

なぜならば、この鉱山はかつてのインカ帝国の版図内にあり、インカ帝国の時代から稼働していて、その模様・色がバラの花のように見えるから。

まさしく「インカの薔薇」なんですね~。

※もちろん、もっと美しいものがあります!こちら

それが、インカローズという名前がきれいだからかなんなのか、ロードクロサイト全般をインカローズと呼ぶようになってしまっているのが、今の現状です。

……で、インカローズか否かの見分け方。

見分けるにはまず、
自分がどういうものをインカローズと考えるかを
はっきりさせておかなければ無理です。


今ではロードクロサイト=インカローズなのだから、とりあえず、ロードクロサイトか、そうではないのか。染めてあるか、染めてないか。
……ということならば、これはちょっと難しいです。

一番特徴的なのは、縞模様。
縞模様があれば、別の石を染めた……可能性は低くなります。
ただし、以前「これはアゲートじゃないか?」と思える写真を見たので、いちおう、瑪瑙の縞とインカローズの縞模様は見分けましょう。

縞のないタイプだと、クォーツァイトなど別の石を染めたフェイクがあるようです。これも石を見慣れてくると、クラックや石目の様子、重さ、手触りなどで、ある程度判別できますが、これは、「ここをチェックすれば判断できます!」というものではないし、私も「たぶん……」です。

質問では「鑑定システムがない」とおっしゃってますが……たしかにロードクロサイトに「鑑定」ありませんが(※鑑定というのは石の種類のほかにグレード分けも含むという意味。石でグレード分けの基準があるのはダイヤモンドのみ。よってダイヤ以外に「鑑定」は行われない)、石の種類と加工の有無を調べるだけなら鑑別に出せば判定できます。

私個人が「インカローズ」というなら、やっぱり、一番厳しく産地と模様にこだわります。
少なくとも「バラ」に見える模様にはこだわります。
そのうえで「模様はそれっぽけど……産地はどこですか?」と確認しちゃうかも。

というのは、縞模様=薔薇に見えるとは限らなくて、本場インカローズは鍾乳石状に成長したために輪切りにすると年輪のような縞模様が現れ、それがバラの花に見えています。
それ以外にも微細な結晶が沈殿する(?)ように成長した……つまり、ビーズで縞模様でも必ずしも年輪状の薔薇模様だったとは限らないものがあるそうなので……。

このように、インカローズとはどんなものということにするのか、という意識が違うと見分けポイントも異なります。

私は厳しくインカローズ派ですけど、それが正しいとかそうすべきとはいいません。
なんたって、ビーズのロードクロサイトは、汗に弱い石なので、あんまり興味がないため、(あんまり人気であるために天邪鬼的な気分も込めて)
「インカローズ? もちろん産地も模様もインカでしょう! ついでに、小さいビーズだと薔薇模様が見えないから、スライスで、一目でわかるのがインカローズでいいじゃない?
残りはロードクロサイトと呼んでおけば、間違いじゃないし、「薔薇色石」という意味だからインカローズと勝り劣りはないでしょう」
くらいの勢いなのです。

どうしても「ローズ」といいたければ、産地名を冠して「チャイナローズ」「ぺルビアン・ローズ」とか呼べばいいのではないかと……。





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まとめtyaiました【インカローズを見分ける?】

別館サイトのWEB拍手で「最近インカローズに興味を持ったが、見分け方がわからない。ダイヤやルビーなどは、鑑定書付のものがあるが、インカローズは、染色物などがあるというし、鑑...

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No title

こんにちは。少し気になりましたので書き込みさせて下さい。

「ロードクロサイトの中でアルゼンチンのカピジータス鉱山というところで採れた、
鍾乳石状で、スライスすると同心円状の縞模様があるものをインカローズといいます。」

と記事中にありますが、この定義付けは乱暴であると思います。
上記の産状のものでなくても薔薇模様になる様に研磨することは出来ますし、
版図の話で言えばカピジータス鉱山以外でも、例えばペルーの鉱山もインカの版図にあります。

KUROさんはインカローズという名称になにかこだわられているようですが、
名称の話はとてもデリケートな話なので、数多くの要素を示さないとかえって混乱を招いてしまうと思います。

厳密には、薔薇模様ではないロードクロサイトはインカローズとは呼ばないのでしょうが、
そうしますと現在流通しているほとんどのインカローズをインカローズと呼ぶことが出来なくなると思います。
何故なら、明らかに薔薇のような模様を呈する様に研磨されているロードクロサイトはごく少数だからです。
しかし、美しい縞模様を持つアルゼンチン産のインカローズを「これはインカローズと呼ばない」とは
野暮な話では無いでしょうか?

私は原石の研磨をしますが、インカローズの原石をカットする際、
カットの方向によって薔薇模様を出すことも出来ますし、縞模様を出す場合も、ピンクの部位だけになる様に研磨する場合もあります。
それらをいずれも「インカローズ」の愛称で呼ぶことに私は抵抗がありません。
アゲートの原石から縞模様が無い部分をカットしても、カルセドニーとは呼ばずアゲートと呼ぶ事と同じです。

愛称の話ではありませんが、例えば、現在大量に流通しているラブラドライトはマダガスカル産であり、ラブラドル半島産ではありません。
ラブラドレッセンスを見せないラブラドライトも存在します。
仮に中国でアルゼンチン産の様な薔薇模様を呈するロードクロサイトが発見されたらチャイナローズと呼ぶのでしょうか?
稲倉産であればイナクラローズ? 愛称の乱発をこそ防ぐべきだと思います。
インカの薔薇を思わせる様な石であれば、あくまで愛称です、それはインカローズで良いのでは無いでしょうか?

KUROさんのサイトは個人サイトですが、大変影響力のあるサイトだと思いますので
違った観点からの要素が置いてあることも意味があることだと思い書き込ませて頂きました。

No title

誤解を生みそうな表現がありました。
インカの薔薇を思わせるようなロードクロサイトであれば、です。

申し訳ございません。

Re: No title

コメントありがとうございます。

> 違った観点からの要素が置いてあることも意味があることだと思い書き込ませて頂きました。
ありがたいご意見です。
インカローズの名前で親しまれているものを、今更これはインカローズじゃないだろう!……と言うのは野暮にあたるのかもしれませんが、私は、あえて野暮を言いたいと思っています。

厳しいようですが、私は、インカローズと呼ぶ理由を持たない石までインカローズと呼ぶのには賛成できなくて。

ラブラドライトは鉱物名ですから(正式な鉱物名ではなくなってしまいましたが)、マダガスカル産でもラブラドライトであるのは不思議ではないです。
鉱物は、成分と結晶系で分類されるものですから。
日本式双晶という名称も、鉱物的に正式に用いられている名称なので、ペルー産だろうとマダガスカル産だろうと日本式双晶ですよね?

インカローズの名前は、そういう鉱物名ではない……わざわざその名前で呼ぶ必要のないものなので、逆にインカローズの名前を使うなら、ちゃんとインカ帝国の版図内で、インカの時代から採れてる薔薇みたいな石、という「産地・時代・見かけ」の三拍子を満たした石がインカローズじゃない?
……と思うんですよ。

インカローズという名前に思い入れがあるんじゃなくて、だんだんルーズになる呼び方に、「これはおかしい」と言いたいのが私のスタンスです。(私もいい加減な理解をしている場合もありますが)

たとえばこれまでも耳にタコの勢いでくりかえしているものに、ルチルクォーツはルチル入り。トルマリン入りは違う。
エレスチャルは骸晶のごつごつタイプ。ビーズで、色交じり内包物たっぷりを理由にエレスチャルと呼ぶのは違う。
……というのがあります。
確かに、ルチル入り水晶でも、中身がルチルかどうかわからないものもあります。
でも、ルチルじゃないとわかっているならルチルと呼ぶべきではない。それだけの話です。

インカローズの場合も、明らかに模様なしの別産地のものまで、簡単にインカローズというのはいかがなものか……少なくとも、「本来のインカローズというのはこういう石で、この名前にはこういう理由があるんだよ」と説明してほしいです。

> 仮に中国でアルゼンチン産の様な薔薇模様を呈するロードクロサイトが発見されたらチャイナローズと呼ぶのでしょうか?
> 稲倉産であればイナクラローズ? 愛称の乱発をこそ防ぐべきだと思います。
私は、むしろ、チャイナローズ、イナクラ・ローズを支持します。
ロードクロサイト……薔薇色石という名前を持ちながらもなお、さらに薔薇の名前で呼ぶにふさわしい石であるならば。

私の意識では「愛称」というのは一種の「称号」なんですよ。
すでに名前のついている石に、特別な名前を付ける。
それは、その石がほかの石とは違うぬきんでた「何か」を持っているからこその名前である。
だから、その名前は「こういう理由でつけられた」というところをちゃんと守らないとおかしいんじゃないかと。

>大変影響力のあるサイト
過分なお褒めをいただき恐縮ですが、幾分かでも影響力があるなら、野暮を承知で、「この名前は、実はね」と言っていこうと思ってます……。



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