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もしかして、同じ産地か!

パキ・タビー

パキスタン産の水晶です。

タビュラーです。タビーとも呼ばれます。
これも繰り返しになりますが、タビュラーとは「板状の」という意味。
ゆえに平べったい板状の水晶がタビュラーです。
いくら結晶の先端がマイナスドライバー状であっても、厚みがあって「平べったい」とは言えないものは、タビュラーではないでしょう。

写真の水晶は、文字に近く光を反射している面が錐面なので、ばっちり平べったく、しかも横長。
タビュラー、合格です。
横長でなければならないわけではありませんが、横長であることで平べったさ倍増なので、タビュラーらしさに貢献しているとは言えるでしょう。

見てみると、他の結晶もなんとなく、平べったい物ばかりがくっついているようす。
平べったい水晶が寄り集まるとなると、真っ先にファーデンが思い浮かぶのですが、ファーデン・ラインも見当たらず、見えないまでも何か「芯」を中心に成長したようでもないので、ファーデンではないようです。

言うなれば、タビュラーだというだけで、普通の透明水晶……のはずなんですが、この堂々たる横長タビュラーが気になって、買ってしまいました。
今年(2012年)の新宿ショーの戦利品です。

そして、先日の赤レンガ倉庫のイベントで、似た水晶を見つけてしまいました。
透明で、板状で、単結晶だったり、いくつか結晶がくっついていたり。
ころころまとまって10個ほどもあったでしょうか。

ファーデンは同じような特徴……共通項(平べったくてファーデンラインあり)を持つ石がたくさん出ます。
しかし、タビュラーは普通の(平べったくない)結晶の隣がタビュラーだったり、混じって出てくるもので、タビュラーばかりがまとまって出てくることはまずありません。
見れば、もちろん形は一つ一つ違いますが、同じような透明度、つや。あちこちの産地からタビュラーをかき集めてきたのではなく、明らかに同一の場所からまとまって出た雰囲気です。

そして……その雰囲気が、今回の水晶にとても似ている。

もしかしたら、偶然分かれて仕入れられた、同じ産地、あるいは近い産地の石ではあるまいか。

こちらの石は「スカルドゥ」と言われたので、今度赤レンガで見かけた石の産地を聞いてみなければ。

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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