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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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水準器

気泡入り

水入り水晶です。
……というか、気泡入り水晶と言った方がいいのかも。ご覧の通りはっきりと気泡が入っております。
全体で3センチくらいの小さい石なので、気泡の大きさは推して知るべし。

大きいためにそんなに動きませんが、傾けると少しは移動します。

こういう気泡入りは、最初に言ったように「水入り」と呼ばれます。

なぜ、水晶の中に水が入るかというと、水晶がもともとは地下の熱水の中で育ったから。
スケルタル(骸晶)のように内部に隙間が残る成長をし、かつその隙間が後の成長で密封された状態になると、そこには自動的に水が残ることになります。

ですから、気泡が見えなくても中に隙間が合って(密封状態であれば)、水入りかもしれません。
気泡があればそれがわかりやすいので、気泡入りが水入りと呼ばれるわけです。
中には水と一緒に砂のようなものが入っていて一緒に動いたり、水ではなくてオイルの場合もあります。

以前、水入り水晶で偽物(人工的に作ったもの)はあるかと質問されたことがあるのですが、ないでしょう。

工業用の合成水晶のつくり方では、内部に隙間を残す骸晶を作れません。
わざわざ水入り水晶のために、特別な作り方を研究するとも思えません。
天然水晶に加工しようとしても、どうやって内部に水を入れる隙間を作れるでしょう。
すでにある隙間に水を入れるにも、そこまでドリルで穴をあけたら、それが残ります。
ドリルの穴をどうやってかごまかして水を入れたとしても、その隙間が密封状態でなければ、水は漏れるか蒸発してしまいます。(天然水入り水晶も、長年の内に見えないくらい細かいひびから蒸発してしまうこともあるようです)
そんなに手間をかけてまで作るより、天然でたまたま水入りだったものを「レア!」と言って高く売った方がお得でしょう。
……というわけで、人工水入り水晶はないと思っています。

もうひとつ。水晶とガラスの見分けポイントの一つに「気泡」があります。(ガラスだったら必ず気泡が入っているというわけではありませんが)
そのためか「水入り水晶とガラスの見分けかたは?」という質問もありました。

これは、心配するまでもありません。
ガラスはこういう結晶の形にはなりません。

磨いてあっても迷う必要はないです。

水入り水晶の気泡は、水晶の中に水の入った隙間があり、そこに浮かぶ気泡。
つまり気泡の周りには隙間がある。


対してガラスの気泡は、ガラスの中に直接入っています。
 

もし、水晶の中の気泡が動かなくても、結晶の形ではなくて磨かれていても、まわりの隙間の有無ははっきりわかるでしょう。
もしもガラスで隙間まで作っていたら……? 水入り水晶を加工して作るのと同じで、間違えるくらいそっくりに作るような手間はかけないでしょう。(たぶん技術的にも無理)

たま~に、水晶の中の隙間が気泡に見えることがありますが、これもガラスの中の気泡が丸いのに対し、水晶の隙間は丸くはならないので簡単に区別できます。

さて、水入り水晶、海外ではエンハイドロ・クォーツとか、ウォーター・イン・クォーツ、ウォーター・ドロップ・クォーツとか呼ばれているようですが、そういう名称の中に「レベル・クォーツ」というのを見かけました。

レベル?
レベルというと「レベルが高い」などが浮かんでしまって、どういう意味かと首をひねりましたが、レベル(Level)とは
1 水準。質的あるいは数値的に全体としてどの程度の高さにあるかとみたときの、その高低の度合い。「―が高い」
2 段階。「事務―での折衝」
3 水平。また、水平面。水平線。「シー―」
4 水準器。また、水準儀。「―測量」
……という意味(http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/235075/m0u/より)

普段使うレベルは、どうやら1や2の意味合いですが、どうやらレベル・クリスタルという場合は「4」ではないかと。
水準器というのは、細いチューブの中に黄色など色付いた液体と気泡が入っていて、気泡がチューブの真ん中に来るようにすることで物などを置いたときそれが水平になっているかを調べる、あれです。

水晶の中でコロコロ動く気泡を見ていると……なあるほど。

Comment

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No title

こんにちは。
最近は偽物が多くって・・って言ってる人がいたんですが、水入り水晶の偽物はないんですか?
ちなみに私が持ってるのもこの写真のみたいにゴツゴツしててもっと汚い感じで汚れてるとこや透明でないとこが多いですが、気泡が動きます。
こんなものの偽物どうやって作るのかと思いまして。

Re: No title

> こんにちは。
> 最近は偽物が多くって・・って言ってる人がいたんですが、水入り水晶の偽物はないんですか?
> ちなみに私が持ってるのもこの写真のみたいにゴツゴツしててもっと汚い感じで汚れてるとこや透明でないとこが多いですが、気泡が動きます。
> こんなものの偽物どうやって作るのかと思いまして。

水入り水晶の偽物なんて作れませんよー。
水晶を作る、ちゃんと結晶させるんだったら、合成水晶ですが、あれは透明傷なし不純物なしの水晶を作ることに特化した技術なので自然の形の水晶や濁りや内包物入りは作れません。
たまーにすみっこで小っちゃいクラスターが育っちゃうことがあるようですが、その場合は「合成水晶のクラスター」として売られるくらいなので、「もしかしてこれも?」と疑う必要はないでしょう。

本物偽物の話になったら、一体どういうものを偽物と言っているか確認した方がいいです。
中には加熱したり加工してあったら偽物! とか、人によって感じ方は違うのに「パワーがないから偽物」と言っている人もいます。

以下のポイントで考えると、いろいろ整理できます。

◇どんなものだったら偽物か。
……実はガラス……みたいなのが偽物? 染めてあるだけでも偽物?

◇技術的に可能か。
……たとえば、ルチル入り水晶で合成があって……そんなものできません。

◇可能でも安上がりにできるか。
技術があっても作るまでにコストがかかりすぎて本物以上に高かったら意味ないですよね。
合成水晶だと、手間がかかっている分質の低い水晶よりずっと高いです。
綺麗じゃないんだけど合成では……と疑うのは違うでしょう。

◇できたものがそこそこ本物に似ているか。
全然似てなかったら、その時点でバレバレです。合成水晶は形が天然水晶と全然違います。

◇そもそもそれが売れるか。
本物の方がざっくざっく採れる安い石だったら、偽物を作ってもコストがかかるだけです。
マニアな人しか欲しがらない石を作っても、売れなくて余るでしょう。

……と考えると水入り水晶は作るのもできないし、作ったとしても他の入りより欲しい人は少ないと思うので、難しい技術で作ろうと頑張る人もいないだろう……ということになるわけです。


プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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