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金のマリア

ゴールド・マリアライト

「金色」といえるほどの色合いじゃないかもしれませんが。
このあいまいな色合いが何となく気になったので……ネパール産のマリアライトです。

……と言っても成分分析したわけではないので、お店の説明を信じるしかないんですが……。
わからないんだったらスキャポライトといえばいいところを、わざわざマリアライトの名前を持ちだしてきたんだから、根拠があるのかもしれないし。

マリアライトというと、紫色のものが知られています。
というのも、近年アフガニスタンできれいな紫色のマリアライトがまとまって見つかったから。

おかげでマリアライトといえば紫、紫だからマリアライト、スキャポライトの紫のものがマリアライト、聖母マリアの石マリアライト……という説明が大増殖。

ちがーう!

マリアライトで検索した途端、「聖母マリアの……」がぞろぞろヒットしてきてうんざりしたので、ここで声を大にしてもう一度。

マリアライトは、スキャポライトの中で
ナトリウムが多いもののこと。
色じゃなくて成分が名前の条件です。
そしてこの名前はドイツの鉱物学者G.von Rathの妻、
Maria Rosaの名前が由来です。


だから、この石がマリアライトであっても、何の不思議もない。

スキャポライトのちゃんとした結晶を持ってなかったし、この淡い黄色の色合いもきれい、しかも売っていたのがヒマラヤ水晶の店だったことに惹かれて選びました。

表示は「ネパール産マリアライト」。

「ネパールのどこですか? 詳しい産地は分かりませんか?」
と聞いてみたところ
「ダディンだそうです。それ以上はわからないんですが」
とのこと。

検索してみましたが、今のところヒットがありません。(インドのタミル・ナードゥで似たのが出ているのでちょっぴり不安が……)

さて、マリアライトは色じゃなくて成分が条件で、名前は聖母マリアに直接関係ない!……なんですが、気になるのは「鑑別結果、パープル・スキャポライト」という言い方。

鉱物名はパープル・スキャポライトです。と書いているところもあるんですが、マリアライトだってれっきとした鉱物名だし、鉱物名というなら「パープル」は不要。
専門家が判断した鑑別結果としても、なんだか誤解を招きそうな言い方だなあ……。

ちょっと小耳にはさんだ話ですが。

鑑別とひとくちにいっても、ざっと見た目で判断するもの、簡単な検査をするもの、大掛かりな機械を使って詳しく分析するものなど、いろいろあるようで、たとえば、今回の石を調べる場合、結晶の形や硬さなど、比較的手軽な方法で分かるのは「スキャポライトである」ということ。
果たしてマリアライト(ナトリウムが多い)なのか、メイオナイト(カルシウムが多い)なのかは大がかりな成分分析をしなければならず、そうするとコストも時間もかかってしまう。
しかもマリアライトかメイオナイトかバシッとはっきり白黒つけられるわけではなくて、50%よりナトリウムが多ければマリアライト……という「50%ルール」では、時にはマリアライトかメイオナイトか微妙なものも出てきてしまう。
長石類でも似たようなことがおこっています。

なので、コストなどの問題で詳しく結果が出せる鑑別をしていない、あるいは、分析しても微妙な中間種っぽい……ということがあるために、鑑別では特に求められない限りやや大雑把に「スキャポライト」とか「フェルドスパー」という言い方にしておこう……という取り決めがあるとかないとか。

そう言えばビーズの鑑別結果で「フェルドスパー」と書かれているのを一時期良く見かけました。

これは間違いとかいう以前に、なにぶん石が天然ものであるために人工的な製品みたいに「これはこっち、それはあっち」とはっきり分けられないことに対処したもの。
鑑別結果を見る方も、そのあたりをある程度分かったうえでマリアライト(パープルスキャポライト)というのが、「成分分析をしたわけではないのでマリアライトであるかは判断していないけれど、(見た目紫の)スキャポライトであることは間違いないです」という意味であるかもしれないことを読み解かなくてはならないというわけです。

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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