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続・ファーデン水晶で想像

実は、ファーデンはパキスタンだけでなくネパールやインド、モロッコ、ブラジル、アルプスでも出ます。
しかし、それらの産地は「まれに見かける」程度で、その数はパキスタン産には遠く及びません。
流通事情(ファーデンが出る産地で水晶を採って売る体制が整っているとか)を考えても、パキスタンでファーデンというのは以前から有名なので、ダントツで数が多いんだと思います。

どうしてだろう?

今日はここから始めます。

パキスタンでファーデンが多い理由は?
水晶ですから、他にはないパキスタンでだけ産出する成分のためだとは言えないでしょう。
水晶ならばあちこちで採れるので、成分には不自由しません。
むしろ母岩が割れて、ひびがじわじわと……水晶が結晶するのと絶妙にシンクロしたスピードで広がり続けたというその点が重要なのではないだろうか。

バキッとひびが入って一気に広がるような地殻変動ならば、ファーデンができる余裕がありません。
割れて広がったところに、普通の水晶が成長するでしょう。

パキスタンのワジリスタン地域にそういう環境があったのなら、同じヒマラヤ山脈の脇という関係にある四川省でもたくさんファーデンが出てもおかしくないはずなのに、見かけないのはどうしてか。
小粒のハーキマータイプの水晶とかエピドート付とか共通点を持つ石が双方でたくさん出ているのに。
(いや、中国のことですから、今後たくさんと出てきてもおかしくないですが)

ここで、先日の地図をもう一度眺めてみます。

スライマン・横断山脈

うーん、ヒマラヤの脇といっても様子が違うようです。横断山脈は山脈が平行に連なった「しわ」みたいな感じ。
一方、ファーデンの産地のワジリスタンがあるスライマン山脈は、しわっぽくはありません。

ただ、ここには面白い地形があります。
拡大します。

スライマン大褶曲

淡いピンクで塗ったのがワジリスタン(北ワジリスタンと南ワジリスタンがあります)。
そのすぐ南に、ぐにゃっと垂れ下がる……というか、山脈が南に大きく張り出した部分があります。
衛星写真などで見ると、ここでは山脈がぐにゃっと曲がったようになっている、特徴的な形になっていて、「スライマン大褶曲」と呼ばれています。

四川省ではしわしわ状山脈で、こっちはぐにゃっと。
こんな地形の違いがあるのだから、大地にかかった力の具合も違うのだろう。

ひょっとして、この「ぐにゃっ」がファーデンを生み出した源ではないか。

では、この「ぐにゃっ」はどうしたものか。

一番上の地図をしげしげと眺めていて、ふと思いました。

※以下はKUROの想像です。ご注意ください。

インドがユーラシアにぶつかり、ヒマラヤができた。
……もしかして、ぶつかっただけでなく、最後にちょっとひねりが入ったんじゃないだろうか。


こんなふうに。

くいっ

赤枠線のようにぶつかったインドが、パミール高原あたりを支点に東側をくいっと跳ね上げるように動いたのでは?
すると、西端はそこが支点となってやや逆時計回りに動くことになり、その動きがスライマン山脈をたわめて、スライマン大褶曲を生み出した。
一方、東端はくいっと動いた分さらにユーラシア深くめり込んで、しわしわの横断山脈を生み出した。

……と考えると、この地形がとても納得できるように思うのです。

そして大褶曲作り出した大地の動きが、ファーデンを生んだ。
ワジリスタンにあって、四川省にはない大地の力。

そういうことなんじゃないかと……。

スライマン山脈でいろいろ検索しても、あんまり資料が出てこないので、地図をにらんで想像してみました。

私には、パワーストーン的意味より、こっちの方がずっとおもしろい。

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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