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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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ビッグ・ソリューション

solution2.jpg

アメリカはアーカンソー州、ジェフリー鉱山のソリューションクォーツです。

書くにあたって検索してみたら、あれ~? 知らないうちにデイビッド・ガイガー氏がらみの石になってる。
私が買ったのは結構前。ガイガー氏とは全く関係ない鉱物ショップ(@ミネラルショー)で買いました。

この写真を見て、「ソリューションクォーツとは違うんじゃないか?」と思う人もいらっしゃるかもしれません。
そう、ソリューションクォーツとして出てくるのはたいていこっち↓。



透明かき揚げタイプです。

今回の石は、それに比べると大型。
6センチほどあります。真ん中あたりにくっついている細い結晶が、だいたいかきあげクラスターを構成する結晶と同じくらい。
海外サイトまでさかのぼってみていたら、多くはかき揚げタイプで、一部太くて大きめの結晶があるようです。

かき揚げタイプを取り上げた時、ソリューションクォーツとはどういう水晶であるかの説明に「DT結晶が集まったかき揚げタイプ」(かき揚げはKURO造語。現地では「ヘイスタッフ=干し草の山みたいな意味)」と呼ばれているみたい)「結晶の先端が剣山みたいになっている結晶のこと」の二通りがあって、一体どっち!……と悩んだものですが、この太め結晶と一緒に考えてみて、やっと考えを整理することができました。

まず、説明にあった「先端が剣山」とはこういうこと

solution2-2.jpg

この産地の結晶としては大きめとはいえ、石としてはそんなに大きくないので大きく写すとどうしてもどこかがピンぼける!……それでも剣山な様子がお分かりいただけるでしょうか。
結晶の先端が普通のようにとんがっているのではなく、かといって折れているのではなく、細い細い結晶が集まった、まさしく剣山状になっているんです。

なぜ、こんなことになるかというと、この石がレクトライトという粘土鉱物の中で成長したから。

レクトライトは、ゼリー状のドロドロで空気に触れると固まって革のようになるそうです。
こちらのサイト(海外)にマウンテンレザーとも呼ばれるレクトライトをかぶったままの写真が出ています。
……きれいにクリーニングするのは大変そう……。

この石を買ったとき、柔らかい母岩に刺さるように成長したのでこうなった、と聞きました。

とういえば、こちらのDT結晶が集まったローズクォーツのクラスターを買ったときにも、どうして母岩に接してないこんなクラスターに成長できるのか……と聞いたときも、似た話を聞きましたっけ。
水晶は地下の熱水の中で成長します。
熱水と聞くと、超・高温の温泉みたいなイメージですが、必ずしもサラサラの液体とは限らないようで、泥だったり、他の鉱物が多くてどろどろになっていることもある……まわりがどろどろゼリー状だと、それに支えられてDTに成長できる……というのです。

なるほど。

ソリューション(Solution)という単語を検索してみると、もともとの意味は「束縛から解放される」
それが転じて「問題解決(問題に縛られた状態からの解放ということ)」などの意味になるようです。
また、「溶液、溶解状態」(分子やイオンが結晶など固体から解放された状態)の意味もあるとか。

私がガイガー氏などのスピリチュアル系とは全く関係ないところでソリューションクォーツの名前を聞き、柔らかい母岩に食い込んで成長した……と聞いたことを合わせて考えると、これは一部で説明されているように「問題解決」とか「束縛からの解放」という意味を込めてネーミングされたのではなく、タビュラーが実は「板状の」という普通の言葉だったように、「どろどろ熱水の中で浮かぶように結晶した水晶」という説明的ネーミングなのだと思われます。
かき揚げ状とか先端が剣山というのは名前の決め手ではなく、「どろどろ熱水育ち」が名前のポイント。どろどろ熱水育ちであるために、かき揚げになり、先端剣山になる……ということ。
そういうソリューションクォーツの中でかき揚げ状のものは、さらにヘイスタッフ(干し草)と呼ばれる。
こう考えると納得です。

ちなみにスタッフとは裏方さんのことではありません。
石膏像などを作るとき、麻の繊維を刻んだもので裏打ちして強化するんですが、それを「スタッフ」といいます。
裏打ちした「スタッフ」は細くて短めの繊維が縦横無尽に絡んだ状態です。……なるほど、細い結晶のかき揚げクラスターも、絡み具合がそんな感じ。

スピリチュアル系のショップから登場すると、カタカナのネーミングは何か特別の意味があるのでは……と思い込んでしまいますが、実は、タビュラーとかスケルタルみたいに結構説明的なネーミングなのかもしれません。

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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