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すころらいと

scorolite.jpg

ちょっと前くらいから「スコロライト」と言う石を見かけます。
※私はピンクファイアー・アメジストの名前で買いました。

どんなのかというとご覧の通りの……えーと、ミルキークォーツ……いや、ふんわりジラソルのアメジストバージョンと言いたい感じ。

ラベンダーというよりはややピンクがかった色合いで、オパールと間違われることもあるのも頷ける、ぷるるんとした感じの半透明な様子は、ジラソルっぽい。

さてこの石、ルースかビーズでしか見かけないうえ、いったいどういう石なのかさっぱり説明がありません。
海外サイトで調べてみても「これはスコロダイトじゃない!」と言うような内容ばかりで、「水晶だ」「産地はブラジル(Aracuaiの名前も)」、と言うことくらいしかわかりませんでした。

それがこのたび手がかりになる記述が!
こちらのページにこんな記述が。

scorolite2.jpg
※上記ページのスクリーンショット(部分)。赤線はKUROが追加。


100% natural, treated Quartz (Scorolite) from Brazil

treated Quartz……つまり、加工された水晶。

やっぱり!

ここでやっぱり! といったのは、実は心当たりがあったからです。

さかのぼること5年前……もう5年!?……かのインドのレインボー水晶がお目見えし、天然未加工なのか、何かしらの加工がされているのかと話題になった際に調べて気になっていたものがありました。

これは「山の結晶: 水晶の鉱物学 秋月瑞彦著」にかかれていたもので、
一部引用させていただくと、
(アメジストの)紫が薄いときは、(500~600℃で加熱して室温に戻すと)淡黄色の水晶になる。不純物として含まれている(Fe)が酸化鉄(Fe2O3)となり、水晶中に分散するためと考えられている。シトリン(黄水晶)では、このような状態になっているようである。さらに淡黄色の水晶を高温に加熱してから室温に戻すと黄色は消えて乳白色の濁った水晶になり、オパールのような遊色がちらちらと見えるようになる。もともと透明な水晶や煙水晶ではこのような現象は全く見られない」(同書99~100ページ。ピンクのかっこ内はKUROが補足)

つまり淡いアメジストを二度焼きするとオパールっぽくなる……と。

それがこれだよ、と教えてもらったのがこちら。

nyuuka2.jpg

見えているのは遊色ではなくてクラックによる虹のようです。
むしろこの半透明具合はオパレッセンス(乳白色光)といえそうなので、二度加熱で遊色ではなくてオパレッセンスじゃないだろうか。

そしてこの半透明でオパレッセンスな感じは、色を別とすれば最初のスコロライトに似ているのです。
余計な事ながらアメジスト加熱のシトリンが意外に値段が高めなので2度焼きだったらさらに高くなると予想され、スコロライトが値段高めなのに合致しそうです。

問題は、二度焼きアメジストは乳白色であるということ。
もう一つは、二度焼きするためにひびが入りやすく、ほとんどはただ白濁してきれいなオパレッセンスが出るものは少なく歩留まりが悪いと聞いたことです

この点はふんわり淡い紫で、クラックのないものばかりのスコロライトとは違います。

しかし……技術は日進月歩なので、私がこの話を聞いてから今までに、アメジストの色を残したまま加熱する方法が開発された、もしくはひびが入りにくく色が残るアメジストが産出したということは考えられないでしょうか。

そしてもう一つ。
ネットで検索中に「ムーンライトクォーツ」と言うビーズを見かけました。
パキスタンのK2産といわれほんのり青白く白濁している水晶で「ムーンクォーツ」と呼ばれているのがありますが、それとは別で、先ほどの二度焼き乳白色アメジストのひびのないものをビーズにしたような……人工ガラスで「オパールオブシディアン」の名前で売られているオパルセントガラスのような、水晶ビーズがあります。
これもブラジル産だそうなので、もしかしたらスコロライトの完全色抜けバージョンだったりして。

ビーズやルースばかりで原石が出てこない石は困りものです。

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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