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デンドリチックオパール→アゲート

dend.jpg

アクセサリーです。

ものはデンドライトが入ったアゲート……というかオパールというか。

どうもこの石、半透明の部分はオパール、白い部分がカルセドニーらしいのです。
いや、半透明でもカルセドニーの場合もあるかもしれないけど。

たとえば、同じ見かけ、たぶん産地も同じこちらのルースは、手触りも重さもオパール。
こっちけっこうカルセドニーっぽい……といろいろで、オパールとカルセドニーが混じっているようなのです。

さて、デンドリチック・アゲートのデンドリチックとは「樹枝状の」という意味。
マンガンなどが石の表面やひびにしみこんで木の枝のような模様になったものをデンドライトといい、デンドライトが入った水晶なら、デンドリチック・クォーツ、カルセドニーに入ったのだったらデンドリチック・アゲートと呼ぶわけです。(模様のきれいなカルセドニーがアゲートなので、カルセドニーにデンドライトが入ると、それを模様とみなしてアゲートと呼ぶことになります、いちおうは)

もちろん、水晶ウやアゲート以外でもデンドライトが入るものはあります。
こちらはたぶん、デンドリチック・ターコイズ。


名前こそ同じデンドライトですが、水晶とカルセドニーの場合は、様子が違います。
水晶の中のデンドライトは平面的……例えて言えば「押し花状」
dendritic_20140422225852c1c.jpg

それに対してカルセドニーの中のデンドライトは立体的です。
dendritic2.jpg

私はこの違いは水晶は中身がぎっちりつまっているので、デンドライトはひびにしみこむしかなかったため、カルセドニーはミクロのつぶつぶ構造だから、その隙間に入り込んで立体的に成長できたのだ……と思っていました。

ところがこのたび、ちょっと違った話を聞きました。
その話に、今回の石がオパールとカルセドニーが混じってる……というのがかかわります。

というのも、デンドライトが立体的に成長できたのは、オパールだからだというのです。
ご存じのように、カルセドニーはミクロサイズの水晶(石英)のあつまり。結晶している鉱物です。
対してオパールは成分は同じ珪酸(シリカ:SiO2)ですが、結晶していないシリカと水の混じった粒が集まったもの。
厳密に言うと結晶していません。
大雑把にいうと、成分が水晶のゼリーみたいなもの……。

で、固まる前はどろどろゲル状だったためにデンドライトが立体的に成長できたというのです。
オパールはその構造の中に水を含んでいます。急激に水を失うとひび割れますが、長い長い年月の間に徐々に水がなくなっていくと、より安定なカルセドニーに変わっていくのだそうで、今回の石の場合、白い部分は水分が抜けてカルセドニーになったところ、透明な部分はまだオパール……か、カルセドニーになりかけなのだとか。

「……要するに、半透明な部分は半熟状態?」
と思っちゃいました。

そういう石だとすると、いろいろ面白いところ、不思議なところが出てきます。

カルセドニーの中で模様がきれいなものがアゲート。
アゲートと言われて思い浮かぶのは縞模様です。

agate_20140422232335283.jpg

これは岩の隙間にミクロサイズの水晶が沈殿していき、その時の不純物の割合で色の差ができて縞模様になると考えられます。
でも、オパール→カルセドニーの場合は、岩の隙間をどろどろ水晶ゼリーが満たして、隙間全体が固まったということになります。

私はこれまでカルセドニーとアゲート(この場合は縞模様)は模様のあるなしだけの違いで、カルセドニー(模様がはっきりしない)は、途中で不純物の割合が変わらなかったために模様が現れなかっただけだと思っていましたが、実はオパール→カルセドニー……徐々に沈殿してできたのではなくて、全体が固まってできたパターンもあるということになります。

でも、結晶してないシリカと水のつぶつぶが水が抜けることで結晶している(はず)のカルセドニーになる仕組みがよくわかりません。
この場合のカルセドニーを超拡大してみたら、縞模様アゲートとどう違っているんでしょう。

そして……カルセドニーにもいろんなでき方があるとしたら、ローズクォーツやメタモルフォーゼスのようなマッシブ(塊)系のものは、実はクラスターなど結晶形で見つかる水晶とは、でき方が違うんじゃないか。
そこんとこらへんがぜひ知りたい。

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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