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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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故郷はホータン?

chert.jpg

いただき物の石です。

失礼ながら。見た目はなんだか普通に川原などに落ちていても不思議ではないような石です。
実際落ちていて、見かけたとしても「あ、ちょっと縞模様きれい」くらいで済んでしまうんじゃないでしょうか。

くれた人のお話によると、この石は「チャート」なんだそうです。

おお、チャート。
持っているぞ。これです。

何かと言えば、チャートという石は、成分としては二酸化珪素……水晶と同じ(今回の石の場合は不純物も結構混じっていて不透明なんだと思います)。
でも石英族ではなく、二酸化珪素の殻を持つ超ミクロサイズのプランクトン「放散虫」などの死がいが海底や湖底に積もってできた「堆積岩」なんだそうです。

でも、「岩」ですから、まとまってたくさん見つかるもののはず。上記リンク先のポーランドのチャートのようにきれいな縞々ならばともかく、今回の石は結構地味。
それがどうして?

「チャートって硬い岩でしょう。それがこういう丸い礫になるのは、けっこう珍しいんだって」
……なるほど。
そういえばチャートは緻密な構造なので硬く、そのためにフリント(火打石)に用いられるんだっけ。

「この石の産地は、詳しくわからないんだけど、○○店さんが持っていたホータンの礫のなかにそっくりなのがあったから、そっちの産じゃないかと思ってる」
……ほほう。

「もしかして」ではありますが、ホータンと聞いてがぜん興味がわきました。

ホータンの位置はここ。

わかりにくいので、まず「カイラス」を探してください。
そのうえに「チベット高原」、さらにその上に「崑崙」。この「崑」から左上のところに「ホータン」があります。

そう、ホータンはシルクロード上にあったのです。

そしてホータンと言えば「玉(ぎょく)」の産地。ホータンは「和田」と書き、ホータン玉(和田玉)、その中の羊脂玉(ようしぎょく)と言えば、「玉(ぎょく)」の最高峰といわれるものです。
古くからこの地を流れる川の中から丸石状の玉を採取していた……というのですが、この石も玉と一緒に川の中をコロコロしていたんだろうか。

地図で見るとタクラマカン砂漠の近く。
ウイグル語で「入ると出られない」という厳しい名前を持つこの砂漠に、硬い石を丸くするような流れがあったんだろうか。

調べてみると、タクラマカン砂漠はもとは湖の底だったとか。……そこでチャートができたとか?
それに、崑崙山脈が近くにあるので、川があってもおかしくはない。
……実際調べると、地図では崑崙山脈から流れ出る川沿いにあるようです。
川があり、水が得やすかったから、シルクロードのオアシスになった。
なるほどー。

すごく地味な石だけど、機械磨きの石にはない手触りを楽しみながら、歴史や地形に思いをはせるのも面白いです。

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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