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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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フェイクを買う。

現在、世間的にブーム続行中のパワーストーン。
残念なことに、フェイクが混ざっています。

フェイク……すなわち、模造品。
ずばり「偽物」と言わないのは、これ偽物、これ本物と白黒はっきりつけられるものではないからです。

石自体は天然で、名前も間違っていないけれど、染めてあった場合は?
たとえばラリマーが染めてあったら、「え~っ」という人は多いでしょうし、自分のは大丈夫? あそこで売っているのは? と心配する人、「染めてあるなんて。にせものを売る店とは思わなかった!」と腹を立てる人もいるでしょう。
でも、染めてあるなんてけしからん!と言うならビーズでおなじみのオニキスや、シーブルー・カルセドニーなどにも文句を言わねばなりません。染めてます。

ヒマラヤ産じゃない石をヒマラヤ水晶として売っていた。偽物だ、けしからん!
……気分はすごくわかります。ヒマラヤ産だからこそヒマラヤ水晶なのに!
でも、これに怒りの声を上げるなら、インド産スーパーセブンとか、コロンビアレムリアンとか、中国産インカローズにも、偽物!と、言わねばなりません。
スーパーセブンはブラジルのエスピリト・サントとミナスジェライス、レムリアンシードはブラジルのカブラル山脈、インカローズはアルゼンチンのカピジータス鉱山産のものを言うからです。

染めてあっても、産地がいい加減でもいいじゃないか、とは言いません。言いたくないです。
でも、人気の高額石は染めはダメだけど、安い石ならいいや、とか、ヒマラヤ水晶はダメだけど、スーパーセブンはインド産でもいいんじゃない? と言うのでは、不公平。

でも、それぞれのケースで判断は異なりますし、人によっても違う。
つまり、(残念ながら)偽物・本物のグレーゾーン。このように一筋縄ではいかないのです。
「こうだ!」と言うより「私はこう考える」そういう世界です。

しかし、人工のガラスを天然と言って売る、まったく違う石を染めて別の名前の石と偽る。そんなケースは、偽物と言ってもいいでしょう。
実はガラス、実は練り。
そういうものを「人工石」とすら言いたくないです。
模造品です。フェイクです。

私も、あとでがっかりするのは嫌なので、なるべく情報を集めて自分で見分けられるようになろうと、現在進行形で修行中です。

その一環として、実はわざとフェイクも買うことにしています。安いものなら。

ときどき、「偽物本物の、簡単な見分け方を教えてください」という質問を見かけますが、答えに困ります。
偽物本物には、やっかいなグレーゾーンがありますし、何より素人目には区別が付かないくらいには似ているから偽物? 本物?と迷うわけで。
見るからに似ていない代物なら、偽物であることがバレバレでちっとも売れないでしょうから、作るだけムダになります。つまり、見分け方が問題になるフェイクは、簡単には見分けが付かない前提なんですね~。
それを「簡単に」見分けたいと言われても……。

しかし、石の偽物本物は専門家しかわからない、とは思いません。
専門家でなくたって、ある程度は見分けられます。
慣れれば、思ったよりも簡単です。

そう……ポイントは「慣れれば」

一度わかってしまった立場から「ここがこう違う、そこで区別!」と言ったとしても、言われた方がそれにぴんと来なければ見分けは困難です。

たとえば、丸玉で透明水晶と透明ガラスを見分ける場合、さわったときの「冷たさ」が違う、とか 細い線を透かしてみると、水晶だったら二重にだぶって見える場所があるとか、いろいろ判別ポイントがあります。

でも、冷たさの差といってもどの程度違うのか、二重にだぶって見えるというのはどんな感じか、一度も体験したことがない人に言葉だけでわかってもらうのは難しいです。
私にしても、最初は聞いたりネットで探したりして、冷たさや二重だぶりのことを知りましたが、実際何度もやってみて、「ああ、そうか!」と納得してはじめて見分けられるようになりました。

ですから、自分でも見分けたいと思われる方は、見分けポイントを教えてもらったら、是非とも実際その方法で比べて違いを実感しておくことをおすすめします。

「ガラスだったら嫌だな」→だから見分けたい、ですけれど、見分けるポイントを実感するためには、逆にガラスを手に取る必要があります。

個人的に見分けたい希望の人は、チェリー・クォーツ(ガラス)のブレスをひとつ買ってもいいんじゃないかとおすすめします。
このかわいいガラスビーズは、「ストロベリー」とか「水晶を染めました」などとごまかされていない限りは、そんなに高いものではありませんよね。だったらおひとつ。
買ったらさわりまくり、水晶との温度差、肌合いの違い、できることなら氷の溶け比べもしてみては。
ルーペで泡がないかも見比べるといいですね。

もちろん、私も持ってます(ブレスではありませんが)。
そのほかにもあやしい石をわざと買います。
見分けポイントを実感し、自分で新たなポイントを見つけるため。

そんなことであらたなフェイクを買いました。

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ちゃんと「人工」と明記されてます。
えーと、「人工……スイカ石」?
中身はこんな感じ。一粒ずつ表情が違うあたりが芸が細かいです。

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ひとつぶずつアップにしてみます。

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かつては「内包物があれば天然」という見分けポイントを聞きましたが、わかっていなければこれも立派に内包物系に見えてしまいます。

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チェリー・クォーツに何かがプラスされた感じ?

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ほぼ内包物無しバージョン。
このちょっぴり具合が逆にリアル。

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でも、ルーペで見ると気泡が見えます。

「人工」と書いてあるんだから、目くじら立てなくたって……と思われますか?
ここでは「人工」表記でしたが、別の名前(忘れちゃった……)で売っていたパーツ屋さんでは、表記されてませんでした。
同じものが「西瓜石」ではなく「ボルケーノチェリー・クォーツ」の名前で見たことがあります。

おなじみチェリー・クォーツもピンクだけでなくちょっぴり灰色が混ざったバージョンがあります。灰色の部分が母岩に見えて、より天然度アップで要注意。

もうひとつ。

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「天然石」で「ハウライト」。
違います。これ、練りです。

「天然石 ハウライト」で売っちゃだめでしょう!


ハウライトと言ったらこういうの↓
ハウライト

実際は、灰色のライン模様にも色々ありますし、うっすら色づいたのもありますが、ツヤの感じ、きめの細かさ、何より手ざわりが大違い。

以前買った「練りターコイズ」にそっくりです。
練りターコイズ
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粒ごとに違いはあるけれど、妙に均一な太さのネット模様。
粉っぽく、微妙に粗い質感、つや消しな感じ。
さわると石の冷たさではない変な感触。

色が違うだけでそっくりです。
つまり「練りターコイズ」もターコイズを粉末にして作ったのではなく、「何か」を錬ってターコイズっぽく作ったフェイクということ。
当然、「天然石 ハウライト」で売られていた今回のも、ハウライトの粉で作ってないでしょう。
染めの瑪瑙はベースが天然の瑪瑙ですから、「天然石」と呼ばれても仕方がないと思いますが、これは、天然石とは言えない!(もちろん、ハウライトなんて言語道断)

水晶で練りといったら、いったん水晶(石英)を粉にして不純物を取り除き、溶かして固めたガラスですが、他の石で練りという場合は、多くはその石を粉にして樹脂で固めた物。
溶かしてないで粉を固めるので、こういうつや消しで粗い感じ、手ざわりも変になるのだろうかと想像します。
つまり、こういう質感のものには要注意。

そういえば、これと同じものを「ハウライトトルコホワイト」という奇妙奇天烈な名前で見かけたことがあります。

ハウライトトルコと言えば、ハウライトをターコイズ色に染めたもの。
それの白バージョンなんて意味ないし、ハウライトじゃないし。
何重もの意味不明!

さて、パッケージを見ればわかるように、今回の2つは同じ店で買ってます。
まあ、石ビーズ屋さんというよりガラスも含めていろいろビーズ屋さんではありますが、フェイクを片方は「人工」片方は「天然石」で売っていたわけです。

「ここは人工とちゃんと書いてある! 良心的な店だ(書いてない他の石は大丈夫)」と思ってしまうとはまります。
この店だけをあげつらうわけではなくて、他の店でも同じようなことはあります。
なので、やっぱり買う側も注意した方が良いでしょう。


あ、ここで一つお願いが。
相変わらず「偽ルチル」の噂を聞きます。

「これが人工的に作られた偽ルチルだ!」というビーズを見かけた方。教えてください。
せめて画像が見たいです。
ただし、「もしかしたら間違えるかも」程度には似ているものをお願いします。

追記:
もうひとつ。
ギベオンの偽物の噂を聞きます。タダの金属にあのウィドマンシュテッテン構造を彫り込み、メッキしてあるのだ……と。
あの模様を本物そっくりに掘ったなら、それだけでコストかかりまくりのような気がしますが……。
これも、「ザ・フェイク!」なものがありましたら、教えてください。
↑追記:最近、ネットやイベントなどでギベオンのブレスやペンダントトップがたくさん売られているのを見て心配になってきました。
鉱物と違って、新しい鉱脈が見つかる……というものではないでしょうに、こんなに出回るものでしょうか。


Comment

Secret

No title

以前中国のネットショップから友人がまとめてルチルとガーデンのブレスを複数購入したときに見ました。

価格が非常に安かったように記憶しています。
ルチルが非常にきれいでした。
あまりにも金線がきれいで、どれも似たような感じで均一すぎたこと、それからガーデンのほうがそれに増して偽物バリバリ(どれもおもしろいくらい同じ感じ…)だったことから、ルチルのブレスもニセモノ率がかなり高いと思いました。
このクラスのルチルがビーズで、この値段でたくさん存在するというのが不自然に思いました。とにかく異様にきれいだったのが印象的です。
中国から入ってくるものは怪しいです。
今、日本で売られているもの中国から輸入しているものが多いみたいですね…。私はそのへんで売られているキレイなルチルビーズは全て偽物ではないかと疑ってしまいます。

練りターコイズとハウライトターコイズの違い

昨日、楽天のアクセサリーショップで
練りと書かれたターコイズを買いました。
ちょっと心配しなのは、ほとんどの天然石ショップさんでは安いものは
ハウライトターコイズとして売っていたのに
練りターコイズなんて似たような値段で売ってるかな~と気になりつつも
ハウライトターコイズより倍の価格だったので購入しました。
ハウライトというか多分マグネサイト?は持っています。
ハウライトターコイズと練りターコイズの違いに特徴はありますか?

納得のいく内容でした

私も先日ギベオンのペンダントトップを楽天オークションで落札したものの、本物だという証明はどのような方法で?って引っ掛かり質問したら、日本海国内で購入したので、国内の鑑定が通った物だと思うみたいな、曖昧な返答しか返ってきませんでした。


見抜く力、判別する力、石の世界の情報収集が必要だと実感しました。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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