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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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開き直り?

ゲーサイト・イン

バラして使おうと思って買ったのに、意外に使いにくくて原型のままで登場です。

スーパーセブン?
エレスチャル?
……私はどちらにもイエスとは答えられません。

内包物の具合から見てブラジルっぽく感じるので、インド産よりはスーパーセブンやエレスチャルの可能性がアップしますが、スーパーセブンの場合は一応産地にこだわりたいし、エレスチャルの場合はビーズに削る前の石の形がわからないことには何とも言えません。

見た目だけでスーパーセブンだ~とかエレスチャルだ~とか、こともあろうに「エレスチャル・スーパーセブンだ」などというのは早計です。

なぜまた急にこの石を持ち出したかというと、とても変な説明を見かけたからです。
曰く……

ビーズでは、アメジストやスモーキーが混じりたくさん内包物を含んだものをエレスチャルといいます」
……一字一句この通りではありませんが、要するに、私が常々エレスチャルは形の名前であって色や内包物は関係ない! と言っているのとは反対に、ビーズでは色混じりと内包物ありをエレスチャルと呼ぶんです、と言うわけです。

言葉悪く言っちゃいます。
……開き直りですか。

スーパーセブンがエスピリト・サント産といわれた背景には、命名したとき産地はどこかと聞いたらたまたまエスピリト・サントといわれたので、他の産地でも採れることを知らずにエスピリト・サント産としたのだ……とか。あんまり産地を厳しく言っても仕方ないかもしれませんがそれにしても、この開き直りには大反対

たくさんの店がそういうことで売っている。
それで通じるからいいではないか。

……そんな意見もあります。

時には
「鉱物学的に言えばそうかもしれないけど」
などといわれたりもしますが、これは鉱物としての話ではありません。れっきとしたパワーストーンサイドの問題です。

それで通じるし、そういうことになってしまってるんだからいいじゃない……本当にいいと思います?

私の場合は、産地はここで、見た目条件はこうで……という長ったらしい説明を略す意味で「スーパーセブン」の名前を使い、何だったら産地は違うけれど見た目スーパーセブンと言えたらそれで事足りますが、パワーストーンとして意味まで気にしたら、これはゆゆしき問題なのです。

今回見かけたように、ビーズではこれがエレスチャル、と開き直るということは、原石の場合のエレスチャルとビーズのエレスチャル、2種類のエレスチャルがあることになります。

おさらいすると、そもそもの懸念はエレスチャルビーズは名前だけで、エレスチャルと呼ばれる水晶を削ったものではないだろう……ということです。
なぜならごつごつ・エレスチャルを削っていたのでは、削りにくい上に石の無駄が多すぎます。おそらく塊状の石を削っているでしょう。
さらに、繰り返しになりますが、エレスチャルという名前には色も内包物も関係ないのにそれを根拠にエレスチャルというのはおかしいのです。

しかも、エレスチャルはアメリカのヒーラーが「パワーがある」と説明したことで人気が出た石。
意味の説明も、このヒーラーの意見が下敷きになっています。
そしてもちろん、このヒーラーは原石の……ごつごつした形のエレスチャルを解説したのです。

日本で説明されるようになって、言い回しが変えられ、あるいは勘違いされ、独自の見解も盛り込まれてヒーラーが言ったそのままの解説ばかりではなくなりましたが、根本は原石・エレスチャルの解説です。

なのに、ビーズでは形じゃなくて色と内包物でエレスチャルと呼んじゃうよ~などと言ったらどうなりますか。
もともとエレスチャルではない(かもしれない)ものを堂々とエレスチャルと呼ぶことになります。

エレスチャルの名前で買った人が、自分でも調べたくなって調べたときに原石・エレスチャルの説明を読んで、エレスチャルとエレスチャルだから、同じ石でこういう意味なんだ……と考えたら、どうなります?


同じことは他の石でも起きています。
おそらくスモーキーを加熱して作ったのだろう、レモン・クォーツと呼ばれている水晶があります。赤みを帯びた黄色のシトリン(アメジスト加熱)とは違う、若干緑がかったような、なるほど「レモン」な色合いです。
ところがもともとレモン・クォーツと呼ばれていたのは、硫黄を内包した水晶でした。
つまり、硫黄内包のレモンクォーツとスモーキー・加熱(?)のレモンクォーツ、同じ名前で二種類の石があることになってしまったのです。

以前、スモーキー加熱(?)のレモンクォーツの説明を調べていたら、案の定硫黄入りのレモンクォーツの説明を引っ張ってきている例がいくつも見つかりました。
中には完全透明なものはとても珍しいです。などと付け加えているところもある始末。
そもそも、硫黄入りの方は内包物なので完全透明にはならないのです。
硫黄入りとそうでないもの。同じレモン・クォーツの名前が付けられたから、同じ説明でいいんでしょうか?

いったん説明がネットに出てしまえば、それが古い情報であっても検索結果としてヒットする可能性はあります。
たいていの人はヒットした情報の時期など気にしないでしょう。
勘違いの可能性は今もあり得るのです。

ルチル入り水晶もそうです。
最初は、ちゃんとルチル入り水晶に対して意味が考えられたでしょう。
なのに、最近は「針状の内包物の総称をルチルといいます」などと開き直り、トルマリンとわかっていながらルチルと呼びますが、相変わらず意味の方はルチル(金紅石)入りのものだったら?
トルマリン入りの「ルチル」を買って検索し、正統派ルチル(金紅石)入りの意味がヒットしてきたら。

「エレスチャル」の場合は、見た目同じだからいいんじゃない?
……だったら、透明水晶はブラジル産もヒマラヤ産も同じでいいでしょうか。
最近話を聞きませんが、アンダラ・クリスタルとブラジルで掘り出される人工ガラス「Vidro na Terra」も見た目そっくりなので、この人工ガラスにアンダラの説明が付けられてもかまわないということになります。

意味やイメージを大切にするならば、見た目同じだったらいいとは言えないはずです。

一方で偽物・本物を気にするのに、一方では「それで通じるからいいじゃない?」……これではあまりにバランスが悪いのではないでしょうか。



Comment

Secret

も~まったく同感であります!!(`∀´)

単に紛らわしいというレベルではなく、モノによっては詐欺?と思っちゃうこともあります。

一種の無法地帯ですもんね~。

ブルームーンストーンも、ムーンストーンに青いシラーが浮かぶ大変希少な石だったのが、いつの間にかホワイトラブラドライトになってるって話しを某ブログで読みましたが…

月長石と曹灰長石では同じ長石グループでも鉱物学的にはしっかり別物ですよね?

流通名ってのが結構クセ者だな~。商売優先で情報攪乱してはいかんですばい(`・ω・´)

Re: タイトルなし

ごめんなさい! お返事遅くなりました!

ほんと、ビーズの名前については「スリル満点」ですよねえ。

ブルー・ムーンストーンについては、言い方一つで情報が大混乱を起こすので……。
ブルームーンストーンはカリ長石の宝石で、知名度ほどには多い石ではないらしいんですよね。
なので、似ているレインボー・ムーンストーン(ホワイト・ラブラドライト)の青い部分が多いものが間違われたり、ちゃっかり名前を差し替えられたりして出回ることになり、一般に見かけるものでは、ブルームーンストーンといわれながら実は……というものが補どんどになってしまった。
これを「現在、一般的に見られるものは」という範囲をすっぽかして、ブルームーンストーンというのはホワイトラブラドライトのことだ、と略してしまうと、それはちょっと違うんじゃないかと思うんですよ。

それでなくても近年ペリステライトという、とってもブルームーンな見かけの石も出回ってますしね~。

かと思うとGGの資格を持ってるとおっしゃる石屋さんが「宝石ではムーンストーンとホワイトラブラドライトを区別したりしない」なんて言ってたりするので、頭を抱えます。

一番ややこしいのは店側が「ごまかしてやろう」と思って意図的にやってるんじゃなくて、間違ってることに気が付いてないことです。
ちょっとは確認して欲しいです……。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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