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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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続×3・石にダイレクト

いよいよ鑑別書の中身です。

書かれていることは、大ざっぱに言って3つ。

ひとつめ「鑑別結果」
一番重要ですね~。「この石は●○石です」という部分です。
「天然○○」」と書いてあったら、人工的に造られたものではないということになります。
人工的に結晶させた合成水晶だったら「合成クォーツ」などと書かれます。
人工ガラスであるチェリー・クォーツでは「模造石」と書かれているのを見ました。
この「合成」というのは、天然と同じ成分や構造のものを人工的に作った、という意味で、合成水晶はちゃんと結晶していて、物理的な性質は天然水晶と同じです。
「模造石」というのはガラスなど別のもので「見た目を似せて作りました」という石のこと。

このときの鑑別結果は鉱物名か宝石名


たとえば、前回見た目のよろしくない石英として例に出した写真の石(↑)は、なにやら強いパワーストーンとされている「アゼツライト」ですが、鑑別だと普通に「天然クォーツ」です。
色混じり中身いろいろ水晶である「スーパーセブン」も、中身が何であるかは鑑別できても、結果として「スーパーセブン」とは言いません。
(非破壊で、内包物がどこまで鑑別できるのか、くわしく話を聞きたいところです)


「鑑別書付きアゼツライト」(注:「鑑別結果アゼツライト」ではない)や「鑑別書付きスーパーセブン」があったら、「水晶」の結果が記された……よくて内包物が何であるかがわかった鑑別書が付いた水晶に対して、鑑別とは別の人が産地や内包物の種類によって「アゼツライト」「スーパーセブン」と判断したということです。
その誰かの判断が正しいかどうかもわからないけれど、無理矢理言っちゃえば「鑑別書」は付いているけど、アゼツライトという結果の鑑別書とは言ってない……というわけで、これも一種の「勘違い・早合点」期待戦略。

鑑別では産地も特定できないので、鑑別結果「ヒマラヤ水晶」もありません。


「天然○○石」であっても、加工されていることはあります。
ベースは天然の石だけど、手が加えられてるよ……ということでその内容が記されます。
「着色処理(染料で染めた)」「照射処理」などが出てきます。
このとき「通常、色の改変を目的とした着色処理が……」のように頭に「通常」がつくと、「その石が着色(加工)と確認したわけではないけれど、この種類の石は着色されてるものがほとんどなので、この石も可能性が高いです」と言っているのだそうです。
(加熱は……どうなんでしょうね。熱の場合は地熱や山火事という自然現象の場合もあるし、いったい何度からを人工的な(意図的な)加熱と見るかも問題だし、同じ産地の同じ種類の石でいったい何度で加熱したらどうなるかというデータがないと判別できないと聞いたことがあるんですが)

さて、よく「本物? 偽物?」と気にしますが、鑑別では「結果偽物です」はありません。
天然の石だったら「天然○○」、ガラスだったら「水晶の偽物」ではなくて「模造石」「ガラス」。天然の石でも加工してあればその旨が書かれるだけ。
それに「本物、偽物」のジャッジを下すのは、あなたです。
「天然○○石」「色の改変を目的とした着色処理が行われています」……さて、どっちにしますか?

お次、外観。
ここから先はカード形式のソーティング・メモには書いてないです(重さは書いてあります)
透明度と色、カットの形式、重量・刻印、寸法などの項目がありますが、要するに見た目どんな色・形・重さのメモ。形状などで測れない項目は省略されていたりします。
丸ビーズのブレスだと「ラウンドシェイプド」とか書かれてます。
刻印というのは、たとえば指輪などで金属部分にブランドの刻印があったりすると、それが書かれます。

鑑別
二つ折り形式の鑑別書でも、あるのとないのがあるようです。
この部分がある場合は、 屈折率、、比重、偏光性、、多色性、蛍光性、分光性、拡大検査など、なにやら専門的で難しそうな項目が出てきます。

これは、その石が何であるかを特定する手がかりとなるポイントです。
石にはそれぞれいろんな特徴があるので、それを調べて特定するわけです。

鑑別を算数の問題だとすると、数字を足したり引いたりして出た最後の答えが鑑別結果(○○石)。
この屈折率だの比重だのといった部分は途中の「計算式」みたいなものです。

この部分が書いてあれば「なるほどしっかり調べてるのね」と思えますし、ここでデタラメを書いていたら、見る人が見ればわかるわけですから(たとえば、結果がクォーツなのに蛍光性ありになっていたら、それはおかしい)、とんでもないデタラメはやってないんじゃないだろうということになります。

この項目部分がない鑑別書もネット上で見かけますが、さすがに鑑別が大ざっぱ(たとえば内包物入り水晶なのに結果「クォーツ」で内包物についてはまったく触れていないとか)な感じがします。(個人的感想です)

……ということで、ネットで鑑別書付きを見るなら、
その石の鑑別書が表示されているか(見本とか、鑑別書つけますよではなく)
発行機関が確認できるか(鑑別書の部分写真や小さすぎるのはちょっと……)
を、まずチェック。
「鑑別書付き!」を売りにするなら少なくともクリックすれ場、ある程度わかるくらい大きく表示するようにして欲しいです)

「鑑別書が付いているから質や価値も保証付き♪」と思わせるような紛らわしい書き方……その紛らわしさがひどい売り方は、あんまり感心しません。
私だったら(自分で判別できない石の場合は)そういう売り方は避けますね。

翡翠などでは国外機関の場合もあるようですが、基準が一緒かどうか(何しろ民間機関のはずなので)よくわからないので、国内機関の方が安心かも。(問い合わせするにもやりやすいですし。

写真を拡大表示して、中身も見ちゃいましょう。
二つ折り式の立派な鑑別書なら、屈折率とか偏光性などの項目がある方が、「お、ちゃんと見せてるね(あまりにデタラメだったら、見せられないでしょう)」という目安になります。
写真と商品が同じかどうか見ましょう。画像で見てもビーズの数が違うとか、「見本」と書いてあってその石の鑑別書ではないなら、問題外。
もし鑑別書付きを買って手元に届いたら、もっとじっくりチェックです。

これくらいのことは、きちんと見えるか、紛らわしく書いてないか、検索したら出てくるか、詳しく書いてあるか(見た目)という話ですから、石についての専門知識が無くたって、落ち着いて眺めてみれば、わかります。

鑑別書がそもそも何を言っているものなのかがわかれば、店の売り文句部分もわかります。
派手に言い過ぎ、勘違いを期待しすぎ、まぎらわしすぎという店は「おっと、これは気を付けなければいけないぞ」とわかるわけです。

がんばってください。まだ続きます。

●「鑑別書」などで検索して名前が出てきた鑑別機関
中央宝石研究所
全国宝石学協会
GIA JAPAN
日本彩珠宝石研究所
 ↑ここは「天然石検定」の飯田孝一氏の所属している機関ですね。
ジャパンジェモロジカルサービス
JAPAN GEM GRADING CENTER
日本宝石特許鑑定協会
Diamond Grading Laboratory

メトロ宝石研究所、ノーブル・ジェム・グレーディング・ラボラトリーなどは、独自のホームページを持ってないらしく、こちらに連絡先が↓
宝石鑑定・鑑別機関の紹介
宝石鑑定インフォメーション

上記以外にも鑑別機関はたくさんあるようです。

●鑑別所あれこれ
鑑定書・鑑別書・保証書の違い
鑑別書と鑑定書
宝石鑑別書・グレーディングレポートの読み方
検査・鑑別について

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KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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