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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
写真を撮ったり、調べてみたり、日々、石を相手に奮闘しながら、
知れば知るほど、見れば見るほど深みにハマる石の世界へとご案内します。
石好きさんも、これから石好きさんになる方も、どうぞ覗いてみて下さい。

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内に秘めた紫

赤倉川・単晶

国産です。
今年(2013年)の飯田橋の戦利品です。

産地は群馬県。
大きさは、13センチほどと充実のサイズ。
ごらんのとおり、先端は白濁していますが、根元の方はアメジスト。

透明感のあるアメジストも美しいけれど、この色合いも美しい。

実はこの石を見つけたブースには、いくつか同じ産地のアメジストが並んでいて、色合いがきれいなこの石にするか、形がステキなもう一つにするかと、両手に花……ならぬ両手にアメジスト状態でしばらく悩んでいたんですが、えーい!やっちゃえ!……と、両方買ってしまったとのでした。

国産水晶で、それなりの大きさがあるのに、必殺両方買いができちゃうなんて、飯田橋恐るべし。

さて、飯田橋のミネラルマーケットは、例年新宿ショーの2日目です。
つまり私は新宿ショーの初日を終え、2日目は飯田橋に駆けつけることになるんですが、この新宿ショー初日に、私は一つの石に目を留めていました。

ルーマニアのアメジストです。
以前に買ったことがあるブルガリア産↓に似ていて

表面は白濁白、内部にアメジスト……というものでした。(ブルガリア産よりは白濁層が厚い感じ)
輪切りにしたものも売っていて、やや渋めのアメジストと白濁水晶の組み合わせが、和菓子を思わせる柔らかさで、優しい感じの石でした。
あ、いいかも……と思って手に取ると、10センチに満たないかわいい大きさなのに、実にかわいくないお値段。

その石とこの群馬産アメジストは実によく似ているのです。
なのに、こっちは悩んで両方買えちゃう……二つでブルガリア産の値段からおつりが出るぞ。

似ているのだから、こっちも心惹かれる色合い。
そのうえ国産となれば、満足度増。

いいねえ、アメジスト。
いや、これについては「紫水晶」と呼びたい。

竜王

竜王

長野県の竜王第二鉱山産の水晶です。
今年の飯田橋ミネラルマーケットでまとめて見かけました。

写真の石は今年ではなく、数年前の池袋で買ったもの。今年は、「これ持ってるし」と我慢我慢。

大きめ水晶を中心に、まわりを細長い結晶が取り巻き根元をきゅっと絞ったような形状は、この産地の特徴なのか、見かけた石は大体似たような形をしていました。
透明度はあまりなくて白濁、表面マットなものも多いようです。

この形は、飯田橋ではカテドラル(ちょっと違った表記だった記憶もあります)とされてましたが、個人的には、アゼルバイジャン産のこれこれと同じく、「スプレー」と呼びたいです。

こういう、いくつもの結晶が束になったような形は、キャンドルクォーツにも似ていて、どうやらスカルンと呼ばれる、石灰岩が絡んだ場所で成長した水晶の特徴のように思われます。
産地の資質がわかってないところもありますが、調べて分かった範囲ではだいたいスカルン。

じゃあ、この水晶はどうだ。

……と調べてみると……あれえ?
「竜王第二鉱山 水晶」などで調べても、同じ水晶がヒットしてきません。
飯田橋でひと箱ふた箱まとまって売っていたのに。
探し方が悪いのでしょうか?

しつこく検索していくとこういうサイト様(PDF)がありました。
長野県南佐久郡下金属鉱床の放射能強度……とのことですが、その表の中に
竜王第二鉱山があり、
「古生層の石灰質岩と石英斑岩との接触鉱床,磁硫鉄鉱・磁鉄鉱・黄銅鉱・黄鉄鉱・灰鉄輝石・珪灰鉄鉱・灰ばんざくろ石・鉄ばんざくろ石・緑簾石・角閃石・方解石」
「角閃石スカルンの一部に0。02mrlh(0.002%U308)休山中」
とあるので、スカルンで成長した水晶と見ても良いのではないでしょうか。

いったいどいういう仕組みかわからないけれど、スカルンの水晶は、透明度低目。表面ややマット、大きめ結晶を小さめ結晶が取り巻く形状に成長する特徴があるという確信が強まりました。

スカルン!

おとがふち・大

国産です!
以前、アゼルバイジャン産に似てる~と騒いだ石と同じ産地。同じ特徴を備えた石。
違うのは大きさだけ。

最初に買ったのが5センチくらいの小さい石でしたが、こちらは10センチ超えの充実サイズ。
それでもお値段は倍程度(最初の石がワンコインだったので、倍の値段は推して知るべし)。

最初の石ほど形は整っていませんが、細い結晶が束になり、その真ん中をきゅっと絞ったような「(両錐)スプレー」状の結晶形はちゃんと見ることができます。

やっぱり、見れば見るほどアゼルバイジャン産に似てる。(これとかこれとかこれ

ダルネゴルスク産のこれにも似ていて、スカルンで採れたものだと聞いたので、ひょっとしてスカルン産はこんな感じの細い結晶が束になったみたいになりやすいのか?……と思っていたら。やはりこの乙ヶ淵鉱山もスカルンとのこと。

てことは、きっとアゼルバイジャンのダシュケサンもスカルンなのでしょう。
スカルンについてはこちら

青翡翠

糸魚川青


ふふふふふー、糸魚川の青翡翠!
小さいけれど、ナチュラル(と書いてあった)。
糸魚川翡翠で青があると聞いて、興味があったのです。

青と言っても全面青ではなくて白(ちょっと灰色っぽい)に、かなり色褪せたデニム・ブルーが混じっている感じ。
ネット検索すると、全体的に青っぽいものがあるようですが、青といっても鮮やかな青ではなくてこういう洗いざらしの青が糸魚川翡翠の青のようです。

糸魚川翡翠には、白・淡紫・青・黒・緑などがあるようす。
翡翠……純粋なヒスイ輝石は白。翡翠と言われてまず思い浮かべる緑はオンファス輝石だそうです。
で、ヒスイ輝石にチタンが含まれると薄紫……ラベンダー翡翠に。
オンファス輝石にチタンだと青に。
ミャンマー産には青がないというのですから、青は糸魚川翡翠の証!
時にコバルト翡翠とも呼ばれてますが、コバルトじゃなくてチタンだったのか。

いい色合いだな……と思うんですが、翡翠は似合う色に合わない色があるようで、この色合いが似合うかどうかがかなり微妙。
高くて、まずブレスレットやビーズでは出会わないので、逆に安心かもしれません。

小さいけど、このルースで満足しておこう。(自分に言い聞かせ)

爪?

国産です。

爪

竹森産水晶です。

竹森というと、草入り……草っぽく見えるドラバイト入りや緑泥入りなど、外国産に引けを取らない内包物入り水晶が魅力。

ところが、形でもおもしろいのがあるようで。

「爪っぽい形でしょ」
といただいた(ありがとうございます!)水晶です。
これ一つがたまたまこんな形をしていたのではなく、同じタイプがいくつも出ているようで、人によっては「こういうのは竹森でしか見つからない」
……と言っているとか。

どういう形かと言えば、段違い錐面というか……結晶の半分が何かに覆われていたのか、残った半分だけが成長し、後に覆ったものが取れた(たぶん)ため、まるで爪が伸びた指先のようになっちゃったのだと思われます。

面白い形ではありますが、別産地のクラスターでやはり付着物による段違い成長をしたものを見かけたことがあるので「竹森だけに見られる形」とは思いませんが、段違いになった錐面のどちらもはっきりきれいな形をしているのが魅力。
その原因になったと思われる片側付着物は、こちらのようにクラスターではときどき見かけます。
この水晶ももっと大きなクラスターから分離したものなのか……単結晶で、いくつも見つかっているのならば面白いと思います。
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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