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石のパワーには全く鈍いKURO@管理人が、
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覚え書き・2

画像には「???」とはいっているけど、その後アポフィライトであることが判明しているこの石。

jalgaon-green.jpg

産地がウッタルプラデッシュ州のものを見つけたのでメモ。

Green Apophyllite Crystals with Celadonite Inclusions
Shivrampur Village, Sant Ravidas, Nagar District, Uttar Pradesh, India
(参考:http://www.hummingbirdminerals.com/mixedminerals1.html)

セラドナイトのインクルージョンで、アポフィライトがこんな鮮やかな色になるんだねえ。
画像の「???」が物語るように、この色合いは衝撃だった。

覚え書き



やや表層付近に真っ赤なファントムが入ったこの水晶とそっくりな石を見つけたので、産地をメモ。

中国、山西省、太行山脈産

この太行山脈は、山西省、河南省、河北省の境界となっている山脈で、山東省・山西省はこの山脈の東・西という意味だとか。
……ということは、そっくり水晶はたまたま山の西側だったけど、同じような鉱脈が東にも延びていたら、違う産地も可能性あり?

いびつ・そろばん・アメジスト

これも名古屋ミネラルショーの戦利品。前回の虫歯アメジストと同じ所で、大きさ別で値段が違うところを、
「これは大じゃなくて中!」
と交渉して買ったもの。

karur-ame_20170901230728175.jpg

たぶんこちらと同じタイプのアメジスト。

よく見かける短柱状のアメジストではありません
通常の短柱状のアメジストは、錐面(先端の斜めの面)だけが並んだようになりますが、
amethyst-p7.jpg

今回のアメジストは、よく見ると、両錐……そろばん玉状というか、それがゆがんでキューブ状になったものが群れている状態なのです。
おかげで、水晶なのに、見る角度で「あれ? フローライト……じゃなくて」と間違えそうになります。

これもエレスチャルの名前で売られていたけど、エレスチャル……骸晶とは思えません。
虫歯アメジストと同じく、これも地味におもしろい。

※機会があればしつこくいいますが、エレスチャルは形の名前
ビーズで色混じりで内包物がたくさんあることを理由にエレスチャルといっているのは間違いです!
本でさえ間違った説明をしているので、耳タコ承知で主張します。


虫歯アメジスト

先日は、久しぶりにな石成分補給してきました。

「東京の石イベントをもうちょっと分けて!」
と嘆いたら、石業界の勢力問題があるとかないとかそんな話が返ってきましたが、買う方には「そんなの関係ねェ!(古)」ですよ。

そういえば、地方で石イベントを開催したら「ミネラルショー? サプリ? 塩?」といわれたとかいう話もありましたっけ。
石を趣味にする人が少なければイベントを開催するメリットもないわけですが、東京からこっちに引っ越してきた立場で言うと、石屋や石イベントがたくさんあって、石に触れる機会が多いから、石に興味を持つ人も増えるわけで、まさしくニワトリと卵状態。
ある程度趣味の人がいる名古屋あたりだったら、イベントを増やせば石人口も増えるんじゃないかなあ。

石イベントで楽しみなのは玉石混淆の中から「掘る」こと。
「これはいいものですよ」と出されるものより、自分の目を頼りに探し出すのがいいのです。

今回はちょっぴり「掘る」ことができましたー。
「インド、アメジストエレスチャル 大●●●●円、中●●●円 小●●●円」と何となくサイズで値段が分かれてる中から、ごそごそと。

musiba2.jpg

(たぶん)中にゲーサイトが入ってる&表面に鉄分付着でアメジストらしからぬ色に見えてますが、アメジスト。
ヘンテコアメジストの産地、カルール産です。

「エレスチャル」として売られてましたが、これが骸晶といえるのかどうか判断しかねるので保留して、「虫歯アメジスト」と呼んでます。

虫歯たるゆえんは、水晶ならば本来とんがっている部分が、逆に凹んでいること。
図示すればこんな感じ。結晶の断面だと思ってください。

断面

普通は、水晶は先端がとんがっていますが、「虫歯アメジスト」は逆にすり鉢状に凹んでいます。
この石を知らなかった人に見せると、たいてい「他の鉱物が食い込んでいて抜けた痕では?」といわれますが、この虫歯アメジストは、たまたま一つの結晶がそうなっているのではなくて、複数の結晶がそろってこんな状態になっていることが多いです。
しかも、結晶に対して真ん中が凹みます。

他の鉱物が食い込んだ(成長する際にアメジストと同時に成長して、その鉱物が成長していた部分はアメジストが成長できなかった)というなら、結晶と結晶の境目とか、真ん中からずれているとか、そういうものがあってもおかしくないのに、見かけるのはたいてい真ん中。
不自然です。

すり鉢状に凹んでいる壁面も光にかざすと、結晶面らしく光を反射するので、腐蝕とも思えません。

中には、かなり深くくぼんでるのもあります。
karur3_2017082920463167f.jpg karur4_20170829204633cdd.jpg

「きれい」とは違うけど「おもしろい」。
見かけると買っちゃうのです。

カッコよく

すでに登場してる石ですが。

籠目状に組み合わさったルチルが水晶の中に内包されてます。
それをカッコよく撮ってみました。

rutil-sagenite.jpg
プロフィール

KURO@虚空座標

Author:KURO@虚空座標
水晶好き、ものづくり好き、石の写真好き。
石好きのきっかけはパワーストーンですが、現在は鉱物としても興味を持っている中間派。
石に関するあれこれいろいろ、気の向くままに書いてみます。

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